宿毛泊地提督の航海日誌 2ndらいと!   作:謎のks

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2020年秋イベント編 e-2&e-3

○「バレンツ海海戦」

 

・ステージ「バレンツ海」

・難易度「甲」

・基地航空隊:使用不可能

・ギミックあり

 

 ※空母機動部隊、空母系艦娘出撃不可。

 

 北方友軍への輸送作戦を実施する!

 敵基地航空及び艦隊による妨害が予想される。精鋭戦力で阻止艦隊を突破せよ!

 

 

 

 バレンツ海海戦は、イギリスとドイツ両海軍の間に発生した海戦。イギリス海軍が護衛する「JW51B船団」をドイツ海軍が妨害する、という構図。

 

「バレンツ海…えっ、ここ北欧なん?」

「そうです、イギリス海軍はバレンツ海を通ってロシア…旧ソ連まで輸送船団を送り届けようとしていました」

 

 これ以上の経緯は長くなるので省略するが、このバレンツ海が位置するのは「北極海」。つまり極寒なので「甲板が凍る」等の諸事情から基地航空隊、並びに空母艦娘たちは使えない。

 

「エンジンが凍って、艦載機使いモンにならんがやろか?」

「そう思って頂ければよろしいかと」

『…寒ソウ』

「(ミウスケ)寒いだろうけど、頑張って!」

 

 先ずは第一ゲージ、輸送によりゲージを削る。輸送艦隊はこちら。

 

 

 

○バレンツ輸送艦隊(輸送護衛・連合艦隊)

 

第一艦隊

・三隈

・荒潮

・睦月

・如月

・旗風

・三日月

 

第二艦隊

・ゴトランド(改)

・夕張(改二特)

・Z3(マックス・シュルツ)

・Z1(レーベレヒト・マース)

・海風

・古鷹

 

 

 

「…ゴトランドさん」

「設計図。」

 

 ここ最近の新規改二は、どれも改装設計図を多く消費する。作者は雪風改二が実装されたことにより「うっかり」設計図一枚を使ってしまった、おかげで「丹陽(たんやん)」止まりである。

 

「(丹陽)丹陽は大丈夫です!」

「(ゴトランド)私が大丈夫じゃないです!」くわっ

 

「どうするんですか…丹陽は昼戦特化型の性能で、今までのような使い方は出来ないのでは?」

「うん、どうしよう()」

「(ミウスケ)おい。」

『(ふーちゃん)見切リ発車…良クナイ』

「まぁまぁえいやん、オレは「多国籍艦隊」目指しゆうきよ、せっかくの中国艦ながやきこのままでも…にゃあ?」

「…まぁ、ウチには時雨ちゃんも居ますし?」

『(ふーちゃん)中国ッテ…他ノ艦ハ居ナイノ? 丹陽ダケ?』

「(ミウスケ)あ、地雷」

 

 これ以上は「禁句(タブー)」のような気がするので、あまり話を広げるべきではないか?

 

「炎上覚悟で言うと…ここまで来たがやき色々な事情は捨てて、当時の各国の代表的な艦を出すべきやないか…ってにゃあ?」

「それはそれで面白そうですよね?」

『色々ナ国…増エタシ』

「(ミウスケ)オランダとかオーストラリア艦は予想外過ぎた」

 

 これからの艦これの展開に期待である。…と、無理やり纏めたところで輸送は終了。次にギミック解除に移る。

 

「早くないですかって」

「察しや、4往復で終わってどうやって広げるねん」

『連合ダカラ…量モ多イ』

 

 ギミック解除に成功すると、第二ボスまでのショートカットルートが出現する。その手順はこちら。

 

 

・Nマス(輸送ボス) A勝利以上

・Lマス S勝利

・Aマス S勝利

・Cマス S勝利

 

 

 一見条件が多いように見えるが、特定のマスの敵自体は大した強さではないので「輸送連合でも余裕で勝てる」。

 更にAマスとCマスは出撃地点からの分岐マスにより簡単に辿り着ける。人によっては一瞬で終わったと言う人も多いのでは?

 

「確かに、存外簡単やったにゃあ?」

「(テコリン♪)…これで第二ボスまでの道のりが整いましたね?」

「(ミウスケ)次!」

 

 では早速次に行こう、第二ボスに挑む艦隊はこちら!

