宿毛泊地提督の航海日誌 2ndらいと!   作:謎のks

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 ちょっと駆け足気味かも…またも急展開注意報です。申し訳ない;


2022年春イベ&梅雨イベ編 e-5

○「血戦!異聞坊ノ岬沖海戦」

 

・ステージ「坊ノ岬沖/台湾沖/南西諸島海域」

・難易度「乙」

・基地航空隊×3

・ギミックあり

 

 いよいよ決戦!

 大和を中核とした、我が第二艦隊の精鋭が沖縄救援に突入する! 各艦隊と基地航空との連携も重要!

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ──五年前、南西諸島沖の海上にて惨劇の再演を果たすため深海の底より出でし群勢と、それを阻止せんと母国を護らんとする守護者たちの「海戦」があった…。

 

「──偽りの平和を望む者たちよ。我が”理想世界”の礎となり…”シズメッ!!”

 

「オマエらぁ! 準備はえいか!! いっちょやったれやっ!!」

 

「おーーーーーうっ!!!」

 

 それは、昔の大きな戦争の終盤に行われた戦いの再現になる筈だったが…守護者たちはその悪意を何とか退けることに成功する。

 

「──私はもう、貴女の隣には居られない、そう思い込んでいた。その資格がないと思っていたから。でも……大和、私も貴女の側に」

 

 更にそこから二年後にも同様に迫りくる深海群を蹴散らし、南西諸島の防衛に尽力した。

 深海群との戦いは過去の歴史をなぞるように繰り返す、しかし…幾度も護国のために戦い抜いた海の戦士たちは、遂に歴史を乗り越え今も世の秩序安寧のため戦場に身を投じている。

 

 ──だが、それは果たして宿命の終局を意味するものではなかった。

 

 ここより先は「異聞」…あの戦いの先、三度の戦いを経て因縁に決着を付けようと静かな闘志を抱くモノたちの「血戦」である。

 過去の大戦で全てを喪った敗者…そして()()()()()()()()()()()も、また──。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

○決戦艦隊(連合・水上打撃)

 

第一

・大和(コンバート:改二→改二重)

・武蔵

・伊勢

・涼月

・隼鷹

・速水

 

第二

・矢矧

・雪風

・磯風

・朝霜

・初霜

・北上

 

 

 

 今作戦開始より、沖縄及び南西諸島に襲来する敵艦隊を幾度も倒して来た艦娘たち、これまで3艦隊を動員し敵の部隊を三度撃退に成功しており、後は予測される「敵主力艦隊」を迎え撃つだけで現在敵主力との予想会敵ポイントへと向かっている途中だった。

 

「こちら旗艦大和、矢矧…そっちの様子はどう?」

「こちら第二旗艦矢矧、問題ないわ…空襲予想ポイントも過ぎたし後は敵主力に突っ込むだけよ」

 

 最新鋭軽巡の一隻(ひとり)の矢矧、そしてこの戦いに最も入れ込んでいるであろう大戦艦大和の通信、彼女たちは前世での戦いで、今回と同じように敵艦隊から本国を守るため奮闘するも、敵との戦力差は歴然であり為す術なく彼女たちを含んだ殆どの仲間が水底へと沈んでいった。

 結果論ではあるが何も出来なかった、それだけ絶望的な状況であることは戦に赴く前から知っていたはずなのに。それでも守りたいと願いその身を沈める戦いに身を投げた。今回もその気持ちは変わらない…ただ違うとすれば。

 

「(北上)まぁ~絶対合間に邪魔が入るだろうけどね~?」

 

「(磯風)北上の言うとおりだ、何事も予想して身構えているだけで対応の速度に差が出る。各々警戒を怠らないようにな?」ドヤァ

 

「(朝霜)磯風よぉ、真面なこと言っててもその「ドヤ顔」で台無しだぜ? なぁ初霜?」

 

「(初霜)えっ!? う、うーん。磯風さんがいつもドヤ顔なのは今に始まったことじゃないし?」

 

「(雪風)うんうん、いつも通りに対応すればだいじょぶだよ!」

 

「(伊勢)あはは、そういうこと。今までだってやってこれたんだから、今回もイケるって!」

 

「(隼鷹)速吸ちゃんさぁ、きつけに酒飲みたいんだが持ってないのかい? これも大事な「補給」だからさぁ、くはっ!」

 

「(速吸)だ、駄目ですよぉ。今は任務中なんですから!」

 

「(涼月)この調子なら心配なさそうですね? ふふっ♪」

 

 今回の戦いは──あの頃に居なかった頼もしい仲間たちの助力がある、その力は乗算となり何よりも強い防衛力に変わる。…少々気が抜けているかもしれないが、と大和は思わず苦笑いした。

 

