東方探求記~secret researcher~   作:ス・ザク

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第4話:幻想郷

~客を待つ事およそ10分後~

 

 

突如、ガラッと玄関の扉が開かれる

 

 

「おう坊主!ここ依頼屋で良かったんだよな?」

 

一番客は威勢のいいおじさんだった、しかし八百屋の人とはまた別人だ

・・・って紫さんの伝達力って音速!?もう客が来たよ!?

 

「あ、はい、いらっしゃいませ!自分は岡野正也っていいます、それで、どんなご用件でしょうか?」

 

初めてという事もあって緊張して若干口元が震える

 

「ちょっくらこれらの酒瓶を博麗神社まで持ってってくれねーか?」

 

そう言って彼はよっこらしょと、玄関の手前に荷車を引っ張ってくる、そこには酒瓶4本が乗せられていた

なるほど、このおっちゃんは酒屋なのかな?

 

・・・ってちょっと待て、博麗神社だと!?

むぐぐ・・・関わるまいと思ってた人物に早速関わる事になってしまうとは

 

まあいい、それより依頼だ

 

「あの、その博麗神社っていうのはどちらに?」

「こいつを頼りに運んで行ってくれ」

 

そう言って手渡されたのは一枚の手書きの大まかな地図だった

・・・こんなので本当に行けるのだろうか?だが地図を見る限り途中のルートは特に入り組んでいる訳でもなく、割とすんなり行けそうだった

 

「これから店の掃除やら買い出しやらで忙しくて配達に手が回んなくてな、悪いがよろしく頼むぜい」

 

なるほど、もしかしてこのおっちゃん一人で営んでるって所だろうか?

だとすればその仕事量は計り知れないだろう、快く引き受けなければ

 

「承りました、では行ってきます!」

 

靴を履き、玄関を出て、目の前に置かれている荷車の取っ手を持ちあげ、いざ行かん博麗神社へ

幻想郷での初仕事が幕を開けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここかな?」

 

歩くこと数十分、地図の通り特に迷う事は無く、途中で妖怪にも出くわす事は無く、とうとう目的地の手前にやって来た

この分だと恐らく妖怪は夜行性なのだろうか?まあ妖精の悪戯には遭ったが大した事は無かった

 

 

眼前には何十段もの石の階段、そしてその先には大きな鳥居が見える

 

「さてと・・・」

 

俺は取っ手を降ろし、荷車をその場に放置して、一歩一歩階段を上って行く

 

上り終えると、石で出来た短い参道があり、目の前には社、そして賽銭箱が置かれていた

特にこれと言って変わった様子は無い普通の神社だった

 

(ここが・・・博麗神社か)

となるとここに博麗の巫女も居るのだろう

変な敵意だけは持たれたくないものだが・・・

 

「ごめんくださーい、依頼屋でーす」

 

社の中に向かって俺は声をあげる

 

すると「はぁーい」という何ともダラしない調子の返事が聞こえ、ガラッと扉が開かれる

中から出てきたのは紅白を基調にした巫女服、頭には白のラインが入った赤いリボンを身に纏った女の子だった、肩の部分は何故か露出している

 

恐らくこの子が博麗の巫女なのだろう

 

「あら、ここらじゃ見ない顔ね」

 

やはりこの世界では誰の目から見てもそう認知されるらしい

 

「あはは、俺はつい昨日人里に移り住んで依頼屋を始めた渡来人、岡野正也だ、あんたが博麗の巫女でいいのか?」

「ええそうよ、私は博麗霊夢、素敵な賽銭箱ならそこにあるわ」

 

どうやらこの子、霊夢は俺を参拝客か何かと勘違いしてるらしい

 

「ええと、俺がここに来たのは酒屋からの依頼で、ここにお酒を持ってくるよう頼まれたんだ、今から運んで来るから少し待っててくれ」

「はぁ・・・最近人里の酒屋が配達も承るって言うから注文したんだけど、何だかんだで結局は人に押し付けるのね、あの店主、物臭でよく人に物事を押し付ける事で有名だから、貴方も災難ね」

 

階段を降りようと背を向けたその時、霊夢が溜息混じりにそんな事をぼやいたのだ

 

うん、少しでもあの人の事を苦労人だと思って快く引き受けた俺が馬鹿だった

てかあのオッサンただ単に配達するのが面倒臭いから俺に依頼したのか?だとしたらこの借りはいつか丁寧に‘お返し’してやらねば・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よっこいしょと、これで全部だな」

「あら御苦労さん、確かにこれらは私が注文したお酒ね」

 

荷車と社をニ往復し、重たい酒瓶を運び終え、ふぅっと一息ついた

 

「そういえばこれだけのお酒、一体誰が飲むんだ?」

 

休憩がてら話題を振ってみる事にした

 

見た感じ霊夢は未成年みたいだし、ひょっとしたらここの神主さんが物凄い酒豪だったりするのかな?

