宿毛泊地提督の航海日誌 2ndらいと!   作:謎のks

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 皆様、お待たせして申し訳ありません。作者です。
 色々あった2020年も残り僅かとなりました…まだ大変な時期が続いていますが、体調はいかがですか?
 作者もちょっと辛いと思う時もありますが、何とかやれているので大丈夫かなと、ぶっ倒れないように休みやすみやれたらなと…ちょっと投稿もこの時期だと遅れがちになるかも、楽しみにしてくれている方々はすみません。

 さて、今回から新たな試みをしていきたいと思います。色々心配ですが…今までがいままでだから大丈夫かなぁ……と?

 肝心の本編はどうなのか、それでは見ていきましょう…どうぞ!

 ※今回のイベント編では「声優ネタ」が文中に多く含まれています、苦手な方はご注意を。


2020年秋イベ&冬イベ編【護衛せよ!船団輸送作戦】
2020年秋イベント編 e-1


 ──宿毛泊地、明石の工廠。

 

「(明石)…ん? 午前0時(マルマル、マルマル)か…ん~~! つい夜更かししちゃうなぁ」

 

 机に向かい合っていた明石さんは、柱に掛けられた時計の時間を確認すると、両手を上に上げて背伸びをします。夜中までお仕事してたみたいですね?

 

「あ~イベント明日からかー、確か欧州遠征だったよね? 例年だと夏の時季開催だけど今年は色々あったからなぁ…まーぁサポート役の私には関係ないか…ふあぁ」

 

 あぁ大きな欠伸なんかしちゃって、そんなこと言ってたら明石さん旗艦で出撃…とかありそうじゃないですか? ほら最近補助の娘たちが編成されること多いじゃないですか?

 

「え、いやアレは速吸ちゃんとか日進ちゃんとかじゃない? …あ、そういえば私と秋津洲ちゃんが編成入れられたことあったっけ…?」

 

 ※ルートにある泊地修理マスの関係で編成されることが、偶にあります。

 

「マジかー、やだなぁ私。夕張だったら「新兵器を試すチャンス~~」とか言いそうだけど…私あくまで補助艦なんだから、前線任務には向いてないよぉ」

 

 いやいや、このゲームには「提督(変態)」がいらっしゃいますから、貴方とケッコンしてる提督たちも少なからず居ますでしょうから、活躍させたいのでしょう。

 

「そ、そぉ? そう言われると悪い気はしないなぁ。ふふん♪」

 

 …おや、明石さんその机の上にあるのは…先ほどから熱心に造ってたモノですか?

 

「うんうん、何かね…私宛に小包が届いたんだよ、差出人不明の。それ開けたらこれの設計図があってね? 一緒に入ってたメモには「完成したら面白いことが起きるよ♪」なんて書かれてたから」

 

 大丈夫ですかそれ、マジで危ないモノじゃ? 深海群だかが送り付けてきたものでは?

 

「んーそれも考えたんだけど、まぁ作ってたら構造理解出来るだろうしいっか! って思って今日一日使ってこれ完成させてたの」

 

 ありゃりゃ、それはそれはお疲れさまです。

 

「ん。…えっと、これよくある「スイッチタイプ」の良く分からない機械みたいなんだよね」

 

 あぁ、ド〇えもんとかカー〇ゥーンとかでありそうな?

 

「そんな感じ、んでこれを押したら…結局分かんなかったけど、どうも「何かが変化しそう」なんだよね?」

 

 いや分からんのかい。ん? 何かとは??

 

「それを…今から試したいと思います! というワケでナレーターさん、見守っててね♪」

 

 うえぇ!? 私ですか? …大丈夫なんですかね?

 

「大丈夫だって、大体ナレーターさん別次元から声を送ってるんだし、私たちに何か起こっても関係ないんじゃない?」

 

 いやそれはそうかもですが、明石さんに何かあったら…;

 

「心配症だなぁ、技術の発展に危険はつきものだよ。私に何かあったら提督や大淀によろしく伝えといて~」

 

 うーん、良いんですかねぇ?