 

 

 

〇北欧艦隊

 

第一艦隊

・ガングート(高速化)

・三隈

・丹陽

・ゴトランド

・加古

・阿賀野

 

第二艦隊

・旗風

・海風

・高雄

・古鷹

・夕張

・綾波

 

 

 

「…あれ、丹陽ちゃん!?」

『(ふーちゃん)無理ヤリ…』

「えいやん、どっかで書いちょったきよ「昼戦火力は目を見張るものがある!」…ってにゃあ?」

「(ミウスケ)要するに、活躍する場面がみたいだけー?」

「そうです。」

「司令官!?」

『…ネェ、アノ黄色イ娘大丈夫ナノ? 耐久力ガ無インジャ?』

「あぁ、いつもの司令官の「趣味」でしょうから」

「(ミウスケ)黄色いのスキー」

 

 海風と共に対潜要員として配備された旗風であるが、彼女に出番はあるのか…? それでは第二ボス戦、張り切って行ってみよう~っ!

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ──ボスマス到達…敵深海群、発見。

 

 重巡洋艦

重 巡 棲 姫

 

 

 

『ヴェアアアアッ!!』

 

 

 

「…あれ、今日重巡さんの出番がカットされない!?」

「(ミウスケ)どういうことなの…?!」

『寧ロ出番カットガイツモ通リナノガ、ドウカト思ウ…』

「今日はアレやろ、旗風が色々やってくれるがやろ?」

 

「(旗風)は、はい。作者様から手渡されたこの「刀」で…居合斬りを、披露したく存じます、はい。」

 

「…んん?」

 

 居合…刀…黄色い羽織、何故か嫌な予感がするのは気のせいだろうか?

 

 

「(チャキッ)シイィィ………ッ!

 

 

 ──バチバチッ!

 

 

「アウトおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!?」

 

 目を閉じて、やけに前かがみとなり居合の姿勢を見せる。息遣いは独特のモノ、彼女の周りには目の錯覚か「稲光」が見える。

 世間であれだけ騒がれていれば当然だが、作者は「流行りモノには基本乗らない」気質と情報にあっただけに、衝撃的な展開…っ!

 

 ※周りが面白いと言っているので試しにアニメを視聴したらドはまりしたパターン。

 

「映画も見たで、歴史的な瞬間を見逃したくないと思うてにゃあ?」

「えっ、普段一人で出歩くこともない作者が!? 映画見たの劇場で!!?」

「(ミウスケ)流行って怖いね…;」

 

「──雷の呼吸、壱ノ型…霹靂一閃っ!」

 

 ──ズババババッ!!

 

 

『■■■■■---ッ!!?』

 

 

 稲妻のような閃光が敵艦隊を一瞬のうちに切り伏せる、ボスを残して敵陣は壊滅した。正に「圧倒的強さ」を見せつけた…っ!!

 

???「うえ”え”え”えぇぇぇっ!?(汚い高音) 出来ちゃったの?! 雷の呼吸?!! あっさり過ぎてオレの立場無いんだけど!? 怖いっ、この世界怖いっ!!?」

 

「だからアウトにアウトを重ねるなああああ!!?」

「(ミウスケ)今黄色い人が…!?」

「また姿見えたにゃあ。…もう居らんなっとる、わやサインぐらい貰うべきやったわ」

『…何カ、気ヅイタラ手ニ「サイン入リ色紙」ガ…?』

「おいこらませ餓鬼、禰○子ちゃんに言いつけますよ!?」

 

 兎にも角にも怒涛の展開により残すはボス一体、これは勝負あったか…?

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 ──我、夜戦ニ突入ス…!

 

 

『ヴェアア。(フンス)』

 

「か、硬い…;」

『カットイン入ラナイト無理ネ?』

「終わりだ……(絶望)」

「(ミウスケ)ブリー〇の〇護みたいな?」

 

 これは望み薄か……そう思われた瞬間、まさかの広がりを見せた…!

 

「(夕張)久々の出番、これはやるっきゃない…一緒に行くよ綾波ちゃん!」

「(綾波)はい、タイミングを合わせて…せぇのっ!」

 

 

 ──シャッシャッドーン!!

 

 

「「魚雷発射ーーーっ!!」」プシューッ!!

 

 

 まさかの「二連続魚雷カットイン」! 逃げ場のない重巡、敢え無く撃沈!!

 

 

『(ボガァン!!)ヴェアアッ!? ウソダドンドコドーン!!?』

 

 

「ところがどっこい、嘘じゃありません!」

「(ミウスケ)現実です…これが現実……っ!」

 

 至福・・・圧倒的至福・・・っ!!!

