文章力も構成力もない私が唯一勝負できるのが更新速度です。
だからこの1日1投稿スタイルは崩さないぞ!
胸きゅん?な6話です
日菜がアイドルのオーディションを受けに行くという話をしてから30分が経過した。
俺は1人で、今日の朝通った道。つまり来た道を引き返して家への帰宅路を歩いていた。
しかし、日菜がアイドルねぇ.........余裕で合格だろ。むしろ選考で落とした奴をクビにするまである。
アイドルデビューしたらどうなるんだろ。日菜の可愛さが全国放映されてファンクラブなんか出来ちまうのかな。なんかムカつくな、それ。俺の平手打ちを耐えれた者だけ、下っ端の雑用係になれるとかしようかな。しないけど。とりまイメトレしてみっか!バシーン!
うーん、罪悪感が完スト!
そんな馬鹿なことを頭の中で実践していると、家の前に着いた。
普通より少し裕福な家庭の我が家。二階建ての綺麗な家だ。
親父.........ありがとな。今度おやつカル〇ス買ってくからよ。
母さんには日頃の感謝を込めて化粧水でも送ろうか。
別に父親とわだかまりがある訳でも、深い溝がある訳でもない。おだてると調子に乗るからだ。別に他意はない。
両親に感謝しながら、家の鍵を開ける。昔、家の鍵をなくしたことがあって、その時は自分の家の塀に乗り、二階にある俺の部屋に忍び込もうとした。無事に部屋に入ることが出来てミッションコンプリートかと思われたが、ご近所さんから俺の強行が親の耳に入ったようで、こっぴどく叱られた。
やっぱ身近な人の結束って怖ぇな。
空いた玄関をくぐり、鍵を閉める。靴を脱いで綺麗に揃えることも忘れない。スリッパに履き替えることは嫌いなので絶対にしないが。カパカパうるさいんじゃ!
廊下をまっすぐ歩き、リビングへと進む。普通は自分の部屋に向かうところだが、俺は家の中でリビングが一番好きだ。だから、ゆっくりするなら自分の部屋には行かない。
理由は特にない。強いて言うなら椅子よりソファーの方が好きだから、だろうか。
リビングの真ん中にでーんと鎮座しているベージュのソファーに座る。大して重くないかばんも足元に置いてしまおう。
あふー。あー。疲れたー。
動きたくないでござるぅー。ほへー。
目の前には無駄にでかい60インチのテレビがある。
いや、無駄じゃないわごめん。ゲームする時超助かってます。はい。
テレビの横にはゲームが山積みされていて、誰が見ても俺がゲーマーだとわかるようになっている。ゲームは俺のアイデンティティだから譲れません。
そーいや日菜大丈夫かなぁ.........折角ID貰ったんだし、連絡してみるか。
俺はスマホを開き、アプリを起動する。
部室前で解散する時に、打ちこんでおいたIDの持ち主へ連絡するために。
この「ひな☆」ってのが日菜だよな。
震える指先を制御し、慎重にフリックしていく。
「これから先、アイドルになったら苦しい場面も沢山あると思います。でも日菜にはそれに負けないで欲しい。応援してるから頑張って!」
いや、おかしい。アメリカにサグラダファミリアがあるくらいおかしい。
まずなんでアイドルになった前提で話をしている?それに文面きもすぎワロタ。
「オーディション大丈夫そう?」
これくらいでいいだろ。変に飾る方がおかしいんだし。それにこれから連絡なんていっぱいするだろうし、こんなことで一々動揺してたら死んじまうわ。
送った文面をボーッと眺めていると、既読の文字がついた。
はえーな、やっぱり女子はマメなんかな。
「今からオーディション。頑張るね」
.........何も言わなくても大丈夫そうだな。日菜ならいけるさ。
俺は、早起きで疲れていたのか、日菜の文面に安心しきって深い眠りに落ちた。
―――――――――――――――――――――――
やばい寝すぎた。寝たのが1時半で起きたら10時ってやばいだろ。しかもリビングのソファー占拠して。
いや、起こせよ!なんでスルーして寝に行くんだよ俺の親。
まぁ、寝たのは俺の責任だし、親に怒るのはお門違いか。ごめんなさい。
スマホを取り、画面を確認する。
.........なにこれ通知めっちゃきとるやん。
どーせ中学のクラスグループだろ。俺は集まり行かねーつってんだよめんどくせー!
