カミーユが女だったら鬱でもニヤニヤできる 作:Fabulous
アレキサンドリア艦長室
「エゥーゴの狙いはジャブローか。予想はしていたが少々早かったようだな。大佐」
艦長室の一面に設置された大型モニターに黒を基調としたコートで身を包む目付きの鋭い鷲鼻の老人が映っていた。それに対してバスクは常日頃溢れ出ている傲岸不遜な態度をまったく表に出さず、ただただ不動で謝罪の言葉を述べていた。
ジャミトフ・ハイマン。
地球連邦軍大将でありカミーユ達の敵であるティターンズの創立者。現状、この地球圏で最も影響力を持つ怪物である。
「はっ。あろうことか何隻か連邦軍正規部隊の艦艇がエゥーゴ艦隊に追随するのを確認しました」
「貴官の指揮下にいた部隊も含まれているようだな?」
痛い所を突かれ今ならばどんな合金でもスクラップにできるほど固く握られた巨岩のような拳が小刻みに震える。この場にジャマイカンがいたならば顔を青くして居ただろう。
それも無理はない。
グリーン・ノア1からガンダムを強奪したエゥーゴを追い敵の旗艦と思われる船を発見したまでは良かった。だがそこからは正に踏んだり蹴ったりの不運の連続だった。
使者として送った部下は敵に寝返り無事だったガンダムも年端もいかぬ小娘に盗まれ全てのガンダムを失う失態。頼みのティターンズたちはエゥーゴのMSの前に翻弄され不甲斐ない戦果ばかり。
ならばと業腹ながらも正規軍にも協力を要請したらまさかの土壇場での裏切り。
背後からエゥーゴに寝返った正規軍艦隊の砲撃によってアレキサンドリアは満足にMS部隊の援護も出来ず後手に回らざるを得なかった。
更にエゥーゴのMS部隊の降下に合わせて大量のデコイをジャブローに向けて射出。レーダーが混乱し生まれた空白地帯にピンポイントで降下されては移設中の脆弱なジャブローでは迎撃など土台無理な話だった。
「申し訳ありません。まさかエゥーゴがこれほど連邦内部を蝕んでいるとは……面目しだいもございません」
青筋を浮かべつつ苦虫を噛み潰すバスクとは対照的にジャミトフはいたって平然としていたが、言葉の端々にある棘がバスクの胸を突きまわす。
「そう自分を責めるなバスク大佐。それにこれは好機と捉えよ。この事実を巧く使えばエゥーゴの浸透を議会で追求し堂々と親エゥーゴ派を牽制できるのだからな」
ジャミトフはモニター越しに今にも噴火しそうな巨人を諌めるも、その胸の内では罵詈雑言の嵐が吹き荒れていた。
自ら戦艦に乗船し最前線で指揮を執る超現場主義のバスクを一定程度は評価している。エリート部隊とは言えティターンズにも彼程に力を持ちそれを振るうことを躊躇わない部下はいない。
だが如何せん大局を見る目が欠如していると常々憂慮もしていた。
30バンチ事件などその最たる例と言える。
暴動を鎮圧しろと命令はしたがジャミトフ自身もまさか毒ガスを注入してコロニーごと住民を皆殺しにするなど想定外だった。そこから始まった膨大な隠蔽工作の影響は今でも尾を引き巨大な権力と武力を持ちながらもティターンズの立場は不安定と言わざるを得ない。
どれだけ恐怖や甘い汁をチラつかせようとも靡かぬ人間はいた。連邦軍内の不穏分子は勿論のこと彼にとって忌々しい政敵であるブレックスや士官学校時代からの腐れ縁であるアナハイム・エレクトロニクス会長メラニー・ヒュー・カーバインと言った面々は陰に陽にティターンズの躍進を阻んでいる。
全てとは言わないが現在のティターンズの悪評の大部分がバスクの所業のせいであると彼自身一番頭を悩ました。