「…あはは、本当に決戦って感じじゃないよね? 武蔵はどう?」

 

「(武蔵)おう大和、まぁ無粋な物言いはよそうではないか。お前とこうして戦隊を組めるのは格別だからな、これが戦艦…護国のために在る我らの意義だ。ここに居るモノたちにもそれぞれの「果たしたい役割」がある、それを叶えられて浮かれぬヤツなど居まい」

 

 大和の隣には彼女の妹、武人然とした女傑の「武蔵」が居た。

 かつての坊ノ岬組の一部の仲間、そして新たに加わった仲間たちの力を合わされば…決して勝てない戦いは無い、そう思わせるほどに艦隊の練度は精強であり、ココロにも余裕があった。

 

「…っ! 矢矧! 来たよ、敵機動部隊発見!!」

 

 そんな彼女たちの気を引き締めさせる脅威が近づく、雪風の報告と同時に前方を見やると、ヲ級率いる空母打撃群が姿を見せていた。北上の言うことを借りれば、矢張り主力部隊に近づけさせまいとしているのかもしれない。

 

 だが問題はない、敵空母群がこちらに向けて深海艦載機を飛ばそうと構えた瞬間──右舷から突如轟音が鳴り響くと爆炎と水柱が立つ、そしてそれに巻き込まれた敵機動部隊随伴がそのまま沈んでいった。

 

『…ッ!?』

 

「涼! 皆! 遅れて済まない!!」

「お冬さん!」

 

 決戦艦隊の道中を援護する支援艦隊が現れた、その中に決戦艦隊に入れなかった冬月の姿が見えた。

 

「ここは私たちに任せて、大和たちはボスのところへ向かってくれ!」

「ありがとうお冬さん! それと…ごめんなさい、私に防空の役割を譲ってくれて。お冬さんも一緒に戦いたかったでしょう?」

「なあに…涼の方が適任と思ったまで、私はこうして力添え出来れば満足だが…涼は違うだろう? 守ることに誰よりも喜びを感じる涼こそ、この戦いに相応しい! 私の分まで秋月型の防空能力で皆を守ってやってくれ!!」

「お冬さん…っ!」

 

 涼月の心配の言葉を杞憂だと言って励ます冬月、その心遣いに嬉しさが込み上げる涼月は微笑んで頷く。

 

「…冬月、行くわよ。行かせてあげたいなら戦いなさい? 暴れさせてやるから」

「おっと、済まないローマ殿。じゃあ行ってくる! しっかりな?」

「…うんっ!」

 

 涼月の迷いのない表情を見て、冬月は満足そうに頷くとローマ旗艦の支援艦隊と共に敵機動部隊へ向かっていった。

 

「行こう涼月、私たちの…決戦の海へ!」

「はいっ、大和…今度こそ必ず貴女をお守りします!」

 

 彼方で待ち侘びているであろう今作戦最大の敵の居る方角に目を向ける、涼月の覚悟を込めた言葉に大和は微笑みながら彼女を見つめていた。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 沖縄の泊地にて小休憩がてら速水の補給を受ける艦娘たち、数十分経過した後その場を離れて敵の出現に警戒を行う。

 会敵ポイントへ近づくにつれ、辺りに重く息の詰まる空気が立ち込める。これは敵の殺意が空間に伝播した証左か…艦隊は先ほどの和気藹々とした緩やかな雰囲気が嘘のように、顔は鋭く引き締められ五感を最大限にして周囲を警戒する。

 

 ──そして、遂にその時が来た。

 

 

 

 ──ボスマス到達…敵深海群、発見。

 

    近代化改修戦艦

 

 近 代 化 戦 艦 棲 姫

 

『纏メテ…ココデ…ッ、沈メテヤルヨォ……!』

 

 

 

 決戦艦隊の面々の眼前に現れたのは、敵侵攻連合の旗艦である深海群の最新技術の結晶たる近代化戦艦棲姫。

 灰色基準である深海意匠の姫らしい格好、艤装は戦艦棲姫の深海艤装を強化したような、五つの頭に巨大な両腕という怪物。彼女はその頭の一つの上に跨り座って静かに佇んでいたが、待ち人が来たと言わんばかりに自身の艤装から降りて海面に足をつける。

 

『…オ前ガ、大和?』

 

 近代化戦艦棲姫の問いかけに、大和は前に進み出て対話を試みた。

 

「はい、くうピさんから話は聞かせて頂きました。貴女が私たちと戦いたがっているというなら我々にそれを断ることは出来ません、正々堂々の真っ向勝負。受けて貰えますか?」

 

 大和は凛々しい顔つきで近代化戦艦棲姫と向き合う、戦う意志を見せる大和だが近代化戦艦棲姫は何処か気怠げに答えた。

 

