インドの奮戦と敗北、そして…   作:空社長

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妄想が頭から消え去らないうちに描きました…

ここは無視して本文にどうぞ!()


chapter7 反撃の旋風

 

 

4月26日午後…

 

 

 

 

~オーストラリア・オセアニア連邦第2首都シドニー~

 

~西側軍事条約協定機構軍総司令部:地下二階作戦会議室~

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

西側軍事条約協定機構軍…通称西側連合軍、WMTAM軍…

 

新魔法派の国や大侵略以前からアメリカよりの国々が加盟している世界規模の軍事同盟である…

 

なお、反魔法派の国々はモスクワ条約機構を設立している…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

カリーニン「……」

 

 

現在、ここでは、数ヶ月に一回で行われる定例会議が行われていた…

 

だけど…最後にインドについて、ある大規模作戦が行われるとして…私は情報を見れた…想像を絶するものだった…

 

私はインド管区軍連絡将校として報告の出番が来るのを待っていた…

 

 

欧州方面軍連絡将校「と…欧州方面軍の報告を終わります。」

 

WMTAM軍総参謀長「では、次に北ユーラシア方面軍。」

 

北ユーラシア方面軍将校「は!我々は諜報及び核戦略師団を主にしていますが…近頃、新ソ連及び大亜共和国が白の世界より技術を輸入しているようです。」

 

総参謀長「正確なルートは分かるのですか?」

 

北ユーラシア方面軍将校「現在、捜索中です。」

 

総参謀長「…分かりました。続いて…アフリカ方面軍。」

 

アフリカ民主主義連邦連絡将校

「はい。現在、北アフリカではイスラム教軍が勢力を伸ばしていること知っていると思います。我がアフリカ軍はその勢力拡大を抑えるため、逆侵攻を行いましたが、スーダン、エリトリア北部、コンゴ北部国境で大規模な戦闘が起こっており、膠着状態です。」

 

総参謀長「…確実な優勢は掴めてないと?」

 

アフリカ方面軍将校「はい。」

 

???「奴ら狂信者の連中を野放しにしていく訳には行かない。その為にはアフリカ方面軍なはさらなる攻撃を行ってもらいたい。」

 

その低い声の正体は…西側連合軍総司令官、ウィリアム・V・タイラーだった…

 

アフリカ方面軍将校「既に…全力を尽くしています…」

 

ウィリアム「分かっている。欧州方面軍、余剰戦力はあるか?」

 

欧州方面軍連絡将校「ありますが…」

 

ウィリアム「北アフリカのモロッコへ回せるか?」

 

欧州方面軍連絡将校「可能です。我々としてもアフリカの安定は望みます。一部戦力を送ります。」

 

総参謀長「続いて…太平洋極東方面軍魔法協会連絡部。」

 

魔法協会連絡部将校「北ユーラシア方面軍の報告と同じです。ですが、追加報告として…現在、オーストラリア、日本、アメリカ等の軍人を魔法師部隊として育成しております。」

 

ウィリアム「魔法部隊の戦力は強力だ。頼んだ。」

 

魔法協会連絡部将校「はっ!」

 

総参謀長「では、最後に中央・南アジア方面軍、インド管区軍、さらに特例としてパキスタン、イラク、サウジアラビア軍。」

 

カリーニン「はい。現在インド軍は魔法協会の支援を受け、ゲートを使いつつ、遅滞作戦を行っています。ですが、物量差が圧倒的でかなりの速さで領土が奪われています。」

 

中央・南アジア方面軍将校「アメリカ軍、インド軍による戦線を敷いていますが、次々と後退を強いられています。先程、BETA群の先端がインド亜大陸南端へ到達したとの報告がありました。」

 

カリーニン「戦線は多数に分かれていますが…分けるとなると…南端及びボパール方面、北部戦線、そして、ニューデリー首都圏戦線です。」

 

