ゲームの世界に転生のライトノベルの世界に転生   作:ビョン

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翌日

「おっす原。体調大丈夫か?昨日は悪かったな。」

 

「いや大丈夫だよ。」

 

部室に入るなり昨日の事で俺に謝罪を相模が入れてきた。

 

「みんなもごめんね。倒れちゃって。」

俺が笑いながら椅子に座る。

 

 

 

 

気まずい。

部室には生憎というかなんというかカナデの姿が見えない。

というか、何人かいない。

いる奴らもそわそわとしている。

 

今朝目を覚まし体にだるさが無いのを確認した俺はとりあえず昨日のテンションが冷めてたので死にたい気持ちでいた。

 

朝集合場所に行くとにやつく小田。

クラスに入るとよそよそしいアヤノ。

いつもはしっかりと聞いている授業も上の空で、あいつの昨日の笑顔とそこまでの俺の恥ずかしい発言を交互に思い出し生きたさと死にたさで葛藤していた。

 

 

 

 

 

「ごめん!古河君達と話してたら遅れちゃった!あ!師匠!」

アサヒは部室に入ってくるなり俺に駆け寄る。

 

「昨日は大丈夫でしたか!?」

 

「あぁ、小田に送ってもらったから大丈夫だよ。」

 

小田が気まずそうに手をヒラヒラする。

 

「でもやっぱり師匠は男らしいですね!」

 

おっとこれはやばいぞ?

 

「桐谷さんへのあれ告白ですよね!?カッコよかったです!僕も将来あんぐらいの告白したいなぁー。」

 

ヤバイヤバイ

こいつは純粋でまっすぐで空気が読めないやつだ。

悪気は無いんだろうけど、これ俺どう答えるのが正解なんだ?

 

「桐谷さんのどこが好きなんですか!?師匠!師匠?師匠!」

 

ここまでガッツリこられると恥ずかしい通りすぎて恐怖である。

 

「や、優しいところ……。あと面倒見がいいところ。」

相模と小田が吹き出し、花園とアヤノが笑いをこらえる。

 

「なるほど。では……」

 

「ちょっともう勘弁してくれ。」

流石に俺はその場に崩れ落ちた。

 

「これ以上はちょっとキツいです。」

 

「アサヒやりすぎだぞ。」

 

散々大爆笑こいた相模がアサヒを静止する。

ちなみに小田はまだ腹を抱えて笑っている。

しかし場は和んだようだ。

 

俺は切り替えようと

「まあ、昨日言った事は遠回しのアレだから、そこんとこ一つみんなアレしといてよ。」と言った。

 

「アレが多すぎだな。」

アヤノのツッコミに笑い声が響く。

 

そのあと遅れてやってきたリカちゃん、セリカ、そしてカナデの三人が来た。恐らく女子会でもしてたんだろう。思い当たる節が多すぎる。

 

なんかやけにみんなテンション高い。

 

「今日からよろしく!」

 

「うん!よろしく!」

 

とん、と隣に来たカナデともしっかりと話ができる。

これが幸せなのだ。

 

 

「それじゃあとりあえず。」

相模が部員みんなの視線を集めるように大声を出す。

 

「色々あったけど今までと変わらず、今日から頑張って行こう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ頃部室前にて

 

「……」

 

 

にぎやかな部室の前を通り男子生徒は嫌な気持ちになる。

俺にもこんな青春が欲しかった。

自虐的な笑みをこぼす。

 

 

その男子生徒の名は上田ノブシゲという。

俗に言うぼっちだ。

 

 

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