宿毛泊地提督の航海日誌 2ndらいと!   作:謎のks

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…皆様、このような小説を閲覧していただきありがとうございます。作者です。

はい、過去シリーズをご覧下さった皆様は周知済みでしょうが、終わっときながらのうのうと戻ってきてしまいました。

「日常」に載せようかとも思っていましたが…「メンドクサ!」と言う考えの為断念、新たに「第二期編」として掲載します。

とは言え…作者としては、このシリーズはもうほぼ完結しており、これ以上はないと思っています。なので「第一期のようなストーリー性、白熱の戦いが楽しみ!」という方が居ましたら、申し訳ありません。七君と艦すとをご覧下さい(ダイマ)。


書きたいことが沢山あるのですが、書ききれないのでとりあえず…艦隊これくしょん「第二期突入」おめでとうございます!

色々変わってびっくりしましたが、画面が広くなったり(うおぉでかっ!? と思わずうなってしまった)海域がリニューアルしたり、まだ全部触り切れていませんが先ずはイベント! と他のゲームに現を抜かしつつとりあえず資源確保に着手しました。

これからも細々とではありますが、泊地メンバーの活躍を書いていきたい所存ですので…暇になって思い出したら見に来てみて下さいw


では、このくらいにして本編に行ってみましょう! では…ナレーターさん後はよろしく~!


初秋イベント編
初秋イベント編 e-1


 ……………。

 

 ……え? もう始まった? あ、えーっ皆様! 如何お過ごしでしょうか? もう何年もやってない感じで感覚が掴めないでいる、ナレーターでございまぁす!

 

 はーい、もう半年くらいですか? いややりましたねぇ…やっちゃいましたね……いやぁ〜…すいません、終わる終わる詐欺で?

 

 あれから色々環境が変わって…作者も連載掛け持ち+短編と、忙しくて仕方ないと(おこがましい)言い訳してる状況で、こんなしょうもない小説出して大丈夫か?

 

 *大丈夫だ、問題ない!

 

 …などとのたまうのであった。いえ流石にガッツリは無理との話ですが? "らいと"、の表題の通りイベント内容を簡潔にまとめていく次第で…それでもよろしければ、お付き合いください?

 

 さて、では早速我らが宿毛泊地を覗いてみましょう! 提督たちは何をしているかと言うと…?

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 - 宿毛泊地、提督執務室。

 

「…暇やにゃぁ」

「暇ですねぇー?」

「………(だら〜)」

 

 暇を持て余している提督、吹雪ちゃん、そして新しい仲間の「ミウ」ちゃん。

 いやアンタらなにしてんですか、もうイベント始まってますよ!

 

「えぇ〜」

「ウッソだあぁ〜…」

「……(´-ω-`)」

 

 嘘じゃないってば…あれぇ? いつもなら跳ね起きるのに??

 

「いや…最近な? 深海の皆ぁが悪さしやせんがよ?」

「もう艦娘とか深海とか、関係ないかなぁ〜…って?」

「…(こくこく)」

 

 あぁ頑張りましたもの…ん? でもイベント始まったのに、何もないのはおかしいですねぇ?

 

『…それについて、少しお話しがあります』

「あれ、徳田さん?」

 

 提督のパソコンから明かりがついたと思うと、映像が映し出される…運営鎮守府スタッフの一人「徳田」さんと、アシスタントの「谷部」さんですね?

 

「どういたがよ?」

『実は…我々宛にこのようなビデオメッセージが』

 

 次の瞬間、徳田さんたちの映像から切り替わって…?

 

 

 

 

 

 

・・・・・

 

『──はろ~お邪魔虫たちぃ、ごきげんよう~!』

『提督、気ヲ抜キスギデハ…?』

『いいのいいの~、どうせもう戦わないんだからさー?』

『ハア…?』

『はい、オレ様たちは今夏休みを満喫中、でもって色々な場所を旅行中~ハワイとグアムに行ってきたから、今度は欧州のリゾート地めぐろっかな~なぁんてwww』

『…ソウイウワケダカラ、シバラクハ戻レソウニナイ。マァ願ッテモナイ平和ダロウ?』

『というかー、もうどうせならこのまま休んだままでいいかな~って? いやもう戦いたくないって思ったり?』

『スマナイ、提督ダケナライインダガ、他ノヤツラモ久々ノ長期休暇ダッテ腑抜ケテシマッテ…』

 

 

『ホッポ、ソッチハ危ナイゾ!?』

『ホポー♪』

『オイ、ボクノマンゴー返セ!』

『早イモノ勝チダヨー、キャハハ!』

『ヴェアアアア!!』

『ローチャント一緒ダッタラ良カッタノニ…ハァ』

 

 

『そゆわけだから、イベントは中止ということで、よろしくぅ☆』

 

 

 

 

 

・・・・・

 

『由々しき事態です!』

 

 え? どこが、寧ろ平和になっていいじゃないですか?

