ハイスクールDxD〜黒の堕天使と炎氷(えんひょう)の弱騎士   作:シュオウ・麗翅

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毎日眠いよォ

寝よ

…三(卍 ˘ω˘))卍スヤァゥルルルル


喧嘩するほど仲がいい?

わいわいと昼食を食べている飛斗達とレイナーレ達。

弁当の1品を取り合い、それを食べて愚痴を言い合うとかそんな感じだ。

 

「それでな……私の所の組織は私達のような底辺の者に住みにくくてな……もうやばい……」

 

ドナーシークがいつの間にか酒を持っていてそれを飲みまくったせいで居酒屋にいるようなサラリーマンの愚痴のようなことを言ってきた。

 

「まぁセブンソードプロダクションも最初のうちは研修のために違う部署で下積みって言うのはあったけど。」

 

「そうじゃないんだよ!!上の者は考えている人少ないし下は下で蹴落として成り上がろうとするものばっかりだしさぁ……!!」

 

しまいには泣き出す始末。大人になるとこんな苦労があるのか……。

もはやバーにいる飲んだくれの愚痴になってきたよ……(´・ω・`)

 

 

 

「で、堕天使はどう言ったものじゃ?」

 

「ああ、基本的には天使とそんなに変わらないが、神器所有者を見つけて保護したり狩ったり、はぐれ悪魔の討伐だな。」

 

おい堕天使……仕事内容を初対面の人に話していいのか……?

 

「ふむ……飛斗から聞いた話だと人間を狩って生〇の樹の養分にしたり機械人形を送り込んだり原因と結果の逆転を持ったり精神体だったりと聞いたが……。」

 

「それ、別の堕天使。」

 

龍牙の思う堕天使の事をばっさりと真顔で斬り捨てるカラワーナ。

 

「平和っスね〜」 「そうだね〜」

 

やけ酒をして愚痴を言っているドナーシークを他所にお茶を飲んでのほほんとするミッテルトと飛斗。ある意味この2人が1番マイペースかもしれない。

 

 

「大体こんな衣装を着てラーメンとかを食べる時や外出なんてアホのすることだろ?キミ、見てくれはいいけどファッションに関しては3流だね。」

 

レイナーレのボンテージ衣装を見てから評価する美天。

 

「ふん!!これは動きやすさを重点的に求めた結果よ!!」

 

「動きやすいったって防御はどうするんだい?」

 

「当たらなければどうということはないわ!!」

 

「じゃあ自分より実力が上のやつと戦ってそう言えるのかな?大体外に出る時もこの衣装とか……僕が身内なら恥ずかしくて外を出歩けないね。」

 

やれやれと言った感じで言う美天とぐぬぬ……!!と言うような表情のレイナーレ。しかも美天は「はっ!」と言うような鼻で笑うような表情が拍車をかけている。

 

「そういう貴方だって写真を見る限りではキザったらしい事この上ないわ!!なんなのよこれ!!バラを口で咥えてキメ顔まで撮っちゃって!!」

 

レイナーレはそう言うと胸の谷間から雑誌を取り出してそのページを開いたままずいっと美天に近づける。

おい、それどうなってんの?四次〇ポケット?

 

「これは出版社の依頼だよ。まぁ、僕の美しさを引き立たせるための要素が1番入ってるからね!!気合が入るのは当然さ!!」

 

「あ〜私知ってるわよ。そういう人をナルシストって言うんですってね。」

 

得意気に言うレイナーレに少し青筋を浮かべる美天。どうやら立場が逆転したようです。

 

「はっ!!言うじゃないか。流石は堕ちた天使様。皮肉も上手いようだ。崇めた方がいいのかい?」

 

「お生憎様ね。そういった崇め方は丁重にお断りさせていただくわ。ナルシストさん。」

 

「おやおや。流石露出狂。言うことが違うじゃないか。」

 

「なんとでも言うがいいわ。しかもプロフィールで嫌いな食べ物がピーマンとか子供?お子ちゃまね〜。ぷぷぷ……」

 

なんとも内容が幼稚な気もするのは気の所為だろうか?

 

「それに、これは何かしら?」

 

美天にスマホを近づけて動画を再生する。そこには美天が映っており、歌っているようだが……。

 

「ああそれか。コイツ、歌は絶妙にヘタクソじゃき。」

 

「そうそう。3人でカラオケ言った時イケボの音痴って結構話題になってたよね。」

 

「しかもその点数ときたら30点……わしより下手ってどういうことぜよ。」

 

「うわ〜……酷いっスね。これ。」

 

飛斗達も同じものを再生したようで龍牙と飛斗はその事をしみじみと思い出す。

 

「う……音痴だからってなんだと言うんだい?」

 

「べっつに〜。ただナルシストで音痴って典型的よね〜。」

 

「ふふふふふふ」 「ははははは」

 

レイナーレと美天がわらって……

 

「「上等だ表出ろやコラァァァァァァ!?」」

 

キレた。その場で二人が喧嘩しているのを見てやけ酒をしているドナーシーク以外のメンツは唖然とした。




美天「龍牙ァ!!その決闘僕も混ぜろぉ!!」

レイナーレ「カラワーナ!!私も混ぜなさい!!あんないけ好かない男をコテンパンにしてやるわ!!」

美天「はん!!やられるのは君の方だろう?寝言も寝ていいなよ!!」

レイナーレ「なによ!!」 美天「なんだと!!」

カラワーナ「レイナーレ様……」
龍牙「美天……」
飛斗「二人とも」
ミッテルト「仲良いっスね〜」


リアス(え?なんなの?これ?ツッコミ?ツッコミ待ちなのこれ?)

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