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side翔
ガチャポンを引いた日の翌日から1週間の間、翠屋の様子を観察してみた。3、4日は翠屋は休みになっていたが士郎さんの入院費や生活費を
稼ぐためにか店を開けていた。桃子さん、美由紀さんは毎日必死に働いていた。毎日遅くまで働いているため大丈夫か?と心配になる程だった。恭弥さんは、何故か店を手伝わず剣術の稽古ばかりしていた。
なんだ、士郎さんの代わりに家族を守るんだ的な考えでも持ったか?
そんなに家族を守りたいんならまず店を手伝って家族の負担を軽くするのが先だろと呆れてしまった。そして、なのはについてだが、家族に迷惑を掛けない様に毎日公園に遅くまで1人でいた。私、寂しいです。ってわかりやすい雰囲気をしていた。多分この家庭環境を改善することで俺は未来に帰れるのだろうと予測した。
てか、なのはが家族に寂しい!ってわがままを言えばよくね?と思った。
俺は翌日に大人の姿に魔法でなり、公園に向かった。なのはが1人でいることを遠目で確認して、なのはが座っているブランコの横に前もって用意したバスケットボールを当たらない様に投げた。
だって大人が子供に何の用もなく話し掛けたら絶対怪しまれるし。
何故、バスケットボールなのかは、前世で唯一楽しくやれたスポーツだったから今世もやろうと買っておいたからだ。
ドン!とボールがなのはの横に落ちた。ブランコの下は子供が怪我しない様にかサラサラの砂だったためバウンドはしなかった。
「えっ?!なんなの!?」となのはが驚いたのを確認して俺は、
「ごめん!大丈夫か!?当たってないか!?」と聞きながら走って近づいて来た。
「え、はい。当たってないの」
「本当にごめんな。手が滑ってボールが そっちに飛んでちまって。」
「大丈夫なの。だからそんなに気にしないでください。」
「本当に君は優しいな。君の両親はとっても立派な人で優しい人なんだろうなと君からわかるよ」
と、俺が言うとなのはは顔を俯かせ、黙ってしまった。
「何か事情がある様だね?さっき危険にあわせてしまったお詫びというわけではないけれど、俺が話を聞いてもいいかな?話すだけでも楽になると思うし、これでも君より長く生きているんだ。何かアドバイスをしてあげれるかもしれないよ?」
俺がこう言うと、
「、、、、お願いします。私はなのはって言います。なのはって呼んでください。私の家は喫茶店をやっていて、お父さん、お母さん、お兄ちゃんとお姉ちゃんとなのはも手伝っていたの。みんな優しくて、手伝ったら褒めてくれたの。とても嬉しかったの。でも、ある日お父さんが大怪我をして起きなくなっちゃったの。それからみんな忙しくなって、だからなのははわがままを言わないでいい子に、いよう、と、し、したの。」
なのはは少し考えてから喋り出した。しかし、だんだん目から涙が溢れ出し泣いてしまった。
「なるほど。なのはちゃんは寂しかったんだね。だけどいい子でいようとして1人で公園にいたわけか。そんななのはちゃんにすぐできる簡単なアドバイスをあげよう。それは、みんなに寂しいってことをちゃんと伝えてわがままを言うことだ。」
「え?でもみんな忙しくくて」
「今のなのはちゃんには分からないだろうけど親というものはね、子供にわがままを言ってほしいものなんだよ。正確には頼って欲しいだけどね。わがままをかけられ、それをどうにかする工程が疲れるだろうけど嬉しいし、癒しにもなることもあるんだよ。というか、多分あんなに忙しく働いているけれど普通の喫茶店ぐらいの客数で入院費と生活していけるだけの稼ぎになるだろし。多分。なのはちゃんがわがままを言うことでみんなのオーバーワークも止まると思う。」
「?な、なのは難しいこと分からない」
「とにかく早く家に帰って家族にわがまま言ってこい。以上!」
「えっ〜!無理だよ!そんな事できないよぉ〜。」
「ならお守りをやるよ。ほら」
俺はエグゼイドライドウォッチを投げて渡した。
「なのはちゃん。諦めなければきっと叶う。最後のとは言わない、俺が君の希望の1つになる。頑張れ!」
俺はウォッチを慌ててキャッチしたなのはに向けて言い。ウィザードライドウォッチを使ってなのはを眠らせた。さらになのはが起きるのと同時に来れる隠蔽の効果がある結界を貼り、その場から離れた。
side翔END
sideなのは
「ん、ん〜ん?」
あれ?なのはは何をしてたんだっけ?ん〜と、あっ!
「あのお兄さんは!?」
辺りを見回してみるが夕日が沈んでいるためオレンジ色に染まった風景しかない。
「お兄さんのことは夢だったんだ」
少しガッカリしたけれど、家に帰らないと心配をされてしまうと思い、立った。すると、ポケットに何か入っている。
なんだろうと見てみると、それはお兄さんがくれた変なお守りだった。
「あれは夢じゃなかったんだ!」
そのお守りを握りしめて思った。何故か、お母さんたちに言いたいことを今なら言えると思えて来た。
家に向かって走った。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ!」
家に着き。扉をあけて、
「お母さん!お兄ちゃん!お姉ちゃん!」
sideなのはEND
side翔
なのはを眠らせてから気づかれない様にずっと見ていたけど、あの様子だとちゃんと言えそうだ。なら、俺は最後の懸念材料を解決しようと思い、士郎さんの入院している病院にウィザードライドウォッチを使用し変身して、士郎さんの病室に忍び込んだ。
「ベホマ」
回復魔法を士郎さんに使用した。
(テレポーテーション)
バレない様に家に転移して帰った。
翌日、ジクウマジーンが使えるようになっていたため未来に帰った。
朝食を食べてから、子供の姿に戻ってから翠屋に行ってみた。
すると家族5人で仲良く経営していた。そのことから、頑張ったんだなと思った。
昼は翠屋で食べた。子供だけで食べに来るのが珍しいわけではない様なので何も聞かれなかった。普通にトマトソースのパスタと食後のデザートにシュウクリームと紅茶を頼んだ。コーヒーを5歳の子供が頼むのはおかしいと思ったし、コーヒーに砂糖とかミルクを入れて飲むのが嫌だったからだ。
少し遅めの昼食だったため、なのはは裏で昼食を食べて休みをもらった様で公園に向かって行った。気になり付いて行ってみた。
なのはは家族に本音で話せた様だが人見知りは直ってなかったらしく1人でいた。そんななのはに俺は近づいて笑顔で言った。
「君、僕と友達になってくれないか?」
頑張りました。
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