『私ハ任務ヲ遂行スルダケダ、コノ島ヲ我ラノモノニスルタメ邪魔立テスルモノヲ排除スルダケダ。

 ダガ…コノ海ノ上ニ居ルダケデ、オ前ト対峙シテイルダケデザワツクココロガアル、ソレハ否定シナイ。覚エノナイハズノ「記憶」ガ…私ニ貴様ヲ倒セト命ジテイルヨウダ』

「貴女がその気になってくれているだけで私は良かったです、なら…言葉は不要ですね? この島を渡しはしません、今度こそ…我が護国を守ります」

 

 大和は近代化戦艦棲姫の意志を確認すると、積年の屈辱を晴らすため敵深海連合に立ちはだかる。大和旗艦の決戦艦隊の面々も同じく闘志を燃やす。

 

 ──だが、敵旗艦はその光り輝く魂を侮辱するように、乾いた声で高らかに嘲笑った。

 

『ッハハハハ! …ソウ意気込ンデ敗ケタ癖ニ、威勢ダケハ達者ダナァ? …本気(マジ)デウザイッテ…オ前タチサァ…ッ! ココデ全員…息ノ根止メテヤンヨオォ…ッ!!』

 

 口上を述べ終えた近代化戦艦棲姫は、殺意を全開にして深海艦隊を展開する。

 水中から現れたのは敵連合艦隊。第一艦隊に空母棲姫Ⅱ、軽空母ヌ級一隻、重巡ネ級二隻、そして…かつての強敵「太平洋深海棲姫」、黒い靄が全身を覆っているので「怨念型」と見られる。第二艦隊は軽巡ヘ級、軽巡ツ級、駆逐ナ級二隻と駆逐ニ級二隻である。

 

「す、凄い…女王級が随伴に居るなんて…今の私たちでこれに勝てるの?」

「(提督)そうやろ? 甲ではこれに加えてくうピ二隻に()()()四隻のクソ編成になんねん、闇竹の再来やちネットでも悪名高いで」

「提督!? その…それの話題はあまりしない方が良いのでは? というか今は真剣勝負の最中なので;」

 

 通信で話し掛ける提督に大和は遠慮がちに控えるように促す、しかし矢張りそれを聞いても提督の口は止まらない。

 

「(提督)そうやにゃあ、深掘りも嫌味に言うのもアカンわホンマ。運営さんも結構頑張りゆうのは知っちょるしこの1~2年でナカスとか色々なのに対応出来るようなっちょるし、でもぉ…それでも文句言うヤツは収まらんのよにゃあ? どうしろ言うねんよにゃあネットのお前らぁもよぉ? まぁ確かに今までが厳しかったき言いたいことも分かるけんどにゃあ」

「だ、だから…;」

「(武蔵)フッ、提督よ…お前がお前なりに私たちを励まそうとしていることは理解しているから、お前こそ言葉を選んだ方が良いぞ?」

「(提督)わや! 武蔵には敵わんにゃあ。スマンすまん…まぁほどほどに頑張りよ大和、皆ぁも…失敗してもオレらぁが何とかしちゃるき!」

 

 提督の緊張の糸をぐちゃぐちゃにほぐしまくるような支離滅裂な物言いに、それまで敵の殺意に圧されていた艦隊に、程よい和みが生まれた。

 

「(伊勢)ふふ、全く…自分だって散々文句言ってるくせに!」

「(雪風)でも司令らしいです!」

「(北上)もぉ~笑わせないでよぉ?」

「(磯風)真剣勝負に敢えて茶化しを入れて場を落ち着かせようとしている、それでこそ司令だ!」ドヤァ

「(涼月)…そうですね、今は私たちの全力をぶつけるだけ。私の守りたいヒトたちを守るだけなんですよね♪」

「(朝霜)よっしゃいったろーぜ! ここまで来たらやってやるさ!!」

「(初霜)はい、必ず勝ちましょう…皆で一緒に帰るために!! ねっ、大和?」

「(大和)っ! …そうだね、そうだった。忘れるところだった…私たちには帰りを待ってくれるヒトたちが居てくれるんだ!」

 

 艦隊は提督の激励に士気が活気づく、怖気付いている暇はない…今は戦い抜いて勝利を掴み取るだけだと己を奮い立たせた。

 

『…少シハ出来ル将ガ居ルヨウダナァ、ダガ…結局ハ結果ガ全テダ。貴様ラガココデ沈ムコトニ…変ワリハナイッ!!』

 

 近代化戦艦棲姫が破壊衝動に身を任せるように自身の深海艤装に跨ると、敵艦隊の先頭で指揮を執りながら動き出す、対する決戦艦隊の面々も迎え撃つために距離を取りつつ海面を滑り始めた。

 

 

 ──ここに、”血戦”が幕を開けた。

 

 

 ──敵艦隊発見、攻撃開始!

