元鉄道運転士が転生して提督と運転所長を兼任する話   作:志威磨

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こんにちは、志威磨です。

前回より間が空きましたがなんとか3話目 投稿できました。

唐突ですが、113のイメージ画像を載せておきます。

【挿絵表示】


今回は妖精さんが相模を転生させた理由と相模が死んでから目覚めるまでの間にあったことについて触れます。
あと少し艦娘が出ます。

それでは第三話 どうぞご覧ください。


第3話『列車乙女』

相模「60年⁉︎なんでまたそんな先の時代に連れてきたの?」

 

妖精「ジツハネ…」

 

〜解説中〜

 

相模が転生してくる5年前、海上に突如として現れた『深海棲艦』により人類は海を奪われ世界中が混乱に陥った。

なんとかして海を取り戻そうと模索する人類の前に、唯一深海棲艦と同等の力を持つ存在『艦娘』が登場する。

彼女達は『過去に沈んだ軍艦の魂』を自称しそれぞれ軍艦の名前を名乗っている。そして彼女達の持つ武器『艤装』はそれぞれが名乗る軍艦に準じた物が備わっており、彼女達の性格や好み コンプレックスまでもがその軍艦の特徴に準じたものとなっている。また艤装の操作や開発、艦娘の建造や修理等には『妖精』が力を貸している事が彼女達の説明で判明した。この妖精は人によって見える見えないが分かれており、妖精が見える人には元から見えている人や妖精に見込まれて見えるようになった人等様々な人が居てその中でも妖精と会話できる人はほんの僅かしか居ないらしい。

この事を受けて日本政府は彼女達『艦娘』と『妖精』の存在を正式に認めると共に彼女達に、深海棲艦に対抗して貰うために協力を要請した。この要請を彼女達は承諾し、人類の将来を背負って戦うことを決める。

しかし彼女達のみで戦う事にはいくつかの課題が見えてきた。チームワークの取り方であったり 100年以上も活動していなかった事によるブランクや練度の低さなどが壁となった。そこで海上自衛隊から名前を改めた日本国海軍は彼女達を指揮して戦力の増強を図る為の役職を制定し各地の艦娘達の基地に士官を着任させる事とした。艦娘達はこの士官の着任を受け入れ、『提督』や『司令官』と呼んでいる。これにより海軍の方からもこの役職の事を『提督』と呼ぶことが認められまた旧海軍時代の記憶を持つ艦娘達に配慮して彼女達の居る基地の事を『鎮守府』と呼ぶこととした。

 

艦娘達が正式に認められて活動を開始してから約4年経った頃、陸上の方で不思議な事象が起こった。かなり前の時代に解体されたはずの鉄道車両が全国各地の車両基地で出現したのである。陸上自衛隊から名前を改めた日本国陸軍が車両の調査を行うと、それぞれの車内で女の子を1人づつ発見した。話を聞くと女の子らは自らの事を『鉄道車両の魂』と自称しそれぞれが乗っていた車両の魂が『妖精』の力によって擬人化したものだと説明した。

彼女達の話によるとこの妖精は艦娘達の説明する妖精と同じ 機械に宿る妖精 ではあるがその中でも 陸上の乗り物の扱いを得意とする妖精 で機械に宿る妖精でも専門とする分野が違うことも判明した。

彼女達には、機械の魂の擬人化であったり 妖精が宿っていたりと艦娘との共通点が見られた為この案件は軍の管理下に置かれる事に決定。急遽陸軍の基地内に鉄道用の留置線を敷設しそこで車両を一時保管することとなり、彼女達の名称を『列車乙女』と命名し 彼女達の存在を正式に認めることとした。

 

その頃日本国内ではある問題を抱えていた。艦娘達の活躍により以前よりも生活はマシになった一方で、軍全体の物資 特に海軍で扱う物資輸送の為に多くの輸送力が割かれこの国では輸送力不足に陥っていた。以前の生活に少しでも戻そうとする一般市民からの需要もあり、輸送力の増強が必須となっていた。

そこで陸軍は鉄道を使った輸送力増強案を立案し、列車乙女達に協力を要請し軍用物資を輸送させ、軍用輸送から外れ余剰となった車両を民間物資の輸送に回し輸送力の補填 増強を図った。

陸軍は海軍の提督職に倣って列車乙女の指揮 管理を行う為の役職を制定しようとしていた。しかしこの役職の制定にあたって課題がいくつかあった。妖精と意思疎通できる人が少ない事による人手不足、提督職の方も人手不足なので極力そちらに人を割かなくてはいけない事そして前の時代の鉄道について軍の中で理解している人が少ない事が役職制定の課題となっている。

 

〜妖精さんの説明に戻る〜

 

妖精「ソンナ ワケデヒトガスクナイノ」

 

相模「成る程ね〜、じゃあ妖精さんが俺を転生させたのって…」

 

妖精「サガミサンナラ レッシャオトメノ シキヲ トルヒトニ フサワシイト オモッタカラ」

 

相模「うん…なんとなく話の流れでそんな気はしてた。」

 

相模は元鉄道運転士、運転の技術を持っていてかつ車両の知識 仕組みも理解してる さらに妖精さんが見えて会話も出来るとあれば、列車乙女の指揮を執るのに最適な人材だ。

 

相模「でも転生させるのは他の運転上手い人でも良かったのでは?」

 

妖精「サガミサン シャリョウタチノ アイダデヒョウバン ヨカッタカラネ ソノホウガカノジョタチモ アンシン スルデショ?」

 

相模「妖精さんよく考えてるね。」

 

妖精「エヘヘ-」

 

相模「でもどうやってその役職に就くの?そもそも軍に入隊してないんだし。」

 

妖精「ソレモ マカセテ!」

 

相模「え?」

 

113「他の列車乙女と妖精さん達に協力を頼んでるし、陸軍にも話はしてあるから」

 

相模「既に準備されてたのか」

 

3人が話していると 高校生くらいの女の子がこちらへ走ってくる

 

?1「おい!そこで何をしている!?」

 

相模「へ?」

 

113「あっ」

 

?1「ここは部外者立ち入り禁止だ、お前は軍関係者じゃないだろ!」

 

相模「えっ?まぁ、はい」

 

その娘はかなり怒った様子で相模を睨む どうやらこの娘が艦娘らしい

 

?1「不法侵入だ、捕まえて憲兵に引き渡してやる」

 

相模「えっちょ待(?2「待って!!」

 

俺を捕らえようとする艦娘を一人の女性が阻む

 

?1「ん?なんだお前は!?」

 

?2「『日本国陸軍輸送科 列車乙女部隊』所属の『新幹線0系電車』です。

 

相模「0…系?」

 

〜続く〜

 




閲覧いただきありがとうございます。

約60年後の世界に転生された相模さん。
列車乙女の指揮を執ってもらう為に妖精さんが転生させた事が今回分かりました。
そんな時、艦娘に見つかってしまった相模さん。
艦娘に捕まえられそうになる相模さんを助けに現れた0系新幹線。

次回はその0系が活躍する予定です。

次回またお会いしましょう。
閲覧ありがとうございました。
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