ロキ・ファミリアに問題児が来るそうですよ? 作:ジ・アビス・シーカー
僕のバイクの色は青なんですけど、今日バイクをしまうとき塗装されてる部分を壁に擦ってしまいベイビーマグナムのメインカラーの白に少しばかり近づきました。(´;ω;`)
ゾロゾロと、アイズたちが所持しているファミリアが道を通っていると、あっちこっちからヒソヒソ話が聞こえた。
「おいあれ、オラリア最強派閥のロキ·ファミリアじゃないか」
「今回は少し怪我人が多い気がするな」
と、言った感じの話が人並みより優れた五感を持つ十六夜には聞こえてきた。
(ふ〜ん、アイズたちが所持しているファミリアは、ロキ·ファミリアって名前なのか)
そんな考え事をしていると、後ろから声をかけられた。
「貴方がミノタウロスを恩恵無しで倒した、逆廻さんですね」
「ん?誰だお前は」
そこに立っていたのは、耳が尖っていて青色の瞳をした、美しいエルフだった。
「あ、すいません紹介がまだでしたね。私の名前はレフィーヤ·ウィリディス。ロキ·ファミリア所属のLv 3の冒険者です」
「よろしくな、レフィーヤ」
「はい!こちらこそ、よろしくお願いします」
「ところでレフィーヤ。ホームてどんな感じの所なんだ?」
「ん〜そうですね...一言で言っちゃうと、どうせ建てるなら大きい方が良いだろ的なお城ですね」
レフィーヤはつい苦笑いをしてしまっていた。
「ヤハハ、その建物建てたやつとは気が合いそうだ」
「笑い事じゃないですよ中は迷路みたいですから!新人の人はすぐ迷っちゃって困ってるんですよ」
その他にもレフィーヤと色々な話(主にレフィーヤがアイズのについて語っていた)をしていると、徐々にお城みたいな建物が見えてきた。
「話には聞いていたが、これは予想以上だな」
そこに建っていたのはおとぎ話に出てくるような幻想的なお城だった。
「ちなみに名前は黄昏の館って言うんですよ」
レフィーヤが軽く説明していると、館の扉が勢い良く開いて、そこから人がこちらに走ってきた。
「おっかえええりいいいい」
謎の人物は上記のような奇声に近い言葉を発しながらアイズ達に抱きつこうとした。
アイズはまるでそれを予想していたかのように綺麗に交わしたが、レフィーヤは十六夜と話していたせいか、残念ながらの捕まってしまった。
「きゃああああ」
赤い髪の女は、レフィーヤに飛び付くやいなやレフィーヤの胸をもみ始めた。
「あっ..ん..いい加減に...してくださーぃ!!!!」
レフィーヤはついに我慢の限界に達し、その赤い髪の女を十六夜に向かって放り投げた。
「よっと」
十六夜はそれを軽く蹴り飛ばすような形で受け止め、その女を地面に落とした。
「ゴフッ... ブベラッ」
足で受け止められた時、どうやら顔面を膝にぶつけたらしく、その女は顔を抑えて地面を転がり回った。
それから暫くして痛みが収まってきたのか、立ち上がり、文句を言ってきた。
「おいこら!足で受け止めたの誰じゃ!うちみたいな可愛い美女を、足で受け止めるか普通」
「ハッ逆廻十六夜様だ。受け止めてやったんだから感謝してほしいもんだぜ」
「うるさい!足で受け止められて感謝もあるか!....ん?あんた見ない顔やな、なんで此処にいるん?」
先程まで怒りでワナワナ震えていたが、どうやらもう怒りは収まったらしい。
「まぁ、その話は後でするとして....ただいま、ロキ」
「あぁ、おかえりフィン」
ロキと呼ばれた女は、笑顔で出迎えた。
「あと、今回の遠征では犠牲者なしだ。到達階層も増やせなかったけどね。詳細は追って報告させてもらうよ」
「んんぅー了解や」
「ところで、さっきうちを足で!受け止めた十六夜とやらは、何しにうちに連れてきたん?」
どうやらロキは、怒ってはいないが少し先程のことを根に持っているらしい。
まぁ、それは置いといて、ロキの質問にはアイズが答えた。
「ファミリアに入れようと思って」
それを聞くとロキは目を丸くした。
「へ〜アイズがなぁ。まあえぇや、入団試験はいつやるん?」
「明日やるつもりだよ。今日はホームに泊めようと思って連れてきたんだ」
「ほな分かった」
そう言い残すとロキは、他の団員に絡みに行った。
「それじゃ、片付けを手分けして終わらせて解散、以上!」
フィンが方針を決めた瞬間、団員は速やかに片付けに取り掛かった。
◆◆◆◆
20分後
「(さてと、これからどうするかね)」
十六夜は、片付けを手伝った後、ロキから今日泊まるように言われた部屋に来ていた
コンコン
部屋の扉がそう鳴った。
「誰だ?」
「ん、ちょっと君と話がしてみたくてね」
十六夜は声で、扉越しにフィンだとわかった。
「ちょっと待ってろ。今、鍵を開けから」
扉を開けるとそこにはやはりフィンが立っていた。
フィンは「邪魔するよ」と言いながら中に入ってきた。
それから暫く話していると、いつの間にか数十分が経過していた。
どうやら、フィンと十六夜は中々気が合うようだ。
「おっとそうだった。ついつい話が楽しくてね、忘れるところだったよ。実は、明日の十六夜の試験内容を伝えるために、今回は訪ねてきたんだよ」
「それで試験内容はなんだ?まさか、冒険者の試験なのにペーパーテストなんて言わないよな」
「そう焦るなよ。今回の試験はとってもシンプル...僕と戦ってもらう」
この言葉を聞いた途端、十六夜の空気が変わった。
先程まで和やかだった空気が一瞬にして張り詰めたモノに変わった。
「ハッ、随分と面白いことしてくれるじゃねぇか。まさか団長様が直々に相手してくれるなんてな!」
「僕は君に期待してるんだ、君の実力見極めさせてもらうよ。細かい内容は明日伝えるよ。今日は、明日に備えてゆっくり寝なよ」
「あぁ、そうさせてもらうぜ」
この後一緒に風呂に入り、お風呂上がりに牛乳を一緒に飲んだ。
お風呂を上がりフィンと廊下を歩いていると、フィンに抱きつこうと飛びかかってきたやつが居た。(計画は失敗に終わっていた)
フィンの説明によると、ティオナの姉のティオネと言うらしい。
◆◆◆◆
部屋
「(全く、こっちの連中も中々面白い奴らだな)」
古き友人たちのことを少し懐かしみながら十六夜は、瞼を閉じた。
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