 

「いえ、やヴぁいですよ…イベントの中止、それはつまり我々の存在意義がなくなるという事!」

 

 えー…それは違うのではないでしょうか?

 

「………」

「…?」

『あまり相手方の事情に苦言を呈するのは好みませんが…このまま職務放棄されても、多分困ります』

 

 多分て…;

 

『(谷部さん)まさか、何もしてこないという選択肢があるなんて…私たちも予想だにしなかったことで、徳田さんもこのとおり気が動転していて』

『私が奴らの動向を探るためにどれだけの時間を費やしたか分かりますか!? ハワイて、グアムて! しかもまだ行くつもりて!!?』

 

 ”イベントの中だけでも休日を過ごしたい”のではないのですか?

 

『…なんです?』

 

 いえ、まぁこのままだとせっかくのイベントもぱぁ、なので早速連れ戻しに行かないと…?

 

「司令官…?」

『どうしました? 先程から黙ったままとは…?』

 

「…じゃ」

「はい?」

 

 

「 戦 争 じ ゃ ! ! ! 」

 

 

「…!?」

 

「あいちゃらぁようだいしぃよったにゃぁ? もう我慢できひんわ、あんのごくどうモンらぁをぶっ飛ばさな気ぃすまんわ、わりことしがぁ見ちょれよ生まれてきたこと後悔させちゃるきにゃあ!!」

 

 …あー。

 

「し、司令官がブチ切れた…!?」

「…(ひょい)」

 

 ん? ミウちゃんがスケッチブックで文字を書いたようです。…「お兄ちゃん、ずっと休みたいってぼやきながら仕事してたから」? あぁーいつもの病気ですね? 本来ならどうかと思うのですが…。

 

『この場合は貴方が正しい。身の程知らず共には制裁を加えるべきです!』

「おう、任せちょき」ガチトーン

「うわうわうわ…;」

 

 運営が戦いを促してどうす…あ、いつもの事か。

 

『(谷部さん)…返す言葉がありません』

「いよっしゃあ! 吹雪ぃ支度せぇ、戦争じゃあ!!」

「は、はい…;」

 

まぁやる気が出たようでなによりです。ではでは今月のイベント、行ってみましょう〜!

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 2018年 9月…"第二期"、第一回。

 

 作戦名…「抜錨!連合艦隊、西へ!」

 

 

 ○西方、並びに欧州方面へ侵攻中の深海群より、欧州を守れ!

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ○e-1 「作戦準備! 後方兵站線確保」

 

  "南西作戦海域方面 バリ島"

 

  西方作戦を発動するにあたり作戦後方兵站の安全を図る!水雷戦隊等を中核とした警戒部隊で哨戒を実施せよ!

 

 

○とりあえず対潜だってよ?

 

 五十鈴

 ヴェールヌイ

 朝潮

 国後

 択捉

 日振

 

 

 ここで新キャラ紹介〜! はい、自己紹介しようね〜?

 

「はい! …私は日振型海防艦「日振」です! よろしくお願いします!」

 

 わー! (ぱちぱち)

 

「うわぁあーい! (ぱちぱち)」

「これで海防艦もやっと三隻…ですか」

「……(ふるふる)」

「吹雪、とりあえずめぼしい幼児たちはほぼ確保しとるよ?」

「いつの間に!?」

 

 言わなかっただけで、海防艦のほとんどが参入済みです。流石に大東とか福江とかはまだですが?

 

「でも皆まだ実用的な練度やないがよ」

『(ミウ・スケッチ)だから、その中で一番レベルの高い日振ちゃんに出てもらったの』

「なるほど…でも三隻ともなれば、作戦や編成に幅が広がって良いと思います!」

「はい! 日振頑張ります!」

「日振、ここではアタシが先輩だからね!」

「よろしくお願いします! クナ先輩!」

「クナだけじゃなくて、私も先輩です! えっへん!」

「エト、アンタしゃしゃり出過ぎ」

「がーんっ!? クナだって後輩にはもう少し優しくしないと、威圧感あるよ?」

「!? そんなこと…な"い"も"ん"!!」

「あぁ嘘! 嘘だから!? …泣くの早すぎるよ」

「な"い"て"な"い"も"ん"!!」

「…;」

 

 いやぁ可愛いですねぇ? (ニヤニヤ)

 

「そんなこんなで出撃じゃい! 必ず殺せ、サーチアンドデストロイじゃ!」

「了解です司令官! この朝潮、必ずやご期待に応えます!!」

「朝潮ちゃんはいつも通りだけど、司令官が沸点越えてるから余計に物騒に聞こえる…;」

 

 さぁ、待ちにまった艦これ第2期、果たして欧州、そして世界の命運やいかに!?

