享年99歳。だが、契約したサーヴァントが異変に気づきマスターの元に向かって行った。
契約というわずかな縁を辿って。
「という訳で、ワシの世界で踏み台として生きろ」
「お前は何言ってるんだ?」
気がついたら真っ白な所で、長くて白い髭を生やして、白いローブを着て、木の杖を持った自称神を名乗るジジイがいた。
ちなみにハゲだ。ハゲジジイだ。
なにやらまだ寿命あるのに自身の娯楽の為、俺を殺し踏み台?として生きろと言う。
踏み台ってなんだ?手の届かない高さにある物を取るための足場じゃないのか?
というか俺、老衰で死んだはずなんだが。
家族に見守られて眠ったはずなんだが。
誰かと間違えてない?
踏み台転生者の特典?
ニコポにナデポ?なんなのそれ?
神特性のデバイス?会ったばかりの奴から貰った物なんて信用出来ないのですがそれは…
魔力SSSランク?それは多いの?少ない?
王の財宝?フ・ザ・ケ・ル・ナ
フザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナフザケルナ
フザケルナ!!!!!
あれは英雄王ギルガメッシュ王の宝具だぞ!
俺の尊敬する王の宝具なんだ!かの王を侮辱スルナ!!
「何怒っているのかわからんが、もう要はすんだ。とっとといけ」
突如足元に穴が空き俺は落ちてしまう。
焦った俺は咄嗟に叫んだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「さて踏み台を送ったことだし、早速見てみるかのう」
ワシは毎日毎日の仕事が面倒くさくての。
他の神が娯楽目的の転生で遊んでみようと思ったのじゃ。
適当な魂を
上位の神に知られたらマズイが、こちらに興味を持たれなければまずは知られないし、一部の上位の神もやっていることじゃ。
あの
おっと。そうなるように踏み台に呪いでもしておくかのう。
「成る程。お主が我がマスターを殺した者か」
「誰だ!?この空間はワシにしか侵入が出来ぬのだぞ!?」
ここはワシが作った空間じゃ。ワシが呼ばなければ誰も来ることなど出来ないというのに。
「それは傲慢ね。あなた以上の権能をもってすれば簡単に侵入できるわ」
「そもそもあなた、神にしては弱すぎではありません?言うならば下級神といいますか」
「こんなのを神サマっていうなら、それこそ本当の神サマに失礼だろうが。もっともそんなことなんてどうでも良い。お前は生きているんだろう?1度やってみたかったんだよな。神殺しって奴を」
他にも現れて合計で四人。ワシの空間に現れただけじゃ。
どうもない。先程は驚いたが消えてもらうとするかのう。
「邪魔じゃ。消えろ」
腕を振るえば存在を消すことなど容易いことじゃ。
「ほらよ。遅すぎだぜあんた」
ヒュン。そんな音がした時カランと何かが落ちる音がした。
何をしたと聞こうとしたが眼線が音の方へ落ちる。
そこには
杖を握ったままのワシの腕が落ちていた。
「あ、あああぁぁああぁぁあ!!ワシの!ワシの腕がぁぁぁぁぁぁ!いだい!いだいいだいいだい!」
「煩いですね。炎天よ、払え!」
今度は別の女が札を投げてきた。その札に当たった瞬間。
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!熱いぃぃぃぃぃ!」
全身が炎に包まれワシ自身が燃やされたのじゃ。
「ワシが何をしたというんじゃ!」
「何、マスターが命令してのう。そのハゲを殺せとな」
「マスターが殺せ、とか言うなんて物騒だと思ったけどあのギルガメッシュを侮辱したみたいだし怒るのも無理ないわね。あの子、ギルガメッシュを尊敬しているし」
「あのマスターが怒るなんて、俺は想像出来ないんだけどな」
「マスターは私達英霊を尊敬し、尊重してますからね。誰であれ怒って貰えますと私は思ってます!」
「では帰るとするか。マスターが待っている」
帰るじゃと!ワシをここまでコケにしよって!!
「速くしないとかの王が待ちきれないぞ」
何を言って…