ベイビーステップ ハルとナツ   作:ニャン吉

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第29話

side春樹

表彰式を終えてコーチの元に集まるとエーちゃんから

池爽児と言うワードが聞こえた。

それもそうだ。

大会は間近。

俺に送ったメールでも大会前に1度も 試合がしたいと言っていた。

と思っているとなっちゃんが

「ハルちゃん。」

「どうしたのなっちゃん。」

「そうちゃんが帰ってきたね。」

「そうだな。楽しみだ。」

 

となっちゃんと話しているとタクマがエーちゃん達の質問に答えていた。

「ATGオープンだろ。

世界の強豪が集まる日本で唯一の大会で春樹と爽児は華々しくデビューするんだよ。」

とタクマが説明していた。

他のメンバーも驚いていた。

 

その後、俺は全日本ジュニアにはプロの大会次第だとコーチに伝え。家になっちゃんを連れて帰る。

 

そして俺はしばらくSTCで一日を過ごす為に学校を休む事になったのだ。

 

sideなっちゃん

 

「ねえ鷹崎さん。」

「どうしたの佐々木さん」

「最近春樹君を見ないけどどうしたの?」

「来週のATGオープンっていう大会に出るんだよ。」

「ATG?」

と疑問を持たれた。

「簡単に言うと世界のプロの強豪の集まる大会だよ。そこにハルちゃんともう1人の幼馴染が出るんだ。」

と私が佐々木さんに伝えると

「私も見に行きたいけど行ける?」

と聞いてきた。

「いいけどどうして?」

と聞くと

どうも理由はエーちゃんの試合を見に行ってもわからないからわかるようになりたいのと興味を持ってきたからだそうだ。

 

今日のSTCでの練習はハルちゃんが1人でAコートを使って三浦コーチと朝から練習をしていた様だ。

私達が着いた時は休憩前の追い込み。やっていた。

エーちゃんもハルちゃんの練習を見て呆然としていた。

確か。

 

「ねぇエーちゃん。

来週のATGオープン行かない?」

「ATGオープン?」

「ハルちゃんとそうちゃんのデビュー戦だよ。」

「行く!行こう!!」

と反応を聞いて私はまたメールで伝えると言って練習に戻る。

 

 

side春樹

「どうしたハル!もうへばったか!」

と三浦コーチに言われる

「まだまだ!どんどんこいやー」

としんどいながら言うと三浦コーチは笑いながら前後左右に球出しを続ける。

それも10箱連続で。

これが終わったら俺の練習の1つで

コートに紐を均等に並べて100分割を作って咄嗟に三浦コーチの言う番号に打ち込むものだ。

 

こうして時間は過ぎていき体調を万全にしてATGオープン当日に最高の状態を持ってきた。

 

会場に着くと爽児がいた。

「久しぶり爽児。」

「そうだな春樹。」

とお互いに座った状態だ

「今日の試合。

俺と爽児を見になっちゃんは来るぞ。」

と俺が爽児に言うと爽児は

「なら、何がなんでも負けられないな。」

「そうだな。俺も負けられない。そして」

「「2回戦で春樹/爽児に勝つ。」」

とお互いの言葉が被る。

そして2人で拳を合わせて

爽児は試合へ

俺はルーティンをする為に外へ行くと

なっちゃんとエーちゃんに佐々木さんの3人がケバブを食べてるのを見つけた。

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