不死鳥と蛇の匣   作:壁|д゚)チラッ

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今回基本三人称で


剣叔父問答

薄暗い部屋のなかに数人の男女がいた

 

「小烏緋那

今回第4号聖遺物フェネクスのギア奏者になる少女についての報告を開始します」

 

そうサングラスをかけたスーツの無個性な男が声を発すると周囲の人影はうなずくような動作をする

 

「まず彼女の現状ですがリディアン音楽院一回生

 成績は文武両道と言って良いほどに良好

 友好関係は広くなく休み時間にはもっぱら読書か睡眠をしているようで自ら人に話すことは珍しいとのことです

家族構成は一人っ子、幼少期も外に出て遊ぶなど年相応の活発性はあったもののやはり読書が好きだったとのこと

そして何よりノイズに襲われて生き残ったはじめての人類として一部界隈ではやはり名の通った少女です」

「そして、その時に両親は共に無くなってしまっている」

「はい

 そして現在は遠縁の石動惣一氏が営業するカフェナシタに住んでいます」

 

そうサングラスが一区切りし

白衣の女性が前に出る

 

「ここからは前の装着実験で起きたバックファイアについて技術部の櫻井了子が説明させてもらいます

まず前の装着試験の際に起きた体調不良についてはあそこにいた人たちには一旦バックファイアとして説明させてもらったのだけれども

小烏緋那、彼女自体適合係数は翼ちゃんと同等かソレよりも上よ」

「ならばなぜあのような自体になったんだ?」

 

赤いシャツを着た男が質問をする

 

「それは深層心理 シンフォギアのイメージ反映が悪く作用したとしか言えないわ

彼女がバイオセンサーという聖遺物一歩手前のトンデモ技術を確立、生産したことは資料でわかっているでしょ?

そしておそらく彼女の脳内にはその先の設計図があるとみていいわ

そしてその設計図をシンフォギアがイメージ反映した結果

周囲の情報を脳に直接フィートバックしたとみて間違いないでしょうね」

「ちょっとまってくれそれは大丈夫なのか?」

「精密検査の結果脳にはなんら支障はなく寝起きで弦十郎ちゃんと会話できてたし今のところ問題ないわ

まぁソレを押さえるための方法も無くはないわ」

「まってくれリンカーを使えば適合係数は上がるのだろう?」

 

赤いシャツを着た男性が疑問を口にした

 

「えぇそうよ」

「ならばその脳へのフィートバックは激しくなるのではないか?」

「そうねそうなるのは想像に難くないわ

そしてここで登場するのがリンカーと相反するアンチリンカーよ」

「「「「アンチリンカー?」」」」

 

複数人の声が重なる

 

「そうアンチリンカー 簡単に言えばリンカーが適合係数をあげる薬ならアンチリンカーはソレを下げる薬ね

無論戦闘に影響が出ないよう調整はするわ」

「しかしいくら影響がないとはいえ適合率は下がるということは戦力の低下を意味するそれはどうするつもりだ?」

「そこは翼ちゃん達と協力、連携をとって貰うしかないわそれで他質問ある?」

「その事を本人には伝えない方がいいだろう」

「リンカーと偽って通すしかないと思うわこれについては」

「アンチリンカーの汚染は?」

「奏ちゃんと同様ちゃんと除去するわよそこは技術者として信用して欲しいわ」

「よしそれでは今回の第4号聖遺物フェネクスのギア奏者小烏緋那についての対策会議を終わるいいな!」

「「「はい!」」」

 

薄く暗い部屋のなかに響く声と共に人影は散って行き残った赤いシャツの人物が誰へと言うでなく呟く

 

「いくら両親の仇としてもあの子は歪だ・・・」

 

 

 

 




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