イベントはしれー
また世界救うのもはしれー
武器が跳んできて、そして刺さった。
俺の手前の空間に。
「な!?どういう事だ!?」
「どうもこうもない。俺もこれが使えるんだよ」
別に要らなかったが押し付けられた特典。
王我が放った武器は、すべてこちらの
まさか役に立つ時がくるとは……。いつか英雄王に返すけども。
「何で我と同じ特典使えるんだよ!」
「偶々なんだとよ。管轄が違う神が選んだから、カブっただけだ」
「そんなわけないだろう!?」
相手の性格上、信じるわけがないが真実なんだけどな。
《マスター。相手のこと怒らないのですか?》
「あれに怒る必要あるか?。ガキに怒るほど俺は幼くないぞ」
怒る必要があるなら
とはいえ、ある程度没収はさせてもらうがな。
「くそ!こうなったらこいつで!」
王我は黄金の波紋から、見たことある剣を取り出した。
まさかと思うが
「キャメロット!セットアップ!そのまま結界を張れ!」
《了解です!》
その剣は、騎士王が使っていた聖剣。
その名も…
もしもあの剣を使うなら、周りの被害を考えろよ!
いやまあ、先ほどの剣の射出の時点でそうなんだが…
「喰らえぇ!
「マジで使いやがったぁぁ!」
《プロテクション展開します》
「いや無駄だ。それよりも…」
王我との距離が10mもないが、放ってきた
俺は冷静に
結界を張って正解だな。
でなければ更地になっていた。
盾を構え、俺は真名を唱える。
「真名、開帳──私は災厄の席に立つ……」
思い描くのは、怖がりながらもいつも守ってくれた彼女の背中。
「其は全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷――顕現せよ」
マシュ。君の宝具を借りるよ。
現れるは円卓を守りし、白亜の城。
本来なら、持ち主であるギャラハット本人か許可されたマシュではないと100%の力は発揮しない。
けれどもそれは相手も同じである。
王我も
光の斬撃と白亜の城がぶつかり、その力が辺りに流れていく。
結界も強固に張ったので、余波程度では壊れないだろう。
《マスターって実は規格外な方ですか?》
「何を今更聞いてんだよ…」
しばらくすると、
やがて消えると、肩で息をしている王我が現れた。
「ぜぇー、ぜぇー、どうだ!これが我の力だ!」
「それは凄い。こっちは無傷だけどそれが全力か?」
「なんだと!?」
なぜそこまで驚く。
まさか、本当に気付いてなかったのか?
だとすると、呆れるんだが。
「糞!この役立たずめ!」
「は?」
こいつは何に向かって言ったんだ?
剣にか?
だとするとお角違いにもほどがあるぞ。
「糞!覚えてろよ!」
そう捨て台詞を吐いて、逃げて行った。
えぇぇぇぇ…
「マジで逃げて行ったぞ…」
《呆れてものも言えないと言う感じですか?》
「呆れすぎて何もできなかったよ…」
意味が分からな過ぎて、フリーズしてしまった。
もう少し鍛えておけよ……