パキスタン管区軍将校「我々パキスタン管区は現在、インダス川防衛線を崩壊させられ、消滅したクエッタまで侵攻させられています。なんとか…臨時首都カラチ北方に防衛線を敷いていますが、ジリ貧に追い込まれているのが確実です。アメリカ第五艦隊が間接的に支援はしてくれていますが、確実に民間人の避難やその時間稼ぎである遅滞作戦を行うには足りていません。」

 

総参謀長「隣国イランから援軍はないのですか?」

 

パキスタン「我々はあの国に嫌われています。また、虫退治を任せるかのように我々を扱っていて…援軍の望みはありません。」

 

ウィリアム「イラクに聞くが、余剰戦力はあるか?」

 

イラン管区軍連絡将校「全くありません。我々が今も攻撃を仕掛けられているイスラム教軍は自爆攻撃を仕掛けてくる連中です。前線には全戦力の7割強を割いており、その他の部隊は対テロ対策の為に首都近郊に展開しています。」

 

ウィリアム「サウジアラビア軍は?」

 

サウジアラビア王国軍連絡将校「現在、北部国境付近でイスラム教軍と戦闘しています。一応、余剰兵力はあるのですが…現在大規模作戦を遂行中でして…」

 

ウィリアム「大規模作戦?」

 

サウジアラビア軍連絡将校「…スエズ運河攻略作戦です。北からトルコ海軍、南から王国海軍を挟んでスエズ運河を攻略します。成功すればアフリカとシリア、ヨルダンのイスラム教軍を分断することが出来ます。」

 

ウィリアム「…分かった。」

 

…ウィリアムが黙ったが…数十秒後…再び口を開いた…

 

ウィリアム「…これ以上、奴らの侵攻を許す訳には行かない…既に将官たちには伝えておるが…ジャンムー、ムンバイ、ボパールの3つのハイヴを攻略する!」

 

 

 

 

 

 

その言葉に佐官の軍人達は驚愕した…

 

 

 

 

 

 

参謀長「…作戦名は?」

 

ウィリアム「作戦名は…オペレーション・ブロッサム…だ。」

 

 

 

 

そこから…会議は作戦説明へと入った。

 

 

 

ウィリアム「…今回は初のハイヴ攻略戦だ。オーストラリア、日本、アメリカにはある兵器の生産を頼んでいたはずだ。」

 

オーストラリア・オセアニア連邦宇宙軍将校

「はい。3カ国でこのA級軌道宇宙駆逐艦を建造しています。既に我が軍は50隻を建造しました。」

 

日本防衛省派遣職員「日本は改良を施しつつも、オーストラリア軍と同数の50隻を建造しました。現在、海上自衛隊軌道戦闘群として編成しています。」

 

アメリカ太平洋軍将校「我が国では倍の100隻を建造しました。」

 

ウィリアム「…では、総参謀長。」

 

 

総参謀長「はっ!これより、作戦説明へと入ります。」

 

「まず、アメリカ合衆国宇宙軍の軌道戦略ミサイル艦より戦術核弾頭弾をジャンムーハイヴに2発、ムンバイ、ボパールハイヴに1発ずつ発射します。」

 

「その後、宇宙駆逐艦計200隻を各ハイヴの上空へと突入させます。編成としてはジャンムーハイヴにアメリカが建造した駆逐艦群100隻、ムンバイハイヴに日本駆逐艦群50隻、ボパールハイヴにオーストラリア駆逐艦群50隻を派遣します。」

 

「突入した駆逐艦群により対レーザー攪乱膜放射弾の艦砲射撃と汎用対地ミサイル攻撃を実行します。これは数回繰り返しもらいます。なお、駆逐艦の人員は各国で決めてもらって構いません。」

 

「次に、海軍戦力を動員します。インド管区海軍西部コマンド、アメリカ第五艦隊、パキスタン水上戦闘群はインド亜大陸西側のアフマダーバード、ムンバイ南側、そして、亜大陸南端へと陸上部隊、特に機甲部隊を上陸させてください。」

 

「インド亜大陸東側ではインド管区海軍東部コマンド、アメリカ太平洋艦隊派遣任務部隊、オーストラリア・オセアニア連邦海軍、マレー海軍派遣部隊を動員します。これは主にインド亜大陸東側の陸上部隊の援護です。」