 

「勿論私に決まってるじゃない」

「・・・は?」

 

だが、予想外の答えが返って来たので思わず気の抜けた声をあげた

 

「いやいや未成年はお酒飲んじゃ駄目なんじゃ・・・・」

「そんな掟、この幻想郷には存在しないわ」

「うそん」

 

流石は幻想郷、アルコールの驚異すら認知されていないとは…

いや、俺達が住む世界の規律が厳し過ぎるだけなのか?

いかん、錯覚さえも覚えてしまう…

 

「それで、依頼屋の岡野正也と言ったわね」

 

あれこれ考えてると今度は霊夢の方から話しかけてきた

 

 

「紫から聞いたんだけど、あんた、不思議な力を持ってるんだってね?」

「え!?」

 

何余計な事まで言っちゃってんのあの人ー!?

今になって自分の風評が気になり始めたんだが・・・

 

「ちょっと私と勝負しなさい」

 

しかもさりげにやる気満々だよ!?

ここの人達って皆こういうノリなのか!?

 

「ちょ、ちょっと待てって!俺は何の力も持たない只の人間だしこっちに来たばかりなんだ!それにそんなの紫さんの出鱈目だよ!!」

 

何とか必死に言い訳をする俺

 

「・・・それもそうね、確かにあいつは時々真偽の掴めない訳の分からない事言い出すし、今回は見逃してあげるわ、でも今後一度でもあんたが何らかの力を使っている所を私が目にしたら・・・その時は覚悟しなさい」

 

おぉ・・・こわいこわい

まあその日が来ない事を祈るよ

 

 

 

 

「そ、それじゃ俺はこの辺d「お、何だ、勝負するって?」って魔理沙!?」

 

帰ろうと一言告げて振り返った矢先、上空から声がかかり、見てみるとそこには先日の白黒魔法使いが居たのだ

 

空飛べるって羨ましいね、今の俺にとって右手と同じぐらい必要としてる能力だ

 

 

「あら魔理沙じゃない、丁度いい所に来たわね」

 

それに対し霊夢は特に警戒する事も珍しがる事もなく、ごく自然に挨拶を返した

 

この二人は友人・・・なのか?

 

「お?よく見たら昨日の晩森の中で彷徨っていた人間じゃないか、紫が言うにはどうも渡来人らしいじゃないか」

 

…モシモシユカリサン?

 

何あの人勝手に俺の事広めてんの?そんなに人の嫌がる事して楽しいの?趣味なの?娯楽の一種なの?

 

 

「ああ、それより昨日はサンキューな、おかげで飢え死にしなくて済んだ」

 

まあそれよりまだちゃんと礼も言ってなかったし、いずれは会って言いたいとは思ってた、決して他意は無い、決してだ

 

「礼には及ばないぜ、それよりさっき勝負だの何だのって聞こえたんだが…」

「違っ…!あれは霊夢が勝手に…」

 

心なしか、勝負という単語を耳にして胸を躍らせてる様子の魔理沙

 

「この渡来人が勝負したいって言うから、弾幕を披露してくれないかしら?」

「言ってねぇよ!何勝手に捏造してるんだよ!?」

 

ははは、博麗の巫女っていうから良識人だとばかり思ってたけど、俺の思い違いだったみたいだな

 

「なんだそんな事か、よし、それじゃあ私が本物の弾幕というものをお前に見せてやるぜ」

「ちょ・・・頼んでも無いのにさっさと話を進めるなって!」

「遠慮なんていらないぜ」

「って人の話を聞けぇ!!」

 

この世界の人達には和解という選択肢は無いらしい

これはこれで色々と苦労が募りそうだなぁ・・・

 

「お前はあの時、妖怪に襲われたと言った、その際弾幕をばら撒いて来ただろう?」

「え?ま、まぁ確かに・・・」

 

魔理沙はこちらの事なんてお構いなしにせっせと話を進めていく

 

ルーミアちゃんに一方的な鬼ごっこを仕掛けられて幾つものカラフルな光弾を俺目がけて拡散させてきたあの映像が脳裏に蘇る

 

すると魔理沙が何やら懐を弄り、一枚のトランプのようなものを取り出した

 

「でもな、今時そんなチャチな弾幕なんて撃ってたら馬鹿にされる、そこで私が本物の弾幕というものをお前に見せてやる」

 

いやだから結構ですって

俺はひっそり平和に過ごす主義なんだよ

 

 

「そして教えてやる、弾幕は・・・・・・」

 

パワーだって事をな!!

