今回は先にユーシス達の視点です。
「それは、アンゼリカ先輩とトワ会長が正規軍に追われているという?」
「話が早い……」
「学院には学院の繋がりがありますので」
ゲルハルトの話は、サラに一喝されて止めることになったトワとアンゼリカ救出の件だった。
今はサラ、元A級遊撃士であるトールズの教官が動いていると伝えても、ゲルハルトの顔が晴れることはない。
「やっぱり、《
「それもある。あるが……」
湧き上がる感情を押し殺すように、ゲルハルトは言葉を止める。
その視線はユーシス……いや、ユーシスを通した何者かを見ているように思えた。
その何者かを、ユーシスは知っていた。
「兄上のことですか?」
「その通りだ。彼は、この内戦において瞬く間にクロワールの信頼を取り戻し、貴族連合の総参謀に返り咲いている。私はその事実が何より恐ろしい」
「恐ろしい?」
「今回の内戦は、当然貴族連合の間では事前に根回しがされていた。彼は元々総参謀のポジションに据わることが決められていたが、それは途中でご破産になった。そのうえで彼は内部分裂に近い状況を引き起こし、孤立したはずだった」
言わずもがな金の騎神のことだろう、とユーシスは察する。
貴族連合は今でこそカイエン公がトップとしているが、金の騎神を得たアルバレア家……正確にはヘルムートが出しゃばることが予想出来る。
ユーシスは関わることが出来なかったが、父と兄の間に何らかの確執があったことは確かだった。
「当初、不意こそ付けたがオズボーン健在な正規軍に我々は追い詰められた。しかし、そこにルーファス卿が蒼と共に救援に駆けつけた。
蒼は救援とは言い難いが、殲滅を待つだけだった貴族連合が形勢不利にまで天秤を押し返したのは紛れもなく彼の手腕。
だが、それは手段を選ばない戦略でもあった」
思いつくのは、《V》という生体ユニットを使ったゴライアスのことだろう。
帝国貴族の多くは、同じ貴族や皇族以外を人間とは思っていない。
故に《V》のことなど、犯罪者にはお似合いの姿、などと笑っていた者も多かった。
「しかし、その対象が我々貴族にも及んでいる」
「なっ……まさか、他の何者かがゴライアスのような生体パーツに?」
「いや、流石にあの機甲兵は一つだけだ。問題は、シュミット博士との相乗効果とも言うべきか。……どちらにせよ、拮抗に対する対価、消耗に未来がない」
「未来?」
フィーの簡素なつぶやき。
ユーシスもゲルハルトの言う未来に眉をひそめる。
失礼な話かもしれないが、武闘派とうたわれるゲルハルトらしくもない遠回りな言い回しは、彼の動揺を示しているようにも見えた。
「私は貴族派においての武闘派とも言えるが、だからこそ継戦の難しさも理解しているつもりだ。
一戦一戦に全てを出し切るのは簡単だが、そんなことではすぐに力尽きてしまう」
「うん、わかる。物資とか人材とか、一戦ごとに失われるものも多いから。……ああ、今の戦いって内戦後のことを考えてないってこと?」
元猟兵としての価値観でゲルハルトの言いたいことを理解したのか、フィーが納得するように頷く。
言葉にすることでユーシスも遅れて理解した。
「内戦後のことを、考えていない……? 兄上は、この戦いを貴族を残すための戦いだと仰っておりました」
「正規軍は確かに貴族連合を滅ぼす勢いで攻勢を仕掛けて来ているのは紛れもない事実だ。
それらも、貴族連合全体に対する建前だろう。しかし私には、貴族連合というものを消耗し尽くす前提にも思える」
「前提……」
「ギリアス・オズボーンを倒すことが出来れば、後はどうとでもなる、という考えだ。それでは《貴族派》も《革新派》も何もない、帝国の破滅だろう。それでは皇族の方々は一体誰が守るというのだ」
