ベイビーステップ ハルとナツ   作:ニャン吉

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第9話

side丸尾栄一郎

なんかサーブ?の練習相手になっている。

春樹くんとタクマさんのサーブは速すぎて怖いけど鷹崎さんのサーブは早くないのかな?

と考えていると

鷹崎さんが

「やっぱ構えてる人がいると緊張感が違うねっハルちゃん!タクマ。」

「「そうだな。あれで打ち返してくれれば完璧なんだがな。って真似するなよ!」」

「ハルちゃんとタクマがハモってる珍しい。

次行くよー!」

と言われた。

完璧に利用されてる

と思っていると春樹くんと鷹崎さんが近付いて来て春樹くんが

「打ち方教わったか?」

と聞いてきたので

「教わってないよ」と答えると鷹崎さんが

「グッと構えて

サッと引いて

スパーンだよ。

わかった?

リズムが大切だよ!」

と教えてくれるも曖昧で分からなかったが春樹くんが

「なっちゃんは感覚派だから説明が大雑把なんだよな。

いいか?エーちゃん。

打点・・・打つ所は腰の高さで左足よりちょっと前

これが基本でって1度俺がタクマのサーブを打ち返すから・・・エーちゃんは今、携帯持ってる?」

「待って」

そう言って俺はカバンに携帯を撮りに行くと

春樹くんが俺から携帯を取り何かを設定?している。

「今、カメラを設定したからスローモーションで取れる状態に。これで俺の打ち返す所を撮影してろ。」

と伝えてコートに春樹くんは入った。そして

「タクマーフォア側に軽めの奴を1球と全力1球頼めるか?」

「任せろ。」

とタクマさんが返事をして

鷹崎さんが

「エーちゃん。もうハルちゃんを取り始めて。うーん。少し後ろからの方がいいな。」

と言って鷹崎さんが俺を2人が見える位置に誘導。

「タクマー!いいよー!」

と鷹崎さんが伝えると

タクマさんがボールを上に投げて軽く・・・じゃなくて凄く速いのが飛んできた。

がそれを難なく春樹くんは打ち返す。

そして

「タクマー話が違うぞ。」

「すまん聞いてなかった。」

「あの任せろはなんだったんだよ。」

「気にするな。春樹なら打ち返せる。」

「当たり前なことを言うな。まぁいいや。エーちゃん。今のが速いサーブに対する対処法。次が遅いのが来るはず」

そう言って春樹くんはまた構えると鷹崎さんがまた、

「タクマー!今度は遅いのだからねー!」

と伝えるとさっきと同じようにまたボールを上に投げて今度は軽く打ってきた。

それをしっかりと打ち返してタクマさんの股下を玉が抜けて行く。

それを見て鷹崎さんが

「ハルちゃんなりの仕返しかー」

と言うとタクマさんが

「おい!春樹。舐めた真似してんじゃねえよ。」

とタクマさんが

それに対して春樹くんは

「余りにもタクマが無防備だったからな。ついつい狙っちまったよ。」

と一触即発状態に

なったかと思うとケロッとした顔で春樹くんはこっちに振り向いて

「エーちゃん。少しは参考になったか?」

と聞いてきて

「ハルちゃんはフォアハンドストロークのフォームは綺麗だからね。まぁ1球打ってみなよ。

タクマは危険だからハルちゃんお願い。」

「任せろ。」

と言ってタクマさんの所へ行き

「タクマ。邪魔」

と言ってどかして

「エーちゃん行くぞー」

隣の言って軽くサーブを打ってくれた。

春樹くんの打ち方は、と思い出しながら打ってみる。

すると綺麗に打ち返せた。

それを見て鷹崎さんと春樹くんが拍手してくれて

「今のいい感じだよ!!」

と鷹崎さんが

「悪くねえな。初めてにしてわな。」

と春樹くんが言ってくれて2人が感動している俺に

「「これがフォアハンドストロークだ。/だよ。」」

と教えてくれた。途端にタクマさんがネットの所まで来て

「おい。

もういいだろ。

ココはAコートなんだよ。」

と言われて

コーチに何してるのと言われて

礼を言って謝罪を言って通路へ走って言ったのだった。

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