ゲームの世界に転生のライトノベルの世界に転生   作:ビョン

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夏休み合宿1日目 その3

別荘の中には個室が何部屋もあり寝室として利用することができた。

皆がそれぞれ自身の寝室に荷物を置き、水着に着替え別荘前のプライベートビーチに集合となった。

 

 

「なあ、今回の水着ってお前全員分知ってるんだろ?新鮮味に欠けるよな。」

 

「まあ知ってるけど実際に目の前で見るのとはまた違うんじゃない?」

 

「あー。なるほど。」

 

一番乗りのシャツを羽織った俺とアロハシャツを羽織った小田はそんな下らない事を話ながら目の前に広がる青い海を見渡す。

 

現実世界よりも数倍綺麗な海が広がっている。

水面には過剰な程日光が反射し、揺らめいている。

 

「早いなぁ!」

 

相模も虫網と虫かごを持ち合流する。

 

「あれ?原釣竿は?」

 

「いや、一日目は泳ぐでしょ。」

 

「そりゃそうだな。」

 

「お前は逆に何で虫網持ってきてるんだよ。」

 

「いつでも取れるようにだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして……。

Tシャツみたいなのを着るタイプの水着のアサヒとそれぞれ個性的な水着を着たヒロインズも合流した。

 

ド派手な胸とド派手な水着のコラボレーションで目のやり場に困る花園が小田の前に行き挑発するような声色で小田を煽る。

 

「どうです私の水着姿は?猿のように発情なさってる小田さんは釘付けでしょう?」

 

「ふーん。」

 

「小田……どうかな?」

 

「えっと……リカちゃん綺麗……だよ?」

 

「あ……ありがとう……。」

 

「態度が全然違いますの!あとリカ様まるで女神のような美しさですわ…!」

 

 

 

「兄ちゃんどうかな?」

 

「今年は赤か!似合ってるぞ!」

 

「見慣れやがって……。」

こいつどんだけ恵まれてるんだよ。

すると、俺のシャツの袖を何かが引っ張る。

「どうかな?」

 

カナデだ。

恐らくこの旅行前にヒロインズで水着を買いに行き、皆に薦められた水着を買ったのだろう。よく似合っている。

水着ごときで興奮なんてしないだろう。

そう思っていたが、いざ目の前で似合っている水着を着て、恥ずかしそうにモジモジしている彼女を見ると興奮……というよりもとてもいとおしく感じる。

 

「可愛いぞ。」

 

照れてしまい素っ気なく、なのに大胆な言葉で褒めると彼女も喜んでくれた。

しかし、本当にこれでいいのか?

アニメとかでも水着見せイベントでは、女の子の水着とスタイルの良さを褒めて終わりである。

 

男でも俺は褒められたい。

俺は水着で見せることの出来る部分を褒められたい。

わざとらしくシャツを脱ぐとその部分が露になる。

 

「俺もどうかな?ご自慢の6パックさ。」

 

「え?何これスッゴい!カチカチじゃん!」

 

カナデも気に入ってくれたようで俺の腹筋を指でツンツンする。

その声に釣られ皆俺の腹筋を見学しに来る。

 

あぁ、筋トレしといて良かった。

 

 

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