 

「やけにあっさり終わったというか…ダブルカットインは反則では?」

「これでもゲージ割れん硬さを持っちゅうヤツが、隣に居るんやけど?」

 

『(ふーちゃん)~~~♪ …;』

 

 口笛を吹いても誤魔化しきれない「提督たちの怒り」が、そこにあった…。

 

『…ツ、次ニ行キマショ。ネ…?』

「ですね、司令官この調子でドンドン行きましょう!」

「おっしゃ、早速次じゃあ!!」

 

 

 

 

 

・・・・・

 

○「PQ17船団を護衛せよ!」

 

・ステージ「ノルウェー北岬沖/北極海」

・難易度「甲」

・基地航空隊×2

・ギミックあり

 

 ※空母機動部隊、空母系艦娘出撃不可。「寒冷地装備&甲板要員」装備により出撃可能。

 

 北極海航路の大規模輸送船団を我が欧州派遣艦隊の総力で護衛し、同輸送作戦を成功に導け!

 護衛艦隊、抜猫せよ!

 

 

 

 続いてはe3。PQ17船団とは連合国軍より遣わされた輸送船団、旧ソビエト連邦に物資の輸送中にドイツ軍の襲撃に遭い、壊滅的な損害を受けた。

 

「トリプルゲージながやと?」

「マジですか…」

「(ミウスケ)メンディー」

『デモ、輸送ゲージ2ツト戦力ゲージ1ツナンデショ?』

 

 第一輸送ゲージを破壊した後、続け様に第二輸送ゲージに移る。道中も長旅になるが対策さえしっかりしていれば問題ない。

 

「(テコリン♪)確かに簡単やった。」

「ってちょっと!? 一気に戦闘シーンニゲージ分カットは早過ぎません!!?」

 

 作者は両輸送とも水上連合艦隊で出撃しているので、大破撤退も数えるほどだという。それでもe3でこれだけ楽勝ムードだとは思わなかったが?

 

「…ここまで苦戦描写って、重巡棲姫さんだけでは?」

「アレも硬かっただけで、それほどでも…?」

「どんだけ簡単なんですか今回の前段作戦、e4が不安しかないんですが!?」

「どうせガッツリながやろ、分かるで?」

 

 始まってみなければ何とも言えないが、先ずは目先の壁を何とかしよう。

 次にギミック解除となる、手順としては…。

 

 

 

1.第三ボスマス出現

  ・基地防空時に、制空権航空優勢以上を2回達成。

 

2.ボスマスへのルート短縮

  〇水上打撃部隊、又は空母機動部隊で

   ・DマスでA勝利以上

   ・RマスでA勝利以上

 

  〇輸送護衛部隊で

   ・CマスでA勝利以上

   ・Qマス(第一ボス)でS勝利

 

 

 

「めっちゃありますねぇ!?」

「DとRが対潜マスやき編成次第で二つとも達成出来るし、CとQは道中一緒やきボス対策さえしっかりしとけば、あんまり難しくない思うで~」

『(テコリン♪)…モウ、終ワッタ?』

「(ミウスケ)まだボスの破砕ギミックが残ってるっぽい;」

「マジかや、わや面倒や。…アレやったら途中までギミック解除して保険掛けとくか、心折れたら直ぐ解除出来るようににゃあ?」

 

 因みに破砕ギミックとは、要するにボスの防御力を弱くしてダメージを通りやすくするもの。手順は…。

 

 

 

 〇輸送護衛部隊で

  ・JマスS勝利

  ・KマスS勝利

  ・QマスA勝利以上

 

 〇空母機動部隊で

  ・IマスS勝利

 

 〇”ラストダンス”突入時に

  ・TマスS勝利

 

 

 

 ラストダンスとは、ボスのゲージを削りきった時に現れる「ボスの最終形態」とのバトルのこと。後一回倒せばクリアーというプレイヤーの緊張感と、本気を出して硬くなり中々倒れないボスとの「戦闘(ダンス)」を指していると視られる。

 

「色々省略して、とりあえず後は機動部隊でIマス行けばギミック解除出来るで」

「(ミウスケ)…長い!」

「文字で表すと結構な道のりですけど、一回の出撃で複数の条件が満たせるので体感は短い感じですかね?」

「よっしゃ! 正真正銘ホンマもんの「ラストダンス」じゃあ、待っとれよ第三ボス!」

 

