未熟者ですので、文章表現が曖昧で不明確な点が多々見受けられると思いますが、温かく見てもらえれば幸いです。また、ネタバレギリギリのラインですが、ストーリーは基本ポケットモンスターダイヤモンドパールのゲームの原作にそって進めていくつもりで、バトル内容も第四世代までとさせていただきますのであらかじめご了承ください。
「さぁ!ポケモンリーグシンオウ地方大会決勝も大詰め!どちらのポケモンが勝つのでしょうか!?」
今日はポケモンリーグシンオウ大会。本来のポケモンリーグでは、四天王を勝ち抜き、その後チャンピオンとなるが、この年は前王者が辞退したため、四天王に勝ち抜いたらチャンピオンとなる仕組みになっていた。しかし、勝ち抜いた人が二人いたため新王者誕生にむけて戦っている。
「決まったー!!!ガブリアスの強烈な一撃!!これにはたまらずダウンです!!!よって勝者カンナギタウンのシロナ!!!!」
その瞬間観客全てが大興奮の渦に包まれた。当然テレビの前で見てた幼い俺たちもだ。
「すっげー!!!俺もいつか・・いやポケモンリーグで戦いたい!!!絶対!絶対に!!そしてチャンピオンになってやる!!!」
「では皆さん。今日の授業はこれでおしまいです。次回はポケモン研究者プロジェクトの実技試験です。このチャンスをものにできるように頑張ってください。」
今日もトレーナーズスクールの授業が終わった。時期は一月。シンオウ地方は北に位置しているので、当然寒さは厳しい。冬なんて地獄のような寒さだ。しかし、ここはコトブキシティ。シンオウ地方一栄えている都市であり、また近くに海岸沿いがあるため他の町よりかは比較的やや暖かい。・・それでも微々たる差なのだが。
「よ!今日も終わったな!市内でぶらぶらして帰るか?」
いきなり金髪の男に話しかけられた。
「なんだジュンか。一瞬誰かわからなかったじゃないか。」
「おいおい。そりゃないぜー。いくら明日お前の念願の試験があるからって・・。なんだ、昔のことを考えてたのか?ハルト」
この男はジュン。俺の家のほぼ隣に住んでるから、幼い頃から付き合いがある。今では一番の親友といっても過言ではないだろう。
「まぁ・・そうかもな。」
質問の問いに軽く受け流すが、さすがは付き合いが長いのもあって考えてることが筒抜けだ。
ポケモン研究者プロジェクト試験・・・それは数あるポケモントレーナー養成学校であるトレーナーズスクールのカリキュラムの一科だ。学内の成績や、ポケモンに関する知識、またバトルの腕前といったポケモントレーナーに必要な能力を総合的に判断し、その中で優秀な人材を選び、そして選ばれた人は、一流の研究者になるための博士の手伝いとして地方をめぐり、さまざまなポケモンに出会っていくということだ。しかし、そのようなプログラムをとるスクールは各地方に一校しかない。シンオウ地方では、歴史と伝統があるコトブキシティ校のみである。
「ま、かくいう俺もそうだけどな。子供の頃から憧れ続けたんだ。しかも、博士の手伝いだという口実なら、ジム巡りもできるしな!やっぱりこうしちゃいらねー!!家帰って特訓だ!!じゃあなハルト!先に帰ってるぜ!!!」
市内でぶらぶらするんじゃなかったのかよ・・。まぁいい。せっかちな性分なあいつにとっては難しいことだろう。しかし、もう十年か・・。早いものだ。ポケモンリーグで戦うために、そしてチャンピオンになるために頑張ろうと二人で意気込んだのもそんなに昔なのか。だが、俺はなるための努力を、いや明日の試験に向けての努力をしてきた(はず)からなんとかなるさ。
「なんとかなるよな。」
そう自分に言い聞かせるようにつぶやき、家があるフタバタウンに戻った。
翌日。今日は日差しもあってか目覚めはいい。さぁ行くか。
いつもより早くトレーナズスクールにきたつもりだった。が、試験のこともあってかいつも以上に人がいる。
「おう。遅かったじゃないか。罰金100万円な。」
「その罰金100万円という口癖なんとかならないか?」
せっかちなジュンは昔から遅刻するたびに罰金100万円なといってくる。いや、そもそも今日は遅刻してないだろ。
「しかし、実技試験・・ようはバトルなんだろ?これって対人戦なのか?」
「らしいぜ。二つのグループに分かれてそのグループで勝ち残った二人が高評価される。ペーパーや面接はもう済んでるしな。だからこそ、ここで結果残せばなんだよ。配点も高いそうだし。」
なるほどな。だが、何か引っかかるな。こんなに人がいて決められるのか?
そんな疑問がある中試験が始まろうとしていた。
「みなさんお集まりですね。では、さっそく試験の方に移りたいと思いますが、今回ペーパーや面接での評価が高い生徒が多く、人材を選び抜くのは困難であると学長が判断したため、成績優秀者上位10名から決めることになりました。上位10名の方はグループ分けも紙に貼りだしているので確認をしてください。」
嘘だろ・・・と呆然しながらも周りを見ると、ふざけんなと文句を言いながら掲示板の方へ向かっている人がほとんどだ。いくら手応えはあったからって上位10名に入れているか・・不安すぎる。
「なんだってんだよー!!!けど、俺だって手応えはあったんだ!!きっとある!あるはずだ!!!ハルト!なにぼさっとしてんだよ!いくぞ!」
ジュンに置いて行かれないようについていく。大混雑している掲示板前になんとかたどり着き
「一番違う、二番違う・・・・お!五番目にハルト!!俺のは・・俺のはどこだ!」
六番七番八番と順に探すが見当たらない。万事休すかと思われたが
「十番フタバタウンのジュン・・あった!!!よかったー・・。」
焦っていたジュンが安堵の表情をみせた。とりあえず、なんとか二人とも入ることができた。
「・・ヒヤヒヤしたな。けど、ジュンお前はどっちのグループだ。俺はAだが。」
ふと我に返りグループを確認するジュン。
「俺は・・Bだ。てことは、当たることはなさそうだな。」
「そうだな。つまり、二人とも選ばれる可能性があるってことだ。」
つい癖で負けるなよと不敵な笑みを浮かべたが、ジュンもまんざらでもない。ここまで来たなら勝ち上がってとういか全勝してやるぜと燃えていた。そして、お互い勝ち残ろうとエールを送り一度分かれた。
閲覧ありがとうございました。本稿では落ちをどのタイミングにするべきが非常に迷いましたが、一度ここで区切った方がいいだろうと判断しました。
さて、ここでは主に本文に出てきた補完要素について書いていこうかと思っています。例えば、登場人物や建物などといったことですね。いくら原作にそってもここは完全な作者の想像上の世界でありますので、しばしオリジナルな要素も追加しています。
今回ではトレーナズスクールの話でしたが、実際のダイヤモンドパールのゲームではどちらかというと学習塾のような形であると考えられると思います。しかし、最新作サンムーン、ウルトラサンムーンでは完全なる学校のようなものでした。そうなると、塾のようにとらえるのか、学校のようにしてとらえるのかと考えたところ、学校としてとらえた方が書きやすいのではと判断しました。しかしながら、これに関しては個人の見方で変わると思います。
また、今回の主人公であるハルトはわりとクールな感じで書いていきたいと思ってます。また追々容姿にしても作中で触れていきたいと思っております。
その他の人物いついてはゲームからそのままきてますので、想像しやすいと思います。
それでは次回また会いましょう。