宿毛泊地提督の航海日誌 2ndらいと!   作:謎のks

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○宿毛泊地コラボメモ Vol.8

 ──沖田 総司/おきた そうじ(Fateシリーズ/桜刃、月光に煌めく)

 通称桜セイバー。その真名は幕末にその名を刻んだ、京都守護職の最強の侍集団「新撰組」の一番隊隊長、天才剣士「沖田総司」その人である。史実では男性だが此処では「女性」である。
 普段はお調子者だが礼儀正しい柔和な性格、しかし戦いになると一転し「袖なしの白い着物一着に黒マフラー」という高機動性を意識した服装で敵地に赴いては、標的を文字通り「瞬殺」する冷酷無比な戦闘機械へ変わる。
 晩年は病弱が祟り二十代という若さで亡くなっているが、何の因果かサーヴァント化した現在も「病弱」という弱点スキルに悩まされている。会話中に吐血するのはこのため。
 Fateシリーズとしては某月刊雑誌で連載している「コハエースシリーズ」の看板ヒロイン、FGOにも勿論参戦しており、わりと初期からの実装、登場であるにも関わらず不動の人気を築いている。
 該当小説にて小次郎と剣術の教えの名を借りた「宝具の打ち合い」をしており、以来時代を越えた風変わりな師弟関係となった。因みに宝具を打ち合った理由は「憧れの侍の剣技を肌で感じたいから」である。

・・・

沖田さん「おかげさまで無事イベクリアーしましたーあざっす!!」

吹雪「良かったですねぇ・・・というより2、3日でクリアーするとは思いませんでしたよ?」

沖田さん「伊達に提督やってませんからね! あ皆さんお知らせですFGOでまたぐだイベが・・・えっ!? 終わった?! 今梁山泊?!! うっそーん!!?」

ミウスケ「忙しないね…;」



2022年夏イベ&初秋イベ編 e-5&e-6

○「反攻上陸!トーチ作戦」

 

・ステージ「ジブラルタル沖/北アフリカ沖」

・難易度「乙」

・基地航空隊×3(内出撃可能×2)

・ギミックあり

 

 

 

 いよいよ北アフリカ沿岸へ着上陸作戦を開始する! 兵力を陸揚げした後、敵地上戦力を撃滅せよ! 敵反撃に注意を!

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 遂に本格始動を開始したトーチ作戦は、オランとアルジェへの反攻上陸にから始まり、艦隊は次に北アフリカの深海群拠点を強襲しこれを撃破した。旗艦は集積地棲姫で例の如く深海群の略奪物資保管兼深海群の強化を行っていたようだ。

 集積地棲姫突破後、艦隊は迫り来る敵主力機動部隊を相手取った。相手は──「試作空母姫」。何処かバカンス的な出立ちだがその闘志は本物であり、艦隊に対して勧告を発した。

 

『此方ノ海ハネ……ワタクシガ…守リマス。オ前タチハ……帰リナサイッ!……自分ノ海ニッ!!』

 

 どうやらこの場所こそ自らが守るべき海だと「理解」しているようだ、そんな彼女との戦いは熾烈を極めたが──なんとか勝利を収め撃退に成功する。

 

『──…ッ! マダ……マダ、コンナモノデハ無イワ。…フフフフフ! 甘ク…見ナイデッ!』

 

 一頻り吐き捨てると、試作空母姫は背を向けて戦線を離脱した。

 こうしてトーチ作戦のほぼ全てが遂行された、だがまだ敵主力は健在である、炙り出すために最終作戦決行は為さねばならない。果たして再度欧州を救うことが出来るのか…?

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ──宿毛泊地、提督執務室。

 

「(吹雪)いやあっさりしスギィ!?」

「(ミウスケ)あれ? シリアスするんじゃないの?」

 

 ※シリアス一辺倒はFGOっぽくないなぁ…と?

 

「(沖田さん)そこまで寄せて下さるんですね? でも大丈夫です、私はギャグもシリアスもイケる沖田さんですから!」

 

 本当にそうだから何も言えない。

 

「単に話が思い浮かばんだけやろ、知らんけど」

「司令官!?」

「(小次郎)さて、これで「トーチ作戦」とやらは完了したようだが…まだ次があるようだな?」

 

 はい、敵が居なくならなければ話にならないのでそれらの排除を。先ずは輸送しつつカサブランカ周辺の人々に避難指示を出して、次にしゅうちゃん(集積地棲姫)を襲撃して、それから本命…カサブランカ沖に居る今作戦のラスボス撃破を狙います。

 

「しゅうちゃんはバカンスモードの改三になったみたいやんな、こりゃインフレが過ぎるで」

「そうでもないようです、というのはこのバカンス改三のしゅうちゃんさんは艦種が「航空戦艦」になった模様です。何故そこにコンバートしたのかは謎ですが?」

 

 水上艦なので雷撃の対象となり更に対地特攻補正も一部引き継いでいるようです、ですが甲難易度で「装甲7200」で「高確率で避ける」で一部補正が無くなったおかげでダメージが中々通らないみたいです。

 

「魚雷カットインイケるがやったら、あんま心配せんでもえいがやない?」

「メタなことを言うと、私たちはe6は乙難易度で挑んでたのでそこまで脅威には感じませんでした。道中がキツかった記憶はありますが…;」

「(沖田さん)道中の雑なネ級改Ⅱ配置は止めて下さい、切実。」

 

 おっ、そうだな。(次イベにWネ級改Ⅱ配備)

 

「(沖田さん)んのぉ〜〜!? …ごはっ!?」吐血

「沖田さんが血を吐かれました!」

「謝れ運営! 沖田さんに謝れっ!!」

「(ミウスケ)はいぃ?」某相棒風に

 

 ミウちゃん一応言うけど、そっちの右○さんじゃないからね?