 

「好奇心には勝てないからさぁ、それじゃ早速いくよー!」

 

 早いですねぇ…はい、大丈夫ですよ!

 

「よーし、もしかしたら新兵器の可能性…もしくは本当にド〇えもん的な未来の道具かも…!」

 

 

 ──ポチッ。

 

 

 

 

 

 

 

 ア”------ッ!!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ──提督執務室。

 

「(提督)今日からイベントやでー」

 

「(吹雪)ですね。今回も恒例の欧州遠征となります」

 

「(ミウスケ)新しい欧州の娘、楽しみ~♪」

 

「おうし、今日も元気に行ってみようや!」

 

「おーっ!」

「(ミウスケ)おー!」

 

 

 ──気合を入れる提督たちに、この先待ち受けるものとは? それでは行ってみようっ!!

 

 

「………ん?」

「なんか…ナレーターさん? の感じが違うような??」

「(ミウスケ)()()()()()()()()()()()()()…?」

「マジ…え、でも…ナレーターさん、よにゃあ?」

「な、何がどうなってるんですか…;」

 

 (CV立〇ナレーション)異変にやっと気づいた提督たち、ここで彼らの元へ駆け寄る影が。

 

「(ガチャ)て、提督~……あの~…ちょっと相談が…?」

 

「お? 何や明石?」

「じ、実は…──」

 

 

 

・ ・ ・

 

 

 

「「ナレーターさんの声が!!?」」

 

「(ミウスケ)造ったスイッチ押したら変わっちゃったの…?」

 

「はい…子供の悪戯ぐらいの感覚だったので悪ノリしちゃって…まさか「次元に干渉」するなんて夢にも思わず…;」

「それは分かりましたが…え、これ元に戻るんですか??」

「分からないです…とにかく、このスイッチについてもう少し詳しく調べますので、それまでは…この「声」のナレーターさんと一緒に海域攻略して頂ければと…;」

 

 まさかのイベントが終わるまで宣言、そもそもイベントには何の影響も出ないので問題はないのだが。

 

「(ミウスケ)…やりづらい」

「だよねー、面白いんだけど…このスイッチ作った人は何を考えてるのか?」

「オレはえい思うけんどにゃあ? 欧州遠征やき「某イッ〇〇ュー」みたいに海外ロケすれば」

 

 相変わらずの陳腐な発想に、吹雪、怒る。

 

「もう司令官、そういう問題じゃ…あ、ちょっと毒舌なとこはナレーターさんと変わらないみたい」

「(ミウスケ)元からじゃない?」

「どうするんですか、というかどうなるんですか…本当に削除案件なんじゃ…?」

「優しい権利者さんたちやったら、このぐらい許してくれるやろう…にゃあ?」

「煽るな!?」

「…ちゅうかよ、小説やのに声が変わったち言われても、閲覧者さんたちにゃピンと来んがやないの?」

「それは思いましたけど…作者?」

 

 ※ヤリタカッタダケー

 

「(ミウスケ)ダ ヨ ネ ー」

「まぁそういうことみたいやきよ、皆ぁもアレやったら脳内再生してみてや?」

「もう、分かりましたからイベントに移りましょう?」

 

 果たしてどうなってしまうのか、長くなってしまったが今度こそ行ってみようーっ!

 

 

 

 

 

・・・・・

 

※せっかくなので、CV立〇さんの妄想タイトルコール!

 

 

 

 ──宿毛泊地提督の航海日誌、2020年秋イベ編!

