混沌のアフリカ
西暦2026年5月25日
ー アフリカ大陸東部 ー
ー アフリカ民主主義連邦エチオピア自治区オロミア州ジンマ市 ー
エチオピア自治区南西部に位置するこの都市は旧エリトリアを占領したイスラム教軍への対策として要塞化が進められていた
だが、その防衛要塞は1回も使われることなく、幸運にも対BETA戦に使われることとなった
『BETA群接近!総数不明!距離30㎞!』
ジンマ要塞司令部では要塞の外壁で観測班に着いていた兵士からの報告が届く
要塞司令官と思われる男が拳を強く握りしめ、声を上げる
「距離20㎞に入ったら砲撃を始めろ!俺と同じようにエチオピアを母国とするものは多いはずだ。祖国を穢し、家族がいたものは家族を奪われた仇、今ここで討つ!」
アフリカ連邦軍ジンマ要塞司令官タスファイ・グルマン少将がそう宣言する
要塞外壁に格納してある多数のMK45/5インチ砲mod4の多数が展開し、BETA群を照準に収め始め、
距離20㎞に入った途端
「撃てぇ!!」
一斉に火を吹く
アメリカ製の為、その性能は高く全弾が命中する
また、イージス艦に搭載されていた艦砲システムであり、装填約3秒という物凄い早さで砲弾が吐き出され、戦車級が血飛沫を噴き出して動かなくなっていく
『観測班より司令部!戦車級の数、急速に減少!確実に数を減らしています!』
司令部はその戦果に湧く
ただ一人を除いて
(戦車級だけならばな。だが、それが要撃級や要塞級に増えればどうなる……耐えられるのか……?)
「司令、レーダーに反応あり。友軍機です。数は6。」
タスファイはその報告に怪訝な表情を浮かべ、当然の疑問を口にする
「は?光線級は?」
『現在確認できていません!』
ジンマ要塞の上空をケニア自治区に属するF-16Ⅱファイティングファルコン6機が通過し、直後、翼下のパイロンよりMark82/500ポンド無誘導爆弾を一機4発ずつ放り投げ、大きな振動と共に大量の戦車級を焼き尽くす
『戦車級群壊滅!それと前方に新たな敵影!要撃級と………要塞級ですっ!』
『こちら、第127航空団、後続が来る。砲撃を行いつつ、後続を待て。』
タスファイは安堵すると共に怪訝な表情を再び浮かべる
(なぜ、敵に光線級がいない…奴らの意志か、それとも……)
考えている間に、第127航空団の後続8機が到着し、Mark82無誘導爆弾が計32発投下される
その威力は要撃級を1発で焼き尽くし、要塞級の脚部を1発で破断するレベルであって、再び多数のBETAが殲滅された
その直後、パイロット達は地面のある一点で光を視認する
それは一筋の光線となって要塞外壁を直撃し、その衝撃は揺れとなって要塞司令部に伝わる
「何だこの揺れは?!」
「司令、観測班と通信が伝わりません!」
「第10、16、17、21、28砲台、損壊!」
通信担当と要塞砲台の管制官が声を上げる
(この被害は……レーザーか。)
タスファイは1人心の中でこの衝撃の原因にたどり着いた時に1人の参謀が声をかける
「司令、損壊した砲台の1部は外壁内に格納していたものもありました。その外壁を突破する威力となれば……」
「まさか……モニターに出せ!」
タスファイはハッとしてモニターに要塞前方カメラの映像を出させた
どこまでも続く荒涼な砂漠の遠くに見える一つ目の個体……
タスファイは顔を青くする
「重…光線級……バカなっ!奴らは空を飛ぶものを全て打ち落とすのだぞ!なぜ空爆を行う連中ではなく、この要塞に直接攻撃を?」
「……分かりません……ですが、やるべきなは原因究明ではなくこの要塞を守ることです。」
「そうだな……航空部隊はどうしたっ!」
「それが……重光線級を確認した途端、突然引き揚げ始め、ケニア空域の航空司令部に問い合せたところ『航空部隊が一方的に撃墜される可能性が高く、今後の連邦防衛戦力の温存の為引き上げさせた。』との事です……」