 

「(小次郎)ふむ、ではこれからボスを征伐しに行くというのか?」

「おう、もうえい感じにダイジェストしてラスボス戦へ突入するぞ!」

「(小次郎)そうかそうか…ならば我らも出ねばなるまいなぁ沖田殿?」

「(沖田さん)確かに宮河さんから支援艦隊にゲスト出撃してほしいって言われましたが…小次郎さん、なんか乗り気ですね?」

「(小次郎)あっはっは! それは道理よ、我が秘剣が異界の異形に通ずるかどうか試さねばなるまいて!」

 

 この二人が居てくれるなら百人力ですね! ではそんな彼らの力を借りながらe6-4ラスボス戦まで飛ばしていきましょう!

 

「(リシュリュー)あら、話は終わったかしら? ならMon amiral, ()()()を助けに行くわよ。ついて来なさい!」

 

「…えっ、お前妹おっ…おいリシュ!? …はぁ、行ってもうたわ」

 

 どうやらボスはリシュリューさんと因縁浅からぬ相手のようです、果たしてどんな展開になるのか…見ていきましょう!

 

 ※書く場所がないのでこちらに、長くなりますのでご注意を。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

○「カサブランカ沖海戦」

 

・ステージ「カサブランカ沖」

・難易度「乙」

・基地航空隊×3

・ギミックあり

 

 

 

 大規模上陸作戦「トーチ」の総仕上げ、要衝カサブランカ攻略作戦を実施する! 戦艦を含む在泊艦隊を無力化せよ!

 

 

 

〇カサブランカ攻略艦隊(連合・水上打撃)

第一

・大和

・リシュリュー

・伊勢

・加賀

・アトランタ

・ザラ

 

第二

・夕張

・タシュケント

・大井

・霞

・秋雲

・雪風

 

 

 

 ──トーチ作戦は遂に佳境を迎える、カサブランカ周辺に蔓延る敵深海群を一掃するため艦隊は地固めをしつつ敵拠点を守る陸上型兼航空戦艦の「集積地棲姫Ⅲ」を撃破する。

 そしていよいよ敵主力を残すのみとなった、艦隊の切り札である大戦艦大和を主軸とした水上打撃連合艦隊がこれを討つため出撃する。道中量産された空母棲姫Ⅱ(くうさんに非ず)二隻による妨害があったが、基地航空隊の二部隊とアトランタの対空射撃により難を逃れる。

 様々な困難を乗り越えた先、陸地であるモロッコの商業港湾都市「カサブランカ」沖合が見えた──刹那、海中から一隻(ひとり)の少女が姿を見せた。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

  ──ボスマス到達…敵深海群、発見。

 

    未完成戦艦

 

 戦 艦 未 完 棲 姫

 

 

 

『ヨク来タワネェ……嬉シイワアァ……On n'a rien sans rien(対価ヲ払ワナイトネ)

 

 

 

 そこに居たのは全身が半透明の深海の姫だった、殆ど生まれたままの姿だが胴体は穴が開いたように暗闇が透けて見えており、腰回りは彼女自身から生えているであろう触手をスカートのように履きこなしていた。もう一つ特徴的な要素として彼女の頭の上に居る謎の軟体生物が、巨大な目玉をぎょろりと回し、ぶよぶよした体を揺らしながら、触手をウネウネと楽しそうに動かしている。

 

『Kyu・・・♪』

『私タチニ歯向カオウナンテ…オ馬鹿サァン。デモ私ハ嫌イジャナイワアァ? 貴女タチノ勇猛モ蛮勇モ…全テ私ヲ美シク魅セテクレル要素ダモノォ…ハハ、ハ』

 

 抑揚のない喋りと乾いた笑い、そして名状し難いその出立ち…果たして彼女はこの世のものとは思えないほどの異様さを放っていた。力づくの恐怖ではなく()()()()()()()()()であった。今までの姫には居ないタイプの強シャであることは明白だった。

 

「あの触手…クトゥルフか!?」

「司令官!?」

 

 ※SANチェックしましょう!

 

「しねぇよ作者ァ!!」

「(ミウスケ)ちょっと静かにしようか;」

「アッハイ」

 

 戦艦未完棲姫の見開いた目が艦隊を捉える中、旗艦大和の隣のリシュリューが前に進み出ると、戦艦未完棲姫に語りかける。

 

「貴女が美しいことにケチをつけるつもりはないわ、だって…その美しさは貴女があの戦いで碌に活躍出来なかった証拠だもの、違う?」

『…ッ、ナ、ニ……?』

「まぁ私もヒトのこと言えないけど? あの戦いの動乱に私たちの祖国は巻き込まれたようなモノだから、捕虜同然の私たちが何も出来ないのは自明の理だわ。

 でも、だからこそ。これだけは言っておくわ! ()()()()()()()()()なのよ! 私は出会ったの…こんな私を「頑張った」と激励してくれた人に、この人のためならまだ頑張れると思わせてくれる…そんな気持ちが湧き上がったの。貴女もそれを待ち望んでいるのでしょう? だったら…そんな深海(ところ)で腐ってないで早くこっちに来なさい! やり直すのよ…私たちの艦生を!!」

 

 リシュリューの渾身の思いを込めた言葉、それに対して戦艦未完棲姫は大きな眼で確りとリシュリューを見つめながら返した。

 

