ベイビーステップ ハルとナツ   作:ニャン吉

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第27話

side春樹

試合終了してなっちゃんというか受け付けで報告を終えるとエーちゃんがやって来て。

「春樹君に質問があるんだ。」

と俺の目を見て言ってきた。

「答えられるものなら答えるよ。」

と言うと何かを決心してエーちゃんは聞いてくる。

「俺がテニスを始める時に春樹君達のテニスを趣味だと言った。今思うと凄い馬鹿なことを聞いたと思う。だけど・・・だからこそとさもう1度聴きたい。

春樹君のそのプロとしてやっていこうという気はどこから来るの?」

と聞いてきた。

それを聞いて俺はエーちゃんは根本的に馬鹿でアルト思った。

多分、この気持ちは俺が説明した所でエーちゃんには理解出来無い。

だからこそ一言。

 

「今度の日本でやるプロの大会に俺が出ることは2年になってすぐに言ったから知ってるな。」

と言うとエーちゃんはうなずいて

「うん。」

と答える。

「その試合を見てからでとこれからの練習内容は中からでも答えは時分で見つけるしかないと思うぜ。俺となっちゃん。プロを目指すという目標は同じでも理由は少し違うからな。」

と俺はエーちゃんに伝えた。

プロを目指す理由は人それぞれ。

同じ様な理由でてる目指す者はいてもその中身まで同じとは限らない。

 

と考えて去ろうとするとエーちゃんが

「もう1ついいかな?」

と聞いてきた。

「なんだ?」

「岩佐君の技術のやり方はわかる?」

と言われて何を言っているのかわからなかった。

俺からするとそこまですごいと思わせる気迫が無いから終始負けるかもという感じはしない。なぜそんな選手のことを?

「技術って何を言ってるんだ?」

と聞くとエーちゃんが

「ほらえーと・・・速い球を遅く返したり遅い球を早く返したり。」

と言われた。

はっきり思うと何を言ってるんだ?

と思った。

「あんなの技術じゃなくて基本だろ?」

「基本?」

「練習を思い出してみろ。」

「練習・・・・・・分からないけど。」

と言われておかしくなった。

「俺は簡単に言うとキャッチボールだよ。」

「それはテニスの練習じゃなよね?」

「だってエーちゃんが練習でわからないんだぜ。どう答えるよ。

一応感覚的にはラケットでキャッチボールだ。」

「ラケットでキャッチボール・・・?」

「多分岩佐さん、どれのことを言っているのかわかったから答えるとあれは未完成だ。真に力を発揮するのは同じフォームで全ての球種を打ち分けられるようになったらあれの完成だ。出来てないなら未完成。」

「同じフォームで全ての球種を打ち分けられるようになったらあれの完成。」

「そうだ。同じフォームで全てだ。」

「春樹君は出来るの?」

「出来るから言ってる。テニスってのは身体能力で勿論だし頭脳も勿論だけど[後の先]を取り続けてジャンケンの[後出し]をし続ければ負けないんだよ。」

と俺が言うとエーちゃんはノートを取り出して何かを書き出した。そしてら

「後の先って何!」

と聞いてきた。

「後の先ってのは要するに相手の動きを理解して変更出来ないところでこっちが変える感じだな。でも実際には無理だからジャンケンの後出しだな。」

と言うとエーちゃんはノートに書いていて

「ありがとう!」

そう言ってどこかへ行くのだった。

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