シンフォギアEX‐AIDスペシャル ハイパーヒーロー大戦 作:狼牙竜
果たして彼はどんなヒーローを選ぶのか…
真っ白な空間に入った将也は、まず目の前の昔懐かしいゲーム筐体のような装置に触れる。
すると、将也の変身するエグゼイド、ブレイブ、スナイプ、レーザー、ゲンムの画像が出てきた。
「なるほど…この中から変身するライダーを選ぶのか」
注意書きによると、一度ライダーを選べばゲーム中は他のライダーを選ぶことはできない。
また、他のプレイヤーが選んだライダーとかぶった場合は強制的に別のフォームへと切り替わるらしい。
「そうなると、一番使い慣れたライダーにするべきだし…」
5人のライダーの中でしばし迷った将也だが、彼が選択したのは…
「やっぱ、エグゼイドだな」
エグゼイドのパネルをタッチすると、最終確認の表示が出て将也はもう一度タッチする。
《宝条将也。変身ライダーは『エグゼイド』で登録致しました》
アナウンスが鳴ると、将也の腰にゲーマドライバーが出現して手元にはマイティアクションXとゲキトツロボッツのガシャットが出現。
《では、続いてチームに登録するヒーローを4人選択してください。基本的に自分とは異なるカラーの戦士を選ぶのがオススメです》
そして表示されたのは、仮面ライダーやスーパー戦隊の全戦士、果てはどういうわけかビジュアルのカッコイイ怪人までいる。
軽く見ても数百はいそうな数に将也は軽く目眩がした。
「こ、この中から選べってこと…?」
よくここまで詳細なデータを集めたものだと、将也は黎斗の力に寒気がしながらもヒーロー達のデータに目を通し始める。
――――――――――
「…ダメだ、これじゃあ何時間かかるかわかったもんじゃない…」
ヒーロー達のデータを閲覧して1時間。膨大なヒーローの情報に頭を悩ませる将也だが、画面に書かれていた『RANDOM SERECT』の文字に気が付く。
「ランダムセレクトか…なら、思い切って運に任せてみるか」
決められずに悩んだ将也は、ボタンを押す。
すると、表示されていた4つの小窓のうち左端が回転を初めて…
『矢車想』
「お前…今俺を笑ったか?」
咄嗟に将也はキャンセルボタンを押し、選択されたキャラの画像が消えた。
「…あれはやばい。何でかわからないけど、今のはやばい気がした…!」
本能的に危険を感じ取った将也だが、この行動は正解だったのかもしれない。
「なら、もう一度…」
一抹の不安がよぎったが、将也は再びランダムセレクトを起動させる。
「今度こそ、まともな奴が来てくれれば…」
『獰猛の戦騎・D』
「一億年の時を越え…今こそ俺のものとn」
有無を言わさず将也はキャンセルボタンを押した。
「何で今度は人じゃないの!?強そうだけど同じ場所にはいたくないよ!?」
完全に子供を泣かせにきているとしか思えない醜悪な顔をした怪物が出てきたため、将也は問答無用でキャンセルした。
というか、あれとチーム組みたがる奴がいたら見てみたい。
「今度こそ…」
『海東純一』
「試してあげよう。お前のt」
「お願いだからさ…」
『シド』
「俺は!人間を!越えるんd」
「マジで頼むよ…!」
『仲代壬琴』
「ふ…ときm」
「ホント、お願いします…」
『檀正宗』
「ハイパームテキさえ、いなけれb」
「これで最後…!」
『エボルト』
「お前が俺達を選ばないのは勝手だ。だがその場合誰が選ばれると思う?」
「知らねーよ!」
何度引いても碌なキャラがでないことに、つい将也は叫んでしまった。
「マジどうなってんのこのシステム!?何でやばそうな奴しか出ないのさ!?」
危険度全開の奴から小物感溢れる奴まで、微妙なバリエーションばかりだった。
「…しょうがない。考えて決めますか」
とりあえず探してみると、興味を持ったのは獣医や医者、はてはメカニックなどの所謂ドクターヒーロー。
そして将也が選んだのは…
《では、確認します。
宝条将也さんが選んだのは
ピンク・仮面ライダーエグゼイド
赤・ガオレッド
青・ブルーバスター
緑・仮面ライダーアナザーアギト
銀・仮面ライダーバース(伊達明)
以上でよろしいでしょうか?》
「問題ありません」
将也の返事で、正式にチームが登録された。
《これより、AブロックとBブロックの二つにチームが分かれます》
表示されたトーナメント表を見て、将也は自分の対戦相手を確認する。
「最初の相手は…いきなり千翼かよ…」
初戦の相手を知ってため息をつく将也。
「まあ、ここで落ち込んでても仕方ないな…」
これは黎斗が準備したゲーム。
突然のことにまだ驚いているが、将也は頭を切り替えた。
「攻略してやるよ…ゲーマーとして、黎斗の用意したこのゲームをな!」
将也は出現したゲートを走り抜けた。
To Be Continued…
次回は各チームのメンバーを発表したいと思っています!