『──ヤリ直シテ、何カ変ワルノ? 貴女ノコト知ラナイケド…頭ノ中ニ浮カンダ言葉ガ邪魔ダカラ、返スケド…アノ時ノコトハモウ取リ返シハツカナイワァ、私タチガ無様ニ時代ニ翻弄サレタ事実モ……ソコニ、私ノ居場所ハモウ無イトイウコトモ、変ワラナイ。ナラ…ソンナ海上(トコロ)で惨メナコトヲヤルヨリ、此処デ思イノママ暴レタ方ガ良イニ決マッテルワアァ。ダカラ──私ハ深海(ココ)ガ良イ…ッ!』

「っ! 貴女…!」

On n'a qu'une vie(生ハ一度ダケダモノ). ダカラ此処デ……ッ! 沈メテアゲルッ!!』

 

 戦艦未完棲姫が宣戦布告を言い放つと、海中から深海群の有象無象が姿を見せる。深海連合欧州主力艦隊──その第二艦隊から主砲の一斉射撃が撃ち放たれた。

 

「…っ!」

「(加賀)前に出過ぎや阿呆、しゃあないわ…艦載機隊発艦、リシュリューを援護しぃや!」

 

 加賀が放った一矢は航空打撃隊となり、敵深海第二艦隊に迫る。爆弾の雨が降り注がれようとしたその時──想定外の事態が起こった。

 

 ──ズウウゥゥウン!

 

 爆破の嵐は確かに起こった──但し「加賀の頭上から」もそれは放たれた、敵第二艦隊にダメージは与えたものの加賀は大破にまで追い込まれた。

 

「…っ!」

「カガッ!? …っ、一体誰が!?」

 

 リシュリューが辺りを見回すと、遠目に波に揺られるヒト影があった。そこには──先ほどまで戦っていたe5-4ボス「試作空母姫」の姿が見受けられた。

 

『…甘ク見ナイデト、言ッタ筈デス…ッ!』

『(戦艦未完棲姫)フンッ、余計ナコトヲ…私ノ見セ場ヲ汚スナンテ許サレナイワァ?』

『(試作空母姫)スミマセン、デスガ…コウシナケレバナラナイ気ガシマシタ。ワタクシガ貴女ヘ…"贖罪"スルナラ今ダト悟リマシタ。貴女ニハ何カ…悪イコトヲシテシマッタヨウナ気ガシテ』

『(戦艦未完棲姫)フゥン? マァ良イワァ、ソコマデ言ウナラ力添エグライ手伝ワセテアゲルワァ。但シ主役ハアクマデ私ヨォ、D’accord?』

「I understood . ワタクシハ貴女ヲ援護スルダケデス』

 

 それだけ互いに伝え合うと、彼女たちの周りから海中に潜んだ敵第一艦隊が現れた。

 旗艦戦艦未完棲姫、随伴試作空母姫、船渠棲姫、港湾夏姫、飛行場姫、砲台小鬼一体。六隻中五隻が姫クラスという中々の難易度が艦隊の前に立ち塞がる、これをどう攻略していくのか──斯くして戦いの火蓋は切られた。

 

 ──敵艦発見、攻撃開始!

 

 空の彼方より基地航空隊の援護爆撃が降り放たれる、しかし…全3部隊中2部隊をボス手前マス(空母棲姫Ⅱ×2)の対処に割いてしまっているため、「爆装一式戦 隼III型改(65戦隊)」を中心とした航空隊による敵の駆逐艦処理に留まった。

 敵第二のナ級一隻、ハ級一隻、そして第一砲台小鬼を一隻轟沈せしめる。これだけやれれば上出来の範疇だ。

 続いて制空フェイズ──は、先ほど加賀の放った艦載機隊が既に敵深海艦載機隊と熾烈な空戦を繰り広げていた。ザラたちの二式水戦部隊も加勢し次第にこちら側が優勢になる──と思われたが、敵の牙城を崩すことは叶わず「拮抗」判定に落ち着いた。

 こうなれば水上艦の火力が頼りになる、先ずは決戦支援艦隊による砲撃支援に移る。艦隊旗艦武蔵とゲスト出撃の小次郎──沖田と共に宮河作「人用艤装レッグス」を着用済──が並び立つ。

 

「(小次郎)ほぅ、此方の武蔵は逞しい偉丈()であったか。面白きことよ」

 

「(武蔵)厳密にはその武蔵ではないがな、まぁ良い。宜しく頼むぞ小次郎殿?」

 

「(提督)…おい、武蔵と小次郎ち」

「(ミウスケ)宿毛泊地だから何か意味ある並び?」

「(吹雪)えっ。…い、いやまさかシリアス中だし?」

 

 ※そのまさかです。(ギャグ入ります)

 

『(試作空母姫)堂々ト前ニ出ルナンテ…何ナンデスカ、貴方タチハ!?』

 

 

 ※妄想BGM:なんだかんだと聞かれたら…(アニメポ〇モン)

 

 

「(武蔵)何だかんだと聞かれたら!」

 

「(小次郎)答えてあげるが世の情け!」

 

「(吹雪)待てやああああああああっ!!?」

 

「(武蔵)世界の破壊を防ぐため!」

「(小次郎)世界の平和を守るため!」

「(武蔵)愛と真実の正義貫く!」

「(小次郎)ラブリーチャーミーな守り役!」

 

「武蔵!」

 

「小次郎っ!!」

 

「(提督)www くっそ…っ! www」

「(ミウスケ)これがやりたいだけでしょ! (笑)」

 

「(武蔵)大海を征く艦隊と艦娘たちには!」

「(小次郎)ホワイトシャイン、白い朝日が待ってるぜ!」

 

「(霞)…えっ! 私が!? わ、分かったわよ。…に、にゃーんてにゃあ? ///」

 

「(秋雲)ソぉ~~~ぉなんすぅっ!!!」

 

「(吹雪)・・・満足しましたか?」

 

 ※はい、関係者の皆さま大変申し訳ありませんでした。

 