「貴様の役目はエゥーゴとその支持者たちを根絶やしにすることだ。奴等の宇宙戦力を壊滅せしめれば地上に降りた雑兵はどうとでもできる」
「了解しました! それにジャブローには今、
自身を奮い立たせるように語気を荒げるバスクの姿に底冷えをジャミトフは感じた。
ジャブロー基地に仕掛けたアレを何の忌避も感じずに、使用する前提で話を進めるその姿はかつても見たことがあった。それは30バンチ事件の知らせを受けすぐさまにバスクへ事のあらましを詰問した時の彼の返答と重なる。
「お喜び下さい閣下。我が方の損失は皆無でありました」
「俺はいったい何をしているんだ……」
大気圏下での戦闘が熾烈を極めジェリドの周囲でも次々と仲間たちが一機、また一機と爆炎と閃光に包まれ消えていく中、彼はコックピットの中で自問していた。
戦況は一進一退といった形でエゥーゴ・ティターンズ双方共に決定打を欠きただひたすらに命と時間ばかりが過ぎていく。迫りくる時間切れという恐怖に多くのパイロットが怯えるそんな状況において、ジェリドは気が抜けていた。
──俺はティターンズの兵士だ。カクリコンは仲間で同志、あの娘は他人でエゥーゴのパイロット……敵なんだ! 敵は倒さなければならないんだ‼
本来、自身の持てる全ての能力を総動員して然るべき戦場で彼は迷っていた。エゥーゴのMSに照準を合わせる度に視界の端にチラつく少女の顔が彼の殺意を削いでいた。
「何をやってるんだいジェリド! 死にたいのか⁉」
「ら、ライラ……すまない。カクリコンを援護してくる」
見かねたライラの叱責に、もう一度操縦桿を握り直しバーニアを吹かすその後ろ姿をライラは冷めた目で見送った。発破をかけたものの、一流の兵士である彼女はジェリドの迷いを感じ取っていた。
「ジェリドの奴、理由は分からないがありゃ駄目だね。とても使い物にならない。アタシがなんとかするしかないか⋯⋯」
だがライラとて任務がある。迷いを持ったまま戦場に来た愚か者にまで時間を割くほど温い精神構造はしていない。
彼女の目は既にジェリドからエゥーゴへ向けられていた。
「ジャブローに降りるったってポイントマンが必要だ。この乱戦でも不自然に動きの少ない機体は……アイツだね!」
あくまで冷静に戦場を俯瞰していたライラの目と戦士の勘は激戦の中で不可解な動きを繰り返すリック・ディアスを見つけた。カミーユ、クワトロが戦線から突出しても必死に陣形を維持しようとするエマの誘導は辛うじてエゥーゴ部隊を繋ぎとめていた。だがその健闘が仇となったのは理不尽と言うほかない。
「この状況でもまとめ役とは随分と律儀な奴だね!」
「私だけを……強い!」
「そう簡単にはやらせるかよ!」
「中尉は引き続き先頭に! 俺たちが援護します!」
エマ機に肉薄するライラのマラサイへすかさず牽制を放ったのはアポリーとロベルト。
エマ機を護るように立ち塞がる二機のリック・ディアスは豊富な武装に物を言わせた弾幕でライラを近づけさせない。
「鬱陶しいねぇ! ジェリドの馬鹿がマシだったら無理攻めも出来たってのにっ⋯⋯! そろそろバリュートが開いちまう!」
アーガマ艦橋
「エマ機、戦闘に入りました。カミーユ、クワトロ機も戦闘中。もう無茶苦茶ですよ!」
「無茶でも何でも彼らを地球に降ろすんだ! バリュートの強制展開まであとどれ位だ⁉」
「もって後、数分です! ブライト艦長、我々も離脱しなければ重力に捕まってしまいます」
「彼らの健闘を、祈るしかないのか……?」
ブライトたちの懸念通り両軍のMSの背部から次々とバリュートが展開し宇宙は多くの落下傘で瞬く間に埋め尽くされていった。突如として止んだ砲火の代わりに大気圏突入の衝撃がMSの機体を軋ませる。
