隣の一等星   作:Re:GHOST

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時間が無い!適当クオリティ!助けて!

では、本編どうぞ!



ゴンゴン除夜の鐘

「赤白歌合戦お疲れ様、日菜」

 

「疲れたよ〜」

 

「じゃあお蕎麦、食べに行こっか」

 

「うん!るんっと来るお蕎麦、食べたいなぁ〜」

 

 12月31日 11時53分

 

 今日は大晦日。街を歩くだけで有名人が雑踏に紛れる程の人口密度なので、俺達ははぐれないようぎゅっと手を握っている。なんでこんな所にいるかと言うと、あの超有名番組「赤白歌合戦」に出場した日菜を、俺は迎えに来たという訳だ。.........8分前まで生放送に映ってたのになんでこんなに来るのが早いのかはわからない。日菜だからなせる技なのだろう。余程俺に会いたかったのだろう。.........それか単純に蕎麦がめちゃくちゃ食いたかったか。.........多分後者だな、この結論の根拠はない。

 

「冬夜君の手、冷たいね」

 

「まぁ、冷え性じゃ無いけど、この寒い中外にいたらな。そりゃしょうがないよ」

 

「なんか.........ごめんね?」

 

「いいよいいよ。.........時に日菜よ、大晦日は家族と過ごさなくて良かったのか?ほら、紗夜さんとか」

 

「おねーちゃんは毎年一緒だったからいいの。それに.........私たち家族になるんだから、これは予行練習だよ!」

 

「それってプロポーズか?」

 

「正式なものじゃないけどねー。.........受けてくれる?」

 

 そう言うと日菜は、鼻まで上げていたマフラーを下げ、少し赤くなった鼻を見せてニッと笑った。

 

「勿論」

 

「わー!」

 

 少し恥ずかしくなったので、日菜の頭をくしゃくしゃと撫でる。すごく楽しそうにしてくれて何よりだ。.........俺は、この子の隣に立てるような男になれたのかな。いつも思う、釣り合ってるかな?とか、負担になってないかな?とか。日菜がそういう損得で人を選ぶような人間では無いことは知ってる。でも、気になって仕方ない。

 

「.........こんな俺でいいのか?」

 

 だから、こんな質問をしてしまう。こんな、誰も得しないような愚問を、1度ならず2度も、繰り返してしまう。今ならまだ間に合うから、日菜には幸せになって欲しいから、本当に俺でいいのかと、確認してしまう。自信の無さの表れと言われてしまったらそれまでだ。.........だって実際そうなのだから。

 

「前にも言ったよ?あたしは冬夜君がいいって。あたしのことをちゃんと見てくれて、ちゃんと叱ってくれて、いつも優しくしてる冬夜君が大好きだって。あたしの気持ちが足りなくて伝わってなかったかなぁ?」

 

 口元に手を当てながら、上を見上げる日菜。ん〜と唸っている姿は、高校生時代から何も変わっていない。.........いつもの可愛い日菜だ。人間は変化を求める生き物だけど、何も変わらないってことも、そんなに悪く無いかもしれない。

 

「ごめん、変なこと聞いちゃったね。.........ありがとう」

 

「どーいたしまして!.........あたしが冬夜君の事、好きじゃない時なんて、ないからね?」

 

 日菜がそう言うと、ゴーンゴーンと、鈍い音が聞こえてくる。除夜の鐘の音だ。今年の終わりを告げ、来年の始まりを告げる特別な鐘。実は、日菜と一緒に聞くのはこれが初めてだ。いつもは忙しかったり予定が合わなかったりで、一緒に年は越せなかったが、今年は違う。.........大切な人と迎える新年って、凄くいいものだな。俺はそう思い、日菜を抱き寄せた。

 

 

 

 

 

 

 

 さよなら2018年、よろしく2019年。

 




はい、書き終わりましたー!じゃあ新年のやつ書いてきますねー!忙しい!忙しい!

皆さん、1年間(正確には3ヶ月だけど.........)ありがとうございました!では、良いお年を〜!
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