とある軽巡洋艦について
とある鎮守府で目覚めた1人の軽巡洋艦…………
「こ、これは…………」
彼女は一見普通の艦娘に見えるが……………
「へっ、この程度じゃあ俺の相手じゃないぜ!」
内に秘めたるパワーは戦艦なぞの比ではなかった。
「でやっ!はっっ!ちゃあああ!!」
「ぐふっ!がはっ!?うあああ!?」
演習では余裕の表情で戦艦を『殴り』倒し、空母を『気弾で』倒したり、駆逐艦達を一撃で意識を刈り取っていた。
これでも一応手加減しているらしく、本人曰く「建造されたばかりで力加減が難しい」と言っていた。
彼女の名は軽巡洋艦木曾、正真正銘球磨型軽巡洋艦の5番艦である。
「ふぅ……………この辺にしておくか。」
彼女は毎日鎮守府の裏にある専用特訓室で毎日特訓を続けている。工作艦明石が(自分から)一週間徹夜で製作した『超ウルトラ特訓室(命名夕張)』のお陰でどんどん強くなっている。
超ウルトラ特訓室の内部には基礎から鍛えられるトレーニング用具(戦艦の方々が使っているやつの30倍の強さ)やこちらの動きを学習して強くなっていく人型のロボット(一体一体が素の強さで重巡)や至る所から極細ビームが射出される回避力を向上させる機械などが揃っている。
木曾はこれは全て攻略し、さらには独自の特訓方まで練り上げている。
例えばトレーニング用具の500kgダンベルを両手の小指で3個ずつ持ち上げたり、学習ロボットは首の後ろを手刀だけでワンパンしたり、ビームは目を閉じてエネルギーだけを感じて回避したりと様々な事をやっている。
しかし未だ勝てないものがあり、それが『自分』である。
正確には自分を完全コピーしたロボットなのだが、これが無限に湧き出てくる為いつかは敗北してしまう。
木曾はこれを攻略するのに基礎を見直したり新たな特訓方法を試したりしている。
そして木曾にはまだとあるチカラを持っている。
それはエネルギーを巧みに操り体外へ放出、結果ビームやエネルギー弾が射出される。
今の所技という技は生み出せていないが、後に暇ができれば必殺技でも生み出したいと言っている。
出撃や演習の際はこのエネルギーを使い戦艦の装甲を破ったり、空母の艦載機を撃ち墜としたりしている。相手になんかショボンという気持ちを残すが、当の本人は全く気にせずに戦闘している。
木曾は基本砲撃や雷撃はせずに格闘による近接戦、エネルギー弾による遠距離攻撃を主としている。理由として砲撃より格闘の方がやりやすく、雷撃よりエネルギー弾の方が射程も長く威力も高いからだそうだ。もはや艦としてどうなのだろうか?
これで軽巡洋艦木曾についてのレポートを終了する 海軍大佐『三分 克典』
説明回です。次回はバカ長いから覚悟しとけよ(30000〜50000文字の予定)