「潮時だカクリコン──! 俺はバリュートを展開する!」
「ジェリドめ! 意気地無しがっ」
「待てっ お前だけは逃がさない!」
カミーユたちもそれは例外でなく、最高潮にまで高まった戦いの熱も引き裂かれる。強制的にバリュートが背部で展開することで必然的にすべての機体が地球を背にした。だがただ落下するだけの時間を両者は待てない。
「カクリコン! もう一機はまさかカミーユ⁉ あの馬鹿共……バリュート無しじゃ大気圏で燃え尽きるんだぞ!」
示し合わせたかのようにバリュート展開をオートから手動に切り替えた二機のMSは大気との摩擦熱で赤く発光していく。それはどこか神々しい光景だったが、二人の命を糧とする輝きなだけに終焉は間近に迫る。
「あの時のガキだけは! 貴様を倒さなければ俺は!」
「知ったことか!」
頭に血が上っている両名だが愚かではない。自分たちに残された猶予には限りがありそれがとても短いものだと理解しているから大急ぎで相手を倒そうとしている。どのみちこの状況では先にバリュートを開いたほうが死ぬ。生きるため互いに死へと向かっていた。
「クソォ! このままでは共倒れだ……さっさと墜ちやがれ‼ ──ぬぉ⁉」
塗装が熱で蒸発しフレームも融解する温度で戦闘をすること自体、人類はほぼ経験していない。ましてアナハイム・エレクトロニクスの技術者も想定してはいない。距離を取り射撃戦を行うカクリコン機のビームライフルが外気温に耐えられず爆発したのは当然といえば当然だった。
「ジェ、ジェリド! 援護してくれぇっ!」
極限状態において、取り囲むように全天モニターで映し出された炎はまるで自分自身が焼かれているような錯覚を生じさせる。水の惑星が手を伸ばせば届きそうな距離だが二人の居場所は灼熱の淵。今にも地獄の釜が蓋を開けて呑み込まんとする世界の中で、二人の精神の明暗が決まった。
「逃がすものか! お前だけは‼」
カミーユはビームピストルもクレイ・バズーカも既に失っていた。手放したというほうが正しいか、大気圏突入時の熱がどれほどのものか彼女は分かっていたから自分で廃棄した。残った武器は備え付けの55㎜バルカン・ファランクス。頭部ハッチが解放され銃口がマラサイを捉え火を噴く。
「頭に武器が⁉ だ、だがその程度ではこのマラサイの装甲は撃ち抜け──」
通常のガンダリウム合金ならばそうだっただろう。だが超高温に晒され脆くなった装甲はまるで糠のように銃弾を吸い込んだ。
「そ、そんな馬鹿なァ⁉」
一方のカクリコンは現実に迫る死の恐怖に一瞬、怒りを忘れてしまった。彼がなりふり構わず突撃していれば結果はまた違っていただろう。しかし勝利の女神が微笑んだのはカミーユ・ビダン。カクリコン・カクーラーは死神の鎌に刈り取られ焦熱の空へと堕ちて行く。
「う、動け! バリュートさえ作動すればいいんだ! 動け! 動け! 動けってんだよぉ!! 」
操縦席でどれだけ計器を弄ろうと深刻な損傷を負ったメインフレームは壊れた人形のような何処か滑稽で緩慢な動作しか出来ず、
「救助求む! こちらティターンズのカクリコン・カクーラー! 救助求む! アレキサンドリア! 応答を! 応答を! ジェリド⋯⋯聞いているだろ! なぁおい!? ジェリド!? 俺はここだ! 頼むから誰か応えてくれぇ!!」
通信でいくら助けを呼ぼうともそれを受信したところで誰も応えることはしない。死に逝く者の哀れな命乞いを聴きたくはなかった。
「ハァ──ハァ──ハァ──あぁそんな⋯⋯こんな所で⋯⋯」
