ゲームの世界に転生のライトノベルの世界に転生   作:ビョン

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夏休み合宿2日目 その2

朝飯を食べ終わると、相模の楽しみだった山に虫取りに付いていく行く班と海に遊びに行く班の二つに別れた。

 

 

勿論俺は相模について行き、花園家所有の山の前に来ていた。

メンバーは俺と相模、アサヒにアヤノだ。

 

「あれ?小田は?」

 

「あいつ虫苦手なんだってよ。」

 

おいおいそんな弱点あったのかよあいつ。

今度セミでも投げつけてやるか。

 

「じゃあ行くか!実は昨日のうちにアサヒと二人で砂糖水塗ってきたから!」

 

「ちょっと怖かったけど、今日の事を考えると頑張れました!」

 

「こういう時だけ準備周到だな。」

 

「アヤノの言う通りだ。」

 

こうして我々四人は山の中へ入って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふー。こっちと合流してて良かったよ。」

 

「あんたが虫嫌いなんて、意外ね。」

 

「俺どういう目で見られてんだよ。」

 

相模達が山に虫取りしに行っている間俺らはまた海辺に来ていた。

と、言っても昨日のように水着になり海に入って行くのでは無く、付近の散策……つまり暇潰しだ。

 

花園に案内してもらい昨日はわからなかった、ここらを案内してもらう。

プライベートビーチの端、堤防の奥にある道がないので入れない洞窟。その上の日没を見るには最高の丘。

山の入り口やその横に立つ小さい神社等全く最高なロケーションがたっぷりだ。

 

「流石花園家だな。別荘の敷地も広いし見所がたくさんある。」

 

「でしょう?……でも、ここがこんなに楽しい場所と今日初めて気付きましたわ。」

 

「なんで?」

 

「あの場所であれをしようとか、この場所だとあの人はこれをやるんだろうなとか、こんなこと想像するのなんて初めてなんですもの。」

 

いつになく、素直で照れて顔を赤らめながら言う花園。

思わずセリカとリカちゃんが抱き締めに行っていた。

 

「ちょっと!二人ともなんですの!?桃源郷ですの!?」

 

「レイちゃんかわいいなって思ってさ。」

 

リカちゃんの言葉にセリカちゃんが首を縦に降る。

 

目の保養になる百合百合なシチュエーションが目の前でしばらく広がっていた。

 

……暑くないのかな?

 

 

 

 

 

 

しばらくして。

また海辺に戻ってきた俺ら……というか三人でどっか行っちゃったので俺は一人でボーッとパラソルの下にブルーシートを敷いて海を眺めていた。

 

そういえば昨日ユウと誰か会ったのかな。

ゲームだとイベントは一日目の昼に目撃してから夜に会話で幕を開く。

そして昨日の夜バーベキュー終わりに別荘から出ていた人数は恐らく相模、アサヒ、原、桐谷ちゃんの四人。

ゲーム的には主人公の相模と会うと思うが、原は昼間ユウの事見てるからなぁ。

 

朝特におかしかった事もなかったからなぁ。

相模もアサヒも原も桐谷ちゃんも………。

 

あれ?そういえば桐谷ちゃん朝飯の時どんな顔してた?

というか今も何で別荘に籠ってるんだ?

 

考えてみるとなんだか凄い気になって、俺はとりあえずカナデちゃんのいる別荘へ向かった。

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