 

 「護衛せよ! 船団輸送作戦【欧州編】」──

 

 

 

「わぁ〜! (パチパチ)」

「うわぁ〜! CV立○さんコールだとめっちゃテンション上がりますねぇ!!」

「(ミウスケ)こらこら二人とも;」

 

 いつも通りの欧州遠征、今回は前段を「欧州編」として欧州で起きた様々な海戦を元に各国を巡る。

 

「…e4まであるんですよね?」

「なんかな、一部では後段で「欧州から米大陸行くんちゃう?」って言われよるんやって」

 

 地図上では確かに欧州とアメリカ大陸は隣同士、可能と言えば可能だが…?

 

「(ミウスケ)…超大規模イベの布石?」キラーン

「言霊ぁ!」

 

 ここの運営は突然何かを仕出す「サプライズ体質」なので、あまり洒落にならない冗談である。

 

 

 ※e4の内容はこの時点で発表されてますが、内容変えるのが面倒なのでこのままで。

 

 

「まぁ何とかなるやろ、どうせ今回の最終海域も色々あって乙以下の難易度でやるがやろうし?」

「うぅ…本当はアレですけど、前年の秋イベもありますしね?」

 

 2019秋イベでは、年末年始という「誰もがチョー多忙な時期」に大規模イベを開催するという、本腰を入れて海域攻略をしている提督諸氏に、大ダメージを与えかねない鬼の所業が行われた。

 

「要するに「忙しくなりすぎて頭おかしくなったちイカン」いうことやにゃあ? 状況によって難易度を下げることも大事や」

「…まぁ今回は中規模だということなので? あわよくば…」

「(ミウスケ)吹雪ちゃん…諦めなよ」

 

 この提督が最終海域まで「甲」で行った試しはない、つまり「馬の耳に念仏」…失礼、ロバの耳に説法である!

 

「誰がロバや!? いやさっきから絡みづらいねんこのナレーターさん…オレの親父みたいな声しよるし;」

「しょうがないですよ、とにかくイベントは進めてしまいましょう!」

「(ミウスケ)次、いってみよー!」

 

 それでは先ず、e1の情報から整理していこう。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

○「発動!MG1作戦」

 

・ステージ「地中海マルタ島沖」

・難易度「甲」

・基地航空隊×1

・ギミックあり

 

 地中海マルタ島への輸送作戦を実施する! これを阻止せんとする敵艦隊を撃破し、輸送作戦を完遂せよ!

 

 

 

 MG1作戦とは、当時のイギリスの護衛艦隊が輸送船団をマルタ島まで送るというもの、それを阻止するべくイタリア海軍が立ち塞がり発生したのが「第二次シルテ湾海戦」である。

 

「先ずは輸送ポイント前に居る敵艦隊を撃破、その後ギミック解除して輸送を行うということです」

 

 所謂「二ゲージ構成」である、第一ボスを倒した後第二ボスまでのルートギミックを解く、そして第二ボスを相手取りながら輸送ゲージを削る、いつものパターン。

 

「マルタか…事あるごとにこの島に来よる気ぃするわ」

「(ミウスケ)某聖女様ですね?」

 

???「今ゴリラとか思ったヤツら、ちょっとこっち来なさい…?###」

 

「……ん? アレ? ()姿()()()()()()??」

「いつもは声とか頭だけ出す程度やのににゃあ?」

「(ミウスケ)今確かにそこに居たよね?」

「まさか…幽霊かや?」

「えぇ…嘘ぉ?」

 

 まさかの心霊現象に、一同驚愕…と思いきや、ひょっこりスターシステムに慣れたせいか、あまり動じていない様子。

 

「だって…にゃあ?」

「もう何が起きても驚きませんよ…」

「(ミウスケ)ねー、感覚麻痺してる〜」

 

 一体何が起こっているのか…とはいえ、これ以上やるとぐたりそうなので、一旦切り上げて次に進める。

 

「次は編成やんな…第一ボスに立ち向かうヤツは、コイツらや!」

 

 

○シルテ湾艦隊

 

・アクィラ

・イタリア

・マエストラーレ

・ポーラ

・阿武隈

・文月

 

 