 

そう叫ぶや否や、トランプが光り…

 

 

俺の方に向けて構える

 

「お、おい、何をする気だ…?」

 

超絶に嫌な予感がした

 

 

 

 

「いくぜ!恋符『マスタースパーク』!!」

 

次の瞬間、超ド級のレーザーが俺目掛けて突っ込んで来た!

 

視界が次々と極太のレーザーのまばゆい光に飲み込まれていく・・・・

 

 

「ちょ・・・のわっ!?」

 

おいおいいきなり何てものぶっ放すんだ!?俺を殺す気かよ!?

 

 

俺は即座に右手を前に伸ばした

 

あっと言う間に俺の体は目の前の光の世界に包まれていく

 

 

だが・・・・

 

 

 

キィィィィン!

 

 

 

右手に触れたそれは停止し、効果音と共にかき消される

 

 

 

「なっ・・・・・!?」

 

予想外の出来事に魔理沙は絶句する

霊夢に至っては湯呑を両手で抱えたまま口をポカンと開き、驚いた様子でこちらを見ていた

 

しかし有能な右手だ、ちまちました弾幕だろうが極太のレーザーだろうが、こいつ1本で全て無効化出来る

 

 

…今だ!

 

 

 

「アディオス!」

 

その隙に階段下まで全力疾走で離脱する

逃げるが勝ち、この言葉作った人天才だろマジで

 

 

不覚にも霊夢と魔理沙に自分の能力を披露してしまった

あぁ、この先面倒事に巻き込まれるのは確定したなと思った瞬間だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぜぇ・・・はぁ・・・何とか帰ってきた」

 

酒屋のおっちゃんから報酬を受け取り、ついでにその足で団子屋で腹ごしらえをしてきた

 

何でも酒屋のおっちゃん曰く、そこは早くておいしい事で評判のある人里唯一の団子屋だとの事、実際評判通りだったので絶賛した

 

昔ながらの三色団子、シンプルでありながらももちもちの食感と程良い甘みが口内で広がっていくあの感じ、まさに美味の骨頂だ

 

 

ちなみに霊夢の言ってた事について問い詰めた所、「ハハハ、知っちまったか、まあでもドンマイドンマイ」とか抜かしおる

 

そろそろ本格的にこのオッサンに対する丁重な‘借り’の返し方というものを考え始めた

 

 

 

 

さてと・・・・

 

「まだ次の依頼は来なさそうだし、ちょっと寝るか」

 

布団は無かったので畳の上で直に寝っ転がった

 

こまめな休養が生きていく上では必要だと自分の中で勝手に思っていた

皆はダラダラし過ぎないようにな、怠惰な生活ほど損するモンはない、マジで

 

 

 

・・・一体誰に向かって言ってるんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギース ギース

 

 

 

「う、うーん・・・むにゃむにゃ」

 

辺りも暗くなり、キリギリスがメスを求めてナンパし始めた頃、俺は目を覚ました

 

随分長いこと寝てたんだな俺

昼間は団子食っただけじゃないか

 

 

明りをつけ、腕時計を確認してみると、針は6時を指していた

 

 

やっべ、晩御飯の事何も考えてなかった

作ろうにも食材は何もない

 

そういえば幻想郷ってどんな食べ物が主流なんだろう?シチューとかカレーライスとかあるんだろうか?

団子屋があるんだったら小麦粉は存在してるんだよな、だったら手打ちうどんぐらいは作ろうと思えば作れるかもしれない

 

 

このままじっとしてても何も変わらない、そう思った俺は何かないかと家を出て、人里を探索する事にした

 

 

 

しかし・・・・

 

 

「人通りが全然無いなぁ・・・・」

 

この世界の人達は夜になったらさっさと家に帰っておゆはん作るなり寝るなりするんだろうか?実に規則正しい

 

 

 

 

 

ドォーン

 

 

「!?」

 

突如、森の方から轟音が聞こえた

 

 

「一体何だ?」

 

音のする方向を見ると、たて続けに轟音が響き、微かに光のようなものがフラッシュしている

 

 

脳内に昨日の映像が蘇る

 

光る弾幕、着弾音

 

 

 

まさか、誰か戦ってるのか?

 

 

「慧音さんからは夜中は森に行くなって言われてるけど、確かめずにはいられない」

 

もとから好奇心旺盛な俺は指を咥えて立ち尽くしてる訳も無く、気付いた時には森に向かって走り出していた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぜぇ…ぜぇ…確かこの辺りから」

 

森に入り、音源を探っているうちに、いつの間にか音が止んでいた

まさか、決着が着いたのだろうか?