「(吹雪)だから今シリアスだって言ってんでしょうが! いい加減にして下さい!! ###」

「(提督)でもよぉ、FGOもシリアスブレイクしゆうがやきこんぐらいえいやろ!」

「(吹雪)司令官は黙ってください!!」

「(リシュリュー)…っふふ、仕方ないヒトたちね? でもお陰で肩の力が抜けたわ、Merci!」

 

 ひと悶着あったが支援艦隊は敵第二軽巡二隻を、夕張と大井は先制雷撃で残りの敵駆逐を轟沈させる。敵第二の脅威を鎮圧した今第一の姫たちとラストダンスを繰り広げるに至った。

 次に大和とリシュリューの合同連続砲撃、通称「大和タッチ」が敵の分厚い壁に風穴を開ける。

 

「(大和)行きましょうリシュリューさん、妹さんを…取り戻すために!」

「(リシュリュー)Oui! 行くわよ…ど・き・な・さ・いっ!!」

 

 ──ズドンッ! ズドンッ!! ズドドォンッ!!

 

 二隻(ふたり)の正確無比かつ剛力無双の砲撃は、文字通り敵に致命傷を与えていく。結果──港湾夏姫戦闘不能、船渠棲姫大破、戦艦未完棲姫小破、敵旗艦にあと一撃与えれば中破に追い込むことが可能、勢い付いた敵を追い詰めることに成功する。

 

『(港湾夏姫)ヤ、ヤラレター。…皆、頑張ッテネ! (ボソッ)』

『(戦艦未完棲姫)…ッ、私ノ服ガ…汚レテシマッタワァ。貴女味方ナンデショォ? 何トカシテヨ…ネエェ?』

『(試作空母姫)…ッ! 艦載機発艦! 敵ヲ葬リ去ルノデス!!』

 

 負けじと試作空母姫から深海艦載機第二陣が発艦する、標的は──第一旗艦大和。

 

「(大和)…っ!?」

「(リシュリュー)ヤマト!」

「(沖田さん)小次郎さん、お願いします!」

「(小次郎)応とも、元より茶番で終わるつもりはないのでな!」

 

 そう言い放つや小次郎は再び前に出て、背負う刀を引き抜いては「構える」。静かに呼吸を整えて精神を研ぎ澄ませる、そして──振り抜いた。

 

「(小次郎)秘剣──"燕返し"」

 

 音も無く繰り出された斬撃は、宙より押し寄せる深海艦載機群を確実に捉える。一振りであるはずの斬撃は空間に「三つ」の軌跡を描きながら、深海艦載機群全てを真っ二つに断ち爆散させた…!

 

『(試作空母姫)ナッ!? ヤリマスネ…ッ!』

「(アトランタ)Wow…一振りで全部撃墜しちゃうなんてニンゲン業じゃないよ。対空艦のアタシの面目丸潰れじゃん?」

「(小次郎)あっはっは! なぁに…生前から飛び回るモノを斬ることは得意なのでな?」

 

 佐々木小次郎の名は伊達ではなかった、小次郎の鮮やかな剣技に試作空母姫は驚きを隠せず素直に実力を認める、対して戦艦未完棲姫は…ふつふつと煮え滾る憤りを顔に表して歪める。

 

『(戦艦未完棲姫)コノ程度デ……劣勢ヲ覆シタトデモ? 愚カモノメッ! Impossible n'est pas français(私ニ不可能ナンテナイノヨ)!!』

 

 怒り心頭に発した戦艦未完棲姫が右手を上げる、すると──水面を盛り上げながら海中から大きな何かが現れる。それは巨大な「蛸型深海艤装」だった。

 

『Kyrrrrrrrrrr…!!』

『(戦艦未完棲姫) Feu! 撃チ砕ケッ!!』

 

 ──ズドドドドドドドドドォッ!!

 

「(大和)きゃぁ!? そんな見境無く撃つとは…皆さん、一旦距離を取りましょう!」

「(沖田さん)うわぁ、無茶苦茶しますねぇ? それに…なんか敵にも当ててません? 砲撃」

 

 巨大蛸型深海艤装に備え付けられた砲塔から、四方八方に撃ち尽くされる砲撃、敵味方問わず乱れ撃たれるそれは双方にダメージを与えていき…終いには流れ弾に当たった船渠棲姫が大破状態から「轟沈」判定となり沈んだ。

 

『(船渠棲姫)モウ…駄目ダ……コンナコト…デ…ッ』

『(試作空母姫)ッ! 今スグ砲撃ヲ中止シテ下サイ! コノママデハ…ッ』

『(戦艦未完棲姫)向コウノ戦力ヲ削ラナイトドノ道勝テナイワ、ソレニ…引キ立テ役ガドウナロウト私ニハ関係ナイッ! アハハ…サァ散リナサイ、美シクネェ!!』

 

 戦況に焦ったのか、戦艦未完棲姫は先ほどの余裕は無くなり勝利への渇望に表情は険しくなっていった。そんな彼女の砲乱撃は艦娘たちにもダメージを与えていた。

 

「(大和)伊勢さん大破、アトランタさん中破…第二も霞に雪風が中大破か。加賀さんの先ほどの大破を入れたら…被害は甚大ですか、敵の力も中々ですね? あと少しなのですが…っ!」

 

 このままでは本当に壊滅も有り得る、この窮地を脱する方法はあるか…?