 

 

 先手を取ったのは決戦艦隊の支援に駆けつけた基地航空隊、B25や爆装一式戦・隼の爆撃が敵第二艦隊を半壊させ、更に第一のネ級一隻も沈める大健闘を果たした。

 

『──◾️◾️◾️◾️◾️ーーーッ!?』

「敵随伴艦の轟沈を確認、今が好機です! 航空打撃戦、航空戦艦と成ったこの大和が指揮を執ります。大和航空隊…発艦!」

「よし、何をとっても制空しなきゃ始まらない! 伊勢航空隊…いっけぇーーっ!!」

「ひゃっはー!」

 

 巨大航空戦艦へと生まれ変わった大和、そして伊勢たちの艦載機が空を舞う、敵の上空を捉えることで戦闘を優位にする常套作戦。しかし彼方から敵艦載機が迫る。

 

『行カセマセンヨ…ッ!』

 

 空母棲姫Ⅱの深海艦載機が決戦艦隊に迫る、その時──この瞬間のためにここまで来たのだと宣言するように、涼月の防空射撃が火を噴いた。

 

「目標補足、対空戦用意。この砲撃で…因縁を打ち砕きます、てえぇっ!!」

 

 ──ズドォンッ! ドゴオォッ!!

 

 涼月の対空砲火は確りと敵深海艦載機に着弾し空に爆炎の華を咲かせる、敵艦載機は粉々に砕け散り制空は「優勢」となった。

 しかし…撃ち漏らしが居たようだ。爆火を突き抜けると同時に深海魚雷を放つ…標的となったのは隼鷹で「中破」だった。

 

「っぐは! やーらーれーたーぁ。…流石くうさんの妹、ナイスショットだねぇ〜♪」

「隼鷹さん!? すみません私のせいで…っ!」

「おいおいこのぐらい何ともないって、どの道艦載機ガン積みのアタシにゃあこれ以上どうしようもないさ。アレだよ…「馬鹿め! ソイツぁ囮だぁ!!」ってヤツぅ?」

 

 涼月の狼狽する姿に隼鷹はいつもの調子でおどけてみせる、しかし涼月は尚も暗い表情で思い詰めていた。彼女にとって防空で被害を出したことは耐え難いことなのだ。

 そんな様子を見兼ねた大和は涼月に呼びかけて、気を引き締め直すよう促した。

 

「涼月、私はこの戦いは元から被害が出ることは想定してたよ。向こうの殺意も尋常じゃないからね、例え傷ついたとしてもこの戦いを誰ヒトリ欠けることなく潜り抜けることが今は大事じゃないかな? 涼月は皆が沈まないように守ってあげてね?」

「っ、大和……そうですね、もう誰も沈ませない。守ってみせます…今度こそ、私が!!」

 

 涼月が気を持ち直したところで、海上に「決戦支援艦隊」が到着する。

 

「(サウス・ダコタ)よっしゃ殴り込みだ! モノドモカカレーッ! ってヤツだな!!」

「(霞)もう、旗艦なんだから冗談言ってる場合じゃないでしょ!?」

「(浜風)フタリとも行きますよ? 大和たちを…やらせはしません!!」

 

 ──ズドォンッ!!

 

『◾️◾️◾️◾️◾️ーーーッ!?』

「雷撃用意、北上さんお願い!」

「あいよー、風穴開けてやりましょうや!!」

 

 支援艦隊の砲撃と、決戦第二艦隊の雷撃が敵の壁を貫かんとしていた。だが…それを阻止せんと動いたのが、敵第二艦隊のナ級の雷撃だった。

 

『ゲゴオオオォッ!!』

 

 ──ボガアァアン!!

 

『◾️◾️◾️◾️◾️ーーーッ!?』

「っぐ!?」

 

 両陣営の攻撃は双方に被害を与える、敵は駆逐ニ級が轟沈、味方は磯風が「中破」に追い込まれた。

 

「この磯風が…信じられん、と言いたいところだが流石の敵部隊だ。周囲に蔓延る空母機動部隊に合わせてこの戦艦部隊とは、あの時の…いやそれ以上の脅威だ」

「えぇ、だから…」

「ここを通すわけにはいきませんっ!!」

 

 磯風の冷静な考察に、矢矧と雪風はそれぞれ決意と覚悟を新たにする。

 

 ──そしていよいよ砲撃戦、あれだけの猛攻を仕掛けてもほぼ無傷の敵第一艦隊に大和と武蔵が強烈な一発を容赦なく叩き込む!

 

「行くぞぉ大和よ!!」

「えぇ…第一戦隊、突撃! 主砲、全力斉射ッ!」

 

「「てええええええええぇっ!!!」」

 

 

 ──ズドンッ、ズドォンッ、ズドドドオオォオンッ!!