その報告にタスファイは顔をしかめ
「理にはかなっているが……ここが落とされればケニアも落ちる可能性だってあるっ!通信士官!ケニア総司令部に繋げ!」
「は…はっ!」
タスファイは自らは通信機を取り出す
「こちら、ジンマ要塞司令部、タスファイ・グルマン少将だ。」
『こちらケニア総司令部、要件は?』
「…単刀直入に申し上げる。陸上部隊の増援を要請する。」
数十秒経ち……
『残念ながら許可できない。』
「何故だっ!」
多少怒気のこもった声を上げるタスファイ
『戦力温存の為だ。』
「……我らは生け贄ですか?」
先程よりもかなり低くなった声で尋ね、相手は動揺した
『それは……』
その時、再び要塞司令部を揺れが襲う
「どうしたっ!」
「第5、8、16、23、29砲台損壊!先程と同じ衝撃から重光線級からの攻撃と思われます!」
「くっ……いいか、増援をよこせ!絶対にな!」
タスファイは通信機に増援をよこせと声を上げていい、通信を切った
「どういう事だ、なぜ今になって……なぜ砲撃をやめていたのだ?」
そこに1人の参謀が進言する
「司令、これはもしかすると、後続の戦車級が追いついたのではないでしょうか?」
「……後続の戦車級が足を止めている重光線級に追いついて、重光線級はそれまで攻撃をやめていたと……モニター出せ!」
再びモニターに映像が映され、そこには重光線級と戦車級の姿が映し出されていた
「……管制官、射程距離に入り次第砲撃を始めろ!」
「了解!」
外壁に格納されていた全てのMK45が展開され、接近する戦車級の大群に照準を合わせる
だが、有効射程に入れる前に重光線級からの第2射、第3射と大口径レーザーが放たれ、要塞砲台は次々と数を減らしていくが
それでも有効射程に入り次第、装填3秒という早さで5インチ砲弾が次々と放たれ、戦車級が行動不能となっていく
しかし、砲台の損耗はキツイものがあり、戦車級の接近を許す
さらに重光線級からの攻撃は砲台の破壊以外の目的があるように見えた
「司令!要塞外壁に穴が形成されています!あと数回の攻撃を受ければ外壁は破壊され、進入路が形成されます!」
「なんだとっ!くっそジリ貧だっ!」
その時、BETAの大群の上空わずか10mに数個の爆炎が発生され、大量の戦車級が引き裂かれた
「敵前衛の戦車級消滅!」
「何?」
要塞の50㎞後方
そこにはアフリカ連邦陸軍ケニア方面第12砲兵師団がいた
M270A2
「発射ァ!」
MLRS16両の227㎜ロケット弾12連装発射機が展開された状態で発射口の1つより白い煙を噴き出しながら、ロケット弾が発射される
それは要塞上空を越え、BETA群の上空で子爆弾を放出し地上で多数の爆発が起こる
「増援が……こういう形とはな……」
タスファイは若干ニヤケる
「使用弾頭…M88クラスター弾頭と思われます!」
M88クラスター弾頭
ロケット噴射式のクラスター弾頭であり、欧州連合軍が極秘に開発していたものが流出した形となった
空中爆発式であり、不発弾となった場合も触発式の信管であるためなにかに触れた場合問答無用で爆発する仕組みとなっている
なお、その不発弾は地雷としても運用可能
「だろうな……管制官、砲台は砲撃を続けろ!」
「はっ!」
だが、重光線級は空から降ってくる弾頭を全く狙わない
「外壁の一部が破壊されましたっ!戦車級!内外壁間に侵入!」
「なぜ……クラスター弾を狙わんっ!」
「知らんわっ!奴に聞け!」
予測不能な事に要塞司令部内の空気は張り詰めており、時折罵声が飛び交う
黙っていたタスファイだったが意を決して話す
「後方の門を解放、後方へと退避させろ。」
その言葉に殆どの司令部要因が驚いた表情を浮かべる
「しかし……」
