原作開始
side翔
ビュイン!ガチャン!ドス、ドス、ドス、ドス。
タイムマジーンをガレージの中に入れた事を確認してから考え事を始める。
無事元の世界に変えることができたか。
なんなんだ、自分で魔王なんて名乗りやがって、あんなことを突然言われたら中二病か、頭のおかしい狂人のどちらかと普段は疑ってしまうな。
だけど俺じゃあ全く歯が立たなかったことから実力は確かだ。
アイツが世界を滅ぼしたというのも嘘ではなく本当である可能性が高いな。
そこで、出てくる課題がアイツをどう倒すかだ。
基本的なスペックが違いすぎる。ウォッチの相性が悪かったという次元ではなかった。真っ向勝負は愚策だな。
待て、アイツはなんで俺のことを知っていたんだ?
仮面ライダーであることから転生者であることに間違いはない。
そして、アイツは俺に向かって久しいなといった意味の言葉をかけて来たんだよな。
あの時、俺は未来に行こうとしてタイムマジーンに乗っていたんだ。
つまり、あの世界は未来であることは確定事項だ。
ということは、アイツは昔に俺と会ったことがあるということだから、俺はアイツと近いうちに出会う可能性が高いということか!
そして、これから会うかもしれないアイツは未来のアイツよりは弱いはず!
これらのことから俺が取るべき行動は、近いうち会うアイツを力をつける前、つまり現代で殺すか、ジクウドライバー又はウォッチを壊すという方法が取れる。
なんとしても探し出して仕留めてやる。
目印はアイツが見せて来た白いウォッチだ。
それを用いていつも変身しているのかはわからないが必ず使うはずだ。
俺が、なのはや士郎さん、桃子さん、恭弥さん、真由美さん達を、
世界を守るんだ。あとは、、、
「ワン!」
っと、拾ってきた犬の声で気づいた。
どうやら俺は現代に戻って来てからずっとタイムマジーンの中で考え事をしていて動かなかったようだ。
この犬が動かない俺を心配して声を掛けてくれたように感じた。
「心配してくれたのか、ありがとう。」
頭を撫でてやると気持ち良さそうにした。
俺、犬拾ってきたんだったな。
なら、色々と用意する必要があるな。
「ちょっと、出かけてくるから家の中でおとなしくしててくれよ。」
タイムマジーンから降りて、ガレージから出て、家に入ってリビングまで犬を抱えて運んだ。よーく見るとこの犬はメスだった。
床に犬を下ろして視線を出来る限り同じにして話しかけた。
「じゃあ、行ってきます。」
家を出て徒歩20分くらいにある大きめなスーパーに向かった。
スーパーには無事に着いた。さてと、必要なものはっと。
えーと、まず水を飲む皿と食べ物を入れる皿にドックフードに、
室内犬用のトイレとブラシ、後は首輪にリードか。
まぁ、そんなに迷うものではないし早く集まるだろ。
5分程で首輪以外は揃えることができた。
首輪は、メスつまり人間でいう女性ということもあり可愛い物がいいと思ったのと全身桃色だったので桃色で揃えようということで桃色でフリルがついた首輪にした。
スーパーを出る頃には夕日が差していた。
未来に向かったのが昼を食べてからだったから時間が過ぎるのが早く感じた。
家に戻るとあの犬が行儀良くお座りをして待っていた。
俺が戻って来たと気づくと走って近づいて来て、足に体をなすりつけてきた。
その日は、首輪をしてやりドックフードを食べさせて、トイレの位置を教えて、夕飯を食べて寝た。犬の寝床として毛布をリビングに置いて寝床とした。
なお、翌日から町内一周の散歩が日課になりました。
わざわざ、朝早くに散歩に行こうよと言っているようが如く、
俺の部屋で鳴き声のモーニングコールをしてくるので仕方がなく早朝散歩を始めたが、慣れてくると結構いいものだった。
さらに、犬の名前はミルヒオーレ、愛称をミルヒにした。
名前なんて直ぐ考えることなんて無理だから、アニメのキャラの名前から取ろうと思いつけた。
だって犬が出てくるアニメ、フランダースの犬とdog daysしか知らないし、桃色だし、ミルヒオーレ好きだったし。
前世で飼ってたうさぎは兄が名前をつけたんだけど、プリキュアの
妖精の名前でミップルってつけたんだけど、俺と兄のネーミングセンスどっちがマシでしょうか?