 

「では、最後に主力となる部隊を発表します。我々WMTAM直轄の特殊戦略情報部の第5,6,7大隊と…」

 

 

ウィリアム「グラデスニア帝国軍地球派遣軍第7地上部隊を突入させる。」

 

 

 

その言葉に少将以下の軍人達が驚いた…

 

 

 

それもそのはず…同じクリミアル宇宙にはあれど、銀河系外の国家の軍隊が協力するなど、前例も無かったからである

それも相手は領域はクリミアル宇宙にあっても、本国は別宇宙にある…そして、クラムスエイベリア公国に敗れる前までは宇宙最強の名を持っていた国家…グラデスニア帝国軍であったからだ…

 

 

 

アメリカ太平洋軍将校「…地球外、それも銀河系外の国家を協力させるのですか…!?」

 

 

ウィリアム「…グラデスニア帝国軍地球派遣軍副司令、グレゴリアン大佐、構いませんか?」

 

グレゴリアン「構わない…我が皇帝陛下はここいらで地球に恩を打っとくのがいいと考えたからだ。我が軍は臨時でWMTAM軍の管轄下に入る。」

 

 

 

 

 

その後…約2時間、作戦の変更や修正が行われれ……

 

 

 

 

 

ウィリアム「…これより各部隊準備に入れ。12時間後には最終準備を完了せよ。16時間後に作戦を発動する。以上だ。健闘を祈る。」

 

 

ウィリアムは…ゆっくりと…敬礼をした…

 

直ぐにその場にいた全将校が敬礼を返した…

 

 

 

 

 

 

 

 

12時間後…

 

 

 

インド洋東部…

アンダマン諸島小アンダマン島沖

 

 

 

 

アイオワ級戦艦イリノイ設計案を元にしたとされるプラハンディグダル級戦艦プラハンディグダルを旗艦とするインド管区海軍東部コマンド艦隊約50隻

ニミッツ級原子力航空母艦ハリー・S・トルーマンを旗艦とするアメリカ太平洋艦隊インド洋派遣艦隊約30隻

キティーホーク級を元にしたシドニー級航空母艦エアーズロックを旗艦とするオーストラリア・オセアニア連邦海軍第2戦隊約20隻

東南アジア連合マレー連邦共和国海軍第5駆逐艦隊5隻

 

 

が集結…

 

 

 

 

 

インド洋西部…

 

オマーン領欧州連合租借地マシーラ島沖…

 

 

 

 

ヴィクラント級航空母艦ヴィクラントを旗艦とするインド管区海軍西部コマンド艦隊約40隻

ニミッツ級原子力航空母艦ロナルド・レーガンを旗艦とするアメリカ第五艦隊約30隻

パキスタン管区海軍第15ミサイル戦隊4隻

 

 

が集結…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻…

 

 

アメリカ合衆国バーデンバーグ宇宙離着陸場…

 

 

そこでは100隻にもなるA級軌道宇宙駆逐艦が宇宙へと打ち上げれていた…

 

 

 

日本国札幌宇宙港…

 

オーストラリア・オセアニア連邦メルボルン発射場

 

 

この2つでも50隻のA級軌道宇宙駆逐艦が宇宙へと打ち上げれていた…

 

 

 

 

 

200隻のA級軌道宇宙駆逐艦は丁度インド亜大陸の真上にいるアメリカ合衆国宇宙軍戦略軍事ステーション『カリフォルニア』に停泊…

 

 

 

 

 

 

 

 

その後約4時間が経過…

 

会議より16時間後になる数分前に全部隊は戦闘準備を完了…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月27日早朝

 

 

 

ウィリアム『これより、オペレーション・ブロッサムを発動する!健闘を祈る!』

 

 

 

 

 

一大反攻作戦がたった今、開始された…




いろんな用語が登場してきていますが…用語集でまとめて書く予定です。すいません。


次回予告

chapter8 オペレーション・ブロッサム

反攻の火蓋が切って落とされる…
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