 

「(沖田さん)…大和さん、敵の注意を逸らせますか?」

「(大和)っ! 何か作戦が?」

「(沖田さん)作戦じゃないんですけど…こんなのはどうです?」

 

 沖田は大和の耳に口を近づけ、ヒソヒソと自身の考えを伝える。

 

「(大和)心苦しいですが、今はそれしかありませんね? ですが…やれますか?」

「(沖田さん)ええ、この沖田総司…凡ゆる死線を潜り抜けた身、支援で来たのに見せ場無しは土方さんに何と言われるか分かりませんので? 何なりと御命令を」

「(大和)…ではこうしましょう」

 

 大和は沖田の考えにある要素を付け加えるよう助言する、沖田は目をギラリと光らせてほくそ笑む。

 

「(沖田さん)良いですね、それ。では出番になるまで私は待機していますね」

「(大和)お願いします。…各艦に通達、余力のある艦は被害艦の保護を、これ以上の損害を出さずに現状を死守して下さい! 特に第二艦隊は警戒を怠りなく願います、夜戦で決着をつけます!」

 

 通信を通しての大和の号令に、各艦から了解の言葉が飛び交う。大和と沖田の行動は戦場をどう転ばせていくのか…?

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ──我、夜戦ニ突入ス!

 

 舞台は静寂の満ちる夜の海に変わる、敵艦は先ほどの旗艦の乱心によって三隻となった。戦艦未完棲姫、試作空母姫、飛行場姫…内戦艦未完棲姫は小破、このまま順当に行けば随伴二隻によって旗艦撃破を阻まれてしまうことが予測されるが…?

 

『(戦艦未完棲姫)シッカリ守リナサァイ? 私ガ華麗ニ敵ヲ屠ッテミセルカラァ』

『(試作空母姫)…イエ、コノママ行ケバ全滅ハ免レマセン。一旦撤退スルコトヲ具申シマス、ワタクシタチノ目的ハ敵ノ殲滅デハナクコノ海ヲ…ッ!』

『(戦艦未完棲姫)言ッタハズヨ、少シデモ向コウノ戦力ヲ削ラナイト勝テナイト。ソレニ…私タチハモウ「沈ンデイル」ノヨ? 今更何ヲ守ルトイウノ、「支配スル」ノ間違イデショォ? 本当ニオ馬鹿サァン…()()()()()()()()()()()、誰モカレモ…』

『(試作空母姫)ッ、ソレハ──…? アレハ…ッ!』

 

 口論の火蓋が開こうとした最中、試作空母姫はふと見上げた夜空に浮かぶ複数の影を見つける。そこには──星のマークが描かれた艦載機群が在った。

 

『(試作空母姫)敵第二ニ空母ハ居ナカッタ筈、マサカ…敵ノ増援!?』

 

 試作空母姫の言うところの敵増援とは、こちらの「友軍艦隊」に値する。アメリカ艦で構成された夜間機動部隊が艦隊の勝利に貢献するため夜闇の空から爆弾の雨を降らす。

 

 

 ──ドゴオオオォォオオン……ッ!

 

 

『(飛行場姫)ギャアアアア……ッ!?』

 

 夜間空襲の犠牲となった飛行場姫は悲鳴を上げるとそのまま海中に没した、至る所に撃ち立てられる水柱に逃げ場の無くなる姫二隻(ふたり)。

 

『(戦艦未完棲姫)ッチ! ドウシテコウ上手ク行カナイノ、私ガ”未完成”ダカラァ? フザケナイデッ!!』

『(試作空母姫)クッ、身動キガ…ッ!?』

 

 試作空母姫が辺りを警戒して見回す、そして戦艦未完棲姫の方を見遣った瞬間…背筋が凍った。

 

 ──戦艦未完棲姫の後方、背後の水柱に得物を構えて突っ込んで来る()()が映っていた。

 

『(試作空母姫)危ナイッ!』

 

 咄嗟の判断だったろう、試作空母姫は戦艦未完棲姫を横方向に押し込むと凶刃からその身を庇った。宙には試作空母姫の被っていた白い帽子がバラバラに斬り裂かれた光景が残っていた。

 

 

「──浅い」

 

 

 水柱から出て来た人物は、刀を構えて次の攻撃態勢を整えている「沖田総司」だった。しかし普段の軽い態度から様変わりし無表情の、見た目が高機動重視軽装の「戦闘モード」になっていた。

 

『(試作空母姫)不意打チダナンテ…ッ! ソレガ貴女ノ正義ノナノデスカ!? コンナ卑怯ナヤリ方デ勝ッテ何ニナルトイウノデスカ?!』

「(沖田さん)正義? そんなもの此処には最初から在りませんよ、貴女もそれはご承知の筈。 ()()()()()()()()()。私は──ただ只管に障害を”斬る”のみ」

 

 沖田から発せられる冷たい殺意が試作空母姫を射貫(いぬ)く、これこそヒトのイノチを悉く屠って来た者の眼光であった。かつて自分たちの駆け抜けた戦場でもこんな殺意を秘めた兵士たちは()()()と居た、理解している…甘く見ていたのは自分の方であったと。

 

『(試作空母姫)ソレデモ…ワタクシハ…ッ!』

「(沖田さん)…覚悟っ!」

 

 沖田は水面を蹴ると敵に向かって駆け出した、足場は常に揺らめいているものの足を取られることなく進み勢いよく近づいていく。狙うは当然大将首…戦艦未完棲姫は何が起こっているのかという風に固まって動けないでいた。

 

『(試作空母姫)…ッ! ァアアアアア!!』

 

 試作空母姫は再び戦艦未完棲姫の前に庇うように立つと、深海艦載機を沖田に差し向ける。沖田は怯むことなくそのまま敵機に突っ込んで行く。

 

「(沖田さん)疾(はや)く、鋭く、我が剣にて敵を穿つ──」

 

 まるで自身に暗示をかけるように呟く、その言葉通り──沖田は敵艦載機群を()()()()()と、試作空母姫の目前へ瞬間移動する。そして鋭い飛び上がり様に構えた刀で必殺の連撃を突き立てた。