 

 

 敵第一艦隊に向けて放たれた連続砲撃は、最早一撃必殺の領域に達しており重巡ネ級一隻と空母ヌ級Ⅱを容易く屠り沈めた。

 

『…ッ!?』

『ヌオオオオオッ!?』

「これで最後…当たれええええ!!」

 

 大和は今の実力において最大の一発を「近代化戦艦棲姫」に照準を合わせて放った、砲撃は確りと着弾すると紅い華を舞わせる、同時に鉄塊という名の弾丸が敵旗艦を粉々に砕き散らした──筈だった。

 

『──ホォ、面白イナ…? シカシ…底ガ知レタヨウダゾ?』

 

 硝煙が晴れたその先に居たのは…衣服に多少の焦げ跡が付いた近代化戦艦棲姫だった。

 

「効いていない…っ!?」

「何と出鱈目な装甲だ…我々の砲撃でも傷を付けるだけで精一杯とは…っ!?」

『フンッ……死ネ…ッ!!

 

 近代化戦艦棲姫は自身の深海艤装から繰り出した反撃の砲火を大和に浴びせる、その弾速は恐るべきもので遠距離の大和の至近距離に見る間もなく到達していた。

 

「大和!!」

 

 ──ドゴオオォォオン!!

 

 いち早く行動に出た武蔵は隣の大和を押し出して、敵の砲火を代わりに受けた…「大破」であった。

 

「武蔵!?」

「私に構うな! なあに…レイテの時も似たようなことがあったからな、あの時の体力は今も健在だぞ。艤装はまだ動く…お前は艦隊指揮に集中しろ!!」

「大和! 武蔵さんは私が!!」

「っ。…ありがとう涼月、武蔵をお願い!」

 

 敵の桁違いの装甲と砲火力を見せつけられた艦隊であったが、その眼に宿った希望は未だ潰えていなかった。

 果たして敵に打撃を与え、敵旗艦を打ち倒すことが出来るのか…?

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ──我、夜戦ニ突入ス…!!

 

 敵艦隊との交戦は長丁場となり日は西へ沈んでいく…逢魔が時を過ぎると辺りは静寂が支配する夜闇の世界へ塗り替わった。

 夜戦までの戦況、決戦艦隊第一は大和小破、隼鷹・涼月中破、武蔵・伊勢・速吸大破。第二は磯風・朝霜中破となっている、矢張り敵連合第一の強さが抜きん出ていたようだ。

 対して敵艦隊第一は近代化戦艦棲姫・太平洋深海棲姫が小破、空母棲姫Ⅱが中破、その他随伴艦と第二艦隊全艦「轟沈」となっている。この時点で十分な戦果だが強大な戦力を持つ敵三隻をこのまま野放しには出来ない、ここで叩くことが出来なければ…再び護国が毒牙に呑まれるだけだ。

 

「──我、決戦艦隊友軍、旗艦榛名! 貴女がたの勝利を…お助けします!」

 

 友軍艦隊が夜の海に到着する、友軍榛名率いる艦隊は砲撃、魚雷を持って敵三隻に確実なダメージを与えていく…!

 

 ──ドゴオオオォォオオンッ!!

 

『…ッ、ココマデ、デスカ…ッ!?』

『……ッ!!』

 

 友軍が空母棲姫Ⅱを轟沈、太平洋深海棲姫も中破に追い込んだ…!

 

「今! 魚雷発射用意!!」

「了解です!! たあぁーーーーっ!」

 

 矢矧と雪風は共に装填した魚雷を撃ち尽くす、海中を進む鉄槍は…近代化戦艦棲姫に狙いを定めていた!!

 

 ──ズドオォオンッ!!

 

 暗闇を照らす真っ赤な炎、矢矧と雪風の雷撃は確りと近代化戦艦棲姫を貫いていた。

 

 ──…だが!

 

『──ソウ、ヤル気ナンダァ…アッハハハ…デモ、残念ダッタナアァ?』

 

「嘘…まだ立っているというの…っ!?」

 

 近代化戦艦棲姫は「中破」に止(とど)まり、不敵かつ妖艶な笑みを浮かべて艦隊を見下ろしていた。これが「王者の底力」だと見せつけるように…っ!

 

『アーーァ…ッタク、面倒クサイ…ナァッ! コレデ終ワリニスンヨオォ……ッ!!』

『…ッ!!』

 

 敵の姫級二隻は砲撃を仕返す、二対の姫の強力な砲撃は雪風を中破に、そして…手番の回っていない北上を「大破」に追い込んだ……っ!!