「対BETAに歩兵戦力はあまり使えんだろう。現状、MK45や要塞内部に設置してある各種重機関銃で事足りる。最低限の戦力を残し、退避させろ。」
「……了解」
ジンマ要塞は緩やかな二等辺三角形と半円が合わさった形状をしており、後方の半円の部分よりゲートが開き、兵士達を乗せた輸送車が出発し始めた
「戦車級、要塞第62区画に侵入!」
「重光線級からの攻撃で外壁6割破壊されました!」
「第21区画にも侵入!!」
「第46区画、移動中の兵士に戦車級が……うぉぇ……」
オペレーターの悲鳴が飛び交い、ある1人は人が食われるという初めて見る光景に嘔吐感を覚え口からぶちまける
「BETA梯団、さらに増加!」
戦域レーダーにはBETA群集団の位置を表すアイコンが徐々に増加する
重光線級は3体に増え、光線級も出現し10体以上になっていた上に依然として重光線級は要塞外壁のみを攻撃していたが、光線級は上空から降るクラスター弾頭を
戦車級という最多の個体はもちろんの事、要撃級、要塞級という大型種、闘士級や兵士級という小型種も数多く出現していた
後方支援も叶わず、防戦一方となる防衛側
要塞内部の20㎜機関砲は戦車級、兵士級に対しては効果的だが、要撃級にはその防御力で効きにくく、闘士級はその回避速度で連続した命中弾が見込めなかった
さらに要塞級は内壁をぶち破っていこうともしていた
「外壁の全砲台損壊!攻撃手段がなくなりました!」
「外壁損壊率90%越え!もはや丸裸も同然です!」
「すぐに総員退避命令を出せ!もしもの時には……この要塞を自爆させるしかない……。」
タスファイの言葉に管制官は一瞬タスファイの方を振り向き目を見開くも、すぐに正面に視線を戻しキーボードを打つ
「要塞残留人員につぐ。総員退避せよ!繰り返す、総員退避せよ!」
管制官の言葉が要塞通路の各地にある拡声器より発せられる
「我々も行く。全員武器を持て。」
要塞司令部の裏には司令部要員全員が携帯できる分だけの武器があった
そこからタスファイは2丁のAD-3T4自動小銃、3つの投擲武器を取り、高機動型の防弾着を着用した
その自動小銃はアメリカ、欧州連合、アフリカ連邦、日本、オーストラリア=オセアニア連邦が共同開発した物で、7.62㎜小銃弾が使用可能であり、連射速度、防塵性、整備性等は新ソビエトのAK-82小銃とは比べるまでもなく、その性能で耐久性の向上と軽量化もなされている
※閑話休題
タスファイ達は司令部室を囲む通路に出た後、後方出口に近い通路へと出る
そこで……
「い"……あ"ぁぁぁ……」
女性の声がして、その声の方向に振り向いた
そこには虚ろな目をした女性が倒れており、その腹は赤き化け物に齧られとめどもなく血が流れていた
「い、いやぁ!!」
その時、タスファイの隣にいた女性オペレーターが泣き崩れる
「知ってるのか……」
「……士官学校の後輩で……同じ所に配置されたから嬉しかったんです……それが……」
それっきり彼女は涙を流すばかりで一言も喋られなくなった
「……言わんでいい……総員射撃用意。戦車級だけを狙え。撃てぇ!!」
総数約20門の銃撃が赤き化け物に命中する
7.62㎜弾の為1発1発は威力が低いが、何十発と当てれば……
戦車級は無数に空けられた穴から赤い体液を噴出しいつの間にか行動不能となった
その後、要塞より脱出するために通路を往くが、もう少しのところで兵士級の大群に塞がれてしまう
全滅を避けたいタスファイは決心する
「お前ら、足元を見ろ。そこに脱出用の通路がある。そこから行け!」
「司令は?」
「私は最後に行く。」
その言葉に動揺する皆
「で、ですが!!」
「いいから速くいけ!」
なかなか行かない部下達にタスファイはキレ、護衛の兵士2人を残し10名以上は渋々脱出ハッチに次々と入る
タスファイらはAD-3T4自動小銃を使いこなし、兵士級の大群に撃ちかける
