ゲームの世界に転生のライトノベルの世界に転生   作:ビョン

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夏休み合宿3日目

「皆さんおはようございます。」

 

「誰にひそひそ話してるの?」

 

「ユウちょっとは原にあわせてあげて。」

 

6時。

昨日の夜から別荘にいるユウとセリカと俺の三人で花園の部屋の前に来ていた。

理由は簡単。昨日の仕返しに幽霊を使った本格的な寝起きどっきりを敢行する。

 

しかしこのままユウが起こすだけでは、最悪ビビらないと思われる。

 

俺は部屋の前で待機し、セリカとユウはゆっくりとドアノブを回して部屋にはいると、ぐっすりと花園がベッドで眠っている。

 

まずはセリカが無線対応のスピーカーをゆっくりゆっくり枕元に置く。

そして再生ボタンを押すと、ノイズ混じりの女のおどろおどろしい声が聴こえてくる。

 

ここまで見送って俺は一足先に退散。これ以上いたらただの変態。作戦立案者としてここまで来ただけである。

 

あとは、目を覚ました花園の前で昨日の窓の外みたいな怖さをユウが見せて驚いたらセリカがどっきり大成功を見せる算段と「いゃああああああ!!!??」作戦は成功した。

 

 

 

 

 

 

小田「流石に3日目になるとやることなくなるな……。」

 

アサヒ「小田くんは虫とか嫌いなんだっけ?」

 

小田「あぁ、嫌いだ。」

 

 

アサヒ「蛇とかは?」

 

小田「蛇も嫌いだな。アサヒは平気なのか?」

 

 

アサヒ「全然平気だよ。」

 

小田「お前可愛い顔してすごいな。」

 

 

アサヒ「今だって向こうからニコニコしながら相模くんが蛇捕まえてきてても全然平気だし。」

 

相模「おーい見て見て~!!蛇捕まえた~!!」

 

小田「ちょっとこっちくんなあ!!」

 

 

 

 

 

花園「怒ってますの!」

 

セリカ「ごめんって~。」

 

ユウ「許してくださいよ~。」

 

 

花園「いくらセリカ様やユウ様でも許しませんの。」

 

セリカ「レイ!あのね!」

 

ユウ「花園さん!」

 

花園「聞く耳持ちませんの!」

 

 

セリカ「そこアヤノが作った落とし穴だよ。」

 

花園「人んちの敷地内になに作ってやがるんですの!!」

 

 

 

 

 

 

原「釣竿もあるし釣りするか。」

 

 

小田「原~。イソメつけて~。」

 

セリカ「ごめん餌つけてくれない?」

 

カナデ「ちょっとあんま触りたくないからつけて。」

 

小田「原~。釣れたから針からはずして~。」

 

原『あ、これ俺まともに釣りできないパターンだ。』

 

 

 

 

アヤノ「人の仕掛けを壊して回るな。」

 

花園「姿見ないなと思ったら何勝手に落とし穴とか、吹き矢とか作ってるんですの……。とにかくこの縄ほどいてください。」

 

 

 

 

リカ「もうあと1日か~。短かったね。」

 

相模「結構遊び回ってたからな。」

 

リカ「日焼けも結構しちゃったなー。」

 

相模「俺に比べたらまだまだよ。」

 

リカ「ほんとだね。」

 

アサヒ「その更に上に行く僕のボデーーー!!」

 

リカ「八王子君はどこを目指してるの?」

 

 

 

 

花園「とにかく!明日中に罠全部外しといて下さいね!?」

 

アヤノ「わかった……。」

 

原「あーあ。分かりやすく肩落としちゃって。可哀想に。」

 

花園「いや、普通の事言っただけですけど!?」

 

原「あともう一個言わなきゃいけないことがあるんだ。」

 

花園「何ですの?」

 

原「朝のあれ。俺が作戦立案者。ごめんね~☆」

 

花園「アヤノさん。この野郎を落とし穴に放り込むですの。」

 

アヤノ「合点!」

 

原「ちょっと……?嘘だよねアヤノ?花園?いや、実行したあの二人なら何やってくれても構わねえから俺だけは…!」

 

セリカ「クズね。」

 

ユウ「クズですね」

 

原「ちょっと待って。いや、アヤノフィジカル強いな!!あーー!」ドスン

 

アヤノ「すぐそこにある一番深い落とし穴に放り込んで来たぞ。」

 

花園「ありがとうございます。セリカ様、ユウ様ごめんなさいなの。」

 

セリカ「いいのよ。巨悪は去ったから。」

 

 

 

 

 

 

カナデ「はい。その曲小田からのリクエストの曲。明日やるから思い出しといて。」

 

原「いや。この穴深くて暗くてよく見えないんだけど。」

 

カナデ「今日は月も明るいから楽譜ぐらい読めるでしょ?」

 

原「そうじゃなくて出して欲しいんだけど。」

 

カナデ「出すなって言われてるから。じゃあおやすみ。」

 

原「………マジかよ。」

 

 

 

 

 

原「何だよ。」

 

ユウ「お兄さん。ちょっといい?」

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