 そんな第三ボスに立ち向かう艦隊はこちら。

 

 

 

〇インターナショナル(水上・連合艦隊)

 

第一艦隊

・ビスマルク

・サウス・ダコタ

・アークロイヤル(寒冷地装備)

・ザラ

・秋月

・鈴谷

 

第二艦隊

・ジュゼッペ・ガリバルディ

・プリンツ・オイゲン

・ヴェールヌイ

・北上

・ジャーヴィス

・タシュケント

 

 

 

「Wow…」

「日本艦3隻しか居ないじゃないですか…ヴェルちゃん入れたら4隻だけど」

「えっとぉ、ドイツにアメリカ、イタリアとイギリスにロシアか…日本入れたら大体現代の先進国家代表やない?」

「またそういう炎上しそうなネタを!?」

 

 ここは敢えてスルーを決め込むとして、色々気になる点がある。

 

「司令官、サウス・ダコタさんを入れたら空襲マスを余分に踏むことになりますが…?」

「うーん、サダ子がどうしても言うてにゃあ? なんかざわつくがやと」

「(ミウスケ)野生のカン的な?」

 

 空襲マスを1回だけ踏んだとしても、ボス戦でそこまで苦戦した訳ではないと作者談。被弾も秋月が居るおかげかそこまで気にするほどではない模様、問題はないと思われる。

 

「そうですね…攻撃面で言えばサダ子さんが居てくれれば助かりますね、この海域では全ての海外艦に特効がついてるみたいですし?」

「(ミウスケ)特にロシア艦が強いみたいだよ?」

 

 それを受けてか作者、夜戦での魚雷カットイン狙いでフィニッシャー3人を配備、最後尾に強特効艦のタシュケントを置いて華麗なフィニッシュを決める算段。

 

「(タシュケント)任せてくれ同志、このタシュケントが君たちに勝利を届けてみせるよ!」

「フラグしか立たないから、そうやって断言するのはヤメテ!」

 

 それではボス戦…の前に、新たな仲間をご紹介。

 

ガリバルディ「まさか出撃出来るとはねぇ…初登場から一年以上経ってるから、姉貴と一緒に倉庫番かと思ったぞ?」

 

「耳が痛いわぁ…ゴメンなぁ?」

「いいさ。アタシのモットーは「従う」だからな、アンタが望むなら幾らでも待つしいくらでも戦うぜ! まっ、戦いの方が嬉しいけどなっ!」

「血気盛んでよろしいですね…流石情熱のイタリア艦です」

 

 ガリバルディと姉のアブルッツィは、艦種は軽巡だがステータスは「重巡」並みに高い、彼女たちの出自を反映したものと思われるが、昼戦での砲撃火力は目を見張るものがある。

 

 ※演習での火力の高さに「えっ!?」って驚かされた記憶。

 

「そんなにですか…今回の戦いに打ってつけですね!」

「おう、んじゃあその火力を存分に発揮してくれぃ!」

「(ガリバルディ)任せな!」

 

 では今度こそ行ってみよう…ギミックにギミックを重ねた、長いような短いような道のりの先に見えた「第三ボス」戦…いよいよ開幕~っ!

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ──ボスマス到達…敵深海群、発見。

 

   新型戦艦

 

 戦 艦 新 棲 姫

 

 

 

『来タノ…? 待ッテイタワ。……ココデモ…存分ニ戦イタカッタナ。……解ルデショ? 貴様ラニモ……! ネェッ!!

 

 

 

「(サダ子)……んん?!!」

 

 サダ子がそこで目にしたモノとは~~っ!?(ネタ振り)

 

「お前…Mighty、だよな? 人型のお前を見るのは初めてだが、そんなガキんちょみたいな感じだったのか!?」

 

 目の前に居るのは、大人な戦艦のイメージとはかけ離れた「小さく可愛らしい」深海の姫。南方に現れたモノと同じように「蟹」のような深海艤装に乗っている。

 

『…アァラ、誰カト思エバ「Black Prince」サマジャナイ? ワザワザ私ニ会イニ来テクレタンダ、ソレハドウモゴ苦労様』

「…ん? ヒソヒソ(アイツ何でサダ子を覚えとるんや?)」

「ヒソヒソ(多分霧島さんとサダ子さんの時みたいに、因縁が深すぎて深海群になっても記憶が消えなかったんじゃ?)」

『ヒソヒソ(多分ソウ…憎シミホド強イ感情ハナイカラ、彼女ノ深海群トシテノ「核」ニナッテルンデショウネ?)』

 