さらに、対物手榴弾のピンを抜き、大群に投げ入れる
次の瞬間兵士級数体が吹っ飛ばされる
いくらBETAであろうと近づかれなければやれることは無いとタスファイは信じていた
実際その通りであり、兵士級はそこまでの硬さも無い為、容易に一体一体と倒れていく
近づかれなければの話だが
突如後方の壁が崩れ去り、戦車級が飛び出してきた
脱出ハッチに集う人達に狙いを済ませるが、後方を見張っていた兵士が身を呈して、戦車級に齧られる
「グアァッ」
その兵士は痛みに耐えつつ、手榴弾を取り出し、自分の身ごと戦車級を至近距離で吹っ飛ばした
タスファイはその血と体液を浴び、兵士がいた方に視線を向け、飛び出してきた方向に敵がいないかを確認した
その直後、前方にいた兵士からも悲鳴が上がる
「ぐぅぅぅ!」
その兵士は全高が自分と同じぐらいしかない兵士級の大群に噛みつかれていた
ある個体は肩を引きちぎり
ある個体は腹を貪り
ある個体は右足を齧り
ある個体は左手を引きちぎる
戦車級のような巨大な口で数撃で絶命させるのとは違い、兵士級は決して数撃では死なせない、ただし強烈な痛みを与え確実に血を失わせる
実際、血がボタボタと落ちて来ていた
タスファイはその兵士に噛み付く兵士級にAD-3T4小銃による銃撃を加える
兵士級は容易に小銃弾で貫通しその上耐久力も低いため、数体ごとに倒れていく
だが、数が多い為、その兵士はゆっくりと倒れた
「遂に俺一人か……」
タスファイは銃を構え、一瞬後方を見る
その視線の先には誰もいない開けられた脱出ハッチがあった
タスファイは数秒思案した後、兵士級の大群にAD-3T4小銃による1弾倉分の銃撃を加え、弾が無くなった途端放り投げる
そして肩にかけていた銃を手に取りつつハッチへと走る
ここまでは彼の算段通り
だが、右から突如飛び出してきた戦車級に右腕を掴まれ、通路を転がった
転がった直後、右腕を手ごと咥え、顎により生み出される力で腕はバキバキと骨が一本一本折れていく
「ぐっ……」
タスファイは痛みに悶えるものの、咥えられた右手は要塞の自爆装置が握っていた
脳からの命令信号が伝わる内に親指がゆっくり動き、スイッチを押す
直後、爆発音が連続で響き渡り、スイッチを手から離し、強引に口から腕を引き抜いた
「グアッ……よし、行ける!」
右肘より下は無くなっていたが命に代えられないと、タスファイはハッチに飛び込み、脱出用のスロープを滑る
スロープの終点で待っていたのは部下たちであった
「司令……!よくぞご無事で!……っ、右腕が……」
管制官が一番最初に口を開き、敬礼して涙を流しながら話す
「治療すれば問題ない。すぐに行くぞ、もうすぐここはBETAの勢力下に入る。」
タスファイは右腕の事を案じる部下を窘め、すぐに命令を下す
車両は要塞後方の倉庫にいる輸送車であり、2人減った数で十分乗れる数であった
すぐにタスファイらを乗せて出発し、その直後、要塞は炎に包まれた
「やっと終わったか……あんな戦いはしたくないものだな。」
タスファイは要塞が炎に包まれる光景をつぶやきながら、自分の右腕に応急措置をしてくれている女性に視線を向ける
「ところで、後輩のことはどうする?」
その女性はその後輩という単語で体を震わせる
「……正直忘れられません。でも、BETAとの戦いは始まった。多分これからあのような光景を何度も見ることになるでしょうし、もう慣れるしかないです。」
「そうか……」
タスファイは突然通信機を取り出す
「聞け。我々とBETAとの戦いは始まってしまった。だがこれだけは行おう。総員、BETA襲撃で亡くなった無辜の市民と要塞防衛で亡くなった兵士達に敬礼!」
運転手以外後方を向き、炎に包まれる要塞を向いて敬礼をする
