寒くなってきましたね.........自転車乗ってると手がお亡くなりになりそうです。
なので、そんな寒さを吹き飛ばすようなアツアツカップルをどうぞ!
「くぅっ!.........それはるんってしないなぁ!」
「よっ、ほっ、ここだぁ!」
「あー負けたぁ〜!.........あははははは!おもしろーい!」
外の気温は4℃。冬も本格的に始まり、外に出るのも億劫な時期になってきた。そんな中、俺達が外に出る理由も必要もない。なので少し狭めなこたつに2人で入り、仲良くゲームをしている。.........久しぶりのゆっくりした時間というやつだ。こたつ机の上に白紙のレポート用紙が2枚置いてあることに目をつぶれば。
.........レポートだって?ンなもんポケ〇ンでしか書いたことねぇから書き方わかんねぇや。うん。日菜はすぐ終わるからやらないでいいって言ってるけど。
.........どうやってすぐレポート終わらすんですか?僕の低スペ脳じゃ焼却法しか出てこないんですけど。もしかしてそれが正解なのか.........?レポートは燃やすというのが真理なのか?
「あれ、冬夜君?なんでライター持ってるの?」
「.........え?ああ、俺のレポートは特別性でね。レモン汁で書いたから炙ると文字が浮かび上がるんだよ」
「なにそれおもしろーい!」
「嘘だよ」
気づいたらライター持ってるし、日菜はなんかすごい喜んでるし、色々とカオス。
ちなみにレポートは燃やしませんでした。そんなことしたら俺の成績が赤ばっかりで炎上してしまうので。
ま、ゲームだったら日菜をボコれてストレス解消できるからいいや。レポート書くイライラも収まるだろう。.........正直、俺が勝てるものってこれくらいしかないし.........
閑話休題。
「あ!いい感じ!」
「ちょ、ちょ!」
「.........やった〜!」
「ま、けたのか.........この俺が.........?」
前言撤回。やっぱこいつおかしいわ。最初は互角以上に戦えてたのに、途中からフレーム回避とかやりだすんだもん。そんなんできひんやん普通、そんなんできる?言っといてや、できるなら.........
「.........まぁ、日菜が上手なのは認める。認めるけど.........」
「足を擦り付けてくるのは違うだろ!全っ然集中できねぇよ!」
そう、敗因はこれが原因だ。90%これのせいと言っても過言ではないだろう。.........ん?フレーム回避はって?あんなもん、俺だって出来るさ。十回に一回くらいはね。日菜の精度は人間じゃねぇよアレ。なんで後半一発も攻撃当たんないんだろ、TASさんがやってんのかな?
「集中出来ないって.........どんな風に?」
「こんな風にだよ!見えないからって色々とやばいことしてんじゃねぇ!」
日菜が感触のいい太ももを俺になすりつけてくる。彼女はどうせ「あったかーい」くらいの気持ちでやっているんだろうけど、やられる側からしたらたまったもんじゃない。今すぐゲームを消して、レポートを廃棄処分して、日菜をベッドまで運びたくなってしまうから。そしてその後色々して、朝チュンというトゥルーエンドを迎えたい。こんな過激思想をしている男を迎えてくれるのは警察くらいだと思います。はい。
「もう子供じゃないって、昔、冬夜君言ったよね〜?」
「.........そんなことまだ覚えてんのか。あれは言葉の綾で.........」
「覚えてるよ、大切な思い出だもん。冬夜君がいっぱい、いーっぱい、苦しそうにキスしてくれた、そんなことも覚えてるよ」
とても恥ずかしそうに頬を赤に染めているが、伏せ目がちにはならず、綺麗な翡翠色の瞳をこちらに向けてくる。.........俺は昔から、日菜のこの表情が苦手だ。この顔をされてしまったら、なんだって言うことを聞いてしまう気がする。世間的にはそれは好きってことなんだろうけど、とにかく俺は苦手だ。恥ずかしくて目を合わせられないし。
「.................テレビでも観るか」
「ん〜?あ、わかった!手、繋ぎたいんでしょ〜?だからゲームはやめてテレビを観るってことだよね」
「.........あの、追い討ちやめて貰えます?もう恥ずかしすぎて死にそうなんですけど」
「あはは、やっぱり図星なんだ〜」
日菜との付き合い方は多少強引の方がいいかもな、そうじゃないとリードできないし、これくらいがちょうどいい。.........意図の深読みと解説はやめて欲しいけど。
結局、今日も日菜には勝てなかったとさ。恋愛もゲームも。
もうそろそろクリスマスですね!
ん?どうせぼっちだろうって?いいや、俺はクリスマスさよひなが来ると信じている。そしてそれを引けると。だからぼっちじゃない!氷川家にお邪魔してクリパや!(無理)
では、今回はこの辺で。
お読みいただき、ありがとうございました!