「じゃああっちに着いた時について改めて確認するよ」
「まずは降伏勧告を一応やってから戦闘にはいります」
相手の武装は盾 円から得た防御と射撃魔法を使う可能性あり
ベルカ式が確認されているため近接戦闘になると盾で殴るなどの攻撃をしてくる可能性あり
「情報が少ないっていうより円のことも考えて捜索と確保を最優先にしたから無いに等しい。だから気をつけてね」
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「(へぇ…なるほどね。忍び込んで正解かもな)」
『なのはちゃん大変や!』
「はやてちゃん?どうしたの?」
あっこれバレたやつだわ
『円がデバイス持って消えたって報告があったんやけど多分ヘリの中に潜り込んでるかもしれへんから一応探したって』
で、捜索が始まっちまうもんだから狭いヘリの中ってこともあってすぐに見つかった
「あっ…」
あっやべ見つかった
こいつ確か、スバルだったか…
「なのはさーん!円いました!」
「ばっ!?」
このやろ速攻言いやがった!
「はやてちゃん円いたって」
『やっぱりヘリにいたんやね』
まずい このままじゃ…
『円ー!聞こえてると思うから返事は待たんけどなのはちゃんの指示に従って行動すること!ええな!』
「だそうだからちゃんということ聞いてもらうからね?」
「お、おう…」
「で、なんでここに隠れてたのかな?教えてくれるよね?」
「はい…」
なのはの圧に耐えられないことは体が覚えているのか抵抗はしなかった
ここで元々結構頭が回る円は自分の問題は自分で解決しなければならないとかそれらしい事を述べてこの場を切り抜けようとしていた
「これは俺が解決しなければならない事だ!俺の事は俺が解決したいんだ!いや、しなくちゃならないんだ!」
「本来ならそうだよ。」
当人の問題は当人で解決するべき
なるべく子供の問題に口を出さず
できる限り手助けはしないようにしていた
今回ばかりは円は足でまとい以外の何者でもなかったから連れていくことはもちろん話すらしなかった
そう、
程なくして目的地に着いた
「じゃあ円はちゃんと待ってるんだよ」
「……」
あれから尽く反論し全てに対して返されたものだから不貞腐れた円は何も言わないが恐らく大丈夫だろうとなのははヘリを後にした
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「円さぁ、なんでこんなことしたんだよ」
「何がだ」
「バレたら今回みたいになるだろうに」
「あの時言った通りだ。それに…」
「俺はあいつの中を見た。だからこそ見逃す訳には…見捨てる訳には行かなかったんだ」
「…ミラージュハイド」
「はっ!?お前まじか!」
「追いかける訳には行かねぇしな全く…」
「なのはさん円逃げました」
「予想通りすぎて何も言えないよあの子は…」
「どうかしたんですか?」
「円逃げたって」
「またですか!?」
なのはだって予想していたかったわけじゃない
それにしたって行動を起こすのが早すぎる
エースと呼ばれるメンバー、かつて共にJS事件を乗り越えたストライカー達が集まっているのにすぐに捕まるとは思わないのだろうか
しかしそこにはいた
無骨な盾と剣をぶつけあう二人の円が
「どうして…」
そのつぶやきが誰かに聞こえることは無かった
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なのはたちが到着する少し前のことだ
ヘリを抜け出した円は何かに導かれるように
いや、各所に散りばめられたアイギスに適合したものにしか分からない目印を辿りなのは達より先にたどり着いていた
『やっぱり来ると思ってたよ』
「そう思うんたらさっさと記憶返せ」
「わかりやすい目印ばらまいちゃってさ」
そうしてそれぞれ武器を構えた
アイギスは自分自身の分身と言える盾を
円は刃が大型化した光剣を
『邪魔はない方がいいんだよ』
「速攻でぶった斬って返してもらうからな」
『……』
「……」
それは、ある意味では決闘のようだった
「『はぁっ!』」
剣を振り回し
それを盾で防ぐ
斬撃を飛ばせば
障壁を使い防ぐ
考えがお互い手に取るようにわかる
しかし決定的な違いは現れる
それは機械か人間か
円は焦りを覚えるが同時にこの状況を切り抜ける策を考える
「埒が明かない…」
『どうしたの?まだ終わらないでしょ?』