 

「ぅう…っ」

「うぎゃっ!? う、うそ~ん…;」

『アァーーーッハッハッハ!! ダカラ言ッタダロウ…結局ハ結果ガ全テダト!! 貴様ラデハ…何モ守レハシナイ、役立タズナノサ!! モウ要ラナイッテッ…オ前タチハサァ゛ッ!!』

 

 これでジ・エンドと言わんばかりに高らかな嗤い声を上げる近代化戦艦棲姫、フィニッシャーであり一番姫を倒せる可能性がある北上が行動不能となった今、果たしてもう彼女を止められる可能性は無くなってしまったのか…?

 

「いいえ! 奇跡は起きます、起こしますっ! だって私たちは…一緒に帰ると約束したんです!!

 

 雪風の叫びを合図に、中破の磯風と朝潮が敵へ急速に近づいていく。磯風の砲撃が太平洋深海棲姫を大破させ、朝霜が全力の魚雷カットインを発動させ止めを差した。

 

「おおぉっ!!」

「どりゃああああああ!!」

 

 ──ズドオォオンッ!!

 

『ガアアアアアッ!?』

 

「今が好機だ…やれ初霜!!」

「ぶち抜けええっ!!」

「貴女なら…出来る!」

「いっけえええ、初霜ちゃぁーーーん!!」

 

 ──シャ、シャ、ドーン!!

 

『──何ッ!?』

 

 近代化戦艦棲姫は目を見開いた。

 磯風と朝霜が左右に曲がり距離を取ると、二人の後ろに身を隠していた初霜が自前の「三連装酸素魚雷(後期型)」を構え、自身に向けて「ゼロ距離魚雷カットイン」を放とうとしている光景が映ったからだ…っ!

 

「私が──皆を守ります!!」

 

 初霜の両足に取り付けた魚雷発射装置から計六発の魚雷が撃ち尽くされる…瞬間、磯風と朝霜は初霜の肩を掴んで急いで爆破範囲外に逃げる。

 

『ッ、ク…ウオオオオオオオオオオォッ!?』

 

 ──ボガアァアアンッ!!

 

 海を潜る槍は深海に君臨する女帝を刺し貫くと、勢い良く破裂して轟音を鳴らし豪炎が爆ぜた。

 

 ──ここに、因縁の戦いに「決着」が付いた。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 幾度攻撃を加えようとも決して斃れなかった女帝…近代化戦艦棲姫を遂に撃破した。坊ノ岬沖の防衛戦を生き残ったのは大和率いる決戦艦隊の面々、ギリギリの戦いが続いた文字通りの「血戦」を制し前世の無念を晴らしたのだ…!

 

『…オ前タチノ勝チ、カ。フフッ…羨マシイナァ…ソンダケ良イ装備、良イ改修貰エリャソリャア勝テルッテノ。

 私ダッテサァ……モット綺麗ニ…モット新シクシテモラッテサ…モット…モット……ッ、働キ、タカッタ、ナァ……!』

 

 ポツリ、とそう零した女帝の言葉にその場の誰もが静まり返る。彼女は前世では勝者側だったかもしれないが、だからこその悔恨が、後悔があったのだ。

 

「──働き足りん、か。真面目やにゃあお前は? やったら…こっち来て思う存分暴れてみんか? 戦艦クラスは幾ら居っても足りんぐらいなんや」

 

 雪風の通信から提督の声がする、彼は女帝のココロ残りを解消すべく話を持ち掛ける。それは彼女にとっては「渡りに船」だったのだろう、拍子抜けしたような驚き顔で雪風たちとその向こうに居る提督を見つめる。

 

『…エ? 良イノ? 良いノかい?』

「おう、お前さええいがやったらにゃあ?」

『…ッ! ジャあ…じゃア私──頑張ってみる! 貴方と…一緒にっ!!」

 

 ──ピシッ!

 

 ココロからの喜びを咲かせた女帝は、そのまま光に包まれ消えていく…それは彼女の因縁もまた晴れた証拠…なのかもしれない。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ──宿毛泊地、港湾。

 

 水平線から朝陽が立ち昇り朝焼けとなり、暗闇を徐々に光で照らしていく。

 提督、吹雪、ミウ、そして泊地の面々が決戦艦隊の帰りを待っていた。果たして道中何もないだろうか…そんな杞憂は静かな波の音と頬を撫でる微風(そよかぜ)が落ち着かせてくれた、おかげで彼女たちの帰りをいつまでも待っていられる気さえした…そんな中、ぽつぽつ…と黒い点のような小さな影が水平線に浮かび上がる。

 

「っ! 来ました!!」

 