ちなみにウサギの色は茶色でした。
約2年後
小学校3年生になった。それから、なのははアリサ達と遊ぶことが
多くなり、学校以外では翠屋以外では会うことが少なくなった。
多分、男より女の子の友達と遊ぶほうが楽しいと気づいたんだろう、それか思春期に突入したからだろうか。
別に寂しくなんかないし、ミルヒとか男友達と遊ぶから。
時々なのはと一緒にいるのが羨ましいと嫉妬した男子生徒に嫌われて男友達は4、5人しかいなんだけど。
なのは達とは違うクラスというのは前に行ったと思うが、なのは達のクラスに転校生が来たらしい。
名前を時渡 鍵 (ときわたり けん)といい、茶髪の短髪にいつも元気でうるさい奴だ。人が困っていたら助けたくなる性分らしくよく他人を手伝っているが、ドジで失敗することが多く余計な手間を増やしている。
運動が苦手という訳ではないのにどうしてああなるのか不思議だ。
更にウィザードライドウォッチを使用することで魔力を感知できるとわかった。
調べてみると1番でかい魔力を持っているのは、なのはだった。
俺は特典でそれなりに多い魔力を貰っているのにそれを上回る量は
異常に感じた。
時渡の奴も魔力はそれなりに持っていたがなんか平凡って感じてしまう量だった。
それとミルヒも魔力を持っているとわかった。
時渡よりも魔力が多かった。犬に負けるなんて時渡の魔力量は平凡じゃなくて少ないのか?
でも持っていない人の方が多いから違うのかな?どうなんだ?
こんな感じで時がまた過ぎて遂に俺達も小学校5年生になった。
5年生になってまたクラス替えになったが今度はなのは達や時渡と
同じクラスになった。
なのはに昼は屋上に行って一緒に食べようよと誘われて、俺、
なのはにアリサ、すずか、時渡の5人で食べるようになったことが1番の変化だろう。
というか、なのは達は時渡と仲が良かったことを初めて知った。
そして、ある日、その夜は予報になかった流星群夜空に輝いていた。
あまり長い時間流れていたわけではなかったがとても綺麗だったと
言っておこう。
寝ている時に誰かが呼ぶ声がした気がしたが気のせいだろう。
翌日の早朝、ミルヒと一緒に日課の散歩をしていた。
いつものコースを半分を終えて家に帰る所でミルヒが何かを感じたようで俺を何処かに案内するように吠えながら藪の中に引っ張って行った。
少しの間、進んでいくと、品種はわからないが猫が1匹傷を負って倒れていた。
俺は、近づいて、
「大丈夫か?今治してやるからな!ベホマ!」
ウィザードライドウォッチを手にして猫にベホマをかけた。
猫を緑色の光が包み、数秒後には完治していた。
だが、意識を失っているようだが放って置くわけにはいけたいので
猫を抱き抱えて家に走って戻った。
家に着くと、まず、毛布で猫の体を包んでリビングに寝かせた。
ミルヒの予備の皿に水を入れて側に置いた。
心配だが学校があるため準備をし始めた。
シャワーを浴びて汗を流した。散歩に行く前に作って置いた朝食を
食べて、昨日の夕飯の残りを弁当に詰めて、それをリュックに入れ、
「ミルヒ、学校行ってくるから猫のこと頼んだぞ。
イタズラとか寝ているのを邪魔したらダメだからな。
じゃあ、行ってきます。」
と言って学校に向かった。
授業4時間受け終えて現在お昼休みです。
屋上で昼飯を食べながら5人で色々喋っている。
今話していることは、将来の夢についてだ。
俺たちのクラスで今日、将来の夢についての作文を書くといった事をしたことが理由であろう。
「ねぇ、みんなは将来の夢は何かある?」
「なによ、授業の続き?まあいいけど、私はパパの会社を継ぐことになるから経営について学ぼうと思ってるけど。すずかは?」
「私は、機械いじりが好きだから機械工学を学ぼうと思ってるよ。」
「ヘェ〜、2人ともすごいなぁ。私は、得意なことは何もないからまだ決まってないよ。」
「何よ、あんた私並みに理系科目の成績がいいじゃない。
それで得意なものが無い?謙遜のしすぎは逆にむかつくわね。
こうしてやるわ、この、この、この!」
「ちょっとアリサちゃん?!アハハハッハハハ〜ハハハァ!
くすぐるのはやめてぇ!アハハハ!」
「アリサちゃんあまりやりすぎないようにね。それに理系科目が得意なら私と同じ機械工学を学ぶとか会計士とか目指せるんじ無いかな?それに翠屋を受け継ぐという選択肢がなのはちゃんにはあるし。」
なのはがアリサとすずかに聞き、アリサ、すずか、なのはの順番で
話して行った。なのはの回答に納得できなかったのかアリサは、
なのはの体をくすぐり出した。
そして、アリサにやりすぎないように注意はしたが止めはせず、
すずかが将来の職業の候補を挙げて行った。
なんかこんな風によく3人の距離が近くなることがよくある。
なんかこんな空気になると男である俺と時渡は居づらく感じてしまうから、背景にでもなるように喋るのをやめて黙々と弁当を食べるようにしている。
というか、もう俺も時渡も弁当が空なんだが。
「ハァ、ハァ、ハァ。あっ、ごめん、翔君に鍵君。
なんか私たちだけで喋っちゃって、それで2人は将来の夢何かある?」
「やっと気づいてくれたか。もう俺たちは食べ終わっちまったよ。
それで、将来の夢だっけ? 時渡、先に言えよ。」
「おう、じゃあ先に言わせてもらうぜ翔。
聞けよみんな?俺の将来の夢は!王様になることだ!
