隣の一等星   作:Re:GHOST

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本文は考えるの難しいけど、前書きはなんも考えずに書けて楽だわぁー

なんてことは一切ありません。前書きも考えるの大変です(白目)

異常気象が続いておりますが、皆様お体には気をつけてください。

ではでは、3話目始まり始まり〜



Let's 文通!

 今日は登校初日ということもあり、すぐ帰れる。とても嬉しい、ハッピーラッキーだ。

 

 当たり前だが、授業などは無く、軽いホームルームと、全校集会をして終わり。これが毎日続けば楽しいんだけどな。明日からは通常授業が始まる。

 

 俺は、前の掲示板のような物に、視線を向ける。明日の時間割りはなんだぁ!?

 

 1 現代文

 

 2 数2

 

 3、4 コミュニケーション英語

 

 5 物理

 

 6 歴史

 

 や っ て ら れ っ か

 

 はぁ!?現代の拷問ってのは随分と陰湿なんだなぁ!日常生活を脅かしにかかるたぁふざけてんのか!

 

「冬夜君、冬夜君」

 

 1人で悲しみに暮れていると、前の席の日菜が話しかけてきた。今は担任が1年の抱負と、自己紹介をしているというのに。

 

 話しかけて大丈夫か?いや、なんか慣れてそう。女子ってコソコソ話上手いしな。電車とか乗ってると怖いよね。JK2人組がくすくす笑ってるとか耐えられないよ。自分が笑われてると思っちゃうじゃん。

 

「ん、どした」

 

 小さな声でそう返す。バレて怒られても嫌だし。

 

「やっぱり授業中は文通の時間だよね」

 

「それどういう意味?」

 

 ごめん日菜、何がやっぱりなのかさっぱりわからないよ。俺はきっぱりと告げる。さっきからパリパリうるせぇな、せんべいかよ。

 

「だからさ、これを使ってお話するんだよ」

 

 日菜が可愛らしいカバンから、メモ帳を取り出す。カバンの模様は、水色のギンガムチェックだ。

 

 なんかよく見るとこのメモ帳超デコられてる。JKカスタム仕様なのだろう。

 

「ああ、なるほど。メモ帳に書いて話すってことか」

 

「そうそう、んじゃまずはあたしから」

 

 そう言うと日菜は机に向かった。多分何かを書いている。

 

 しかし文通ねぇ.........こーいうのって何書けばいいのかイマイチよくわからないんだよな。いっその事SNSのIDでも書いてみるか!?よっしゃ私書いちゃるネ!

 

 .................やっぱり恥ずかしいし却下。それって俺が日菜とL〇NEしたがってるってことじゃん。いや、したいけどさ。あからさま過ぎるのでこれはNGだ。

 

 こんなことを思っていたら、前から机をちょんちょんと叩かれた。叩いたのは日菜で、その手には折りたたまれた手紙が握られていた。

 

 俺の机の上に手紙をポトっと落とし、手を引いていく。

 

 どれどれ〜どんなこと書いたんだー。とても気になるぞい。

 

 丁寧に折りたたまれた手紙を開封する。中に書いてあったのは。

 

「やっほーあたし、氷川日菜だよ、よろしくね!」

 

「誕生日は3月20日 血液型AB型 好きなものはガムとかキャンディで、嫌いなものは味の薄いもの!(豆腐とか)」

 

「趣味はアロマオイルを作ることなんだ〜今度分けて上げるね!」

 

「最近のマイブームはギターで、おねーちゃんがやってるのを見てるるるんって来たから始めたんだ!」

 

 等々、etc..

 

 俺がこの手紙を読んで、いの一番に出てきた感想は、この子書くの早!?である。どんだけ筆進むの早いんだよ、文豪なの?

 

 こんな調子でよく行く店や、友達の事など色々書いてあるなか、俺は最後の1文に興味を惹かれた。

 

「あたし天文部に入ってるんだけど、冬夜君がもし入ってくれるならとってもるるんって来るな!ちなみに部員はあたししかいないから2人っきりになるけどね」

 

 蠱惑的な誘いが、そこにあった。

 

 2人っきり?入ります入ります、光の速さで入部します!俺は欲望には忠実な男なのだ、自分に嘘はつかない!そんな心持ちで生きています。

 

 自分でも引くくらい反応が早くなってしまった。しかし、天文部か。

 

 この前の夢でも、星を見ていたことを思い出すなぁ。綺麗な星空を見上げ2人で.........ぐふふ.........

 

 若干(というかかなり)気持ち悪い笑みを浮かべる俺がそこにはいた。普通に考えて、教室で先生が喋っているのにニヤついている奴がいたら異常者だ。右の方から視線を感じるぞ。多分俺のことを見て気持ち悪がってるんだろう。人間第一印象が大切だからな、嫌われる前に落ち着こう。

 

 落ち着きを取り戻し、マイ筆箱からシャーペンを取り出す。お手紙の返事を書かなくては。

 

 ここは男らしく、スパッと短文で行くか。

 

 取り敢えず、書かないと何も始まらないので、筆を進めることにした。

 

「俺、天文部入るからさ、部活中に自己紹介するよ」

 

 これでいいか。いや、どうだろ、適当すぎるかな。うーん。まぁ、何とかなるべ。

 

 自分の手紙にゴーサインを出すことにした。この内容でバッチリ!

 

 と、ここで問題点に気づく。

 

 え、これどうやって渡すの?日菜、思いっきり前向いてるよ?

 

 そう、どうやってこの手紙を渡すかということだ。

 

 シャーペンでつついてもいいのだろうか。肩を叩くなど以ての外である。そんなことしたら、ヘタレの俺は爆散してしまう。

 

 しゃーない、呼ぶか。

 

「日菜」

 

 机から少し乗り出し、彼女の耳元で囁いた。これならボディタッチしてないしセーフだろ。

 

「ひゃっ!な、何?」

 

 と、思ったのだが。こちらに振り向いた日菜は頬を紅潮させ、驚いている様子だった。声は抑え気味だが、びっくりしすぎて、ソプラノ声で反応したとこが可愛い。

 

「いや、書けたからさ」

 

 要件を手短に伝え、手紙を渡す。

 

「あ、ありがとね」

 

 そう言うと日菜は、手紙をすぐさま受け取り、自分の席で縮こまった。

 

 あれ、俺なんかしちゃいました?

 

 いや、わかってるよ、これが最善手とは程遠かったってことはな。普通にシャーペンでつつけば良かった!まぁ今更後悔してもしょうがない。切り替えてこ。

 

 と、自己フォローを入れていると、日菜が手紙を回してきた。さっきも早かったが、今回は20秒程で帰ってきた。

 

 とにかく中身を確認することにする。

 

「わかった。冬夜君のことは部活中に聞くね。それと、これあたしのL〇NE IDだよ!部員同士の連絡は大切だからね(☆ω☆)」

 

 手紙の右端には丸文字で、英数字の羅列が書いてあった。

 

 俺は今日、快挙を達成しました。美少女と連絡先を交換するという、大きな大きな快挙を。

 




日菜ちゃんの天然タラシ発動!の回でしたね。

少し短いのは許してください!

本当はリサ姉とかも絡ませたいんですが文章力ががが。

でも最近執筆速度が上がっているような気がします。継続は力なりというやつですね。

まぁ、個人的な話はここら辺で。

今回も、お読みいただき、ありがとうございました!
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