兵藤一誠の使い魔   作:Aqua@D

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お待たせしました、フェニックス編完!
色々酷い……。

タグ色々追加。


焼き鳥^q^

 

あれから10日後、俺たちの耳に届いたのはとんでもない情報だった。

 

「ライザーが行方不明ですって!?」

 

俺たちが合宿から帰って来た時に、部室でグレイフィアさんが来て、ライザーの行方不明の知らせを告げた。

 

「はい、先日までは他の眷属たちと居たのが確認されていますが、現在は行方不明です」

 

なんでも、現在ライザーの兄たちが総出で捜索しているらしいが……現状は手がかりすら見つからないようだ。

 

「ということは、今回の件はどうなるの?」

 

部長が不安げな表情でグレイフィアさんに聞く。

 

……不戦勝か?

 

「……グレモリー卿とフェニックス卿の話し合いの元、今回の件は破談となりました」

 

「……そう。実力で破談に持ち込めなかったのは残念ね」

 

確かに、部長のいう通りライザーとのレーティング・ゲームに勝って破談に持ち込みたかったな……。

 

折角、合宿……というか修行の日々によって、俺の神器「赤龍帝の籠手」に眠る赤い龍ドライグと対話に加え、新しい能力もゲット出来たのにな……。

 

因みに、沙耶はスピードは木場より少し遅いくらいで、パワーは小猫ちゃんより少し弱いが、防御に関してはとても高く、吸収能力のおかけで魔術や魔法にも耐性のある。

とまあ、ドライグ曰く下手な戦闘用使い魔よりは強いとの事だ。

 

……だけど、なんでライザーは行方がわからなくなったんだ?

わざわざ逃げるような奴じゃなさそうだし……。

 

「それと、沙耶様」

 

と、色々考えているといつの間にかグレイフィアさんが沙耶に話しかけていた。

 

「なんでしょうか?」

 

「我が主、サーゼクス・ルシファー様が貴方との対話を望んでいます。来てもらえますか?」

 

「お兄様が?」

 

サーゼクス・ルシファーって、四大魔王の一人の……というか、部長の言ったお兄様って?

 

そう思って聞いてみると、なんでもサーゼクス・ルシファー様……もといサーゼクス・グレモリー様は部長のお兄さんらしい。

ルシファー姓を名乗っているのは魔王の制度が血縁から実力制に変わった所為らしい。

 

「了解致しました。それでは、兵藤様行って参ります。……あとリアス様、ギャスパー様が話がしたいと言っていましたが……」

 

ギャスパーって、誰?

 

「え?」

 

部長が疑問の声を発するが、グレイフィアさんと共に沙耶は転移した。

 

不思議がる部長と朱乃さんを置き去りにして……。

 

そして、俺たちはその後ギャスパーという人物に会うこととなる……。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

「さて、始めましてだね。私の名前はサーゼクス・ルシファー、今代の魔王だ」

 

冥界の首都ルシファードにある魔王の城。

そこにある一つの部屋で、私ことサーゼクス・ルシファーは彼女(?)を迎えていた。

 

「始めまして、リアス様からは私の事は其れなりに伝えられているとは思いますが……」

 

しかし、どうみてもスライムには見えない……流石は新種のスライムか。私の「僧侶」のマグレガー・メイザースかメフィスト・フェレスにでも調べさせる必要があるか? ……いや、彼女は少なくとも敵意はないだろうから時期尚早か。

 

最悪敵対してからでも遅くないし、此方もそこまで手を回す余裕はないからね……。

 

ーーー最近、神器所持者の行方が分からなくなるという事件の被害が増大している。

 

最初は堕天使によるものかと思いきや、堕天使陣営の人物も被害に出ているようである。

 

最近では、はぐれ魔法使い集団の神器所持者が全員襲われたという報告があり此方も対策を弄している。

今でも手口や動機が分からない以上、手立てがない……というのが正しいのだが……。

 

「ああ、リアスから君の事は聞いているよ……。本題に入ろうか、あの子と接触したのかい?」

 

一先ず、彼女について詮索するのと最近の動きについて考えるのは辞めて聞きたかったことを訊ねる。

 

彼女がギャスパー・ヴラディと接触したのは先日……と言ってもリアスたちが合宿に行く前だが、グレイフィアを通して彼女自身から聞いた。

 

確かに、夜には彼が出れるようにしているから会えないことはない。

 

「はい、今では色々と変わりました」

 

リアスたちが合宿中に直接会いにいったが、いい意味で本当に変わっていた。

 

……彼自身が自分の力を把握したのが一番の成果だと私は思う。

 

彼の神器は「停止世界の邪眼」だが、バロールの意識が宿っておりバロールの「闇」の力を扱える。

 

現状では、彼とバロールとの関係は有効的かつバロール自身が彼を乗っ取る事はないと断言していることから、以前の様に縛り付ける必要は無いと判断している。

 

だが、まだその事を他の悪魔たちに言うのは……不味い。

彼の能力は恐らく奥の手を使わなくては対処できないと感じる。

 

「そうだね、彼が成長したことは感謝しているよ」

 

そして、彼女と会話を続けた。

 

 

また、自分の中で現状で彼女は警戒する必要は無いと判断を下した。

 

 

ーーー確かに彼女は(・・・)脅威では無かったのは間違っていなかったが……




今回は約2000字と短め。
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