俺が世界を治めて戦争なんかで苦しんでいる人を全員救うんだ!」
なのはが俺たちに気づいて話を振って来たが、なんか面倒だから時渡に順番を譲った。このまま、俺が話さなくてもよくなる事を願って。
「お前は幼稚園児か?いや、そんな事今時幼稚園児でも言わないぞ。
1回生まれなおしてこいよ、熱血バカ。」
「いつもお前は俺に辛口対応しかしてくれないな!?
そろそろ心が痛いよ!」
「当たり前よ。もう少し現実を見なさいよ。」
「は、は、は。でも人を助けたいという気持ちはよく伝わってくるよ?」
上から、俺、時渡、アリサ、すずかが言ったことである。
なんかこいつの言うことが理想だけで中身がないように感じてこんな発言をしてしまうが、別に悔いはない。
というか王様?魔王も一応王様だが、こいつは違うか?
でもなんかこいつが嫌いなんだよなぁ。どうしてだろうか?
「にゃはははは。それで翔君の将来の夢は?」
クソッ!忘れてなかったか。時渡の奴に視線が集まっている間に戻ろうとしたのに話しかけられてしまった。
「そろそろ戻ったほうがいいんじゃないか?
もうそろそろ昼休み終わるんじゃないか?」
「まだ、15分近くあるわよ。1人だけ言わないで逃げようなんてさせないわよ。早く言いなさい。」
俺が逃げるために言ったこともアリサに論破されてしまい逃げられなかった。
「翔、あんた成績は私には届かないけど上位8位には入る成績は
あるんだから色々可能性があるんじゃないかしら?」
「私も気になるなぁ。黒木君。」
「そうだよ翔君、教えてよ。」
「そうだぞ、翔。」
上からアリサ、すずか、なのは、時渡のやつが聞いてきた。
少し考えてから俺は、
「普通に高校に進学してから、大学に入って卒業して、公務員になるんじゃないか。自衛隊は違うとして警察とか。」
俺はそう答えてから屋上を出て行って教室に先に戻った。
授業が終わり放課後
俺が手早く帰りの準備を終わらせて帰ろうとしていると、なのはが
「翔君、みんなで一緒に帰ろうよ。」
と誘われたが、
「すまないが、今日は早く帰らないといけないんだ。
また明日な。じゃ、さようなら。」
と言ってなのはの返事またも聞かず教室を飛び出し、帰路に着いた。
「ワン!ワン!ワン!ワンワン!ワン!」
「お願いですから!鳴き止んでください〜!?」
家に着いて家の扉を開けたら犬の鳴き声が家の中から聞こえてくる。
家の中ということはミルヒの鳴き声なのは間違いないが、
知らない女性?の声が聞こえてくる。
というかこの家、防音加工されてたんだなと思った。
さて、このまま扉を開けたままだと近所迷惑になりそうだから扉を閉めておく。
そして、ジクウドライバーを腰につけてゲイツライドウォッチをつけていつでも変身できるようにしておく。
忍び足でミルヒの鳴き声が聞こえるリビングの方へ向かう。
リビングの扉をいつでも開けれるようにして、ふぅ〜と1回深呼吸してから扉を開けてリビングに入った。
「動くな!」
「ふぇ!?」
中にいたのはやはり知らない女性だった。
ミルヒに向かって手を合わせて鳴き止んでとお願いしていたようだ。
服装は上着は白、下に着ている服は濃い茶色でグレーの髪をショートにしている女性だった。
ミルヒは俺が帰ってきたとわかると俺に向かって走ってきた。
ミルヒの頭を撫でながら、女性に
「説明してもらえますよね?」
「は、はっい!」
と言った。
彼女から説明されてことをまとめるとこんな感じだった。
彼女の名前はリニス。ミッドという異世界のプレシアという魔導師の使い魔をしていたらしい。ちなみに山猫が元の姿らしい。
プレシアの娘が事故で死んでしまい、娘を生き返らせるために
娘のクローンを作りフェイトと名付け、リニスに教育させていたらしい。
ただプレシアは病気にかかっているためと、フェイトの教育が終わったためにリニスとの契約を切り魔法で消そうとしたらしい。
プレシアはフェイトを道具のように使おうとしていたのを反対したことが原因らしい。
ギリギリ転移で逃げることができだがダメージが大きく俺が今朝見つけた場所で山猫の姿で倒れていたらしい。
先程、目覚めて人型に戻るとミルヒに見つかり吠えられていたらしい。
「だいたいわかった。リニスと呼ばせてもらうが、リニス君はこれからどうするんだ?」
