リリカル・ゲイツ   作:仮面ライダーゲイツ

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寝ていたらいつのまにか仮面ライダージオウが終わっていた件について。

リメイクを出して行きます。ジオウが終わっても書いて行きますのでお願いします。


リメイク版 プロローグ
始まり


side翔

 

『フッ。』

 

俺達をあざ笑うかの様に小さく笑ったその人物が軽く手を振ると、黄金色のオーラが放たれ、俺達の後ろに高くそびえるビルへと衝突し、ガラスや建材を砕き、ビルを倒壊させる。

 

ドッカーン!!!

 

ゴト!ゴトゴトゴト!!!

 

落ちてくる瓦礫は、十分な距離を取っていた筈の俺に向かっている。

 

瓦礫の大きさは大体、直径100メートル程度だ。

 

(動け!躱せ!)

 

頭の中で理性がこう叫ぶが、本能が無理だ、間に合うわけがないと感じ、身体が強張り硬直する。

 

 

という文字が頭に浮かぶ。だが、俺に瓦礫は当たることはなかった。

 

『ハアッ!』

 

横から放たれた桃色の光線が瓦礫を貫き、細かい瓦礫へと壊す。

 

そして、

 

『させない!』

 

黄色い閃光が空中を縦横無尽に駆け回ると、小さな瓦礫が更に細かくされ、当たっても無害な大きさになる。

 

、助かった、と安心する俺の隣に2人の人物が降り立った。

 

『翔君大丈夫!?』

 

『怪我ない!?』

 

1人は白いロングドレスの様な服を纏った茶髪のサイドテールの女性。

 

もう1人は黒い面積の少ない服を纏った金髪ツインテールの女性だ。

 

2人とも俺の心配をし、怪我がないか身体中を、弄ってくる。

 

一通り確認をし終えると、ほっと安心したかの様に肩を落とす。

 

2人とも俺よりかなり年上の女性で、何故か昔に俺と会った事があるとか言って来て、怪しい人だと最初は思っていたが、いつのまにか世話を焼かれ親しい年の離れた友人みたいな関係になっていた。

 

『ふん。久しいな、なのはにフェイト。』

 

渋く、低い男の声が響いて来た。

 

トス、トス、トス、トス。と硬い靴音を鳴らしながらソイツは現れた。

 

『やっぱり貴方だったのね。』

 

『どうして!?昔の貴方はこんな事する人じゃなかった!どうして変わってしまったの!?』

 

黒と黄金の鎧を纏った男。圧倒的にオーラ。暇すぐにでも跪いてしまいそうになるが、どうにか耐えている俺だが、どうやら2人はコイツを昔から知っている様だ。

 

そして、2人の問いに男が答える。

 

『知れた事。我は昔から変わってなどおらん。我は昔から王となる宿命とあった。なら、愚鈍上層部を滅ぼし、我が代わりに治めるのが筋であろう?そして、、』

 

男が間を開ける。

 

『邪魔をする貴様等を排除させて貰おう。幾ら友人で会っても我が覇道の邪魔はさせぬ。させてなるものか。我は誓ったのだ。全てが決まったあの日、アイツと約束したのだ。だから、だから、、、死ね。なのは!フェイト!』

 

男から発せられるプレッシャーが更に強くなる。

 

『なのは。』

 

『うん、分かってるよフェイトちゃん。』

 

2人は何かを決意した、キリッとした表情で何かを話している。

 

そして、話し終わった様で、なのはが俺に向かって歩いて来て、なのはより低い俺の身長に合わせてしゃがんで目線を合わせて話してくる。

 

『翔くん聞いて。私達がこれからアイツを足止めするから翔くんは早くここから逃げて。』

 

「な、何で!今まで有耶無耶になって聞けなかったから今言うが、何で貴方達は俺に優しくする!」

 

「俺達は昔会った事なんてない赤の他人だろ!?貴方達が俺の為に命を張って足止めをする必要も!義務も!無いはずだろ!」

 

「何で貴方達は俺に、俺に!?」

 

なのはに手で口を塞がれて言葉を発せられなくなる。

 

『会った事があるよ。私もフェイトちゃんも翔くんに、ねぇ。』

 

なのはの問いに男に剣を向けて警戒しているフェイトもうん!と頷いた。

 

『私達は貴方に助けて貰った。大切な思い出を貰った。だから、私達は義務感とか関係無く、翔くん貴方を心の底から愛しく思って、護りたいと思うの。』

 

「で、でも俺は貴方達に会った記憶なんて!」

 

『うん。そうだろうね。私達も最初は意味がわからなくて混乱しちゃったけど、今なら分かるよ。翔くん、君はこれから私達と会うんだよ。』

 

意味がわからない。

 

『今は分からないだろうけど、これから嫌でも分かるよ。君が持つ力はアイツを倒す大事な鍵。だから、此処で殺させる訳にはいかない。だから、今は力を蓄えて。私達を礎にして必ずあの魔王を倒して。これは餞別だよ。』

 

なのはは赤色と黄色の宝石、いやこれは待機状態のデバイスだ。

 

『これは私とフェイトちゃんの相棒。私達はこれから先が無い。だから、翔くん貴方に託します。大切にしてね。』

 

『話はそこまでにして貰おう。』

 

男がもう待ちくたびれた様にして話しかけてくる。

 

『魔王に魔王と呼ばれるのは何か変な気分だな。』

 

『翔くん早く行って!』

 

「で、でも!」

 

『時間が無いの!こうなったら、ミルフィお願い!』

 

「はい!行きますよ翔!」

 

横から俺の使い魔であるミルフィオーレに横抱きにされてその場を離れていく俺。

 

「ミルフィ!?いますぐ戻れ!俺は、あの人達を、守らなくちゃいけないんだ!戻れ!頼む、戻ってくれ!なのは!フェイト!」

 

ドカーン!と先程まで俺がいた場所が爆発に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ハッと目を覚ます。

 

「起きましたか翔?」

 

目の前にはミルフィの整った顔があり、優しい癒される声が聞こえる。

 

「あぁ、おはようミルフィ。」

 

(クソ。嫌な夢を見た。胸糞悪い。)

 

「さて、ミルフィ。レイジングハートの整備は終わったのか?これは俺の、俺達の恩人の形見なんだ。壊す訳にはいかない。」

 

「分かってます。整備は完了して準備バッチリです。ね、レイジングハート。」

 

『イエス、ミルフィオーレ様。』

 

「なら、行くとするか。今日こそ2人、いや皆んなの仇。逢魔時王を殺す!集められる力は集めた。後は、俺達が命を張るだけだ。」

 

俺達はタイムマジーンに乗り込み、魔王がいる場所へと向かう。

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