吐く息でバイザーは白く濁り視界を覆い隠した。堪らずヘルメットを脱ぎ捨てるとパイロットスーツ越しでは感じられなかった熱がカクリコンを襲う。
一息吸い込む度に肺が熱湯を流し込まれるあように悲鳴をあげ、無駄だと薄々分かっていながらも固く操縦桿を握る手は特殊素材が溶け鼻を刺す臭いがコックピット内に充満した。
「う⋯⋯うぅ⋯⋯熱い⋯⋯熱過ぎる⋯⋯!」
じわじわと蒸し焼きにされていく中で、カクリコンは地球に残してきた恋人が脳裏に現れた。
目の前に迫る地球に、彼女はいるのだ。
庭先に植えられている薔薇が一番良く見えるから、とリビングの窓辺に佇むその姿が彼は気に入っていた。
昼日中、起き抜けで気だるげにシャツだけを身に纏い美しい日の光のような髪をかきあげるその仕草に彼は惚れていた。
ふと、宇宙へ上がる前に彼女が流行りのレストランに行ってみたいとねだっていた事を思い出す。任務の前に約束しても任務帰りになれば「もう流行りは過ぎたのよ」と冗談めいて言われ何度も肩を落とした。
そうだ、次こそは完璧なプランを立てよう。
洒落た店を予約して、
女の喜びそうな花を用意して、
キザな台詞の一つでも吐いてやろう。
直ぐに帰ると言って出てきた。別れのキスすらしていない。
「あ⋯⋯あぁ⋯⋯! アメ⋯⋯リ⋯⋯⋯⋯ァ⋯⋯俺は──」
カクリコンは地球へ手を伸ばしそこにいる筈の無い恋人を引き寄せながら近い内に言おうと思って言葉打ち明けようとした。
「──────────────」
死神にとってそんなカクリコンの夢想など意味はなかった。肺と喉は既に焼け爛れ満足に呼吸も出来ず眼球も角膜のたんぱく質が凝固し視力も失っていた。
雲散した恋人を探すように手を伸ばしたその時、大気圏に突入したマラサイは火花のように閃光を放ち、消え去った。
「────ガフッ!?」
爆発したマラサイと入れ替わるように高度を上げたカミーユのリック・ディアスは想定を越えた高度と速度でのバリュート展開によって急激なGが圧し掛かった。
全身の内臓が万力で引き伸ばされていくような不快感はカミーユから復讐の余韻を奪った。
命懸けてでも討ちたかった仇。
「はぁ……はぁ……お、終わったの? うっ……ウェ……オエェ……!」
気が狂いそうな程望んだ復讐の結末を、カミーユはまだ理解してはいなかった。
「退いたか……いや、流石に此方も潮時だな」
シロッコ駆るメッサーラとの一騎討ちに挑んでいたクワトロだったが驚異的な推進力でヒットアンドアウェイを繰り返す神出鬼没な相手に防戦を余儀なくされていた。だが果敢に攻めていたメッサーラが突如踵を返すと一瞬でレーダーと肉眼から消え去った事態に、慌てて計器を確認し自分の今の高度を知った。
「⋯⋯いかんな、奴との戦闘に気を取られ過ぎた。着地点が少しずれるか」
バリュート装置を起動しながら落下予測地点を計算するとジャブローより数十キロ離れたジャングルに降下することが分かった。この程度なら少々の遅れで済むと安堵したクワトロだが、当初の予定では随伴して降下する筈のカミーユのリック・ディアスを探した。
しかし既に辺りはバリュートだらけの紋切り模様でとても機体の識別はできない。通信も大気圏突入の影響で上手く機能せずただ落下に身を任せるしかないことに歯噛みする。
「あれは……ティターンズのMSか?」
そんな中で、バリュートを展開せず凄まじい速度で地球へ吸い込まれていく機体を発見した。辛うじてエゥーゴの機体でないと分かるそれは四肢が爆散しメインフレームも融解していき次々に崩壊していく。
──少佐っ 助けて下さい! 少佐ァ──!