「私はプレシアから契約を切られているので魔力が尽きて消えるのを待つだけかと。」
「君の話している時の表情からフェイトが心配なのはよくわかった。
このまま消えてもいいのか!?助けたくはないのか!」
「そりゃ助けたいですよ!でも使い魔は契約者からの魔力が無いと消えるしか無いんですよ!諦めるしか無いでしょ!」
「方法ならある。」
俺は仮面ライダーゲイツのこと。俺がミッドの魔導師と同じく魔法が
つかえること。俺には倒すべき敵がいること。強くなりたいこと。
全てでは無いが話した。
すると彼女は少し考えるそぶりをすると
「わかりました。お願いです、フェイトを助けるのを手伝って下さい。」
「わかった。」
と言った。
俺はウィザードライドウォッチを使用して仮面ライダーゲイツウィザードアーマーへと変身した。
リニスと俺は手を繋ぎ、リニスへと魔力を流しながら
「契約条件、俺側は家事や訓練などの相手をすること、
リニス側はフェイトを助けるのを手だ助けること。
更にこの契約は片方のでも破棄したいと思えば即できるものとし、
片方の契約条件が達成されたとしてもお互いが契約続行を望めば
そのまま続くものとする。
リニスよ、この契約をするなら答えよ。」
「はい、私リニスは、この契約を結ぶことを了承します。」
リニスが了承した瞬間に俺の魔力の源とリニスが繋がって魔力が
リニスに流れて行くのを感じた。
「契約完了だ。これからよろしく、リニス。俺のことは翔と呼んでくれ。」
「わかりました。よろしくお願いしますね、翔。」
再びリニスと固く握手をして契約を終えた。
「というか、リニス。使い魔ってどんな動物でもできるものとなのか?」
「いえ、魔力を持つ生物限定です。更に、契約に対する対価に相手が納得することで初めて契約成立になります。どうしてそんなことをお聞きに?」
「いや、ミルヒと契約したいなと思って。なんか1人だけ仲間はずれな気がして。」
「なるほど、わかりました。ならミルヒさんに契約条件を聞いてみますね。」
「え、いや、ミルヒの言葉わかるのか?」
「そりゃ元々山猫ですから、動物の言葉くらいわかりますよ。
この姿は人間になるのではなく獣人に近い姿になるということなんですよ。帽子に隠れているだけで猫の耳が私にありますし。
では聞いてみますね。」
そういうとリニスは俺には聞こえない声でミルヒと会話していた。
すると5分もかからないうちにリニスは会話を終えたらしくこちらに
向いた。
「ミルヒちゃんは一緒にいたい、それだけだそうです。
拾われてからの2年間はとても楽しかったけれどもっと一緒にいたい、
お喋りをしたい、だそうです。」
俺は、リニスから聞いたことに感動しつつ、ミルヒに近づいて頭に手を乗せた。まだ、変身していたままなのでこのまま契約を始めようと思う。
「ミルヒありがと。ではいくよ、契約条件、両者これからも一緒に
いること。この契約は片方の契約者が破棄しようとしたら破棄できるものとする。この条件に納得するなら了承を。」
「ワン!」
ミルヒが吠えて了承するとリニスの時と同じく魔力の源とミルヒに
繋がりができ、魔力が流れていきミルヒを桃色の魔力が包み、
一瞬強い光を放った。眩しくて目を強くつむった。
しばらくすると光が止んだので目を開けてみると、
そこにはdog daysのミルヒオーレを幼くしたような女の子が立っていた。ドレスではなく外用の動きやすそうな服装をして。
「これからもよろしくお願いしますね。翔。」
「ミルヒでいいんだよな?」
「はい!ミルヒ、あなたが飼っている犬のミルヒオーレであってあますよ。あなたが好きだと思っていた姿をコピーしました。
どうですか?」
「うん、嬉しいよ。ありがとうミルヒ。」
「えへへ。」
頭を撫でると笑顔で嬉しがった。
「オッホン!2人ともお楽しみのところすみませんがミルヒさん、
あなたはなんの魔法が使えるのですか?」
リニスが突っ込んできたので渋々ミルヒから離れると、
「防御魔法と拘束魔法に転移魔法、封印魔法が使えますよ。
補佐は任せてください。」
ミルヒが使える魔法を答えた瞬間、
「「「!?」」」
外から魔力の強い波動を感じた。
終わり
頑張りました。
これから少しずつ文字数を増やしていこうと思います。