〜初出撃から3ヶ月後、照和16年3/10〜
それまで我が艦隊は近海警備を続行していたが…
ss「ようやく上から命令が来たぞ」
五十鈴「あての出番ある?」
これまで近海警備では航空機が飛んで来なかったので、対空に特化した五十鈴の出番はあまり無かったのだ
ss「今回はあるかも」
五十鈴「やったー」
綾波「で…具体的には何をするんですか?」
ss「今回の作戦は…東煌撤退作戦だ」
瑞鶴「えぇぇ!」
翔鶴「撤退するんですか」
榛名「我が軍が有利というのに…」
ss「これは来るべきユニオン戦のための戦力温存のためだ」
綾波「なるほど…」
ss「我が艦隊は撤退の援護、その後は兵員輸送船団の護衛に付く…明日の0225に作戦開始だ…総員出撃準備!」
全艦船「了解!」
〜0225、東煌近海にて〜
ss「あれが輸送艦隊か?」
綾波「そうですね」
ss「翔鶴、瑞鶴は直掩機を発艦せよ…いつ敵が来るか分からん」
翔鶴・瑞鶴「了解」
ss「榛名は零式水上偵察機を発進させ、哨戒任務に当たらせろ」
榛名「了解よ」
ss「艦隊、輪形陣をとれ」
翔鶴「直掩機より入電!敵機と思われる航空機を発見」
ss「早いな」
無線機を取る
ss「こちら護衛艦隊、兵員の移動はあとどれくらいかかる?」
輸送艦隊司令「あと30分はかかります」
ss「そうか…なるべく急いでくれ」
東煌機「ん?なんだあれは…重桜の大艦隊だ!すぐに本部に知らせなければ」
零戦「…堕ちろ」
瑞鶴「直掩機より入電、我敵偵察機を撃墜す」
ss「バレたな…」
ss「バレたな…」
〜東煌、とある飛行場〜
飛行場司令部「敵機動部隊がいるぞ!攻撃隊は全機、発進せよ…これ以上奴らに東煌の土を踏ませるな」
東煌機搭乗員「生きては…帰れないだろう…重桜の戦闘機は極めて優秀と聞く…」
〜東煌近海〜
ss「先手必勝!攻撃隊は発進せよ。目標は敵飛行場」
翔鶴「了解」
瑞鶴「了解よ」
爆装をした99艦爆と97艦攻が飛び立つ。護衛の零戦はすでに空中待機している。
ss「これだけの数の航空機がいれば勝てそうだがな」
翔鶴「慢心はダメですよ…どっかの先輩みたいになっちゃいます♪」
ss「お…おう」
今のは…聞かなかったことにしよう。うん。
榛名「哨戒中の偵察機より入電!敵攻撃隊を発見」
榛名「指揮官、どうするの?」
そんなもの…決まってる。1機たりとも逃しはしない。
ss「全艦、対空戦闘用意」
五十鈴「やっとあての出番だね」
翔鶴「直掩機は迎撃に当たらせます」
瑞鶴「今度は…負けないよ」
さあ、どう来る…東煌!
はい、今回も読んでくださってありがとうございます。サァ、東煌と輸送艦隊の運命は…