 吹雪の言葉を皮切りに、点は次第に大きくそして形を人影に変えていく。道中支援艦隊、決戦支援艦隊、そして…決戦艦隊の面々計24隻の艦娘が、今帰るべき場所に帰投した。

 港の近くまでゆっくりと接近するそれぞれの艦隊から、坊ノ岬沖海戦に縁ある十隻(じゅうにん)の艦娘が港で佇む提督と相対した。

 

「提督…第三次坊ノ岬沖海戦の結果をご報告します。艦隊は敵主力艦隊補足後これと交戦し、我が艦隊は…この通り中大破を多く出しましたが敵旗艦の撃破を成し遂げました、私たちは…()()()()()()()

 

 大和がそう告げ終えると、雪風、矢矧、磯風、浜風、朝霜、霞、初霜、涼月、冬月は大和の隣へ横並び立つと共に敬礼を行う。提督はそれを見て満足そうに頷いた。

 

「ご苦労さん! ご馳走用意しちょるきはよ艤装上げて戻ってきぃや!」

「っ! …はいっ」

 

 提督はいつものように朗らかに暖かく彼女たちを受け入れる、大和たちはそれが嬉しくて全員満面のやり切った笑みを浮かべて喜んだ。

 

 ──因縁は終わりを告げる、しかし戦いに終わりはないであろう。また沖縄や南西諸島が狙われることもあるだろう…それでも、血戦を制し悲劇の再演を阻止した彼女たちは何度でも守るために戦い、そして帰るべき場所へ全員無事に戻るだろう。

 

 ──それこそが、彼女たちが成し遂げられなかった悲願なのだから。

 

 

 ──To be continued…!

 

 




○宿毛泊地ショート劇場

提督「お疲れっしたー」

吹雪「お疲れさまです!」

ミウスケ「すごかったね!」

 はい、坊ノ岬組にも一応の決着が着いたようで。しかしそれに比例してか今回の作戦も中々の難易度だったようで?

提督「最後の方の5-4甲難易度版を動画で見たけんど、嵌ればそこまでやないがやろうか? 日頃から改修頑張りゆうヤツらぁはやろうけんどよ」

吹雪「適度に難しくそれでいて歯応えがある、それなりに良い調整が出来たのではないでしょうか?」

ミウスケ「ところでお兄ちゃん、なんであの編成なの?」

 決戦艦隊の面々が、制空重視のガチ編成でなく言ってしまえば「余裕ある()編成」なんですよね?

提督「そりゃあお前…坊ノ岬組を活躍させるためよ?」

吹雪「でもアレは道中が一戦増える編成では?」

提督「うん、だから速水入れて弾や燃料のペナルティを無くしたがよ。流石に削りはガチで行ったけんど、コマさんやランタ入れて」

ミウスケ「執念が凄い」

提督「お前…あの坊ノ岬組やぞ、せっかく全員揃ったんやから活躍させたいやん、まぁ乙難易度やから出来ることながやけんど?」

 今回の作戦のスゴいことは、編成が限られがちな最終作戦で割と柔軟な対応が取り易いとこですよね。ガチ勢もエンジョイ勢も難易度下げれば戦力の足りない人も楽しめるでしょうから。

提督「おいおい、えい加減なこと言うたらアカン。要は人によっちゃあゆうことよ、難しいと思いよるヤツが大半やろ?」

ミウスケ「まぁ、坊ノ岬だし;」

吹雪「"血戦"と銘打ってるだけありますね、運営が発表した今回の最終海域の難易度選択ですが、甲と乙と丙がほぼ横ばいだったようなのでその時点で察して下さい」

 乙が最も多かった模様です、皆さまお疲れさまでした。友軍を待って攻略しようとした人も多い印象でしたね?

ミウスケ「・・・友軍」

吹雪「いやそれは、私たちが期待しすぎちゃったというか、判断は間違ってなかったというか…;」

提督「時間も残り少なかった気ぃするにゃあ?」

 話を振った私が言ってしまいますが、下手に話を広げすぎるのは良くないのでこのぐらいにして……さぁ皆さまお待ちかね、新艦娘紹介に移りますわよ?

