ベイビーステップ ハルとナツ   作:ニャン吉

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第30話

side春樹

3人に合流すると俺はケバブを1つで買って話していた。

どうも佐々木さんはテニスに興味を持ったようだ。

エーちゃんもノートにペンを持っている。

現状の実力ではノートもペンも書いたことも無駄になると思うけど。

そしてなっちゃんからは2人と少し離れた俺のルーティンをしようと思っていた場所で頬にキスを受けて

「ハルちゃん。頑張ってね。応援してる!」

と言われているのだった。

 

なっちゃんがいなくなってから俺は少しあの感触を思い出しながらも座禅を組んで瞑想に入っている

緊張をまずは最大限引き上げる。

この試合中に感じる事になる緊張を全て

全ての場面

雰囲気

点差

組み立て

全てをイメージする。

全て出て来たら

全てを消す。

 

そうしていると爽児が戻って来る。

「勝ったか?」

「勝ったぜ。後は春樹だな。」

と言われて

「俺は負けない。」

そう言ってコートに向かう。

 

コートに着いてアップのラリーを相手と繰り返す。

相手は順位だけなら俺より上。でも負ける気がしなかった。

 

試合を終えると結果は

2-1

6-0

7-5

6-0

という結果になった。

挨拶を終えて控え室に戻ると爽児が

「簡単そうに勝ちやがって!」

と言ってきた。

「簡単じゃねえよ!すげぇ疲れた。でもこれでお前と戦える。」

「そうだな。公式戦では中学以来だな。」

「そうだな。」

「それにしてもハルはすげえよ。」

「なんだよ突然。」

「だってよ。俺はプロになる為にフロリダに言ったのにナツの為に日本に残ったハルは順位も実力もオレより上だ。」

「僅かなさだよ。」

と爽児と話している時

 

sideなっちゃん

「凄かったな2人とも。」

「そうだね。鷹崎さん。」

「俺もそう思う。」

「私はハルちゃんとそうちゃんの試合も見に来るけどどうする?」

「私はもういいかな。でも試合の楽しみ方とかルールは教えてもらったからわかったよ。」

「俺は見に来る。同年代のトップの試合を見たい。」

こうして私とエーちゃんは次の試合を見に来る事が決まった。

 

side丸尾栄一郎

 

同年代2人の試合を見て思った。

テニスでプロを目指したいと。

多分親には反対されると思う。

けどそれでも目指すしたいと初めて思った。

これから色々と調べて父さん達に覚悟を話さないと。

 

そう思って俺は影山にパソコンを借りたりしてプロのなり方やその他色々を勉強した。

 

そして少しして2回戦。

またなっちゃんと試合を見に行くと壁には

 

若干17歳の2人

池爽児VS清水春樹

初戦はお互いにランキング50位台の選手を倒して2回戦に堂々登ってきた。

ここの日本の若き2つの才能が今!ここにぶつかる!

 

と書かれていてその下に勝つと思われる方にシールが貼ってある。

赤いシールが池爽児

青いシールが清水春樹

多分この2人の試合限定なんだろうけどここまでは注目されるのは凄いと思った。

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