私たちが地上本部で襲撃を受けたと同時に六課でも襲撃があった事を聞いた私たちが六課に戻った時にはすべてが終わっていた
壊滅した隊舎 傷を負った人達
ヴィヴィオは連れ去られ 煤だらけになっていたウサギの人形が落ちていた
そして戦っていた円が倒れていた血溜まり
怪我を負った人達で最も重症なのも円だ
頭から血を流し、お腹を貫かれて尚戦い続けて大威力の砲撃を撃ったのかリンカーコアもかなり弱っていた
それに加えて意識不明
デバイスは辛うじてコアは無事でそこから得た映像で何があったのかを見ることが出来た
ヴィヴィオを守りながら戦っていたんだ
普段じゃ絶対にしないだろう言葉遣い
あの子があんな言葉遣いをするなんて知らなかった
フェイトちゃんは1度だけあの子があのような言葉を使った所を見たことがあるらしい
それも、エリオとの初対面の時に
戦いは進んでいきヴィヴィオを奥へ逃がした直後のことだった
フルドライブを使った
言葉遣いは 更に酷くなり
教導でも教えた事を一切守っていない
やってはいけないと魔法を教える前に教えたことも守れていない
本人が気づいているのかは分からない
それでも、見れば誰でもわかる
自分が傷つく事をなんとも思ってない様な戦い方
あの子は、壊れている
いつからかは分からない
もしかしたら…最初からだったのかも知れない
自分が助けられて、受け入れられて
恩返しがしたいと管理局に入り
円自身が気づかないところで
きっと誰かを救ってきた
自分が傷つくよりも、誰かが傷つく方が、怖いんだ
あの子は、誰かを助けるのに躊躇いというものが無い
まるで昔の私だ
困っている人たちがいて
自分には助けられる力があって
無茶なことでもやってきて
自分のようにはさせまいと
教えてきたつもりだった
アグスタの一件でもそうだった
しっかりと理解してくれていたと、そう思っていた
それでも、あの子には 届いていなかったのだろうか
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「この子が全部見せてくれたよフェイトちゃん」
「なのは…」
「ねぇフェイトちゃん…私は…どうしたらいいのかな…」
眠っている円の頭を軽く撫で問う
「なのは、私たちでヴィヴィオを助けてスカリエッティを捕まえるんだ」
それが私たちに出来る事だよ
そうだ────
こんな所で止まってる場合じゃない
今は眠っている、この子のためにも
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もう円の怪我は完治しているらしい
かなりの重症だったが数日で治すことが出来るミッドの医療技術はすごいと思う
それでも円は目を覚ましていない
何か異常があるわけでもなく原因不明だった
「じゃあ…戻るね…」
いつものように頭を軽く撫で部屋を出ようとした時
「まって…」
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声が聞こえた
僕の大好きな声
僕に僕としてのすべてをくれた人
起きなきゃ、寝てる場合じゃない
あの人が…行ってしまう
「まって…」
「まどか…?」
「そうだよ…」
「~っ!!」
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そこから先は忙しかった
目を覚ましたことでいろんな人からいろいろ聞かれて
眠っていたからその分リハビリという名の運動して
魔法も問題なく使えるようになって
むしろ前より調子がいいくらいだ
隊舎が破壊され使い物にならなくなったため機動六課は拠点をアースラという艦に移動した
そして新しいモードについての説明もあった。今まで秘密にされてきたもので遠距離からの一撃必殺を目的としたモードらしいのだがまだ負担が多いだろうけど母さんから問題ないとお許しが出たのでそのモードで戦えるようになった
無事に退院した僕にはその後六課襲撃時の事とかで色々ときついOHANASHIが待っていたのは言うまでもない
新モード
リミットブレイク ブラスターモード
レイジングハートに搭載されているものと全く同じ
ブラスタービットは二つまで展開可能
ビットはデバイス側と術者側で一基づつ操作