隣の一等星   作:Re:GHOST

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ネタが無い!(ド直球)

夜8時くらいに案を捻り出す。トテモタイヘン。

それでは8話目レッツゴー!



板書板書板書.........

 雨に濡れながら帰った日の翌日。俺は若干グロッキー状態で授業を受けていた。

 

 ちくしょーべらんめぇばーろー。さみぃ.........風邪ひく1歩手前だな。

 

 今日の授業は世界史。先生が黒板に書くことを必死に板書していた。

 

 あのじじぃ.........調子悪いって言ってんのにたっぷりと黒板に書きやがってよぉ!(言ってないです)

 

 今はローマの事を勉強していて、5分に1回出てくるネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスに大苦戦していた。

 

 なんでフルネームなんだよ、馬鹿なの?他の生徒も右手と左手痛くて抑えてるよ?高校生にして厨二病パンデミックかよ。

 

 先生に対する愚痴が止まらない。このまま行くと毛量の事をdisりそうなのでやめた。あのバーコードいい波乗ってんね!ボソッ

 

「あの先生の言ってること、全っ然るんってこないね」

 

「ああ、同感だ。これなら鉄棒してた方がまだ楽しい」

 

「あはは。でも今日は部活あるからるるんって出来ると思うよ」

 

「おお、そいつは楽しみだ」

 

「でしょ。あたしもた.........た.........くしゅん!」

 

 日菜が盛大なくしゃみをした。そんなに大きい声じゃなかった為、クラスには聞こえなかったみたいだが俺にはしっかりと聞こえた。

 

 くしゅんって可愛すぎかよ惚れた。

 

「えへへ〜ちょっと風邪気味かな?まぁ、大丈夫だと思うけど」

 

「日菜もか。実は俺も風邪気味で寒い」

 

「えー!?じゃあじゃあ、こうすればあったかいよ」

 

 ギュッ

 

「え、ええ!?」

 

「えへへ〜あっかたいね〜」

 

 日菜が俺の右手を握ってきた。左利きだから板書に影響はないが、顔が熱くなる。日菜の体温は低めなのか、手がひんやりとしていた。

 

「はぁ.........そうだな」

 

 もうなるようになれだ。俺に不利益があるわけでもなんでもないので、日菜の好きなようにさせよう。

 

 そんなこんなで授業も後半戦。ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスの呪縛から解放された俺は、先生の個人的な話をポケーっと聞いていた。

 

「俺が若い頃はな.........」

 

 知らねぇよ、おめぇの髪の毛があった時代の話なんて。紀元前かよ。

 

「今の学生は根性が.........」

 

 なんだそれ、お前らが学生の頃は体力1で耐えたのか?実は今のおっさん世代はナインなガルダだったんだろ。

 

「以上のことから勉学に対する取り組みが疎かに.........」

 

 今思ったけどこれ世界史関係ないじゃん、じいさんの小言やんけ。

 

 はぁ.........つまんな。

 

 ちょっと日菜をからかってみるか。

 

 今も手は繋がれたままで、がっしりと掴まれている。普通に繋いでいる手を恋人繋きにしてみることにした。

 

 どんな反応するかな、おりゃ!

 

 勇気を出して手を絡めてみる。すべすべで柔らかくてあったかくて、なにより幸せだ。

 

「んぅっ.........なぁ〜に?どうしたの?」

 

 彼女は頬を赤らめ、そう呟く。風邪を引いているからか、漏れ出す吐息さえも色っぽく、なんだか如何わしい事をしているような錯覚さえ覚える。

 

「いや、特に理由はないけど。日菜と触れ合いたかったから.........これじゃだめか?」

 

「んーん!あたしも嬉しいよ」

 

「そっか。それにしても.........日菜の手、綺麗だな。すべすべもちもちって感じだ」

 

 肌触り抜群!あの殺人鬼が手を集める理由が少しわかった気がする。いや、嘘ですごめんなさい。

 

「これでも、体のケアには気を使ってるからね!」

 

「確かに、これからはアイドルになるもんな。体調管理とかしっかりしないと」

 

 3週間後にはライブも控えてる。慣れない新生活に体を壊さないといいけど.........

 

「心配してくれてありがと。冬夜君がるんるらるんっ!って来るようなアイドルになるね!」

 

「るんるらるんっか.........楽しみにしとく」

 

「期待して待っててね。あたし、絶対凄いアイドルになるから!」

 

 日菜がそう言うと、丁度授業終了のチャイムがなった。時計を見てみると、3時間目は終わりの時間だ。がさがさと皆、教科書をカバンの中や机の中、果てはロッカーに閉まっている。

 

 俺も例に漏れず、世界史の教科書を机の中に突っ込む。入れる際に若干折れたが見なかったことにしよう。

 

「次は体育だね!」

 

「そうだな。女子はバレーで男子はサッカーだったはず」

 

 日菜は体育着の入った袋を手に持ち、移動の準備を始めている。女子はここから少し歩いた所にある更衣室で着替えるからだ。

 

 野郎は教室だ。今も馬鹿な奴が上裸で暴れ回っている。ってかあいつ、北斗有情拳とかいつの世代だよ。核の炎に包まれてますよ?

 

「じゃあ冬夜君、また後でね」

 

 日菜が教室を出ていこうとしている。手を振っているのでここは振り返すのが道理だろう。

 

「ああ、また後で」

 

 さて、俺はエターナルブリザードでも打って来ますかね。

 

 ちなみに、その日のサッカーは、俺がパス練習で地球蹴りをし、足を痛めて見学になった。




甘々青春劇.........砂糖吐くくらいの甘さで書きたいですねー。

というか原作より日菜が熱血タイプみたいになってきてる気がする.........

ま、まぁキャラ崩壊ってタグ付けてるから多少はね?

それではこの辺で。

今回もお読みいただきありがとうございました!


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