元鉄道運転士が転生して提督と運転所長を兼任する話 作:志威磨
相模「0…系?」
0「はい!お久しぶりです 相模さん!」
相模の前に現れたのは 青と白のメイド服を着た 青髪でミディアムヘアの女性だった。
相模「えっと…ひ、久しぶり…なのか?」
113「この姿で言われると再会した実感湧きにくいよね。」
相模「うん、俺からしてみると初めましてに近いからね。」
0「前の世界では何回も一緒に仕事してたんだけどね。」
?1「お、オイ!」
相模「あっ」
?1「お前らだけで盛り上がるな!」
相模「えっと、その」
?1「とにかく、お前らを捕まえて憲兵に引き渡すからな!」
相模「マズいな。」
0「相模さん、ここは私に任せてください。」
相模「ん?」
0「ちょっと失礼しますね(ヨイショ)」
相模「え⁉︎ちょ」
113「あらあら?」
?1「⁉︎⁉︎」
相模はなにが起こったのか分からなかった
突然メイド服の女性に抱え上げられた
0系が相模をお姫様抱っこしたのだ
もう一度言う、『0系が』相模をお姫様抱っこしたのだ
相模「え?ちょ、何して」
0「少々飛ばしますけどご安心くださいね。」
相模「え?」
0「行きますよ!(走り出し)」
ビュ-ン(新幹線ダッシュ)
相模「うおおおおおお!!!(恐怖)」
?1「速っ(゚д゚)」
113「私も行かなきゃ」
?1「はっ(゚д゚)
待っ、待てーーー」
0「このまま鎮守府の外に出ますよ。」
相模「でもどこから出るんだ?正門とかだと警備の人とかいるだろうし。」
0「うーん、どうしましょう。」
113「ここは私に任せて!」
相模「113?あっ、」
相模が横を見ると『鉄道車両の』113系が並走していた。
その運転席を覗くと『列車乙女の』113が運転している。
113「さあ早く乗って」
相模と0の横に湘南色の113系が停車する
相模「凄え、現役の時のまんまだ」
113「正門だと憲兵が居るからね、鉄道線使って脱出するわよ」
相模「任せた」
?1「待てコラァァ!!」
相模「やべぇ追いついてきた」
113「急ぐわよ」
113がマスコンを2段に進め、ゆっくりと車両が動き出す。
?1「待、待てぇぇぇ」
追いついててきた艦娘が見る見るうちに遠ざかって行く。
そして列車は鎮守府の鉄道線出入口まで進んできた。
113「ここから鎮守府を脱出するわよ。」
相模「でもここからどうするの?鎮守府を出たところで何処へ行くの?」
0「今から市ヶ谷にある大本営に向かいたいと思います。行き方としてはここから軍用線を使用して横須賀線に出ます。そのまま横須賀線を走り続け、品川手前で東海道線に転線し品川の留置線に車両を停めます。そこからは車で市ヶ谷に向かいます。」
相模「あっ、ここ横須賀なんだ……なるほど横須賀線を使うわけねでもそんな自由に営業路線走って大丈夫なのか?司令所から止められそうな気もするけど。」
113「その点は心配いらないわよ、陸軍が許可取ってるしJRにも話しは通してるから、無線で司令所に連絡入れれば列車の間に入れてくれる手筈になってるわ。」
相模「なるほどね、軍の力って凄えな」
113「合流ポイントに来たから司令所に連絡入れるわね」
〜5分後〜
司令所「横須賀線走行を許可します。品川転線前に一度無線で連絡してください了解ですか?」
113「品川転線前に無線連絡了解しました。」
司令所「それでは安全運転を心掛けてください以上」
113「走行許可が出たわ、行くわよ」
相模「60年以上経っても人が運転するのと、列車無線で交信するのはそのままなのか。」
0「無線のほうが確実性が高いですからね、運転も人が運転するほうが様々なトラブルに対処し易いですし突発的な臨時ダイヤにも対応できますしね」
相模「なるほど」
〜約40分後〜
113「転線許可が出たわ、転線するわよ」
相模「品川も大分変わったなぁ」
0「そうですね、特に京急の品川駅が移転して地上駅になってるのが驚きですね」
113「そうよね、リニア開業に合わせてだっけ?」
相模「そうだよ、京急が大規模工事したお陰で八ツ山橋の踏切渋滞が解消されたんだよね」
〜30分後〜
相模「なんかめっちゃ乗務員室の人に怪しまれたんだけど」
113「そりゃ私服のわけわからん男が居たら怪しむでしょ」
0「一応 話しは通してあるんですけどね」
相模「そういえば車ってどこに行って乗れば良いの?ロータリーに迎えが来るの?」
113「あ、そういえば話してなかったわね」
相模「ん?」
0「とりあえず駐車場に移動しましょうか」
相模「駐車場?」
〜更に10分後〜
相模「⁉︎こ、コレは⁉︎」
妖精「アッ キヅイタネ」
相模「妖精さんコレって」
妖精「サガミサンノ クルマダヨ」
相模「Zじゃん!」
相模の前に停まっているダークグリーンとベージュのツートンカラーの車は『niss○n フェアレ○ィZ z31型』
リトラクタブルヘッドライトが特徴的なZで相模の車はその中でも前期型に追加採用されたエンジンを積んだ中期型と呼ばれるレアな個体だ
相模「もしかして妖精さんが維持してくれてたの?」
妖精「ソウダヨ」
相模「60年以上も?」
妖精「ウン」
相模「なんか…うん、感謝を通り越して申し訳なくなってきたよ」
妖精「イイノ イイノ コレクライ オヤスイゴヨウ ダヨ」
相模「本当に何から何までありがとうね」
0「これから相模さんにはこの車を運転して大本営に向かってもらいます」
相模「え?俺が運転するの?」
0「はい」
相模「転生するときに免許持って来てないんだけど」
妖精「ハイ コウシンモ シテオイタカラ アンシンシテ」
相模「⁉︎」
113「あなたが寝てる間に免許も軍に掛け合って更新して貰ったのよ」
相模「えぇ(困惑)」
相模「ところで この車はどうやって持って来たの?流石に妖精さんが運転してきたとは考え難いし」
妖精「ウンテン デキルケドケイサツニ ミラレタラ ショクシツ サレチャウカラネ」
相模「だよね」
0「それなら…」
???「わ た し が や り ま し た」
相模「誰⁉︎」
???「どうもお久しぶりです!国鉄時代にお世話になりました、117系電車です!」
相模「117?」
〜つづく〜
閲覧いただきありがとうございます。
艦娘に見つかり捕まりかけたら0系と再会した相模さん
なんとか艦娘から逃れて鎮守府を脱出することができました。
その後品川まで移動した相模は駐車場で愛車のz31と再会
免許も軍の謎の力によって更新されたものを手に入れました。
次回はいよいよ大本営に向かいます。
あと 前回の話にも追加しましたが、これからは列車乙女のイメージ画像を前書きの欄に載せていくようにします。
新しい列車乙女などが登場したら載せていく予定ですので、イメージ画像を思い出しながら読んで貰えたらと思います。
それでは次回またお会いしましょう。
閲覧ありがとうございました。