ゲルハルト・ログナーという男が持つ帝国への……皇室への忠誠心は低いものではない。
この内戦において、皇族を結果的に幽閉するという貴族連合の動きは、彼にとっても納得を示すのが難しい事案であった。
さらにゲルハルトは続ける。
「現状で足りない分を、強引に作っていると聞く」
具体的には、貴族連合の一部がわざと正規軍をサザーラント州におびき出し、強引にハイアームズを巻き込むという手段を取っている。
領民が巻き込まれるのであれば、ハイアームズも内戦に参加せざるを得ない。
そうやって状況を作っていけば、正規軍側から見てもハイアームズを無視出来ず戦力を回し、結果として戦火が広がっていく。
本日は特に大きな戦いがあり、緋色の騎士人形とそれに類似した巨人達がサザーラント州に現れたそうだ。
それを聞いたユーシスとフィーは、アルティナからリィン達の現状を聞いていたこともあり、それが緋の騎神とエマの魔煌兵のことだろうと察した。
「正規軍はこれを貴き血の方々と解釈し、『保護』と称してハイアームズへ攻め込んだ」
ゲルハルトの言葉にユーシスが呻く。
セドリックやアルフィンとは七月の特別実習で語り合う機会があったが、二人とも積極的に戦を求める人物ではない。
おそらくハイアームズになだれ込み、領民を巻き込む戦闘から彼らを守るためにテスタ=ロッサなどを使ったのだろうと伺える。
それは気高い行為、《
帝都に囚われた皇帝、その子息であるアルノール姉弟までもが貴族連合の元に居るという事実を、正規軍が認めることはないだろう。
「同時に、それを知ったカイエン公が舵を暴走させつつある」
ユーシス達は知らないことだが、現当主であるクロワール・ド・カイエンは七月に帝都地下に封印されていたテスタ=ロッサの消失という事態に対して大きな動揺を示していた。
それは彼の血筋が、獅子戦役にてドライケルス大帝によって打ち倒された偽帝、オルトロス・ライゼ・アルノールのものであることに起因する。
自らこそが帝国の支配者という彼が秘めた野望は現皇族を滅ぼし、己が帝国の頂点に立つこと。
そのために、かつての偽帝の騎神であったテスタ=ロッサの入手は彼にとっての悲願の一つとも言えた。
「何としても緋色の騎士人形を入手すべし、という通達があった。ノルティア州には関係ないが、ルーファス卿はそれを承諾。正規軍もろとも一網打尽、全てを手に入れる案を描いた」
「兄上なら、可能だろうと思わせる才覚がある」
「ふぅん。ところで話がズレて来たけど、先輩達を助けて欲しいってことにそれは関係あるの?」
「ある。……その案というものに、アンゼリカやトワ君が使われるのだ」
正規軍がクロウの友人達を捕えておびき寄せる餌にする、ということをルーファスは承知していた。
そのため、ゲルハルトにはあえて二人を正規軍に引き渡すように動くような指示も届けられていた。
ルーファスの狙いは蒼の討伐のために送られるであろう戦力を全てそこで消失させる、と語っているらしい。
「……少なくとも第四機甲師団など、正規軍でも名高い戦力が投入されるのは確実。確かにそれらを打倒することが出来るのならば、今後の戦いも俄然有利になると言えるが……」
「そのためには、アンゼリカ先輩やトワ会長を引き渡さなければならない」
「私は構わない。ノルティア州の兵士もだ。だがトワ君はただの学生だ。守られるべき存在だ。戦争に使われることなどあってはならない。……私も、可能なら娘を人質に出すような真似はしたくない」
「……意外、ではあります。ログナー侯であれば、武門の娘ならば覚悟をしているものだ、と仰るのかと」
ユーシスの言葉に唇を引き結ぶゲルハルト。
