シンフォギアEX‐AIDスペシャル ハイパーヒーロー大戦 作:狼牙竜
今作を読む前に、『戦姫絶唱シンフォギアEX-AID 運命を変える戦士』を読むことを推奨します。
また、登場するプレイヤーはシンフォギアGXまでの人物となっていることをご了承ください。
では、ゲームスタートです!
その事件は突然起きた。
S.O.N.Gに送られた小包から出てきたのは、派手なデザインのライダーガシャット。
「一体これは…?」
ガシャットを手にとった青年、宝条将也はタイトルを読み上げる。
「神の恵み…ハイパーヒーロー大戦…?」
万が一を考え、シミュレータールームに入った将也。
外から立花響達、シンフォギア装者が見守る中、将也はゲーマドライバーを装着したままガシャットのボタンを押した。
《ハイパーヒーロー大戦!ゲーム・スタートだ!》
空中にディスプレイが投影され、将也にとって見知った顔が表示される。
《宝条将也!そしてシンフォギア装者の諸君!私こそが神…
檀!黎斗神だああああ!》
「く、黎斗!?」
突然送られてきた檀黎斗からのメッセージに驚く将也達。
しかし黎斗はお構いなしに説明を続ける。
《このゲーム、『ハイパーヒーロー大戦』は私が考案した、オールスターバトルだ》
映像内の黎斗が指を鳴らすと、先ほどのロゴと一緒に『仮面ライダー1号』、『アカレンジャー』のシルエットが映し出される。
《君達はこれから、私の作り出したゲームエリアの中でチームとして戦ってもらう。スーパー戦隊や仮面ライダー、歴戦の勇士達の中から4人のヒーローをセレクトして戦ってもらおう!》
すると、ゲームエリアが展開されて将也だけでなく響達装者や未来、弦十郎や緒川、果てには翼の父親である八紘と千翼、キャロルまで転移させられていた。
「ちょっと!これってどういうこと!?」
慌てる響の後ろで、状況を飲み込めていない八紘が弦十郎に話しかける。
「おい弦。これは一体どういうわけだ?」
「すまん兄貴…俺にもまだ、事情が飲み込めない…」
混乱しているメンバー達をよそに黎斗は説明を続けていた。
《バトルはトーナメント方式!そして私はゲームを盛り上げるため、特別なチームを4つ準備した!》
黎斗が指を鳴らすと、4人の影が映る。
《彼らと、そして他のチームとの戦いを制覇した優勝者には………
この私の力で、叶えられる範囲で願いを叶えてやろう!ヴエッハッハッハッハッハ!!》
その言葉に、女性陣の目の色が一瞬変わり、将也とパラド、千翼は身震いした。
《以上、これでチュートリアルを終了する!これから個別でキャラクターセレクトの時間に入るが、じっくり考えることだな!》
そう言い残してディスプレイが消滅すると、全員の前にそれぞれ白い光を発するゲートが出現。
「これは…クリアしない限り、出られないのでしょうか?」
「多分そうです。黎斗はゲームを放棄されることを嫌いますから…」
緒川の質問に将也は疲れた顔で答える。
やたら気合の入った女性陣に対し、男性陣はこれから起きるであろうカオスな戦いに肩を落としていた…
To Be Continued…
次回は、将也のキャラクターセレクトの模様をお送りします!