「受験番号318の子すごいな...単純な戦闘力だけ見ればそこらのプロヒーローなら相手にならないな」
「パワー、スピードともに人間とは思えないレベルだ、オールマイトにも匹敵するんじゃ...]
「しっぽがあるから異形型かと思うけれどあの身体能力は異常ね」
「敵ポイント138、救助ポイント38...ぶっちぎりで1位ですね」
「しかし0ポイント敵を倒した時の大規模攻撃はもう少し考えて撃つべきでしたね。周りの安全を考慮しきれていない」
「そんなことは入学してから教えればいい、文句なしの才能あふれる金の卵には違いないだろう」
入試が終わってから1週間ついに雄英からの合否通知が届いた。雄英高校からの封筒を開けると中からは丸形の機会が出てきた。
ん?なんでオールマイト?
「私が投影されたァ!」
機械からオールマイトが投影されオールマイトが話し始める。
「私は来年度から雄英高校に教師として赴任することになったんだ、いきなりだが菜野少年、結果から言おう...合格だ!筆記は文句なし!実技もぶっちぎりのトップだ。来いよ君のヒーローアカデミアへ!」
サイヤ人の力を持っているのだから、まず合格できるだろうとは思っていたが、いざ合格できるとやはり嬉しいものだ。
雄英高校への入学手続き等を済ませ入学までの間も修行を続けた。
あっという間に入学式当日になった。一度行ったこともあり特に迷うことなく雄英高校まではたどり着けた。しかし自分の割り当てられたクラスである1Aの教室がどこか分からない。
案内を確認しているとふと緑髪の少年が目についた。あの少年は入試の時ブツブツ喋っていて眼鏡君に注意されたやつじゃないか。合格できたんだな無理だと思っていたよ。
「おはよう、俺は菜野仁。今日から1Aなんだけど、教室が分からないんだ。君も1年だろ?教室どこか分からないか?」
「お、おはよう、僕は緑谷出久。僕も1Aだよ!一緒に教室まで行こうか!」
よし、とりあえず同じクラスの友達一人目だ。これで教室にも行けるな。緑谷と1Aの教室に着くと入試の時に緑谷を注意していた眼鏡君と爆発頭のヤンキーが言い争っていた。
雄英にはヤンキーもいるのか、まあいいや自分の席を探そう...としたとき、後ろから声が聞こえてきた。
「あ!君はモサモサ頭の人!」
「ぼ、僕は緑谷出久、よろしくね」
「私は麗日お茶子!よろしくね!君は...」
どうやら二人は入試の時に見知った顔らしい。とりあえず自己紹介しておこう。
「俺は菜野仁。よろしくな」
「仁君だね!よろしく!今日ってガイダンスだけかな?先生ってどんな人だろ、緊張するよね」
話していると少し大きめの気が近づいてきた、その気の持ち主は教室の前で止まった。
「お友達ごっこしたいなら他所へ行け、ここはヒーロー科だぞ」
寝袋に入りながらゼリー飲料をきゅっと飲み干した芋虫みたいな人がそこにいた。そして教室に静寂が訪れた。
「はい、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠けるね。担任の相澤消太だ、よろしくね」
この人担任なのか、てことはプロヒーローなんだな、見たことねえや。
「早速だが体操服着てグラウンドに出ろ。個性把握テストをやる。」
麗日は入学式やガイダンスは?と言っているが相澤先生には関係ないようだ。
やることは単純だ中学までやってきた体力テストを個性を使ってやるだけらしい。
相澤先生は爆豪にソフトボールを渡し、爆豪が個性を使って投げる。ボールは爆豪の個性であろう爆風に乗ってグラウンドの彼方まで飛んで行った。
結果は705mだった。それを見た生徒たちは面白そうだとか言っている。それを聞いた先生は個性把握テストの成績最下位の人を除籍にすると言った。
なんか緑谷が真っ青な顔になっているが大丈夫だろうか。まあ俺にしてやれることないし、やることやるだけだな。
第一種目:50m走
メガネ君が3秒04とかだしてる、速い個性なんだな。よし、つぎは俺の番か。スタート位置について合図と同時に地面をける。50mであれば走るというよりも跳ぶ感覚だ勢いそのままに俺はゴールした。
結果は3秒18だった。メガネ君よりも遅かったが修行すればまだまだ早くなれるだろう。
第二種目:握力
腕がたくさんある異形型のやつが540キロか...さすがにあれは無理そうか?
318キロ。まあこんなもんか。
第三種目:立ち幅跳び
舞空術で飛んでたら相澤先生に降りてくるよう言われた。記録は∞らしい。
第四種目:反復横跳び
ぶどう頭のおチビがブヨンブヨンしててすごい(小並感)それを見た俺は気を交互に放って同じようなことをした。結果は318回
第五種目:ボール投げ
麗日が∞出してるな、重力系なのかな?俺はというと3180mだった。
第八種目まであったけどこんな感じで進んでいった。そして結果が発表された。俺は2位だった。てか1位の八百万はどんな成績なんだ?俺より上のやつはいないと思ってたわ。最下位の緑谷は震えていたが相澤先生の
「君たちの限界を測るための合理的虚偽だ」とか言ってたのを聞いて唖然としてた。今日はこれで終わりとのことだったので、緑谷が測定中に負ったケガを保健室で治してもらうのを待って一緒に帰ろう校門を出るとメガネ君と
麗日が走ってきた。
「お二人さーん!駅まで?一緒に帰ろ?」
こいつは女子の友達いねえのか?とも思ったがかわいい子と一緒に帰れるのはうれしいので気にしない。
「それにしても生徒を鼓舞するための虚偽とは恐れ入ったよ、これが最高峰か!と思ってしまったよ」
俺は最下位になるつもりはなかったけど、個性が制御できてないっぽい緑谷はドキドキだったろうな。そういえば保健室で見たリカバリーガール見て思ったけど、死にかけても直してもらえるなら仙豆ほどの即効性はないだろうが、サイヤ人の特性を生かして強くなれるな。なんて考えが思いついた。そうこうしているうちに駅に着きそれぞれの家路についた。
リカバリーガールとサイヤ人の特性のコンボ最強じゃね?って思ったけど
回復に仙豆ほど効果がないの思い出して完ぺきではないと感じましたが意図せず発動する機会がありそうですね。
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