S●O~何度目のデスゲーム~   作:オイスター牡蠣愛好家

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序章~2度のゲームを経て~
プロローグ


コンザープ 第100層にて

 

『おめでとう、君はゲームをクリアした。

 これで全てのプレイヤーが解放される。

 そんな君にこれを託そう。

 世界の種子だ。

 複製は私の息子に預けている。

 ここにはあらゆる可能性を込めておこう。

 そうだな、平行世界に行くことも可能だし、

 時代の行き来も可能だ。

 それでは、また会おう。』

 

 

この言葉は、今でも覚えている。

私があのゲームをクリアした。

 

 

 

 

 

 

紀元前1億年、VRMMOは既に実現していた。

天才科学者『茅場光彦』によって。

 

人類史では語られなかった最古の文明があったのだ。

 

そして、それを私はしっている。

転生特典によって、不死身な肉体を得たのだ。

(骸骨だけの状態だが)

 

 

そして、悪魔のデスゲーム『Sord zero online』

通称szoが始まった。

クリアには5年もの時を有した。

そのなかでは信頼関係も築けた。

 

 

中にはpkという悪質なことも流行ったが・・・。

俺がゲームを終わらせた。

 

 

ゲームでは多数の犠牲者が生じ、その中には神までもが含まれていた。

もちろん、神はそれを歴史から抹消した。

人々の記憶から強制的に消したのだ。

 

 

しかし、俺だけには記憶が残ってしまった。

なぜなら、転生者の特典があるから。

本来ならsaoを楽しむために来たのだが、時代が違ったのだ。

そして、俺は記憶をゲームの中に保存した。

主にオンラインデータベースに。

そして、独自の技術でプログラムそのものになることにも成功した。

これで、また別の意味の不老不死となった。

 

さて、その文明は壊滅した。

戦争によって。

 

次にゲームが出たのが紀元前3000年のころ。

 

用はメソポタミア文明の頃だ。

 

それからというもの、俺はあらゆるゲームをプレイした。

1990年には、『茅場光彦』の遠い子孫、『茅場牧彦』のもとで働いた。

 

 

ゲームの製作を手伝っていたのだ。

そして、ゲームが出来上がった。

 

 

彼の持つ世界の種子のちからでscoの空間を少し引き継いだのだ。

モンスターなどはほとんど同じである。

 

『Sord bread online』通称Sbo。

ここでは、痛覚を再現することに成功した。

私はscoのデータを引き継いでプレイした。

しかし、これもデスゲームと化してしまった。

 

 

 

その先は、ご想像の通りだ。

 

 

 

そして、私は誓った。

今度は記憶を封じずることをしない。

多くの人を殺した重みを背負うと。

多くの人を助けられなかった無力感を忘れないこと。

そして・・・

 

 

 

『もし二度と繰り返さない』と。

 

 

 

 

 

そして時代は2000年代に入る。

 

私の家のお隣さんは桐ヶ谷さん。

ちょうどキリトの家だ。

 

キリトとはコンピューター関連のことでよく話をする。

 

いや、骸骨のままでは困るので転生特典で認識をいじらせてもらったが。

 

 

そんな平和な時間が続いた。

 

だが、ある日事態は急変した。

 

私は『茅場明彦』が悪魔のデスゲームを作らないように監視していた。

それこそ、コンピューターのなかに入り込んででも。

 

あいつには先祖達が残したノートがある。

デスゲームを開くことは茅場家の伝統なのだ。

 

『茅場明彦』も当然そのつもりであった。

表向きではいくつもゲームを作り。

裏ではデスゲーム計画を進める。

 

そんな中でも、私は必死に説得を試みていた。

 

『デスゲームを行うな!』と。

 

私の言葉にはある程度説得力があったはずだ。

実際に祖先たちのデスゲームを見てきているのだから。

 

だが、万が一のこともある。

 

私は独自のプログラムを組み込んでおいた。

 

 

 

もはや、saoが発売されることは確定事項だ。

 

ベータテストも終わり、いよいよ正式サービス当日。

 

もう、自らの今までの言葉に懸けるしか無かった。

 

 

意を決して、ログインすると多くの人がいた。

 

そして、キリトたちと出会い、レクチャーをした。

 

「なんだか嫌な予感がする。

 今のうちにレベリングするべきだ」と。

 

そして、全員のレベルが上がった。

 

 

 

時は夕方になる。

空は黄昏に染まり、そろそろログアウトしようと思っていた。

 

神頼みをしながら、ウィンドウを開いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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