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前半は読み飛ばしてもあんまり問題ないです(´・ω・`)
[第三地域 通称─霧の森の生態調査の結果について]
都市の南に位置し、我々が霧の森と呼称する第三地域。
その実態は四六時中霧に包まれ、多数の中級妖怪が蠢き、他の地域よりも危険度が頭一つ高い。
今まで数度、小隊を送り込んだものの殆どは数の暴力により撤退せざるを得なくなり、一度は大妖怪二体に全滅させられている。
また、依然として森の入口側のみしか調査出来てはないが、品質は悪く量は少ないものの貴重な薬草や果実が採取でき、現在都市に流行している病の治療薬の材料となる。(番号ID-15346 都市に蔓延る病についてのメモ参照)
これには都市の天才と呼ばれる八意XX氏から要請がきており、近々彼女を加えた少数部隊で森の奥へと侵入を試みる作戦を決行する。
[ID-15346 都市に蔓延る病についてのメモ]
穢れ(妖力が変質したもの)により、人間の霊力が変質し自然に流れ出てしまい枯渇してしまう。
伝染元は恐らく前回南門にて中規模な襲撃を行った狼型の妖獣からかと思われる。
症状しては一般的な霊力枯渇症状を強くしたもので、目眩などの症状から、最悪死に至る可能性がある。
霊力が多い者ほど発症の自覚が遅い傾向がある。
治療薬の材料としては殆ど都市の備蓄で賄えるが、霧の森に自生する薬草と果実が必要数に全く足りない。
それぞれ薬効として、変質を防ぎ、霊力や妖力の自然に流れ出る量を抑えるという効果があるため、治療薬の根幹を成すものであり、なるべく上質な物を多く取り揃えなければならない。
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私の名前は八意XX。
親しい人には永琳と呼ばれていて、都市で薬師をしている。
今現在、私は都市で流行る奇病への治療薬の材料を取りに来ている。
本当は一人で来たかったのだが、今回は採取する量が量だし、第三地域はかなりの危険が伴うと上層部に半ば無理やり少数精鋭という形で護衛が付けられた。
「八意様 必要数は集まりましたか?」
もうそれなりの歳である隊長がそう問いかけてくる。
やはり熟練の兵士とてここに長居はしたくないものなのだろうか?
「いいえ、薬草はともかく果実は全然足りないわね」
しかしながら、果実はまだまだ足りないので続行せざるを得ないのだ。
「了解しました……」
隊長は不承不承と言った感じであった。
しかし、それなりに深く潜っているのだが未だに妖怪に遭遇していない。
なにか森に異変があったのか、偶然なのか。
それとも……
「敵襲ーッ!」
思考の海に沈んでいたため、遅れてしまった。
「モガッ!」
「八意様ァ!」
奇妙に手足の長い猿の妖怪に顔を掴まれ、部隊と引き離され、森の奥に連れ去られる。
それと同時に、足止めに入るかのように様々な妖怪が部隊に襲いかかる。
なんとか抜け出そうと
2話を乾燥した完走ですが( ˘ω˘ )