失言でした、とすぐにユーシスは謝罪する。
覚悟を決めていることと、娘を……家族を危機に追いやることは同じではない。
「娘びいきかもしれんが、アンゼリカは強い。だが、ルーファス卿の才はそれをゆうに上回る。少なくとも現状ではな。
そして命を対価に時間を生んでいる作戦を統括するルーファス卿の作戦など、私は……」
戦争で命の価値が軽くなるのはゲルハルトも理解している。
だが、戦争とはあくまで手段の一つでありそれだけで全てを決めるわけではないのだ。
武力というわかりやすい手段が必要なのは当然といえ、先の未来が見えない状況での消耗戦など恐怖でしかない。
「話は理解しました。ですが、何故私なのです? それほどまでに警戒する兄上の身内である私を……」
「君の、ノルドでの行動だ」
その言葉に、ユーシスはノルドでの行動を振り返る。
ガイウスの故郷を守るために兄の元から飛び出し、やったことと言えば第三機甲師団の作戦に引っかかり敗走、最後は仮にも味方であるはずのゴライアスへ斬りかかった。
貴族連合からすれば、叱責や罰が下ることが当然である散々な行動だ。
しかし、それこそがゲルハルトがユーシスを選ぶ理由でもあった。
「君がルーファス卿の傘下でありながら、その指示に完全に従う立場ではないこと。アルバレアの名を持ちながら身分を除外して、誰かを助けられる者であると判断した」
「ログナー侯……」
「君が向かった先はノルド、帝国の民でなく外国人の集落。君はそこが友の故郷であるというだけで、アルバレアの立場でありながら駆けつけた。
今、アンゼリカ達に必要なのはそういった者なのだと、私は思う」
無論、ルール違反は悪いとは思うがと付け足すゲルハルト。
ニヤニヤと悪い笑みを浮かべて肘打ちしてくるフィーを煩わしく思いながらも、どこか自分が認められた誇らしさが湧いてくる。
「それで結局、侯爵はユーシスに先輩達を保護して欲しい、ってことでいいの? でも、遠からずユーシスのお兄さんにはバレると思うけど」
「正確には、君のクラスメイトを頼りにしたい。……ラインフォルトだ」
ラインフォルトは正規軍でも貴族連合でもない、中立の立場だ。
加えてその影響力は外国にも届かせる存在であり、いかに両陣営のトップであるオズボーンやカイエン公でもそう簡単に手を出せるものではない。
「私が表立って取引をしてしまえば、士気以上に連合にも影響が出てしまう」
「そこで、私達が秘密裏に渡りを付ける、と」
トールズ士官学院の先輩後輩の関係であり、大人の都合に縛られない横の繋がりだからこその説得力。
実際、匿うことへの対価はゲルハルトが支払うのだろうが、名義としてはユーシス達になるというわけだ。
「タイミングの良いことだ。ちょうどアリサ……ラインフォルトの令嬢がこちらへ向かっている。元よりイリーナ会長へ渡りを付けると言っていたし、協力は問題ないはずだ」
「ほう、それは
「それで、先輩達は今どこに?」
「ああ、それは――」
ゲルハルトからトワ達の居場所を聞いたユーシス達は早速アリサ達との合流後、そこへ向かうために席を立つ。
とんぼ返りだね、とボヤくフィーを引き連れ、ユーシスは己が使った小型飛行艇へ乗り込み、アリサ達の迎えに動く。
光学迷彩で姿を消していたアルティナも彼らに続いていく。
やがて音も気配もなくなった部屋で、ゲルハルトは後悔や逡巡を込めた表情を作っていた。
「これで……良かったのか……私は、己の足で立っているのだろうか……」
その答えを返す者は、この場には誰もいなかった。
*
ARCUSで連絡を受けたアリサ達は、黒竜関のはずれで待っていたユーシスとフィー、アルティナの三人と無事に合流を果たす。