 イベント毎では、その海域のモチーフに合わせた「史実特効艦補正」なるものがある。

 e1での特効艦は「イギリス又はイタリア艦」史実での両軍の戦いによるものであろう。だが流石にイギリス艦を出すのは躊躇ったか、イタリア艦で固めて来た。

 しかし…問題は彼女たちの「練度」だった。

 

「アクィラさんやっと出しましたね?」

「レベルはまだ「45ぐらい」やき、まったいけんどにゃあ?」

「それ…大丈夫なんですか? マエストラーレちゃんもそんなに高くないし」

 

 マエストラーレはまだレベル「60程度」で、アクィラに至っては45しかない。本当に大丈夫なのか…?

 

「(ミウスケ)意外といけてるみたい」

「敵さんの道中艦隊が結構まったいがよ、やきイケる思うたがやけんど?」

「それなら…練度上げだと思って、やれるところまで行ってみましょう!」

 

「(アクィラ)よしよし♪ 秘書艦さんのお墨付き、頂きました〜」

「(マエストラーレ) Grazie! 私もマエストラーレ級長女として頑張るよ!!」

 

「よっしゃ、いっちょ行ってみようや!」

 

 

 

・・数時間後・・

 

 

 

「(テコリン♪)行けたでー…」

「お、お疲れ様です;」

「(ミウスケ)大丈夫?」

「おぉ、疲れとるように見えゆうけんど、道中もボスもそんなやなかったで? ただキラ付けが面倒なだけで」

「あぁ…」

 

 前回がアレだっただけに余計な警戒をした我々だったが、どうやら杞憂だったようだ。

 

???『沈メテヤルヨォ!!』

 

「…うーん、このぐらいが丁度えいはずながやけんど」

「物足りないですか? 私は最初はこれくらいの難易度だと思われるんですが」

「(ミウスケ)感想には個人差があります。」

 

 最近の艦これは、戦争の末期感を表すためかe1でも難しく描かれがち、最終海域の甲難易度に至っては「下手な覚悟で挑んではいけない」とまで言われている。

 しかし、今回事前に運営から通達されたコンセプトは「シンプル(だったと思うby作者)」、前回よりはマシな難易度のはず。

 

「ホンマにゆったり出来るんよな、でも……なんか……んー」

「司令官、下手なこと言わない方が」

「(ミウスケ)もっと! なんて言って無茶苦茶なヤツになるヤーツ」

「うん、今の方が丁度えい!」

 

 あっさり手のひらを返したところで、次はギミック解除に移りたいと思う。

 

「Dマスのボスと戦ってS勝利すれば、第二ボスまでのルートが解放されます」

 

 そのDマスボスと戦うのがこちら。

 

 

 

〇伝統芸能、再び

 

・龍鳳

・イタリア

・マエストラーレ

・ポーラ

・阿武隈

・文月

 

 

 

「(ミウスケ)出 オ チ」

「もう艦隊名で誰か分かるやん」

「えっと、一応説明するとDマスまで行くには低速艦を混ぜなければなりませんので、龍鳳さんに頑張ってもらってます」

「(ミウスケ)お兄ちゃん龍鳳さんよく出すよね?」

「ウチの龍鳳レベル90やき出しやすいねん、穴あけしゆうし」

「何故に?」

「絶対「改二」になる思うてにゃあ? そんなこともないんやろうけど「生存艦」は強い改二になりやすい思うてにゃあ」

 

 生存艦は戦後まで生き延びたというとこで「幸運」のステータスが伸びやすい、基礎能力が格段に上がる改二が実装されれば、ほぼ確実に艦隊のエースになる。そう見込んでのことだと思うが?