「当然!」
戦いの中円にはなのは達が到着した事を指摘する様子はない
戦闘のさなか円はとある感覚を覚えている
何かパズルのピースがハマっていくような
何か空いたあなが埋まっていくような
そんな感覚
そのおかげで頭痛がして思考に集中出来ていないのも展開が進まないひとつの原因であった
相手は盾による防御
魔力を 鋼に変換した剣を使って円を追い詰めていた
状況の打開は厳しい
なのは達は手を出せずにいた
円の目が
邪魔をするな
と言っているようで
「そうか…やっぱりお前俺だわ」
『いきなり何を…』
雰囲気が変わった
円が突然放った言葉に動揺してるようなアイギス
『何かされる前に…トドメさしてあげるよ』
そうして急速に接近していく
だが、確かに
そこまでおおきなこえではないが
たしかに全員の耳に届いた
「こっからは…」
《protection》
『なっ!?』
「案外早くはずせたろ?」
アイギスにもこれは予想外だった
少なくとも戦闘中に外れるような封鎖ではなかったはずだ
『いくらなんでも早すぎる!そこまで簡単にした覚えはないぞ!』
「単純な話僕の頭の回転甘く見すぎって言いたいところだけど…」
『まさか自力で破壊してくるとは…記憶が本当になくなるかもしれなかったんだぞ!?』
それはない、とはっきりいった
なぜなら君は僕だから、と
「さっさと起きて、出番だよ相棒」
《barrierjacket set up》
《stand by ready》
展開されてゆくしろい防護服
銀と青のカラーリングの杖
本来の高町円の基本スタイルだった
「ありがとう。ゆっくり休んで」
そう言って右手に持った剣を
『なんのつもりだ』
「僕の彼女が作ってくれたものによくも色々してくれたね」
「さぁ剣を取れ。真っ向から撃ち抜いてやるから」
『後悔するなよ』
「空戦開始だ」
舞台が空に移ったが強固な防御は抜けない
しかし 確実に円が押していた
多数のシューターや高威力の砲撃を放ち防御を削る
『こいつどこにこんな!』
「全部見たからこそ!ここで全部終わらせるんだ!」
《chain anchor》
鎖を飛ばし空中へ縫い止める
『ぐっ…』
《chain bind》
さらに鎖を増やし動きを封じる
『(まずい、これは砲撃魔導師の必勝パターン…!)』
『っ!しまった!?』
「アイギス、これで終わりだ。完全に!」
『(なかなか壮絶な旅立ったな…)』
「今こそ集え、星の輝き」
「何時の未来に光あらんことを・」
|「スターライト…」
|「ブレイカー!」
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光が納まった時
そこには誰もいなかった
代わりにひとつの盾があった
今までの黒く装飾の派手な手甲のような盾ではなく純白の円形の一回り大きくなった盾だ
「さようなら」
最後に言えたのはそれだけだった
─────ありがとう──────
と聞こえた気がした
重力に従って落ちていった盾は地面にぶつかると同時に粉々に砕けた
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「円…?」
不安そうな表情を浮かべ少し歩み寄りながら聞いてくる
「ただいま…母さん」
その後回収されたメンバーは約一名を除き文字通り無傷で任務を終えた
その後後遺症などがないか検査していった円は無事に退院
後にエキシビションを再戦することになり勝利を収める
「しっかり修理されるかな?」
《no problem》
「あとは任せて。その子達も大事にしてね」
「じゃあ、慣らしと行きますか」
《Knight mode set up》
それは 新たな姿
元々胸や腕にハードシェル装甲があるため
軽装になる足に装甲を追加し
左腕に装着された
「ルーとマリーさん、シャーリーさんが三人で作ったお前の力。見せてもらおうか」
《stand by ready》
「いっくぞー!」
そして少年はまた一歩踏み出す
失っていったものと新たに得たものを手にして
クロックハンドからの共通点は白い丸グリップです
初代光剣型クロックハンドは思いっきりガンダムの筒型グリップなので
変わっていったのは基本刃だけで基部はほとんど白いフレイムアイズなんですよ実は
次なにやろうかと思ってるんで感想とかでリクエストとか…
実は次godオリ話
それではまた次回お会いしましょう!