その頃、アフリカ連邦陸軍ケニア方面第12砲兵師団はジンマ防衛要塞が落ちた事を遅ればせながら聞く、だがすぐに撤退しようとはせず
「全車両、弾頭一斉射用意!斉射した車両から撤退を始めろ。てぇっ!!」
指揮官と思われる男は最後の土産とばかりにコンテナ型6連発射機2基を搭載するMLRS16両の計192発のクラスター弾頭をBETAへとぶち当てようとしていたのだ
192発の誘導クラスター弾頭がロケットモーターで飛翔し、要塞周辺のBETAは全滅したとはいえ、重光線級の周囲にいる大量のBETAの上空から降り注いだ
当然光線級が迎撃するが…数が多すぎた為
9割以上のクラスター弾頭M88が生き残り、子爆弾を放出
その場にいたBETA群約1万を文字通り焼き尽くした
アフリカ民主主義連邦エチオピア自治区はBETAの手に落ち、ケニア自治区が矢面に立つこととなった
翌日
ー 大西洋モーリタニア沖 ー
アメリカ海軍大西洋艦隊第十艦隊特別任務編成群
アフリカ民主主義連邦は24日午後の時点でBETAの着陸ユニットの降下を確認していた
だが、各地の被害状況の確認や総力戦事態の布告宣言に関する議会の紛糾で日にちは過ぎていき、25日の午後にアメリカ海軍第十艦隊司令部より援軍要請の確認を求められたことにより、やっとアメリカから援軍が派遣された
この特別任務編成群にはアメリカ海軍艦隊総軍を兼ねる第一、第二艦隊よりモンタナ級原子力戦艦の『インディアナ』、『サウスダコタ』、『ニューメキシコ』が派遣されてきていた
「全く……対応が遅すぎるものだ。これ程までにBETAの勢力圏が広がってしまった。」
艦隊司令官が戦域モニターを見ながら、呟いた
「まあ、仕方ありません。アフリカ連邦は数年前まで存在した国々の集合体ですから。我々も集合体ですが、大統領の権限が強いため問題はありません。ですが、かの国は自治区としての権限が強く、連邦大統領の施政に介入できますからな…」
主任参謀がそれに答えていく
艦隊司令官はオスニエル・パーシヴァル・ニュートン海軍中将であった
「全艦、砲撃用意!」
モンタナ級の480㎜3連装電磁加速砲4基12門、3隻分が旋回し、陸地に巨砲を向ける
「FIRE!!」
一瞬の輝きとともに砲弾は陸地へと向かい、その破砕力でBETA共を焼いていく
また、巡洋艦以下の艦艇も砲撃及びミサイル攻撃を開始し、小規模の爆炎が上がる
「航空攻撃を開始せよ。発艦開始!」
ニュートン中将が直接通信機で、空母打撃群司令官に伝えられた
海域に派遣されてきたのはなにも戦艦等の水上戦闘艦艇だけでは無い
少し沖合に出ていたところにタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦やアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦、電磁放射防壁増幅発生装置を装備したズムウォルト級駆逐艦を護衛としていた空母打撃群がいた
空母は2隻
1隻はニミッツ級原子力航空母艦CVN-72『エイブラハム・リンカーン』
もう1隻は同級『ジョン・C・ステニス』
その航空甲板上には現在アメリカが猛烈な勢いで量産しているF-36ハンター多数並べられ
『
次なる戦いは始まったばかり……
※設定
タスファイ・グルマン少将
エチオピア連邦共和国の出身
現アフリカ民主主義連邦エチオピア自治区ジンマ防衛要塞司令官
※アフリカの人達って名字だと思ったら父親の名前というのがあるらしくて、今回この人物を呼ぶ際はタスファイで呼ぶことにしています
オスニエル・パーシヴァル・ニュートン海軍中将
アメリカ海軍第二艦隊第18水上砲撃群司令官
今回特別任務編成群の司令官を務めた
第十艦隊には戦艦はおらず、その上中将もいなかった為、なし崩し的に彼が艦隊司令官となった
※次回
chapter18 フェアバンクス会戦