隣の一等星   作:Re:GHOST

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クリスマスですね。みなさんはどうお過ごしですか?私は.........ガルパのランキング上げですね笑

では、本編どうぞ!



キラキラXmas

『帰るの遅くなっちゃう』

 

 俺がこの文面を読んだ時、思ったことはなんだろう。遺憾?失望?そんな日菜に対するマイナスな気持ちじゃない。やっぱりな、という半ば諦めの気持ちが強いだろう。日菜は今、クリスマススペシャルの生放送に出演中だ。そんな忙しい中、休憩の合間を縫ってメッセージをくれたのだろう。彼女は基本的に、絵文字や可愛らしい口調を使いがちだが、この文面からそんな類いのものは一切感じられない。きっと、忙しくて彼女にもそんな暇はないのだろう。それを分かっていて責める彼氏はアホだ。だからそんなことは俺はしない。.........でも、分かっていても寂しさや孤独が忘れられる訳では無い。俺が頑張って作った、クリスマス料理はいつの間にか冷めて湯気が消えていた。まるで、俺の気持ちとシンクロしているかのように。

 

「寂しいよ、日菜」

 

 少し飲みすぎたのだろうか、テレビに映る日菜の顔がだんだんとぼやけてきた。クリスマスに恋人と過ごせないだけで泣くなんて、いつから俺はこんなにセンチメンタルになったのだろう。

 

 .........きっと、感受性豊かな彼女と過ごしている内に、伝染してしまったんだろう。よく笑い、よく泣き、よく怒る彼女の、そんな一面が俺にも移ったんだ。

 

「そうだと.........いい、な」

 

 酒を沢山飲んだ俺は、そんなことを思いながら意識を手放し、深い深い睡眠へと落ちていった。

 

 

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「遅くなってごめんね」

 

 ふと、寝ている俺にそんな声がかけられる。最愛の人、氷川日菜から。頭はクラクラするし、意識はまだ覚醒しきっていないが、この声だけははっきりと認識できた。だって、ずっと待ってた人の声なんだから。

 

「日菜?帰ってきたの?」

 

「うん、帰ってきたよ。.........ごめんね、料理も冷めちゃったし、時間も守れなかったし」

 

 炬燵に突っ伏していた顔を上げると、日菜が悔しそうな、悲しそうな顔をしていた。涙こそ零してはいないが、とても辛そうな顔をしている。

 

「大丈夫だよ日菜。俺は日菜が無事に帰ってきてくれるだけで、何よりも嬉しいから」

 

 いつもは恥ずかしくてあまり言えないようなことも、酒の力か、クリスマスの力か、はたまた愛の力か。スラスラと口から出てくる。いつも抱いている感謝の気持ちや、愛おしい気持ち、そんなことを伝える為にクリスマスはあるのかな。

 

「.........冬夜君、ありがとね」

 

「うん。.........ほら、疲れてお腹空いたでしょ?ご飯食べようよ」

 

「ご飯も食べたいけど.........撫でて欲しいな」

 

「いいよ、いくらでも撫でてあげる」

 

 冷めた料理と同じで、人間関係だって温め直せる。.........それに、日菜と一緒ならどんなものでも美味しく、どんなことでも楽しめる確証がある。

 

「そう言えば、ブレゼントあるんだよ!日菜!」

 

「え、ほんと!?」

 

「えっとね.........あ、これこれ!アロマランプ!前に買い物行った時に気になってるって言って.........」

 

「ん〜!」

 

 俺が袋からプレゼントを出そうとした瞬間、日菜が勢いよく飛びついてきた。暖かくて優しい体温が、じんわりと伝わってくる。

 

「おいおい、ご飯食べるのも、プレゼント開けるのも、抱きつかれてちゃ出来ないよ」

 

「.........今は、このままがいい!」

 

「.........はいはい、日菜お嬢様はワガママだなぁ」

 

 今日はクリスマス。そんな特別な聖なる夜に、大切な人と過ごせる俺は、本当に幸せ者。日菜の頭を撫でていると、そんなことが実感出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 皆さんのクリスマスにも、どうか幸あれ。

 




次お会いするのは大晦日ですかねーいやークリスマスの話書くの楽しい!毎日クリスマスでいい!(謎)

Twitterでもこっちでも、真面目な話は新年の時にしようと思うのでクリスマスは適当です!うぇーい。

では、今回はこの辺で。

お読みいただき、ありがとうございました!
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