 提督たちが何やらひそひそしているが、こんなシリアスな場面では無理やり笑いに持っていくことも出来ない、ネタ振りも失敗したのでこのまま黙って経過を見て行こう。

 

「…あぁ、お前と話をつけて来いって友達に言われてな?」

『フゥン? 話ナンテ私ニハナイケド、何ノコトヲ言ッテルノカサッパリダシ』

「…っ、お前…」

『サッサト戦イマショウヨ…貴女ト戦ウコトニナルナンテ…()()()()()()()()()()()…ッ!』

「…そうかい、ならやってやるよ。お前がそれを望んでるんなら…な?」

 

 

 ──敵艦発見、攻撃開始!

 

 

 敵水上連合艦隊は、第一に戦艦1(ボス)に空母2重巡2に駆逐1、第二に軽巡2に駆逐4。難易度甲にしては有情な編成。

 

『第一部隊空母、制空権奪取ニ務メテ。第二部隊ハ警戒ヲ緩メナイデ、夜戦突入ヲ考慮シテ敵ヲコチラニ近ヅケサセナイデ』

『ヲッ!』

『◾️◾️◾️◾️◾️ーーーッ!!』

 

 今までの姫にないキビキビとした指揮、その迅速な指示で空母2隻は深海艦載機を飛ばして制空権確保を狙うが…?

 

「先ずは基地航空隊の出番や。各2部隊に「一式戦 54戦隊」を配備しゆうき、それプラスアークと鈴谷に艦載機(水戦機)やってと。…フン! どうや!!」

「ドヤってますけど司令官、この編成はほぼ「ネット掲載編成」なので、お礼言わないと?」

「アッハイ、ぜか○しさんいつもありがとうございます〜!」

 

 ※お世話になってますっ!!

 

 しかし流石ネット掲載編成、敵に確実にダメージを与えつつ制空権を「航空優勢」まで持っていった。

 

『…ッ、ヤルナ。総員砲戦準備、敵ハ各個撃破ヲ目指シマス。特ニアノ青髪ノアイツ! 真ッ先ニ排除シテ!!』

「(ビスマルク)私たちも行くわよ、出遅れないで!」

「(アーク)了解だ!!」

 

 双方から放たれる鉄火の砲撃、乱立する水柱、硝煙と爆炎が支配する戦場…しかし、勝機は此方に傾いた。

 敵艦隊は削りに削られ、残すは敵旗艦のみとなる。しかし矢張りラストダンス、本気の装甲は伊達では無く崩れる様子はなかった。

 

『ソレデ本気ナノ…? アッハッハ! 笑エル…!』

 

???「今…誰か俺を笑ったか?」

 

「兄貴ぃ!」

「いやナチュラルに登場するな! ってまた消えてるし!?」

 

 しぶとい戦艦新棲姫、対してサウス・ダコタは「大破」に追い込まれていた…。

 

「っくしょ〜、やっぱ強いわアイツ。忌々しいけどな」

「SoDak…?」

「分かってるよビス子、そんな顔すんなよ。…あと私サダ子な?」

「そのあだ名気に入ったの? 私は出来ればビス子なんて呼ばないでほしいんだけど…アレ子供用のお菓子じゃない、どうなってるのよ日本は!?」

「(アーク)私のA-chang は「弓を持ったエルフみたいな何か」だったな…?」

「(ザラ)私もあだ名ほしいなぁ…名前が短いからいけないのかなぁ?」

「(鈴谷)ほほう〜? あだ名付けなら鈴谷にお任せだよ♪」

「(秋月)あ、あの皆さん! 戦いに集中して下さい!?」

 

 あだ名で盛り上がる第一艦隊、その様子を遠くから憎々しげに睨みつける戦艦新棲姫。

 

『…随分丸クナッタノネ? 昔ノ貴女ナラモット刺刺シカッタノニ?』

「…あぁ。私は間違ってたんだ、あの時お前は見捨てたワケじゃない…私や私の「同胞たち」が見栄っ張りだったんだ、それが解ったんだ。だから…ゴメン、私が悪かった。許されるわけじゃないことも理解してる…黙って気持ちだけ受け取ってくれたら、嬉しい」

『…ッ!』

「SoDak…」

 

