「僕はここに住んでる名も無き人造魔導師さ」
間違いなくこの子はさっきの資料の子供だろう
特徴が資料と完全に一致している
「おねーさんが誰かは知らないけどこんなところに何の用?」
「私はフェイト・T・ハラオウン 時空管理局の執務官をしてる」
「管理局ねぇ…知らないなぁ、あととりあえずおねーさんってよぶから」
「うん、分かった」
こんな所でずっと過ごしていたんだ知っているわけが無い
早く保護しなきゃ
「私はこの研究所を調べに来たんだけどそ君を見つけた、だから君を保護するよ」
「保護されて僕に得はあるの?」
「少なくともここにいるよりはずっといい環境で生活できるよ」
「へぇ…」
ここでこの条件をすんなり受け入れてくれればいいんだけど…
「何かもっていっていいとかは?」
「えっ?」
「ここには少なからず思い出的なものがあるんだ、だからそれらを持っていってもいい?」
「あ…うんいいよ」
そう言うとその子はそこらにおいてある部品などが入っているらしい箱を漁り始めた。正直こんなところに思い出も何も無いんじゃないかと思うけれど本人がそういうならあるんだろうし思い切って聞いてみた
「えっと…何があるのかな?」
「何って例えばこんなの」
そういって拳銃を突きつけられた。しかもトリガーに指がかかっていつでも撃てる状態になっている
呆気にとられていると説明が入った
「何でこんなのがあるのって顔してるねおねーさん。実はこの部屋の箱には僕用に作成されたデバイスの試作品とか材料が置いてあるんだよね~で、あれらが逃げたから色々いじって遊びつつ完成させようと思ってたわけさ、ちなみにこれ撃とうとすれば撃てるよ?」
「脅しのつもり?」
「いやまったく、これ持ってくから一応見せた」
そういって拳銃型を床に置きまた箱を漁り始めた
なのはとユーノの遺伝子を使われているだけあって見た目は似ている部分があるけど性格の方はまったく似ていないどころか荒れているように感じる。本局に連れて帰ったらなのはに相談しよう
そんな事を考えてるうちにその子は最初に見せた銃にマガジンにホルスターを持っていこうとしていた
本格的に質量兵器何じゃないかと思って軽く調べたけど銃は未完成のデバイス、ホルスターは何の変哲もないものでマガジンは全て魔力が入っていないカートリッジだった
「僕は準備おーけーだよおねーさん」
「あ…うん、じゃあ行こうか」
そういってその研究所を後にした
あとはほかの人に任せても大丈夫そうだったのでしばらくはこの子の問題をどうにかしなくちゃ…
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今日は珍しく人が来た
あれらがいなくなってから人なんて来ないと思っていたんだけどな
聞けばその人は管理局だとか、正直知らねぇ
しかも僕を保護するなんて言ってきた
ここにいるよりはましな生活ができるという言葉は嘘ではないのだろう
だから付いていくことにした
何かもっていっていいかと聞いてみたが以外にあっさり許可が出たのは予想外だった
管理局という単語は聞いたことがある気がするけど忘れているのかもしれない
だけどこのおねーさんについて行けば僕のオリジナルの遺伝子を持つふたりに会える気がした
持つもの持って長い間過ごしてきた場所の割には出る時には特に何も感じない研究所を出た
研究所の外の世界 特に何も知らないけれど、僕はこれから一個人として生活していかなければならないのだろう。正直ほとんど不安しかないけどそれ以上に自分がこれから色々なものを見て、色々な人に出会うだろう事がとても楽しみに感じていた
とりあえずどうやってオリジナルに会おうかな
この人に言えば会えたりするかな?
デバイスとかも欲しいなぁ
当分は楽しみがなくならないだろうと、僕はそう思った
主人公が主人公してないですね!
あとこのオリ主名前考えてないんですよねw
次回はどうなる名無し主人公!
ここまで読んでくださりありがとうございます
それではまた次回お会いしましょう