作者に文才はないので過度な期待はお止めください。(プレッシャーで作者のメンタルが押し潰されるので)
また、戦闘が好きな方、ほのぼのが苦手な方は引き返すことをお勧めします。(大丈夫な方はどうぞ)
拙い文しか書けませんが、それでもいいという方は読んでやってください。
感想やご意見などお待ちしております!
ほのぼのとしたお話です。
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
「はぁ・・・・・・・・・」」
そう盛大にため息を吐いたのは精霊マンションの最上階の隅っこの部屋に住んでいる緑の髪と翠色の瞳が特徴の精霊、七罪である。
今見ているテレビには、カップルが楽しそうにデートしている番組が映っていた。
「リア充爆発しろ・・・・・・・・」
そんな呪詛のような発言をするとすぐにチャンネルを変える。
しかし、なぜだろうか心の内がモヤモヤする・・・・・。
きっと、さっきの番組の所為だろう・・。
そう思うことにし、七罪はお風呂場へと向かう。
服を脱ぎ、お風呂場の中に入って湯船に浸かる前にイスに座って体を洗う。
シャワーで体の泡を洗い流しシャンプーで頭皮を傷めないように洗い、トリートメントを毛先に馴染ませ少し時間を空けてから洗い落とす。それが終わって湯船に浸かろうと片足を入れた・・・・・。
「あっっっっっっっつ!?」
熱さのあまり反射的に足を引き上げて、イスに座りながら涙目で湯船を睨む・・・・。
その様はまるで、例えるならお風呂が苦手な猫のようである。
「設定温度間違えてる・・・・・・」
一つため息を吐いて湯船に水を足し、調度良いぐらいまで温度を下げて湯船に浸かる。
湯船は柚子の香りの入浴剤が入れられており、その香りに包まれながら昨日の事を思い出す。
「なぁ、七罪。明後日俺とデートしないか?」
そう士道に言われたのである。 もちろん最初はただの冗談だと思っていた。士道にとって七罪とデートなんてものは罰ゲーム以外の何物でもないのだから。
しかし、士道は真剣な表情で時刻と場所を指定してきたのである。
昨日の夜は悪ふざけだろうと思って眠ったが、明日がデートだと思うと緊張してくる。
そこで七罪は気付く。さっきから心がモヤモヤしたり設定温度を間違えたりしているのは無意識に明日の事を考えていて緊張していたり、上手くデートが出来るかどうか不安になっているんだなと。
「士道とデート・・・・・・・か」
もちろん嫌ではないのだ。 だが、自分という存在とデートしているなんて光景を士道の友人に見られでもしたら、きっと学校で悪い噂を流されてしまうだろう。
『ねぇねぇ、この前さー、五河くんがやばいぐらいのブスとデートしてるところ見ちゃったんだけど。これその写真ね』
『え、これマジの奴じゃん・・・・。趣味悪すぎ・・・・・・・・。』
『五河くん、女の子選ぶセンスなさ過ぎて笑えてくるんだけど・・・。』
『五河くんてブサ専なのかな?』
「がぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
とんでもない妄想をして湯船の中で叫び散らす。 なにも知らない人がその叫び声を聞いたなら間違いなく彼女の身に何かあったのだろうと思うだろう。
しかし、七罪という精霊はそういうネガティブな思考を持つ精霊なのである。
「はぁ、はぁ・・・・士道がいけないのよ。私なんかをデートに誘うから・・・」
そう呟いてこれ以上嫌なことを考えないように、さっさと湯船から上がる。
脱衣所に戻ってきて体を拭き、髪を丁寧に乾かしてパジャマを身に纏う。
いつもなら後は歯磨きをして寝るだけなのだが、今日の七罪にはもう一つやるべきことがあった。
洗顔美容液を手に取り、鏡を見ながら顔全体に馴染ませていく。 それから髪の毛を櫛で髪を梳かし、ヘアーアイロンを当てていく。こうすることによって、明日の朝には良い感じの癖毛になっているのである。
「よし・・・・・・・」
そう満足したように頷くと、七罪は寝室へと入りベッドの上にダイブする。
「明日は士道とデート・・・・か。ちゃんと士道を引っ張っていけるか不安ね・・・」
そう言いながら七罪の意識は微睡へと消えていく・・・・・・。
不安を感じているようだったが、それ以上に楽しみなのか眠った後の彼女の口元はニヤニヤしていたという・・・・・。
「士道・・・・・・・・・しゅき・・・・」
そんな寝言も聞こえてきたとか、こなかったとか・・・・・・・・。 それは秘密である。
七罪「ねぇ、作者。湯船のお湯減ってるんだけど?」
作者「・・・・・っ!?サ、サアドウシテダロウネ・・・」
七罪「お前が犯人かぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
作者「ぐはぁぁぁっ!?」 ち~ん