隣の一等星   作:Re:GHOST

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書き始めて4日目。日間(加点式・透明)のランキングに乗っていました!

とっても嬉しいヤッタネ!

これもひとえに皆様のお力添えのお陰です。

さてさて、4話目が始まりますよ〜



新たな居場所

 楽しかった文通の時間も、終了のお知らせだ。というのも担任が、全校集会があるので体育館に集まれと言い出したのだ。

 

 あれ、もう30分も立った?1人絵しりとりしてたらいつの間にか時間が来たようだ。悲しい。

 

 ぞろぞろと生徒が廊下に出る。出席番号順で行くらしく、俺の前には日菜がいた。

 

「全校集会ってめんどくさいよね」

 

 うなだれながら、元気を欠片も持ち合わせていないような口調で、日菜が話しかけてくる。

 

「まぁ、しょうがないんじゃないか? 早めに帰れるだけで儲けものだと思うぞ」

 

「えぇー?まぁ、そっか」

 

 渋々といった形で了承してくれた。家帰ってゆっくり出来るなら、1時間程度拘束されようが訳無いぜ!

 

 でも今日は.........

 

 放課後には部活というビッグイベントがある!

 

 天文部って何すんのかなぁ.........夕方まで星のことを調べて夜からは外に出て実地調査でもすんのかな。それとも、あの丘の向こうには明日の星がある!とか言って走り込みすんのかな。

 

 .........するわけないか。普通に考えて。

 

 1人で活動内容を予想していると列が動きだした。多分体育館に向けて移動し始めたのだろう。その証拠にさっきまで前の方にいた2ーBが消えている。

 

 ま、考えても無駄か。後でのお楽しみってことにしとこう。なるようになれって奴さ。

 

 思考を止め歩き出す。目指す先は体育館だ。

 

 ―――――――――――――――――――――――

 

 全校集会はつつがなく進行し、もう解散の時間になった。先生との帰りの挨拶を終え、「飯食いに行こうぜ」や「カラオケでも行く?」と言った会話が聞こえてくる。午前中で学校が終わるのは珍しいので、みんなテンションが上がっているようだ。

 

 ん?集会の話は無いのかって?あぁー。ハゲが喋り、違うハゲにバトンタッチして、そのハゲが校長にマイクを渡して校長が話を終わらせた。以上。

 

 え?適当すぎるって?こーいうのは適当なのがちょうどいいんだよ(適当) それになんの話してたか1ミリも覚えてないし、喋れって言われても無理な相談だ。

 

「冬夜君!部活の時間だよ!」

 

 カバンを背負い、椅子を席にしまっている所に、日菜が声をかけてくる。

 

「部活の時間だな。天文部が何をするのか楽しみだ」

 

「えっとねー 星がでてない時間は部室で本とか読んで、夜になったら外に星を見に行くんだ!たまに花咲川学園の天文部と共同活動することもあるんだよ〜」

 

 ほうほう、他校との交流もあるのか、それは凄いな。しかし日菜みたいに、言っちゃ悪いがぶっ飛んでる子と話が合うなんて、どんな子なんだ?

 

 まぁ気になるけど共同活動があるらしいし、そこでわかるか。

 

「ほほう、んで、活動場所はどこなんだ?」

 

 普通は空き教室や部室みたいな所だろう。でもさっきの手紙には1人で活動していると書いてあった。そこから考えるに、どこか特別な場所にあるのでは、と思い質問してみた。

 

 まぁ日菜と2人ならどこでも天国なんですけどねー!はーはっはっ!

 

「物置部屋だよ!」

 

「え?物置部屋なんてあるの?」

 

 そんなとこがあるなんて初耳だ。まぁ学校探検なんてしたことないし、友達もあまり多くはないので当たり前といえば当たり前だが。

 

「うん!普段は授業で使わない物を置いておく部屋を、部室として貸してもらってるんだ」

 

「そうなんだ。じゃあ早速行こうよ」

 

 日菜から説明を受け、俺の心は踊っていた。

 

 やべぇやべぇ、めっさ面白そうじゃん天文部。ちょっと舐めてたわ、これは認識を改める必要があるな。

 

 俺の中の天文部に対する関心がぐぐんと上昇した!

 

 .........それにしても。

 

「腹減ったな」

 

 それもそうだろう。今日は早めに帰れる代わりに午前中しかないのだ。つまり、お昼ご飯がない。

 

 俺としては、通学路で日菜と会う予定も、天文部に入る予定も全くなかったので、お弁当を持ってきていない。

 

 だってお家帰ってYouTube見ながらゆっくりご飯食べようと思ってたんだもん!

 

 とにかく昼飯がないのは死活問題だ。一旦家に帰るか、それともコンビニに買いに行くか。普段なら食堂という選択肢もあるが、あいにく今日は休業だ。

 

 と、思いを巡らせていると。

 

「お腹すいた!?それならちょうど良かったよ。今日あたしがおねーちゃんと自分のお弁当作ったんだけど、忙しいからいらないっておねーちゃんが置いてったお弁当があるよ!」

 

 神が、そこにはいた。

 

 もはや後光がさしている気がする。日菜が光り輝いている.........だと!?

 

「え、まじ!?」

 

「まじまじ!今カバンの中に入ってるから部室で食べようよ!」

 

 日菜の魅力的な提案に乗り、部室を目指すことにする。天文部の活動や、これからの生活。気になることは山ほどあるが、取り敢えずはご飯を食べよう。

 

 昼飯はすぐそこだ!





当面の目標は、短くても毎日更新していくことにします。

多分、というか十中八九大変だと思いますが、そこは気合いと根性でやりきりたい所ですね。

そういえば、お気に入り数とUA数を見てニコニコしている筆者がここにいますよ!

沢山の人が見てくれているということに感動しています。

期待を裏切らず、これからも頑張るぞ!

ではこの辺で。

今回もお読みいただきありがとうございました!

(4時間目が終わってお弁当箱を開く時のワクワク感ってとんでもないよね)
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