 サウス・ダコタの素直な謝罪に、まるで信じられないような顔をする戦艦新棲姫…だが、ふと険しい顔を緩める。

 

『フン、謝ッタッテ私ニハ何モ分カラナイワ。デモ…覚エテイテ、コノ"力"ハ…護ルタメニアルノ、自分ノタメジャナク…ネ?』

「…あぁ、もう間違えないよ」

『…サァ、マダ終ワッテナイワヨ。勝ッタト思ワナイデ……! ココカラガ見セ場ァッ!!』

 

 一応の目的を果たしたサダ子、戦艦新棲姫が聞き入れたかどうかは定かではないが…少しだけ「笑み」を浮かべているのは、気のせいではないと祈ろう。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ──我、夜戦ニ突入ス!

 

 何とかダメージを与えたいところだが、戦艦新棲姫の残り耐久値(体力)は「350」の小破、北上たちの尽力も虚しく未だに削り切れない…!

 

『良シ、コノママ逃ゲ切レバ「リセット」サレテ我ガ艦隊ハ復活スル。勝利ハ目前ヨ…!』

「メタいこと言いますね…それでもシステムの穴を突いてます」

「終わった…(二回目)」

 

 誰もが諦めかけたその時、まさかの奇跡が──

 

 

 

 ──シャッシャッドーン! プシュー…ッ!

 

 

 

『ッ!? 何…グワアアアアッ!!?』ドゴォン!!

 

 

 ──Critical…”371!”

 

 

 いったああああああああっ!!!

 

 

「…えっ?! 嘘っ!!? 行ったっ?!!!」

「魚雷カットイン命中、戦艦新棲姫轟沈。トドメを刺したのは…ジャーヴィスちゃん!!?」

 

「(ジャーヴィス)ダーリン! ちゃあんと…見てた?」

 

「ジャアヴィスウウウウ! ありがとうなぁ、帰ったら思いっきりよしよししちゃる!」

「わ~い、楽しみぃ~~♪」

「…タシュケントさん?」

「(タシュ)何も…言わないでくれ、何も…」

「(ミウスケ)ガチ凹みしてるぅ」

「何がすごいって、これ「装甲破砕してない」状態やきな?」

「作者、心が打たれ弱いのにこういう博打好きですから…;」

 

 ※今めっちゃ興奮してる、ひゃっほう!!

 

 ともあれこれにて前段作戦は終了、更には最近では珍しい「前段難易度甲で全クリアー」も成し遂げた!

 

「…このぐらいの難易度なら、寧ろしない方がおかしいのでは?」

「(ミウスケ)言っちゃダメ♥」

 

『(戦艦新棲姫)ハァ…マァコンナモノデショウ、義理ハ果タシマシタ』

 

「にゃあ、行くとこなかったらオレらぁんとこ来いや、歓迎するで?」

『ン? …ソウネ、考エテオキマス。アノ分カラズ屋ヲ更生サセタ貴方タチニ…興味ガアリマスカラ?』

 

 ──ピシッ

 

 戦艦新棲姫、崩壊──しかしその柔らかな微笑みに悔恨は見られなかった。

 

「長くなったきここまでな、次回に続く!」

「次回は…えっ、まさかあの作戦…!?」

「(ミウスケ)やべぇぞ!」

『(ふーちゃん)難易度甲デイクノ? …自殺行為ネ』




○宿毛泊地ショート劇場

谷部「…はい、ありがとうございました。では…(ピッ)」

谷部「ふぅ…宮河さん何処に行っちゃったの? 肝心な時に行方知れずなんて…」

谷部「しかもただのトラブルならまだしも、「次元境界が歪んでいる」だなんて…もしかして、深海棲艦との戦いが原因?」

谷部「…うーん、私は「何故か」宮河さんが怪しいと感じちゃう。あの人時々──」

谷部「…ん? 宮河さんの自室開いてる…?」

谷部「(ガチャ)…居ない、しかも周りがごちゃごちゃしてる。手掛かりないかな…あ、これ置き手紙?」


 ──ちょっと宿毛を面白くして来ます。 宮河


谷部「………;」

谷部「ど、どうしよう…彼女のいつもの悪い癖が。宿毛の皆大丈夫かな…?」

谷部「…うん、多分大丈夫。きっと。アレもきっと彼女が…だから、機関の皆にも伝えないと」

谷部「…ホントに大丈夫かな;」
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