クワトロはかつての部下の悲痛な叫びを思い出した。今まさに大気との摩擦熱で急激に熱せられている敵機の運命は一つ。
孤独な死だ。
果たしてあのパイロットの酷い死は意味があるのか?
恐らくはないだろう。どれだけ慰めの言葉を掛けたところで運命は変わらない。あのパイロットは最期の瞬間まで恐怖に狼狽え苦しみにのたうち回るのだ。そして、この無限の宇宙に漂うことも母なる大地に還ることも出来ず、灰の一欠片も残さず燃えてゆく。
「か、カクリコン⋯⋯」
ジェリドは燃え尽きていく親友の名を叫ぶことしかできなかった。今すぐにカクリコンの機体に近寄り救助したい気持ちと既にデッドラインの向こうにいる友を助けようとすれば自分も道連れになってしまう冷静な判断が混在していた。
「仇は……仇はとるぞ! お前の仇を! もう俺は迷わん! カミーユ、地上でケリをつけてやるッ」
ジェリドは友の仇を視界に捉え足下に迫る大地を待った。カクリコンのような愚行は犯さない。得意の地上戦でもって雪辱を晴らす為にジェリドは一旦沸き上がる殺意に蓋をした。
アーガマ艦橋
「MS部隊、降下進路に入ります。予定進路よりズレありますが軽微です。作戦に支障はありません。ただしクワトロ大尉は戦闘の影響でジャブローより少し南へ落着するようです」
「そうか、なんとかエマ中尉が踏み止まってくれて助かった。クワトロ大尉が遅れを取り戻すまでジャブロー攻略はエマ中尉が指揮するよう打診してくれ」
──シャア……頼んだぞ。カミーユ君やエマ中尉たちと共に必ず帰ってこい
青き星に吸い込まれるように落ちていくMSたちを見送りながら、ブライトはかつての敵に思いを託した。
「重力に引かれては敵わん。撤退する」
敵味方の落下傘降りしきる中、シロッコはただ一機のリック・ディアスを注視しながらも進路を母船へと向ける。その報告に戦闘宙域の間近から事の成り行きを見守っていたテッド艦長が額に汗を浮かべながら答えた。
「エゥーゴを追わないので?」
「重力の井戸の底には思わぬ怪物がいるものだ。私はそれが怖い。一時ジュピトリスへ帰投し態勢を整える」
「そうですか! お気をつけて」
ようやく厄介者払いができたとテッド艦長は通信モニターに映らないよう拳を握り胸を撫で下ろした。だが彼は事態の急変にまだ気づいてはいない。
既に自艦の主だったクルーたちがシロッコに懐柔され忠誠を誓ったなど知りもしない。
この後、銃を突きつけられた姿でまた自分の前に連れ出される艦長に同情しつつも栄光の道を歩む同士となるチャンスを与えられるのだからきっと光栄に思うだろうと、母船に撤退するシロッコは冷たい微笑を浮かべる
「もう少し君を知りたかったが⋯⋯いかんな。まるで初な少年に戻ったかのようだ」
それでも彼はまだ見ぬ存在を想起する。リック・ディアスは既に地球へ降り光点すら見えぬほど離れたと言うのにその存在は彼の心臓を鷲掴んで離さない。
──また会おう。不思議なレディ。
自然と笑みが零れたシロッコの心には、晴れやかで麗らかな風が吹いていた。
ジェリド、覚悟完了
カクリコン、クラウンになる。
クワトロ、はぐれる
木星兄貴、また会おう(ニチャァ)