 

「そうそう、それに何だかんだイベント序盤で低速艦使う時に採用しやすいがよ、隼鷹やったら後段で使うかもやし」

「飛鷹さんも何処かで使うかも…そう思ったら龍鳳さんに白羽の矢が立っていたと?」

「そゆこと~」

 

 そんなこんな話している内に、艦隊が帰って来た様子。

 

「はやっ!?」

「皆ぁお疲れ~、どうやった?」

 

「(阿武隈)何かシュウちゃんが二体居たけど、ポーラさんと文月ちゃんに吹き飛ばされてた。」

 

『(シュウちゃん×2)イ”エ”ア”ア”ア”ア”!!?』

 

「(文月)ポーラさん道中でも大活躍だったよ~~」

 

「ポーラさんも事あるごとに出してるイメージですね?」

「今回のポーラの安定感よ…」

 

「(ポーラ)にゃははは~ポーラにお任せですよ~♪」

 

 因みに作者的には、龍鳳もポーラも「キャラが好み」だから使っているとの情報が入っている。性能厨である作者から飛び出したとは思えない、愛のある言葉であった。

 

 ※酷いわぁ…まぁ私もキャラ厨ですよって。

 

「(ミウスケ)寧ろ作者さんは性能厨よりキャラ愛強いイメージ」

「皆ぁも好みの艦娘活躍しよったら嬉しいよにゃあ? オレ今そんな感じ」

「まぁそれが艦これの醍醐味でもありますし?」

 

 さぁ、これで第二ボスまでの道のりは整った。後は艦隊を向かわせるだけであるが?

 

「第二ボスは「戦艦仏棲姫」さんですね、まぁあくまで輸送がメインなのでそこまで苦戦はしないでしょう」

「艦隊はこんな感じや」

 

 

 

〇マルタ島輸送部隊

 

・アクィラ

・イタリア

・マエストラーレ

・文月

・巻雲

・初月

 

 

 

 第二ボスまで辿り着くには駆逐艦が四隻必要になるので、大発の積める巻雲と、道中の空襲マスの対策で対空艦の初月を入れている。

 

「あ、早速巻雲ちゃん入れてますね?」

「おぅ、せっかく育てたがやきにゃあ!」

「(ミウスケ)公約は果たすタイプですな」

 

 情報では、第二ボスには弱編成と強編成がある。弱編成は戦艦仏棲姫と駆逐イ級三隻と大したことはないが、強編成だと第一ボスの「深海地中海棲姫」が共に立ち塞がる。S勝利で輸送ゲージを多く削りたい提督は要注意。

 

「オレは早う終わらせたいき、とりあえずボスマスに基地航空隊と決戦支援入れとくで」

「強編成が来る可能性が高いですからね?」

「(ミウスケ)これで安心♪」

 

 そう言っては結局沼るのがこの宿毛泊地の「テンプレ」となりつつある、今回は大丈夫なのか、それともやっぱり沼るのか〜っ!

 

 

 ──果たして真実はぁ〜〜?!!

 

 

「あ、そんなこと言ってたクイズ番組ありましたねぇ?」

「(ミウスケ)もう終わったけどね?」

「結構おもろかったのににゃあ? 何で終わったがやろ??」

「それは分かりませんが…あぁ、とにかくさっさと終わらせてしまいましょう!」

 

 こうしてナレーター渾身のギャグをスルーして、意気揚々と艦隊は第二ボスへ。「台本」にはまだこんな風なネタをやると書いてあるので、周りがシラケないか気がきではないのだが;

 

「大変やにゃあ…」

「でも、普段のナレーターさんとは違って要所ごとに丁寧に説明してくれるので、私は好きです!」

「次はオレらぁもボケ上手く拾ってっちゃるきよ!」

「(ミウスケ)ドンマイ!」

 

 提督たちに励ましてもらったところで、ここで時間を飛ばしてみる。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ──またも数時間後…。

 

「…とりあえずクリアしました、けど…?」

 

『(ふーちゃん)………』

 

「何でふーちゃん居るがよ?」

 

 第二ボスを退け見事e1をクリアした艦隊、しかし何故か提督執務室には、敵であるはずの戦艦仏棲姫の姿が…?