吹雪「了解しました! では新たに加わった仲間を紹介しましょう、どうぞ!」

玉波「夕雲型駆逐艦玉波、戦力となれるよう努めます」

凉波「同じく夕雲型の凉波だよ! 出来れば”スズ”って呼んで欲しいなぁ~?」

提督「駄目です。」

冬月「駄目だ。」

吹雪「冬月ちゃん!?」

提督「お前はずっと前から「ずーなん」ち決まっちょるがよ」

凉波「えぇ~~やだぁそんなダッサい名前!」

ミウスケ「言われとりますがな」

玉波「では「ズナ」ではいかがでしょうか? 仕方ないわスズ、ここでは凉の名の付く艦が三隻も居ますもの」

凉波「うぅ、玉の言うとおりだけど…いいやそういうことなら、ズナって呼んでいいよ! 良いモン玉がスズ呼びしてくれるから」

 あら~、姉妹百合ですかぁ^^

吹雪「普通に気持ち悪いですナレーターさん」

ミウスケ「次!」

伊201「潜高型一番艦、伊201です。私は…そう、フレイでいいわ」

提督「フレイぃ? グラブルのイケ顔とかしか思い浮かばん」

吹雪「もしくは北欧神話の神さまですね? そっちの方が嫌でも思い浮かんでしまいます;」

伊201「分かりやすくないと愛称とは言えないわ、だからと言って面白半分のにもしたくないし…”におい”とか”じれい”とか」

提督「そんなことゆうたら「ゴーヤ」とかどうなんねん、”いつは”とかあったやろ?」

ミウスケ「本人あの愛称気に入ってたぽいよ?」

 はいはい一旦区切りまして、次行きましょうね?

早潮「は~い♪ 陽炎型駆逐艦5番艦「早潮」、着に~ん! ってワケでよろしくね?」

提督「早潮やっと来たんや、はよ夏潮実装してくださいオナシャス」

早潮「夏? ん~その内来るんじゃないあの娘も?」

ミウスケ「そうこう言ってもう十年経ちそうなんですが?」

早潮「えっ、ヤバ。それは…ほら夕雲型の皆と合わせたかったんじゃないの? よく比較されるし艦数も一緒だし!」

 我々がとやかく言ってもアレなので、まぁここまで来たら来るんじゃないですかね? 夕雲型含めて全員実装してほしいですね?
 では今回のオオトリ、どうぞ!

???「私…Maryさん、今…貴方の後ろに居るわ」

提督「うわぁ怪異が?! …っておいおい意外とノリがえいにゃあ?」

Maryland「フフン、Just kidding. 改めてColorado級戦艦のMarylandよ? よろしくね!」

 世界で偉大なBIG7の一隻です、あのコロラドさんの妹ということですね?

メリー「そうよ、バカ姉貴がお世話になったみたいね。これからは姉妹として私も手綱を握るわ」

コロラド「ちょっと! その言い方まるで私が猛獣みたいじゃない!! 妹としてもっと姉を立てなさいよ!?」

メリー「何か言ってるけど気にしないでいいから」

提督「仲が良いようで()」

 これで次回欧州ですから、もしそこでネルソンさんの姉妹艦が実装されれば、残りのBIG7は「ウエさま」のみとなるわけですが?

メリー「ウエサマ? …ぁあ「Wee Vee」のこと? さぁ…どうなんでしょうね? でも…いつか会いたいわね?」

提督「聞いたか運営、ウエさま実装の暁にはタッチ最弱の呼び声のある「コロラドタッチ」の超強化、期待しとるで!!」

吹雪「司令官!?」

 三隻揃わないとっていうのもどうなんでしょう…まぁ良いでしょう。では最後にケッコン艦の紹介です!

吹雪「というか今更ですが、前回の冬月ちゃん紹介の後にケッコン艦報告するの忘れてましたね?」

提督「良いんやあれは、感動の再開に水差したくなかったちゅうことで」

ミウスケ「本当だとしてもどうなの、それ?」

提督「まぁ細かいことは置いといて…蒼龍からやったな、勿論蒼龍とケッコンして次は…阿武隈、山城、んでついでに坊ノ岬で活躍するやろうち雪風ともやったで!」

吹雪「ホントに多いなぁ!?」

蒼龍「イェーイ! これからもよろしくどうぞ!」

阿武隈「エッヤダッアタシィ?! …矢矧の方が良いんじゃないの? 最近は…そうでもない?」

山城「どうせなら姉さまと一緒が良かったわ…不幸だわ」

雪風「はいっ! これからも雪風は司令や皆のために、頑張りますね!」

 おぉ~、阿武隈さんは今も重宝しますし山城さんも最近大和タッチ編成候補に選ばれてますし、雪風ちゃんは時雨ちゃんと同じかそれ以上のポテンシャルを秘めていますので、これは戦力強化されたでしょう!

吹雪「・・・戦力、そうこれは戦力強化だから」

ミウスケ「お兄ちゃん、第四婦人を慰めて!」

提督「オレにはお前しか居らんのや~」

 そんなヒモ男みたいな言い分で…;

吹雪「っ! …もぉ~仕方ないですねぇ? 頼りにしてくれるなら私に言うことはありません!」

ミウスケ「それで良いの…?」

提督「こんなとこかや? んじゃあそろそろ締めようか?」

吹雪「分かりました! 皆さんすぐに夏イベが始まると思いますが、資材運用を確りと計算して、イベントに臨みましょう!」

ミウスケ「おつおつ」

 宿毛泊地の戦いは続く…ではでは~。
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