ss「ちなみにこの拳銃の名前は?」
綾波「試作対船用12.7ミリ拳銃…1式拳銃…です。」
へえー。試作って事はまだ手探りなのか。てか対船用とは驚き…対戦車なら聞いたことあるけどねぇ。
〜執務室に移動中〜
ss「そういえば…榛名さんがいない気が…」
瑞鶴「あぁ…あの人なら、上の方から書類を貰いに行ったよ」
ss「なるほど…」
さて、とりあえず榛名が帰ってくるまで綾波から貰った資料でも読んでますか…
〜しばらくした後〜
榛名「帰って来たわ…貴方が噂の」
ss「俺が新しく着任したssだ。よろしく頼む。」
榛名「こちらこそ」
ss「ところで…重桜艦ってみんな刀を持ってるのか?」
榛名「いや、みんなじゃないが…持ってる奴のほうが多いわ…まぁ私は拳の方がいいけど」
拳とは驚き。巡洋戦艦とは…
それは置いといて今まで資料を読んで分かった事がある。
対セイレーン用に作られた軍事同盟、アズールレーンというものがある事。
そしてアズールレーン内部で揉めている事。そして、主要陣営は
ユニオン(アメリカ)
ロイヤル(イギリス)
鉄血(ドイツ)
重桜(大日本帝国)
北連(ソビエト連邦)
東煌(中国)
自由アイリス教国(フランス)
である。
そして彼女たちを艦船(動力学的人工海上作戦機構・自律行動型伝承接続端子)という事…正式名長いな。
榛名「指揮官、上からの書類よ。今日中に書かなきゃいけないらしいよ。」
ss「…アァんまりだぁぁぁ(切実」
なんでや…もう自称な進学校的な宿題みたいなのはやりたく無いんや…さて、それはそれとして鬼畜な量の書類をやりながら考えてみよう。この世界は照和15年12/8である…あと1年であっちの世界なら真珠湾攻撃が行われ、太平洋戦争が開始する…さて、こっちの世界はどうかな?前と同じ過ちを繰り返すのか…いや、それは止めなければならない。なら、真珠湾攻撃を行う場合の最重要攻撃目標は…
綾波「指揮官、手が止まってます…何か分からない事でも?」
どうやら考えに集中しすぎて資料の存在を忘れてたらしい
ss「いや、考え事をしていただけだ。気にするな。」
綾波「なら良いけど」
ss「さて、この資料をさっさと終わらせますか」
にしてもやはり量がアレである…しかも、俺に対する質問なんかもあるんだが…割とめんどくさい所を聞いて来たりする。
ss「そういえば…翔鶴とか瑞鶴に搭載されてる艦載機の種類は?」
翔鶴「今、重桜では艦上戦闘機は零式艦上戦闘機が、艦上爆撃機は99式艦上爆撃機が、艦上攻撃機は97式艦上攻撃機が正式採用されています。なので、それらを私達も搭載しています。」
なるほど…そこも同じなのか
瑞鶴「でも、前世と違って今、それらの艦載機の後継機の開発が急がれてるよ。」
へぇ、そこは違うのか。いや待て。今、前世と言ったか?
ss「艦載機の事は分かったが…今、前世と言ったな?」
瑞鶴「うん。大日本帝国の正規空母だった時の話だよ。」
なんと…彼女たちはあの対戦の記憶があるのか。なら…
ついに初任務を遂行しましたね…さていつから対戦の深い内容に触れますかねぇ