すれ違うことを懸念したフィーにより黒竜関の近辺で待機していたが、無事に合流出来て何よりだと安堵する一同。
時刻はすでに夕闇を超え、夜の帳が降りている。
夜空を駆けていた隻腕の騎神を見て敵襲と勘違いされないよう、ARCUSで連絡を取り合いながらⅦ組のメンバーが再会を果たす。
「アリサ、なのか?」
「えっと、まあ、はい」
ヴァリマールから降りたアリサはユーシスとフィーの姿を認め、再会の抱擁……をしたかったのだが、自分を見る奇異の目の前に動きを止めてしまった。
そんなユーシス達の驚きに、アリサはあははと苦笑しながら頬をかく。
自身も驚いて何を驚けばいいのかわからない状況で笑うしかない、というのが正解か。
「おねーちゃーん」
「こらっ、フィー」
その気まずい空気を消し飛ばすように、フィーがとてて……とアリサに抱きつく。
アリサもフィーの気遣いを察して苦笑しながらも、改めて再会の抱擁を示した。
共にいたロジーヌやアッシュも、鬼化したリィンを想起させる銀色の髪に灼眼となったアリサをまじまじと見ていた。
「リィンさんのはもっと灰色に近い感じでしたが……一瞥した感じではほぼ同じようなものですね」
メンバーの中でオズぼんの次にリィンとの付き合いが長いロジーヌのお墨付きということもあり、アリサの変化は鬼の力によるものだと断定される。
一体どうして、と尋ねられてもアリサのほうが聞きたいくらいだった。
「人のことからかっておいて、自分も拗らせるなんて笑い話じゃねぇか」
「うぐぐ」
エリンでアッシュのことを思春期が患う病気と勘違いしたこともあり、そのからかいに反論出来ないアリサ。
実際に力が使えるのであれば彼らの言う病気ではないのだが、そこはそれという共通認識が二人の間にはあるようだった。
「ところで、リィンは?」
アリサから離れたフィーが、きょろきょろと周囲に目を向ける。
ヴァリマールに乗っていたのがアリサだった時点で予想はしていたが、念の為というやつだ。
「ルーレに残ってる。先に行って、って言われてあの時はヴァリマールが勝手に動いたから来ちゃったけど……残して来て良かったの?」
「フフフ、アリサ嬢。息子のことだ、いずれ勝手に顔を見せるだろう。それよりも今は、トワ嬢達のことを考えるべきではないかな?」
「……ヴァリマール?」
「喋り方が変わってる。なんか流暢」
「えっと、驚かれるかもしれませんが、今のヴァリマールは――」
割り込んだロジーヌがユーシスとフィーにヴァリマールの現状を説明する。
オズぼんという存在を騎神越しにようやく認めることになったⅦ組のリアクションはと言えば、諦観であった。
「フフフ、そういうわけでよろしく頼む。ユーシス君にフィー嬢」
「……リィンがおかしい理由、か」
「まざまざと見せつけられた気分。今はいないけど、リィンの左腕にこの声の本体が憑いてるんだよね?」
フィーはふと、四月の特別実習の夜を思い出す。
かつてリィンは自分の父親が人形になってはぐはぐ、って感じで左腕に抱き着いて来たらどう思う? とフィーに質問したことがある。
その時はキモいかな、と返したが今も答えはキモいと思った。
「は、はい。私にもまだ見ることが出来ませんが……アリサさんなら見えるかもしれませんね」
「やだぁ」
ロジーヌの説明にさもありなん、なアリサだった。
「そんで、結局これからどうするんだよ。シュバルツァーは勝手に合流するって話だが、それを信用するのか? そっちも急ぎの用件みたいだが」
話の流れを戻すようにアッシュが口を開く。
リィンの不在、アリサの鬼化にトワ達の状況。
刻一刻と変化する状況を前に、ユーシスの脳裏にⅦ組の担当教官であるサラの言葉が蘇る。
――フィーを助ける。合流する。そして、全員でミリアムを迎えに行く。