 

「そういうのえいき」ガチトーン

 

 アッハイ…(恐っw)

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 - ボスマス到達…敵深海群、発見。

 

  潜水艦

 

 潜水新棲姫…"バカンスmode"

 

『キャハハ! 遊ボ遊ボ!』

 

 白い麦わら帽子を被った新棲姫ちゃん。可愛いですねぇ?

 

『おんしゃあ喧嘩売りゆうがか』ガチトーン

『司令官!? 駄目ですよメンチ切ったら!!?』

「司令官のため…恨みはありませんが、覚悟願います!」

 

 朝潮ちゃん、随分な啖呵ですがボロボロになってしまっています、「中破」ですね?

 

『あぁ、道中で魚雷をもろに受けてましたから…』

『(ミウスケッチ)でも中破で耐えたのは凄いよ!』

『ガングート、後で執務室な?』ガチ

 

 前衛支援を行っていたガンちゃん『ふぁっ!? シベリア送り!!? (恐怖)』

 

『(ミウスケ)お兄ちゃん…;』

『もう手遅れだこれ…』

『朝潮オネエチャン、大丈夫ナノ?』

「なんの…敵に情けは無用です、お互い全力を尽くしましょう!」

『…キャハ! 分カッタヨ! 全力デ…遊ブヨーーーッ!!』

 

 さぁ、記念すべき第二期の最初の戦い。準備はよろしいですか? それでは艦これファイト、レディィィィッゴォォォォォォォッ!!

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 - 敵艦発見、戦闘開始!

 

 まず先制対潜…ヒット! いい当たり、随伴潜水艦撃沈!

 

 さぁ魚雷を装填…発射!

 

 大ダメージです! 敵のほとんどを掃討しましたぁ!!

 

『実況という名の手抜きで無理に話進めないで下さい!?』

『(ミウスケ)だってらいとだし?』

『ミウちゃん!?』

『よっしゃあ! 後はわりことしだけや! 行けぇ!!』

 

 

 

 

 

 - しかしながら、なのですよね? (数分後…)

 

 

 

 

 

『キャハハッ!』

 

 何ということでしょう。あれだけ爆雷を投げ入れたにも関わらず、新棲姫ちゃんはピンピンしているではありません、か。

 

『あぁちょっと語尾に間を置いた喋り方ですよn…じゃねえええ! ピンチ、ピンチです!?』

『ちっくしょぅ…ちくしょおおおおおぅ!!!(セ○)』

 

 通りすがりのノリちゃん『おい提ェ督ぅ、人様をネタにするもんじゃぁねぇよ?』

 

『マジメンゴ』

 

 言ってる場合じゃないですよ!? あぁもう駄目だ…おしまいだぁ!

 

「! このままでは司令官が………っ! ぅううおおおおお!!!」

 

 !? 朝潮ちゃんが…!

 

「全・身・全・霊っ! 全・力・全・壊っ!!」

 

 今最後「壊」っつった! 絶対言った!?

 

「これが私の…爆雷投下……っだあああああ!!!」

 

 - ブォンッ!!!

 

 爆雷が綺麗な弧を描いて…海中へ!

 

 

 - ドボボオォォォオ!!!

 

 

 critical! "167"!

 

 167!? 中破で!??

 

『イヤァアアア!?』

 

 爆発により建てられた水柱により、新棲姫ちゃん吹っ飛んだぁ!!

 

 - キラーン☆

 

『(ミウスケ)お星様になっちゃった…;』

『電といい、このゲームは幼女ほど恐ろしいモンは居らん』

『すごい説得力、ありますね…;』

 

 何はともあれ、先ずは完勝でしたね? お疲れっしたー!

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 テーッテテッテー、テテテッテー!

 

 勝利 S

 

『ヴゥ〜悔シイ〜〜〜!』

「いえ、私たちが負けてもおかしくなかった…いい勝負でした!」

 

 朝潮ちゃんから伸ばされた手を取り、握手をする新棲姫ちゃん。

 

『…次ハ負ケナイヨ!』

「望むところです!」

 

 今、種族を超えて熱い友情が交わされた…。

 

『それっぽい言い方』

『司令官!?』

 

 てなわけで、これにてe1攻略完了です! さて、次はどんなネタキャラが出てくるのか?!

 

『言い切っちゃいましたね!?』

『だってらいとやし?』

『(ミウスケ)全編ギャグで通すって?』

『正気ですか!? 無謀!!?』

 

 さぁ次はどうなるのでしょうか? 次回をお楽しみに〜!!

 

 




○艦娘一言漫才劇場

ヴェル「私のセリフがない…だと…っ!?」
天龍「出番あるだけいいじゃねえかよ、俺このままだと出番ないぞ…」

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