なんか埋めないと気がすまなくて.........
では、7話目どうぞ!
日菜とのLI〇Eから一夜明け、時刻はただいま7時50分。
俺はトーストを咥えながら、窓の外に付く水滴を見て辟易していた。心なしかこの部屋とトーストまで冷めてきた気がする。廊下から吹き込む風に震えながら、さっさと制服に着替えるためトーストを口に放り込む。
今は小雨だが帰宅時間には本降りになるだろう。朝のニュース番組のキャスターがそう言っているのが聞こえる。
はぁ.........この天気じゃ外に星を見に行くなんて無理そうだな。楽しみにしてたのに。
自室から持ってきた制服を着る。成長するから、とお母さんが大きめのを買ったのだが、見事に成長することはなく多少大きめのワイシャツになってしまった。
青色のネクタイを締め、上から学校指定のブレザーを羽織り、ボタンを留めれば登校準備の出来上がりだ。
「行ってきます」
さぁ行こうか、学びの場へと.........!
そう思ってた時期が私にもありました。
歩き出して15分。昨日日菜と初対面した交差点に来た。そこには黄色のひよこ柄をした傘をグルングルン回している知り合いがいた。ありゃ多分、昨日知り合いになった奴だな。
「来た来た!昨日ここで会ったから待ってたんだ」
氷川日菜がそこにはいた。
「おはよう」
「おはよう!」
1日の挨拶は元気な挨拶から始まるというが、日菜のは元気過ぎるな。魔人ブウを倒せるくらいには元気を集めてるだろ。
「それじゃ早速だけど.........入ーれて!」
俺が差していた大きめの傘に来訪者が来る。日菜が横から入ってきたのだ。
これじゃあ学校は学びの場じゃなくて、デートの場だな!
何言ってんのお前、怖。
「えぇ.........せっま」
「いいじゃんいいじゃん、行こう!」
いや近い近い可愛いいい匂いあぁ死ぬ死ぬぅ.........脳みそとけりゅうううう!!
そこからの事はよく覚えていない。天国のような地獄のような.........臨死体験のような時間で、俺が出来た事と言えば、日菜を濡らさないように傘を持っていることくらいだった。
それから意識を取り戻したのは、1時間目の数学の時間にボーッとして、三角定規で先生に頭をぶっ叩かれてからである。
「大丈夫〜?なんか辛そうだけど」
「ああ、大丈夫」
3時間目が終わり、10分休憩の時に日菜が話しかけてきた。多分俺が次の時間使う地図帳を出さずに、保健の教科書を出したので、見るに見兼ねてだろう。
「つ、次は地理だよ?」
ほら見ろ苦笑いしちゃってるぞ。異常者だと思われてないかしら.........心配だわ。
「そ、そうだよな.........」
「ほんとに大丈夫?」
「た、多分」
純粋に心配してくれる日菜の優しさが身に染みる。こんなに優しいなんて.........
ってかちょいまち、なんか.........透けてね?
湿気で日菜の制服が透けている。教室内は若干暑く、ワイシャツ1枚になっていた為、日菜の下着が見えてしまっている。
「ひ、日菜!?あの、その、ふ、服が!」
「ああ、これ?おねーちゃんが今日は下に体操着を着なさいって言ってさー。あたしは要らないって言ったんだけど女子のマナーとか言われちゃって.........中に着てるんだ」
お姉さんナイス判断!ぐすっ。悲しくはないよ?うん。別にー?
お姉さんの好感度が1下がった! 現在83
まぁそれはそれとして、とても恥ずかしい。10秒前の自分をぶん殴りたい。なにアタフタしてんだプギャー!!
「そ、そっか。あはは」
「変な冬夜君〜!」
こんな調子で学校は終わり下校時刻。
雨のせいで部活もないので2人で帰ることにした。
「相合傘で帰ろう!」
下駄箱で傘を取り、土砂降りの雨の中帰ろうとしているところにこの爆弾発言。
「だって日菜、傘持ってるでしょ」
「それとこれとは別だよ 行きもそうしたでしょ?」
んーまぁいいか。俺が濡れても風呂入ればいいだけだし。断る理由もない。
「わかったわかった。濡れないように早く帰ろう」
学校の校門から外に出る。日菜が濡れないようにと傘を押し付けたのだが、日菜の押し返す力が中々に強い。
「どうした?」
「あたしだけ濡れるのはなんか申し訳ないよ。ワガママ言ったのはこっちだし」
「そうか」
仲良く肩をくっつける。零距離の気遣いとでも言うのだろうか。
その日は、2人で肩を濡らしながら帰った。
私の小説はセリフの隣にキャラ名を書かないので分かりずらい時もあると思います。まぁ基本的にはビックリマークがついてる時は日菜のセリフですね笑
最近忙しくて執筆時間を確保できないです.........
なんでこんなに忙しいんじゃあ!でもあたい負けへん!
それではこの辺で
今回もお読みいただきありがとうございました!