 

 

俺は辺りを見渡す

 

 

昨日見た光景と同じ、木、木、草、アスファルトも何も貼られていない道

夜という事もあり、視界も良くない

 

 

「ん?」

 

ふと、少し離れた所に、何やら赤い光のようなものが見えた

 

 

俺はそれに向かって足を動かした

 

 

近くまで来て、俺はそいつを目で確かめる

 

 

 

「こいつ…動物!?」

 

なんとそれは、赤いオーラのようなものを纏った、ヤマアラシのような生き物だった

 

だが、体中傷だらけでぐったりしている

 

 

「お、おい、大丈夫か!?一体誰にやられたんだ!?」

 

ヤマアラシに人間の言葉など通じる筈はないが、黙って見過ごすわけにはいかず、つい声をかけてしまった

 

 

だが

 

 

「人間…か、こん…な…所で…何を…している」

「なっ…!?」

 

言葉が通じたのかどうかは分からないが、ヤマアラシが喋ったのだ

 

幻想郷の生き物は人語も扱えるのだろうか?

 

 

「早く…ここから…去れ…」

「お前はどうするんだよ、傷まみれでぐったりしてる奴を見過ごせる訳無いだろ?」

「人の心配を…してる場合か…!」

 

すると突然、ヤマアラシは怒声を、それでも辛そうに、訴えかけるように俺に浴びせる

 

 

「早く去れって言ってんだ…!じゃないと…奴が…!」

 

そう叫ぶや否や、突如背後からバサッという羽音が聞こえた

 

 

振り返るとそこには…

 

 

 

 

 

「ちょっと駄目じゃな~い、人の獲物を勝手に横取りしちゃ」

「!?」

 

ピンク色の髪、少し尖った羽、尖っているけど触ると柔らかそうなフサフサした耳(?)を身に付けた少女が宙に浮いていた

 

恐らく彼女は妖怪だろうか

 

 

「あら、よく見たらあなた人間じゃない、獲物がもう一匹増えたわ♪」

 

そして俺を見るや否や、獲物として認識し、笑みを浮かべる彼女

 

「もしや、あんたがこいつをやったのか?」

「そうよ、同じ妖怪の癖に生意気よねぇ、せっかく私が見つけた人間の子供を庇って逃がすなんてさ、だから少々懲らしめてあげたのよ」

「なっ!?お前…」

 

俺はヤマアラシの方を振り向く

 

 

そうだったのか、こいつは人間を妖怪の魔の手から守ったというのか…あいつの言うように自身も妖怪なのに…一体何故?

 

 

・・・・・・・・

 

 

俺はヤマアラシの前に立ちはだかり、じっと羽の妖怪を見る

 

 

「何の真似よ」

「俺は妖怪の事なんて分からないし、何故こいつが人間を守るに至ったのかは知らない、でも、もうこの通りボロボロなんだ、今日の所は勘弁してやってくれないか?」

「お前…一体…何を…?」

 

所詮他人事だ、所詮妖怪同士の抗争だ

 

それでも俺は、傷だらけの生き物を黙って見過ごす事はできなかった

 

どんな理由であれ、こいつは守る為に戦ったんだ

 

そんな奴がここで一方的にやられる様を、指を咥えて見てるだけなんて事、俺には出来なかった

 

偽善だ、馬鹿げた正義感だと笑う者もいるかもしれない

 

でも今俺が感じてるのは正義感というよりもむしろ使命感だった

 

俺が守らなければならない、そんな衝動に掻き立てられた

 

 

「人間の癖に、誰を相手にしてるか分かってるの?まあいいわ、そんなに命が惜しくないんだったら…」

 

 

妖怪は羽を更に大きく広げ、左手を俺の方に向ける

 

 

 

「あなたもここで懲らしめてあ~げる♪」

 

そう言うや否や、左手から細長い弾幕が矢のようにこちら目掛けて飛んで来た!

 

 

「マズい…逃げろ!」

 

背後でヤマアラシが精一杯叫ぶ

 

 

 

でも、俺はそこを退く事は無く

 

ただ、右手をその矢に突き出した

 

 

 

 

 

 

キィィィン!

 

 

右手に触れた矢は、聞き慣れた効果音と共に打ち消される

 

 

「なっ…」

 

目の前の少女は驚いた表情を見せる、背後のヤマアラシもまた、似たような表情を浮かべてるだろう

 

俺はそんな事はお構いなしに、ただ一言、妖怪に向かってこう告げた

 

 

 

「かかって来い、妖怪」

 

 

 

TO BE CONTINUED

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