トワ達は今も保護されているのならば、緊急というわけでもないのだろう。
そしてミリアムがトワ達を追いかけているとなれば。
どのみち全てを叶えるならば、最初に行くべき場所はここしかない。
「ザクセン鉄鋼山へ向かう」
「そうなの?」
「ああ。会長達が今保護されているのは、ザクセン鉄鋼山。正確にはその路線に確保された《アイゼングラーフ号》の中らしいんだ」
帝国政府専用列車《アイゼングラーフ号》は、現在貴族連合によって鹵獲されてザクセン鉄鋼山に置かれているとゲルハルトは言っていた。
仮にバレてもすぐに逃げられる処置なのかもしれないが、自由度という点で言えば飛行艇のほうが……と考えるユーシス。
だが個人で所有する飛行艇の普及ぶりを考えれば、空も変わらないかと息をつく。
どちらにせよ、移動することに変わりはない。
「けっ、とんぼ返りってことかよ。わざわざ黒竜関まで来たってのに、無駄骨だったな」
「そう言わないの。あの状況じゃ、どれが正解だなんてわからないんだから」
「アリサ。それとログナー侯からの伝言、というか懇願なのだが……会長達の保護に中立であるラインフォルトの力を借りられないか、とのことだ」
「対価次第でしょうね。元々フィーのために母様と交渉しようとしてたし、それを会長達のために流用すればいいわけだけど」
「あてはあるの? 下手すれば正規軍と貴族連合、両方に睨まれるわけだし」
「さっきまでは出たとこ勝負感あったけど、今は
アリサは、つい先程の戦いを思い返す。
ルーグマンと名乗った帝国学術院の教授が見せた、父の姿へ切り替わる瞬間を。
見間違いかもしれない、とは思えなかった。
自分が鬼の力を得てしまう、なんて経験があるからこそ、アリサは確信を持ってあれは何らかの理由で変貌してしまったフランツなのだと言い切ることが出来た。
ならば対価と関係なしにイリーナやシャロンにこれを伝える必要が、アリサにはあった。
そのためにラインフォルトへ向かう必要がある。
「まあでも、会長達の保護にラインフォルトの力は必要ないけど」
「……そうなの?」
「はい。オズぼんさんの力を借りて、会長達と一緒にエリンへ転移すれば両陣営から見つかる心配はないかと思います」
ロジーヌの補足に、エリンの存在を知る面々がなるほどと頷く。
ユーシスとフィーはまだ行ったことはないが、エマの故郷であり隠れ里だと知れば納得を示した。
「ならば、息子への連絡は私が請け負おう。ザクセン鉄鋼山へ向かうよう言えばいずれ顔を出す」
「ならザクセン鉄鋼山で会長達と合流後、一足先に二人をエリンへ送ってリィンを待つってことでいいかしら?」
「よし、近くにアルバレアの小型飛行艇を置いてある。まずみんなそれに乗り込んでくれ」
「その前にちょっと武器見繕っていいか。壊れちまったんでな」
「予備の武器しかないが、それで良ければ飛行艇にあるから持っていくがいい」
そうして、ユーシス達は一路ザクセン鉄鋼山へと進路を取った。
「どうやら、ログナー侯爵は予想通りの選択をしたようだ」
「んじゃま、雇い主の緊急要請もあるし、気張っていこか」
その機影を追いかける、何者かの存在に気づきもせずに。
四連休ということもあり、少し投稿遅れました。
やや話がごちゃってなって展開が間延びしてる気がする今日この頃。
メアリー教官やラインフォルト関連を入れたのはちょっと失敗だったかな、とも思えてきました。
でも説得力って点では入れないわけにも行きませんし、テキトーで良いんじゃとも思いながらも試行錯誤。
可能性は低いですが、処理しきれなくなったらクロスベルでのユウナちゃん奮闘記みたいに零の巫女様に頑張ってもらうかもしれません(修正