取り敢えず目を通しておこうとアプリを開くと。
そこには「ひな☆」からの着信3件と、トーク通知が370件来ていた。
これは草。いや、これは草でしょ。
ヤンデレマンだぁー!!
ど、どうしよう。
早く返信しなきゃという思いから指の動きが早くなる。
トーク部屋を開き、文面を確認する。そこには.........
大量のスタンプが送られていた。
スタ爆マンだぁー!!
んだよびびらせんなよ!死んだかと思ったわ。
上まで履歴を遡ると会話が3件で、あとは全部スタンプだった。
「ひな☆」 「オーディション受かったよー!」 17:51
「ひな☆」 「あれ?寝ちゃった?」 18:30
「ひな☆」 「じゃあ、喰らえー!\(( °ω° ))/」 18:31
以下、スタンプということである。一瞬でも日菜の事を疑った俺が恥ずかしい。ヤンデレとか俺に恋愛感情持ってるわけないじゃん。何勘違いしてるんだ、どーt.........ゲフンゲフン ピュアの塊くん。
「冬夜」 「わり、寝てた。合格おめでとう!」22:04
「ひな☆」 「やっと起きた!まぁ!あたし以外るんってくる演奏してた子もいなかったから当然かな〜」22:04
安定の早さだな。てか、演奏?どういうことだ、アイドルなのに演奏するのか?
「冬夜」「演奏ってどゆこと?」22:04
「ひな☆」「あれ?あたし言ってなかったっけ。アイドルはアイドルでも、アイドルバンドのオーディション受けたんだよ!あたしはギターをギュイーンって感じで弾いてきた!」22:05
なんじゃそりゃ。ギュイーンもよく分からんし、擬音で話す系の子かな?まぁ、薄々気づいてたけど。
「冬夜」「そうなんだ。まぁ何はともあれ受かって良かった」22:05
「ひな☆」「ありがと!それでね、実は3週間後にライブがあるの!1週間後にメンバーとミーティングして、2週間で仕上げるらしいんだー」22:06
「冬夜」「ほほう、それで?」22:06
「ひな☆」「それで冬夜君に来て欲しいんだ!おねーちゃんは忙しくて来れなさそうだし、どうかな?」22:07
「冬夜」「もちろん行きます」22:07
っは!?条件反射で返信してしまった。まぁ、しょうがないよ、断れるわけないし、なにより日菜のギターを聞いてみたい。
「ひな☆」「やった!来てくれるなんて嬉しいよ〜」22:08
「ひな☆」「でも、ここだけの話、あたしがオーディションを受けたアイドルバンドは演奏しないんだってー!笑 バックで演奏を流すから楽器を弾いてるフリして欲しいらしいよ!」22:09
「冬夜 」「まじか」22:09
「ひな☆」「まじまじ!あたしはばりばりギター弾けるんだけどね」22:10
「冬夜」「でも、来て欲しいなら行くさ」22:10
「ひな☆」「そう言ってくれると助かるよー!冬夜君優しいね!かっこいいし、本当いい人だよ!」22:10
日菜からの突然の褒め言葉に思考が固まる。告白まがいのことをされて平気な程、男の子を捨てていない。
え、まじかよ!これ動画だったらUC流れてるよ?完全勝利UCだよ?
「冬夜」「か、かっこいいなんてそんなことにゃひ」22:12
誤字った。とてつもなく恥ずかしい。羞恥心で死にそうなくらいには。
「ひな☆」「あはは、噛んでるよ笑 あたし疲れたからもう寝るね」22:13
指摘されちまったよ.........それにしてもお別れか、少し寂しいな。
「冬夜」「そっか。おやすみ」22:13
無難に就寝前の挨拶を言う。また明日学校で会えるしいいだろ、これくらいで。
「ひな☆」「今日は一日とっても楽しかったよ!冬夜君に会えてよかった!また明日会おうね!おやすみ!」22:14
日菜がそう返信してきた。この文面を読んでいると、不思議な事に、寂しさはもう消え、明日へのワクワク感でいっぱいになった。
6話目終了!すいません、めちゃくちゃ読みづらくなってしまいました!
某連絡アプリ風にしたかったのですが技量が足りない.........
では今回はこの辺で。
今回もお読みいただきありがとうございました!
(日菜と寝る前のLI〇Eとかしてみてえええ!!)