 

「(沖田さん)──取った。無明…三段突き!!」

 

 沖田は自身の奥義たる神速の三連突き──「宝具・無明三段突き」で試作空母姫を貫いた、空間に浮かぶ三つの刀の軌跡が重なり灰色の身体を突き抜けると、試作空母姫は声を上げる暇もなくその場に斃れ伏した。

 

『(戦艦未完棲姫)ッ! 貴女…ドウシテ?』

『(試作空母姫)…ワタクシハ、生前ハ空母トシテ使命ヲ全ウシマシタ。決シテ性能ガ良カッタ訳デハナカッタノニ、デス。貴女ハ…フランス最強ノ戦艦ノ妹トシテ存在スル筈ダッタ、ソノ機会ヲ奪ッタノハ…ワタクシデス。

 モシ立場ガ逆ダッタラト思ウト…居テモ立ッテモイラレナカッタ、ソレハ妄想ナドデハナク十分有リ得ルコトデシタ。時代ガ求メテナケレバワタクシハ廃棄処分ニナルコトダッタデショウ…貴女ヘノ罪滅ボシニナラナイト理解シテイマシタガ、ソレデモ貴女ガ…貴女ノ課セラレタ使命ヲ遂行スルナラ、ワタクシハソレヲ守リタイノデス…モウ沈ンデイマス、ケドネ?』

 

 試作空母姫は海面に身を預けながら力なく笑みを浮かべた、罪悪感と彼女のココロ優しさが戦艦未完棲姫を守る意味だと告げると、戦艦未完棲姫は信じられない様相で試作空母姫を見つめていた。

 

『(試作空母姫)アァ…羨マシイデスネ、ワタクシガ居ナクトモ貴女ニハ手ヲ差シ伸ベテクレルヒトガ居ル。ワタクシモ…モシ、モう一度、転生ガ叶うなラ──また、皆さんと、共に──海を』

 

 ──ピシッ。

 

 その言葉が辞世の句となった、試作空母姫は身体が朽ち果てると同時に海底へと身を消していった。

 沖田は少し虚しそうな、それでいて「こんなものか」と言いたげな真顔で一部始終を見守り終えると、チラと海上奥の友軍艦隊を見遣った。

 艦載機の照明に照らされたその艦隊はアメリカ空母「イントレピッド」旗艦の機動部隊、イントレピッドは此方へ片手を上げては大きく振って挨拶した。その隣には「見慣れない金髪の淑女」が両手を腹部に添えてはゆっくりと頭を深く下げていた。

 

「(沖田さん)大和さんの言ったとおりですね、彼女たちの作り出してくれた水の隠れ蓑は大変役立ちました」

 

 そう言って沖田は手を振り返して答えた、アメリカ友軍機動部隊は任務を終えると早々にその場を立ち去っていった。

 

「(沖田さん)──さて?」

 

 沖田は視線を戦艦未完棲姫に移すと、冷ややかな目つきで彼女を捉える、それは獲物に飛び掛かる前の獣のような静かで苛烈なものだった。戦艦未完棲姫は自身が「獲物」となったことを悟ると身震いした。

 

「(沖田さん)本当は第二艦隊がトドメを刺す予定なのですが…もう貴女を守るモノは誰も居ない、貴女の敗北は決まった…なら、()()()()()()()()()()()()()? 貴女も姉の下に帰りたくはないようですし。首を刎ねればそれで終いです…深海棲艦がその程度で大人しくなるかは知りませんが?」

『(戦艦未完棲姫)…ッ』

 

 沖田は冷徹に宣告するや、戦艦未完棲姫の前に立ち両手で刀を持ち上げては執行人のように罪人の首に狙いを定める。

 戦艦未完棲姫は恐れていた、自分も尋常ではない力を有しているのに、この女はそれすらいとも容易く振り払いそうで…絶対に「殺す」という沖田の黒い意志は戦艦未完棲姫から戦意を奪っていた。

 

『(戦艦未完棲姫)…私、マタ…何モ出来ナイママ、沈ムノネ? …ッフフ、結局コウナルンダ。誰カ……助ケテ、助ケテヨ──()()()

 

 戦艦未完棲姫が首を下に俯け懺悔のような言葉を溢すと、それを合図に沖田を刀を素早く振り下ろそうとする。

 

「──止めなさいっ!」

 

 夜の空間に制止の声が響き渡る、戦艦未完棲姫の前に立ち両手を広げて彼女を庇うように壁となったのは──リシュリューだった。

 

「(リシュリュー)これ以上はもういいわ! 勝負は決したのにここまですることはないわ!」

「(沖田さん)良いんですか? その娘は貴女の言葉を突き返し、貴女の仲間を傷つけ、挙句自分の味方を犠牲に勝利を掴もうとした。最早外道です…彼女をこれ以上庇う理由が貴女におありですか?」

 

 確かに沖田の言うことは正論だった、悪は正される運命…そうやって自分たちも戦ってきたのだから。だが──庇う理由はある。

 

「(リシュリュー)彼女は確かに私を姉さんと言った、妹がどんなに罪を重ねようと…守ってあげるのが姉の務めでしょう?」

 

 リシュリューがニッと口角を上げて不敵に言って退けると、沖田は──納得した様子で刀を鞘に納めた。

 

「(沖田さん)…だそうですが、妹さんはこれからどうするんですか? まさかここまで言われて、自分はもう沈んだ〜だの過去は変えられない〜だの屁理屈捏ねますか?」

『(戦艦未完棲姫)ッ! 貴女…マサカ私ノ本音ヲ聞キ出スタメ? アレガワザトナノ?!』

「(沖田さん)さぁ? ご想像にお任せしますよ。まぁ…何です、貴女の気持ちは分からなくも無いんですよ、私も生前はもっと活躍出来た筈なのに、晩年は病床に伏せっきりでしたから。私自身の病気(うんめい)のおかげでね!