 

「(イタリア)はい、第二ボス交戦時の編成が「殆ど弱編成」だったのですが、どうやら彼女が手引きしてくれてたようで」

「(初月)何やら求めるような眼でこちらを見つめてたので声を掛けたが、自分たちに有利な状況にしたのでこちらの言うことを聞いてほしいと言われてな?」

 

「あぁ、それで此処に連れて行ってほしいって言われたんだ?」

「成る程にゃあ? そんな面倒なことせんでもいつでも歓迎するで?」

『……ココ、遠イシ。私カラ持チ場ヲ離レテモイケナイカラ』

 

 そう言って頬を赤らめる戦艦仏棲姫、まるで恋する乙女のような彼女だが…その視線の先には、まさかの人物が。

 

「(提督)…お?」

「(ミウスケ)何だコレ!?

「ミウちゃんが言うの!!?」

 

 こんなまるで駄目な男…略して「マダオ」に、異性を惹きつける何かがあるとは思えないが?

 

「今回のナレーターさん、めっちゃ辛辣やない? ちゅうかそれネタでしかないわ!?」

『…暫ク、此処ニ居ル。具体的ニハイベントガ終ワルマデ』

「は、はい。あぁじゃあこの場でイベントの様子を覗いていきません?」

「(ミウスケ)いいね!」

「ちょうどゲストも居らんかったしにゃあ? …どうやふーちゃん?」

『……(こくん)』

「(ミウスケ)今回はふーちゃんがゲスト枠かな?」

「おぉ、何気に深海側からのゲストは初めてですね!」

 

 それにしても今回は、いつもと違うメンバーが集まり若干カオスな現場になりつつある、正に「何だコレ!?」である。

 

「ホンマにどうしてこうなった?」

「何か心霊現象的なのもありましたし…?」

「(ミウスケ)不穏だね…」

『(ふーちゃん)大丈夫…何カアッテモ、私ガ守ル。……ソノ、アナタタチニハ簡単ニ倒レテホシクナイシ///』

 

 俗に言うツンデレ発言、典型的な「敵が仲間になるパターン」である。

 

「もう敵も味方も無いと思われますが…ここまで来たら」

「ま、明石が元凶のスイッチ調べてくれゆうし、何とかなるやろ多分」

 

 それまで我々はイベントに注力しよう。…という訳で今回はここまで。

 

「次はどうなるがやろ?」

「ダラダラしちゃって話が長くなったから、次は巻いていきましょう!」

「(ミウスケ)ふぇーい」

『…バイバイ』

 




○宿毛泊地ショート劇場

提督「やぁ~、ナレーターが変わるだけで雰囲気こんなに様変わりするがやにゃあ?」

吹雪「ホントですね~」

「(ミウスケ)偶には良いんだけどね?」

ふーちゃん『…真面目?』

 普通にナレーションをしていただけでこれでは、今までのナレーションはどう映っていたのか…?

提督「え、まぁ慣れたけんどもうナレーターちゅう「キャラ」よにゃあ?」

吹雪「ですね、ナレーターさんはナレーターさんですね」

「(ミウスケ)今更だけどナレーターさん、どうして変わっちゃったんだろ?」

 ※ぶっちゃけ色々変えてみようと迷走した結果です、ハイ。

ふーちゃん『コノ小説、結構長イカラ…』

吹雪「変化を取り入れようとしたんですね、私は結構良いと思われますが?」

提督「まぁこのイベントの間だけやろ? それまではよろしゅうにゃあ?」

 このカオスな空間を取り締まることは出来ないだろうが、とにかくやってみよう。

提督「おっしゃ、皆ぁ次回も楽しみにしたってや!」

「(ミウスケ)だ〜び〜え〜、なんちゃらかんちゃら〜〜」

 これで決まりだ! (テレーッテ〜!)

吹雪「ナレーションで遊ぶな!?」
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