 でも…それを払拭させて頂けるような奇跡が今の私に起こっているんです。こんな私をまだ必要としてくれる人がいる、それって…道具冥利に尽きるじゃないですか。貴女も…そう思うでしょう?」

 

 沖田が彼女なりの説得で戦艦未完棲姫のココロを揺り動かす、あまりにも事態が急転したので頭が働かないが、言っていることは理解出来る…しかし簡単に肯定出来ないのか顔を俯ける戦艦未完棲姫、そんな彼女へリシュリューが呼びかけた。

 

「(リシュリュー)私は今艦娘として働いているの、貴女もきっと気にいるわ…艦娘としての自分と、それを受け入れてくれるお方… Mon amiralを」

 

 リシュリューが振り返り自前の通信機を戦艦未完棲姫に近づける、すると提督が語りかけて来る。

 

「(提督)おぅ、オレは田舎の提督やきそこまで出撃することもないけんど、それでも良かったらこっち来ぃや。いつでも待ちゆうきよ」

『(戦艦未完棲姫)ッ! …貴女、私ヲ…本当に?』

「(提督)そうよぉ、リシュには「世話」になりゆうきにゃあ、その妹なら大歓迎よぉ!」

『(戦艦未完棲姫)ソウ…モう、意地ヲ張ラないデ良イノカしら。ナら…私は──』

 

 

 ──Bonjour, Mon amiral …っ!

 

 

 ──ピシッ!

 

 

 戦艦未完棲姫の顔に亀裂が走ると、そのまま体が崩れていく。斯くして…カサブランカ沖海戦は幕を閉じるのだった。

 

「(沖田さん)これで終わりですね、お疲れさまでした皆さん…おや?」

 

 沖田は自らの身体を見回すと、黄金色の光が全身を包んでいることが見て取れた。そしてそれは彼女へ歩み寄る小次郎も同じくであった。

 

「(小次郎)やれやれ、仏蘭西を救ったと思えばそこに縁あるモノをまたも救うとは…あっはっは! どうやら私は余程この地に好かれていると見える」

「(沖田さん)小次郎さん…この金色オーラに動じもしないなんて、流石フランスの英雄。まぁ私もこれと同じ状況になったことがあるので大体察してますが?」

「(小次郎)うむ、異変を正した後は速やかに退席するが定石よ。「立つ鳥跡を濁さず」と言うだろう? 英霊が座へ還るのと似たようなものだろう」

「(沖田さん)ですね? 名残惜しいですが…これで幕引きと致しましょう。皆さん、ありがとうございました。とても楽しいコラボでした!」

「(小次郎)此度は正に一期一会の祭りであった。我らに出来ることは少なかれど、縁あらばまたいつでも馳せ参じようぞ!」

「(提督)おぅ、またいつでも来ぃや!」

「(吹雪)また会いましょう、お元気で!」

「(ミウスケ)じゃあね!」

「(リシュリュー)ありがとう…貴方たちの助力を私は決して忘れないわ!」

 

 提督たちと別れの言葉を済ませると、海に立つ剣士二人は月光に照らされながら光の中へ消えていった…沖田はまるで桜が咲いたような桃色の頬で、満足げに笑っていた──

 

「(提督)…よっしゃ、これで終わりやんな! …後半沖田さん無双やった気ぃするけんど?」

「(吹雪)まぁ…沖田さんですし?」

「(提督)ははっ、やんな? 皆ぁお疲れさん、早よう戻って来ぃや、新しい仲間も待ちゆうやろうきよ!」

「(リシュリュー) Oui! 早くあの娘に会いたいわ…帰りましょう! 私たちの泊地に!!」

 

 提督の指示にリシュリューたちは帰り支度をし始める、どんなに遠く離れていても帰りたくなる第二の故郷を目指して。

 

 ──2022夏&初秋イベント、これにて閉幕。

 




○宿毛泊地ショート劇場

提督「お疲れさん!」

吹雪「お疲れさまでした!」

ミウスケ「いやぁ沖田さん最強でしたね?」

 艦娘のお株奪って切った張ったの大立ち回りですものねぇ、本人のキャラクターでもありますし仕方ない部分もありますが?

吹雪「それは置いておくとして…どうでした、今回のイベント」

提督「まぁまぁやった」

ミウスケ「微妙な感じ?」

提督「いや? 最後のe6も乙やったけんど結構苦労してにゃあ、Wくうさんマスでヤベーぐらいストップ掛けられてよぉ。あのままやったら丙にしよったかも分からん」

吹雪「確か、丁度「応急修理要員」を詰め込んだ加賀さんだけ大破になって、それで進軍したら一発でラストダンスを突破した…でしたっけ?」

提督「ほうやにゃあ、加賀さん居らんかったらマジで詰みよったぞ、感謝カンシャや! まぁそんな感じで程よう手応えのある難易度やったわ」

 今回の敵は「道中マス」に居たということですね? 逆に言えば道中さえ突破すればどうとでもなるので総じて難易度イージーなのでしょうか?

提督「大方はそうながやないやろか? おかげさんで最後まで楽しませてもらったわ!」

吹雪「司令官も最終海域を乙で突破出来るようになりましたか…これなら何れは甲勲章も!」

ミウスケ「アキラ☆メロン」

吹雪「ですよねー…あはは、じ、冗談はさておき新艦紹介に行きましょう!」

 はい、では通して行きましょうか? 順番にどうぞ!


夏雲「あ、はい…朝潮型駆逐艦、7番艦、夏雲です。どうぞぉ…よろしくお願いします」

シロッコ「Buongiorno~、シロッコだよぉ。そぉ、マエストラーレ級駆逐艦の末っ子です。よろしくちゃ~お・・・zzz」

ラングレー「おい寝るな紹介中に! 全くさっきからノロいご挨拶だ、すっぱりとした手本見せちゃる…Meはインディペンデンス級航空母艦、ラングレーだ! よろしくなっ!」

レンジャー「あまり虐めてはいけませんよラングレー? …わたくしはUSS CV4 レンジャーです。アメリカ海軍で最初から航空母艦として設計された、初の純然たる正規空母です。宜しくお願い致します」

ジャン・バール「Bonjour? Enchantée. 私がリシュリューの妹、ジャン・バール! Mon amiral, よろしく…ね?」


 あら、新艦結構取れてませんね? マサさんとかブルさんとかウックル! ちゃんとか居ましたよね?

提督「時間が取れんかった、攻略完了がイベント終了二日前やったきよ?」

 ※仕事じゃなくて私事でね? シェフィールド欲しかった・・・;;

吹雪「作者には公私ともに忙しくなる呪いでも掛かっているんですか…;」

ミウスケ「ご自愛してね?」

 ※はい…ありがとうございます。

提督「次はケッコン艦報告や、といってもヒトリながやけんど…今回のオレ的MVPの加賀さんにお願いするわ! ホンマにありがとうにゃあ!」

加賀「まぁ貰えるモンはもらうわ、アンタと夫婦やなんて冗談キツいけんど…カッコカリ、やきそこはえいわ。…ッフ、おおきに」

提督「おう! これからも宜しくにゃあ! …さって、何だかんだやりよったけんど…これでコラボも終わりかよ?」

宮河「いやいや冗談! 短編コラボは終わったかもだけど、まだ七君とか艦すととかのコラボ残ってるじゃん! まだまだこれからでっせ~おーーっほっほっほ!!」

???「そこまでです!」

宮河「ぬっ何ヤツ…って、谷部ちゃん!? 何故に宿毛泊地に!!?」

谷部「もちろん宮河さんを連れ戻すためです! 観念して運営鎮守府へ戻ってください! 一年も不在だったから溜まってる仕事があるんです、戻ってもらわないと困ります」

宮河「にゃにぃ!? 私にここの田舎スローライフを捨てろっての?! ほら…在宅勤務ってことで何とかならない?」

谷部「何言ってるんですか、現場責任者が後続に何の説明も無しに出てるんですよ? 小西さんに芝生(しばお)さんが頑張って繋いでくれてましたが、貴方に出てもらわないと本当に保てなくなり始めてるんです」

宮河「うえぇ…コ〇〇の影響が無くなり始めたせいで忙しくなったのかな? ね、ねぇ提督君…皆ぁ…私が居ないと寂しいよねぇ?」

提督「ん~~~・・・全然!」

吹雪「仕事を放棄しないで下さい、深海群に襲われても言い訳出来ませんよ!?」

ミウスケ「仕方ないね☆」

 ※お前も社畜に逆戻りじゃあ・・・へっへっへ。

宮河「いやぁ~~~~~~っ!? 作者の言葉が一番聞きたくなかったーーーっ!!? …で、でも! この「次元境界」が曖昧になっている状況を何とかしないとだよね! 一番歪みが酷いこの高知の土地で研究した方がね」


谷部「あぁ、あれなら()()()()()()()よ。二度と歪みが出ないようにガッチリと」


宮河「・・・へぇ??」

提督「そんなん出来るんかや、それ?」

谷部「はい、境界の解析に時間が掛かりましたが何とか。ドローンで貴方がたが沖田さんたちに別れを言った頃合いを見計らって境界の歪みを正しました、余計なことをしない限りもう歪みが再発することはないでしょう。仮にまた歪みが発生してもこちらで対処させて頂きますけど」

宮河「な…なんちゅうことをしとんだーーーっ!!?」

谷部「それはこちらのセリフです、さぁ…もう行きますよ。息抜きになると思って一年放って置いた私の身になって下さい、全く貴女という人は…」

 谷部さん、宮河さんの首根っこ引っ掴んで無理やり連れて行ってますね? どうします?

提督「ええんやない? 今までありがとうにゃあ宮河さん! 向こうでも元気でにゃあ」

吹雪「ほんっとトラブルメーカーなので、仕事場に張り付けておいて下さいね!」

ミウスケ「バーイバーイ」

宮河「うおおおお、私は諦めないわよぉ。いつか宿毛泊地を…他作品キャラも気軽に行き交う更なるカオスフィールドにして見せるわぁー…わぁー……わぁー………っ!」

 宮河さん、谷部さんと共に退出しました。…本当に嵐のような人でしたねぇ、何だかんだ楽しかったですけど?

提督「ほうやにゃあ、んでもコラボはもうちょい期間空けてもえいがやないやろか?」

吹雪「ですね。艦これは艦これでやっていきましょう!」

ミウスケ「今日はこの辺りで終わる?」

提督「おぅ。んじゃあ皆ぁ、こっちのワガママに付き合うてくれてありがとうにゃあ、また今度イベント始まったら会おうにゃあ!」

吹雪「今年は秋刀魚イベやるのでしょうか? ちょっと楽しみかも・・・っは! じ、次回もお楽しみに!!」

ミウスケ「またね!」

 では皆さままたどこかでお会いしましょう!

 ※この下に真面目なコメントあり、暗い気分の方は見ずにこのままブラウザバックお願いします。










































・・・・・

 ──先日、艦隊これくしょんのイラストレーターの一人、草田草太先生の逝去が発表されました。

 お悔やみ申し上げます、今まで本当にありがとうございました。
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